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Q8 でコア・ミーニングを活用したが不正解だった学習者の認知パターン

第5章 コア・ミーニングの応用における学習者の認知:研究2

5.4 低正答率の問いにおける分析の結果

5.4.3 at と ABSTRACT の問い(Q8)における分析結果

5.4.3.3 Q8 でコア・ミーニングを活用したが不正解だった学習者の認知パターン

学習者の認知パターンを表5-32に示す。

表5-32 Q8における不正解のin及びon選択者の認知パターン(コア・ミーニング使用)

コア・ミーニング使用+不正解 回答した

前置詞 自由記述回答 コード 認知パターン in

多くの子供たちがネグレク トや虐待などの危険な空間 内にいるイメージ

多くの子どもたち、ネグレ クト、虐待、危険、空間内、

いる

子供たち(X)が「ネグレ クトや虐待などの危険な空 間」という容器(Y)の中 にいる状態をイメージ

in

多くの子供が育児放棄など の危険という状態の中にい ると思ったため

多くの子供、育児放棄、危 険、状態、中にいる

子供たち(X)が「育児放 棄などの危険な状態」とい う容器(Y)の中にいる状 態をイメージ

in

たくさんの子供たちは無視 や虐待をされる状況の中に いるから

子供たち、無視、虐待、状 況、中にいる

子供たち(X)が「無視や 虐待をされる状況」という 容器(Y)の中にいる状態 をイメージ

in 子供たちがリスクの中にい るから

子供たち、リスク、中、い

子供たち(X)がリスクと いう容器(Y)の中にいる 状態をイメージ

in リスクという空間の中に子 供たちがいるから

リスク、空間、中、こども たち、いる

子供たち(X)がリスクと いう容器(Y)の中にいる 状態をイメージ

in リスクの中に子供がいるイ

メージ リスク、中、子供、いる

子供たち(X)がリスクと いう容器(Y)の中にいる 状態をイメージ

in リスクの中に子供がいるか

リスク、中、子供、いる

子供たち(X)がリスクと いう容器(Y)の中にいる 状態をイメージ

in 危険の中に子供がいるから 危険、中、子供、いる

子供たち(X)がリスクと いう容器(Y)の中にいる 状態をイメージ

in リスクの空間内に子供がい ると考えた

リスク、空間内、子供、い

子供たち(X)がリスクと いう容器(Y)の中にいる 状態をイメージ

in

その状況の中に子供たちが いる、のでinだと思いまし

その状況、中、子供たち、

いる

子供たち(X)がリスクと いう容器(Y)の中にいる 状態をイメージ

in リスクの中にいるから リスク、中にいる リスクという容器(Y)の 中にいる状態をイメージ

in リスクのなかにまだいると

いう意味から リスク、中にいる リスクという容器(Y)の 中にいる状態をイメージ in リスクの中にいると思った

から リスク、中にいる リスクという容器(Y)の 中にいる状態をイメージ in リスクの中にいるから リスク、中にいる リスクという容器(Y)の

中にいる状態をイメージ in リスクの中にいるから リスク、中にいる リスクという容器(Y)の

中にいる状態をイメージ in リスクの中にいるから リスク、中にいる リスクという容器(Y)の

中にいる状態をイメージ in リスクの中にあるから リスク、中にある リスクという容器(Y)の

中にいる状態をイメージ in リスクの中にいるイメージ リスク、中にいる リスクという容器(Y)の

中にいる状態をイメージ in

リスクの中にという風にと らえたのでinを選びまし

リスク、中 リスクという容器(Y)の 中にいる状態をイメージ in リスクの空間内 リスク、空間内 リスクという容器(Y)の

中にいる状態をイメージ in リスクのある環境の中にい

るから

リスク、ある、環境、中に いる

リスクという容器(Y)の 中にいる状態をイメージ in neglect or abuseの環境の

中にいるから

neglect or abuse、環境、中 にいる

リスクという容器(Y)の 中にいる状態をイメージ in

さまざまな危険なことから のリスクの中にいるイメー

危険なこと、リスク、中に いる

リスクという容器(Y)の 中にいる状態をイメージ in 危険の中にいるから 危険、中にいる リスクという容器(Y)の

