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胤   一

ドキュメント内 大都市の言語生活 分析編 (ページ 183-191)

○○ガ ○○ガ ○○ガ 不良 4 0

一 一

音 ○○ガ ○○ガ ○○ガ ○○ガ 1 0

歌 ○○ガ ○○ガ ○○ガ ○○ガ 2 2

不良  ○○ガ }○○ガ 『○○ガ 0 0

一 一 『 一

○○ガ ○○ガ ○○ガ ○○ガ 0 0

一 ..h 馳 一

針 ○○ガ ○○ガ ○○ガ ○○ガ 2 2一〇〇ガ 一〇〇ガ 不良 一〇〇ガ 2 ゴ 窓 『○○ガ  一Z〇ガ 『○○ガ 『宦寃K 0 0

『○○ガ 一〇〇ガ一〇〇ガ 一〇〇ガ 2 2

さまざまな案を試行してその結果を 検討する必要がある。ここの報告の 限りではそのような試行をする余裕 がなかったので,以上に述べた方法 による処理だけを行なうにとどまっ

た。

 表4週に第2次補正の結果をまと めて示しておく。表中の数字はそれ ぞれの点数における被調査者の入数 を示す。たとえば,修正後の点数40

点を得た者は計395名。その内訳 は,修正前の点数40点の者が327名,39点の者54名,38点の者10名,37点

の考2名,36点の者2名である。

(3)第1次補正とee 2次補正との関係

 二つの種類の補正の適用は,はじめに第1次補正,次いで第2次補正の順序 で行なわれる。つまり,第1次補正を通過して分析対象となった資料(不良個 所が全然なかったものも,なんらかの第1次の補正を受けたものも)に第2次 補正が適用される。したがって,第1次補正で一応与えられた点がさらに第2 次補正で変わることがありうるのである(表4一固参照)。

4.1.3.類別語彙のアクセント

 これは前にも述べた通り,東京都民のアクセントの実態を概揺的に把握しよ うとするものである。

(1)概観

 前の4.L2.で説明した第1次,第2次の補正を施した点数について見た被調 査者の人数の分布は表4一囹の通りである。

 全体的には,東京式アクセントの話者の割合が相当大きいということができ る。得点が40点,すなわち満点の話者は395名,全体の63.8%を占める。一

方,東京式アクセントからの距離が大きい話 者も非常に少ないというわけではない。東京 式からもっとも隔たった0点の話者は44名,

7.1%である。

 今,仮に全体を三つのタイプに分け,40点 から36点までのものを東京型,8点から0点 までのものを非東京型,34点から10点まで のものを中三型とするならば,それぞれの人 数と全体に対する害拾は次の通りである。

 4.1.東京のアクセント  179 表4一圏 得点別の人数分布

占●9辱

日数 比率 入数 比率

や卿重︐0  入44   %7メ

 点22

3人   %05

2 23 3.ア { 24 8 王。3

4 王3    }2・租

26 8 三.3

6 7 1。■   L 28 i2 1.9

8 5 ・・8

P

30 10 1.6

10 3 ・5i 32 29 4.フ

12 6    …E.。i 34 10 16・

14 o    …o・Ql 36 16 26響

16 2 o.3 38 22 3.5

18 3 05 4G 395 63.8 20 2 O.3

  東京型 (40〜36点) 433名    69。7%

  中間型  (34〜!0点)  96名    15.5%

  非東京型(8〜0点)  92名    14.8%

 東京型はほぼ70%を占めるわけである。あとの30%を中問型と非東京型で 半分ずつ分けることになる。

 なお,非東京型の中には,いわゆる一型アクセントまたはそれに類似のもの や京阪式アクセントの話者が含まれるので,必ずしも等質的な性格のものとは いえない。

(2)社会言語学的属性と類別語彙のアクセント

(i)性

 表4{]は,被調査者を(エ)で述べた東京型(36〜40点),中凄艶(10〜34点),

非東京型(0〜8点)にまとめて,それぞれの人数を次の方式で算出した期待 憾:と対比してあげたものである。それぞれの

ますの中の右下にあげた,小数点を持った数 字が期待憾:である。期待値は,属姓ごとのそ れぞれのカテゴリーの被調査者数(この場合 は男性と女性)と資料全体の人数(621名)

