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HDLM の新規インストール

ドキュメント内 F03-10.book (ページ 90-100)

(2) HBA

3.5  HDLM のインストール

3.5.3  HDLM の新規インストール

HDLMのパッケージ名には,手順2で表示されたHDLMのパッケージ名を指定しま す。

コマンドの実行例を次に示します。網掛けの部分がHDLMのパッケージ名です。

ライセンスキーファイルの配布と,配布管理システムからの配布指令の実行は,

ユーザ任意のライセンスキーファイルを指定する場合に/var/tmp/

hdlm_licenseと入力したときは,そのライセンスキーファイルはインストール 終了後に削除されます。

2. HP-UXに,root権限を持つユーザでログインします。

3. 次のコマンドを実行して,HDLM管理対象予定のデバイスが表示されることを確認し ます。

# ioscan -fnC disk

4. JP1/NETM/DMを使用してHDLMをリモートインストールする場合は,HDLMのパッ ケージを登録した配布管理システムで,次のコマンドを実行します。

# rdsdmind -x

配布指令で指定したすべてのホストにHDLMがインストールされます。

インストールが完了したら手順8に進んでください。手順8以降の操作は,HDLM をインストールしたすべてのホストに対して実施してください。

5. HDLMをリモートインストールしない場合は,まず,CD-ROMをマウントします。

CD-ROMをセットして,次に示すコマンドを実行してください。

# mount /dev/dsk/CD-ROMのデバイス名 CD-ROMのマウントポイント

6. swinstallコマンドを実行して,HDLMをインストールします。

# swinstall -x ask=true -s CD-ROMのマウントポイント/DLManager DLManager

swinstallコマンド使用時の注意事項については,HP-UXのマニュアルを参照して ください。

7. 画面に表示されるメッセージに従って操作を進めます。

/var/tmp/hdlm_licenseという名称でライセンスキーファイルを格納していない 場合は,ユーザ任意のライセンスキーファイルを格納しているかどうかのメッセージ が出力されます。格納している場合は「1」を,直接ライセンスキーを入力する場合 は「2」を入力してください。

•「1」または「2」以外を3回入力するとインストールが中止されるので,注意して

ください。

「1」を入力した場合はユーザ任意のライセンスキーファイルを絶対パスで指定しま す。

絶対パスの入力を3回失敗するとインストールが中止されるので,注意してくださ い。

「2」を入力した場合,ライセンスキーの入力を促すメッセージが表示されるので,ラ

イセンスキーを入力してください。

ライセンスキーを入力すると,ライセンスがインストールされた旨のメッセージが 表示されます。

ライセンスキーの入力に3回失敗するとインストールが中止されるので,注意して ください。

インストールが中止された場合は,/var/opt/DynamicLinkManagerディレクト リが存在しているか確認してください。/var/opt/DynamicLinkManagerディレ クトリが存在している場合は,次のコマンドを実行して,ディレクトリを削除してく ださい。

# rm -rf /var/opt/DynamicLinkManager

8. HDLMのインストール終了後,次に示すコマンドを実行して,パッケージがインス トールされているかどうかを確認します。

# swlist -l product DLManager

次のような実行結果が表示されれば,問題ありません。「host1」の部分は,使用し ている環境によって異なります。

# Initializing...

# Contacting target "host1"...

#

# Target: host1:/

#

DLManager xx.x.x.xx.xx Dynamic Link Manager

9. 除外ディスク定義ファイルを作成します。

次に示すコマンドラインでHDLM構成定義ユティリティ(dlmcfgmgr)を実行して ください。HDLM管理対象外のデバイスが自動的に判定され,除外ディスク定義 ファイルが作成されます。判定条件については,「7.3 dlmcfgmgr HDLM構成定義 ユティリティ」を参照してください。