中にいる状態をイメージ in 危険の中にいるイメージ 危険、中にいる リスクという容器(Y)の

中にいる状態をイメージ in 危険の中にいるイメージだ

から 危険、中にいる リスクという容器(Y)の

中にいる状態をイメージ in 問題の空間内にいるから 問題、空間内 リスクという容器(Y)の

中にいる状態をイメージ in その問題の中にいる気がし

たから 問題、中にいる リスクという容器(Y)の 中にいる状態をイメージ in 無視されてる空間の中にい

るから 無視、空間、中にいる リスクという容器(Y)の 中にいる状態をイメージ in 虐待などのリスクという空

間に子供たちがいるから

虐待、リスク、空間、子供 たち、いる

リスクという容器(Y)の 中にいる状態をイメージ in ネグレクトとかの危険の空

間にいるから

ネグレクト、危険、空間、

いる

リスクという容器(Y)の 中にいる状態をイメージ

in リスクの「中に」いる(in troubleのような状況)

リスク、中にいる、in troubleの状況

リスクという容器(Y)の 中にいる状態をイメージ

troubleの状況をイメージ

(指導で用いた用例のイメ ージと一致)

in リスクという空間だと思う

から リスク、空間 リスクを何らかの空間とし

て認識

in 心理的な空間内にいるから 心理的、空間内 空間内(心理的空間内のイ メージ)

143 in 無視する、乱用するという

時間的な空間内にあるから

無視、乱用、時間的、空間

空間内(時間的空間内のイ メージ)

in troubleのようなものかと

思ったから trouble

troubleの状況をイメージ

(指導で用いた用例のイメ ージと一致)

on リスクと接触しているイメ

ージ リスク、接触 リスク(X)と何かの接触 on リスクがくっついている感

リスク、くっついている リスク(X)と何かの接触 on riskと接触している risk、接触 リスク(X)と何かの接触

on negletabuseに接触関係

にあるから neglect、abuse、接触 neglectおよびabuse(X)

と何かの接触 on

リスクを「背負っている」

という「接触」の意味かな と思ったので

リスク、背負う、接触 リスクを背負うイメージか ら接触のイメージに投射

on

責任をなすりつける等の接 触の意味と同じだと思うか

責任、なすりつける、接触、

同じ

責任をなすりつけるイメー ジから接触のイメージに投

(指導で用いた用例のイメ ージと一致)

on 接触しそうだから 接触 接触関係

コア・ミーニングを使用して回答の理由を記述してはいるが、inと誤答した学習者の認 知パターンは次の4つに分けられた。

① 境界が不明瞭な対象を容器的な空間(Y)に見立て、かつ対象(X)が容器的な空間 の中に位置づけられた状態をイメージしている。

・子供たち(X)が「ネグレクトや虐待などの危険な空間」という容器(Y)の中に いる状態をイメージ

・子供たち(X)が「育児放棄などの危険な状態」という容器(Y)の中にいる状態 をイメージ

・子供たち(X)が「無視や虐待をされる状況」という容器(Y)の中にいる状態を イメージ

・子供たち(X)がリスクという容器(Y)の中にいる状態をイメージ

② 境界が不明瞭な対象を容器的な空間(Y)に見立て、その中に何かが位置づけられた 状態をイメージしている。

・リスクという容器(Y)の中にいる状態をイメージ

③ 何らかの空間や空間内をイメージしている。

・リスクを何らかの空間として認識

・空間内(心理的空間内のイメージ/時間的空間内のイメージ)

④ 指導で用いた用例のイメージと一致させた。

・troubleの状況をイメージ

一方、onと誤答した学習者の認知パターンは、次の3つに分けられた。

① 2つの対象物のうち一方だけがあり、それが接触した状態をイメージしている。

・リスク(X)と何かの接触

② 既有知識や指導に基づくイメージ投射から接触関係をイメージしている。

・リスクを背負うイメージから接触のイメージに投射 ・責任をなすりつけるイメージから接触のイメージに投射

③ 具体的な対象はないが、何かが物理的に接触した状態をイメージしている。

・接触関係

5.4.3.4 Q8 でコア・ミーニングを活用せずに不正解だった学習者の認知パターン