との比によって,東京型,中門型,非東京型 のそれぞれの人数を比例配分して出した。こ

蓑4一囮 類別語彙のアクセント    (その1一性別)〔実数〕

女 人数

東京型 2G1Q◎7.1 232Q25.9 433 中間灘 44S5.9 52T0.1 96

非東京雅 52 S4.G

40 S8.0

92

(注) 籔中,膚下の数寧は期待値。

!80  4. アクセントの実態i

れは性別以外の三二についても上様である(!.4.4.参照)。

 性別とアクセントとの関係について見ると,男女の問にきわだったちがいは ないが,女性の方には東京型が多く,非東京型が少ない傾向,男性の方にはそ の逆の傾向が晃られることを指摘できる。ただし,性のちがいがアクセントの 状態と一団関係があるかどうかは問題である。他の属性との関係を慎重に検討 する必要がある。

㈹年齢

 とくに著しい特徴を免せる年齢層はないといってよいが,わずかなちがいを 問題にするならば,次の点を指摘することはできるだろう。

 東京型が多く非東京型が少ないもの一一15〜19歳の層がそれで,45〜49歳に も似た傾向が見られる。

 非東京型が多く,東京型が少ないもの一20〜24歳の層と35〜39歳の層。

また,65〜69歳にもその傾向がある。

 中閥型が多いもの一25〜29歳,60〜64歳。他の年齢層の性格ははっきりし

ない。

 こうしたことの原因はよくわからない。部分的にはある程度想像がつくもの はある。たとえば,一番若い!5〜19歳の贋に東京型が多いのは,東:京で生まれ 育って,まだ独立していない被調査者が相当大きな割合を占めるのではないか

とか,20〜24歳に非東京型が多いのは,入学や就職のために東京に来た地方出 身者が多く含まれる(正確にいえば,アクセントが東京式と異なる地方の出身 者が多く含まれる)ためではないかといったことなどである。もちろん,それ が当たっているかどうかは,別に具体的に調べてみなければならない。

 表4個 類別語彙のアクセント(その2一年齢別)〔実数〕

15̀19 20̀24 25T29 30̀34 35̀39 40̀44 45̀49 50̀54 55̀59 60̀6婆 65̀69

計数

東京型

翌55

57.9 68

V2.5 57

T3.7 43

S6.0 50

S8.1 39

R4.2 24

Q5.8 23

Q1.6 13

P6.7 11

P6.7 433

中間型

48.8 王2 P2.8

20 P6.1

911.9 810.2 11

P0.7

57.6 95.7 64.8 73.7 54.2 96

罪東京型

38.4 16 P2.3

16

奄T,4 ま1

P1.4 15

@9.8

810.2

5 7.3 4  5.5 24.6 43.6 83.6 92

(注〉 表中,右下の数字は期待僖。

(hi>学歴

 相当きわだった傾向を見せるのは低 学歴の層であって,非東京型が多く,

東京型が少ない。それと逆の傾向を持 つのは高学歴の層である。中学歴には はっきりした特徴は見られないが,中 間型がやや多いようである。

 学歴がアクセン トと直接的な関係 を持つとは常識的 には考えにくい。

たとえば,一般の 大学で東:京式のア

クセントを教育す

    4.1. 東京のアクセント  181 衰4劃 類男il語彙のアクセント     (その3一一学歴別)〔実数〕

低学心中学歴 高学歴 人 数

東京型

99

@109.5 196

@191.8

王38

@13L8

433

ゆ1琵1型 23

@24。3

尋4

@42.5 29

@29.2 96

非東京型 35

@23.3 35

@4G.7 22

@28,0 92

      (淀〉 衷中,右下の数字は期待位。

表4一躍 類別語彙のアクセント(その4一職業別)〔実数〕:

経営紫

々へ   7雪 レ1 動フ

e活者

慰霊婦

学 生 無 職 その他 入 数

東京型 54^5.1 16◎、73.6 16P5.3 86  65W9.3 50.9 婆2R9.7 10@9.1 433 中聞型 12P2.2 46R8.5

43.4 21   3

P9.8 ユL3

88.8 22.0 96

非東京型 13PL7

43 R6.9

23.3 21 P9.0

510.8 78.4

1L9

92

(潟囁 ユニ) 表題,右下の数字は期待値。

るなどということはないであろう。あっても,限られた特殊な場合であろう。

なぜ上にあげたような結果が出るのか,他の社会言語学的属性との麗係をも検 討する必要がある。

㈹職業

 わりにはっきりした特徴があるのは学生,ある程度の傾向を見せるのは給与 生活者である。すなわち,学生には東京型が多く,馬騎型,非東京型が少ない。

なお,無職も学生と似た性格を持つ。学生の潮合は,たぶん年齢のところで同 じような性格を示した15〜19歳の層と関係がある。給与生活者はその逆で,ど ちらかといえば非東京型,中間型が多く,東京型が少ない。経営者,主婦にも いくらかその傾向がある。

(v)鳩身地

 出身地(それぞれの被調査者が5歳〜15歳の間にもっとも長く居住した地 域)が,ここで問題にした社会書語学的諸属性の中ではもっともはっきりした 性格を示す。

 東京型が優i勢なのは,東京,南関東,申部,申国である。非東京型が優勢な

182  4. アクセントの実態

 襲4一観 類別語彙のアクセント(その5一出身地別)〔実数〕

東 京北海道北束北

南東北・

k闘束 南関東 北 陸 中 部 近 畿 中 国 四 曝九州・

ォ 縄その他 人 数 東京型

265 P93.8

312.6

10 P8.8

458.6 57 S3.2

21 Q3.0

婆1

R0.0馳

78.4 15

奄P,2

59.1 420.2

142

433

中闘型

743.0

15

@2β

16

@4。2 22

P3.0 39.6 10

@5.1

16.7 01.9 12.5 42.0

14  3

@4,5 0.9 96

非東京型

64L2 02.7 14.0 58

E12.4

29.2 24.9 16.4 51.8 02.4 41.9

11  2

@4,3 0.9 92

  (注) 茨中,右下の数字は期徳殖。

のは,南東北・北関東である。北海道,北東北には中問型が多い。そのほかで は,全体の数が少ないが近畿が非東京型と東京型に分かれるのが目につく。ま た,北陸は中間型と東京型が多いのに対して,九州・沖縄は中三型と非東京型 が多く,四国は三つの型の間にあまり差はない。

 これらの結果は,現在までに調査されたそれぞれの地域の諸方言のアクセン Fの状態と大体対応しているものといってよいであろう。たとえば,東京型が 多い東京,南関東,中部,中国の諸地方は,東京式アクセント(乙種アクセン

ト)の主な分布地域とされているところである。非東京型が優勢な南東北・北 関東の大部分は,いわゆる一型アクセントの地域である。北海道と北東北では 中閤型が多いが,それらの地域の方言のアクセントは東京式かその変種である。

つまり,はじめにふれたように,アクセントは言語形成期中に身につけた言藷 習慣の中でもっとも変わりにくいものと一般にいわれているが,ほぼその通り の結果が示されているといってよさそうである。

 とはいっても,東京出身者の中にも,非東京型や中間型の話者がいたり,近 畿地方出身者の中では,全体としての数は少ないが東京型のアクセントの話者

の数が非東京型より多かったりするというのも,無視できない事実である。こ うした現象が起こることについては,一人によっていろいろ事情が異なると思 われる。

 まず,東京出身者の中で非東京型および中間型だった13名について見ると,

東京の中でも言語形成期を過ごした地域に関係があると思われるもの5名(江 戸川区:桑川町4名,足立区江北1名),言語形成期中の居住地に変動がありかっ 両親の出身地が東京式アクセントの地域でないもの7名,書語形成期中の居住

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