# /sbin/dlmcfgmgr -e > /etc/opt/DynamicLinkManager/dlmfdrv.unconf

除外ディスク定義ファイルの内容は,次回ホストを起動した時に反映されます。

CD-ROMなど,自動判定に時間が掛かるデバイスを,引数-eのあとに指定すると,

処理時間を短縮できます。引数の指定方法については,「7.3 dlmcfgmgr HDLM構 成定義ユティリティ」を参照してください。

10.次に示すデバイスが在る場合は,除外ディスク定義ファイルに定義を手動で追加しま す。

2次スワップデバイス

管理対象から外したいデバイス(HDLMで管理できるすべてのデバイスを管理対 象にする場合,HDLM管理対象外デバイスの設定は不要)

上記のデバイスは,手順9に示したdlmcfgmgrユティリティの実行では自動的に追 加されません。したがって,手動で除外対象として定義する必要があります。

次に/dev/dsk/c4t0d0,/dev/dsk/c6t0d0を除外する場合の例を示します。

# /sbin/dlmcfgmgr -l /dev/dsk/c4t0d0 /dev/dsk/c6t0d0 >> /etc/opt/

DynamicLinkManager/dlmfdrv.unconf

#

11. HDLMドライバのロード,およびHDLMデバイスの認識のため,次に示すコマンド を実行してホストを再起動します。

# cd /

# shutdown -r

12.再起動後,HP-UXにroot権限を持つユーザーでログインします。

13.次のコマンドを実行して,HDLMが管理するパスのS/W StateがCLAIMEDと表示 されることを確認します。

# ioscan -fnC disk

14.HDLMパス情報設定ユティリティ(dlmdefpath)を実行します。

ユティリティの問い合わせに対し,「y」を入力します。ホストが再起動され,現在の パスの構成定義が有効になります。

HP-UX 11i v1.0でのユティリティの実行例を,次に示します。

# /opt/DynamicLinkManager/bin/dlmdefpath -a

KAPL10407-I A kernel will be built. Is this OK? [y/n] : y

KAPL10411-I The current kernel will be replaced. Is this OK? [y/

n] : y

KAPL10414-I The computer must be restarted to make the path configuration effective. Would you like to restart the computer now? [y/n] :y

15.ホストが再起動したあと,/var/opt/DynamicLinkManager/log/

dlmcfgmgr.logファイルを参照します。KAPL10301-Iメッセージに表示された dlmcfgmgrユティリティの起動時刻以降に次のメッセージが出力されていないこと を確認します。

KAPL10317-E The path configuration definition has not been set.

このメッセージが出力されている場合,ハードウェア構成,ドライバ構成,または除 外ディスク定義ファイルが変更されています。その場合は手順14を参照して

dlmdefpathユティリティを再度実行してください。

それでもKAPL10317-Eメッセージが出力された場合は,HDLMの購入元会社,ま たはHDLMの保守契約があれば保守会社に連絡してください。

16.HDLMコマンドのviewオペレーションを実行して,各プログラムの状態を表示しま す。

コマンドの実行例を,次に示します。

# /opt/DynamicLinkManager/bin/dlnkmgr view -sys HDLM Version : x.x.x-xx

Service Pack Version :

Load Balance : on(extended lio) Support Cluster :

Elog Level : 3 Elog File Size (KB) : 9900 Number Of Elog Files : 2 Trace Level : 0 Trace File Size(KB) : 1000 Number Of Trace Files : 4 Path Health Checking : on(30) Auto Failback : off Intermittent Error Monitor : off HDLM Manager Ver WakeupTime

Alive x.x.x-xx yyyy/mm/dd hh:mm:ss

HDLM Alert Driver Ver WakeupTime ElogMem Size Alive x.x.x-xx yyyy/mm/dd hh:mm:ss 4096 HDLM Driver Ver WakeupTime

Alive x.x.x-xx yyyy/mm/dd hh:mm:ss License Type Expiration

Permanent

-KAPL01001-I The HDLM command completed normally. Operation name = view, completion time = yyyy/mm/dd hh:mm:ss

#

クラスタソフトウェアを使用していても,「Support Cluster」には表示されません。

しかし,クラスタ対応機能は問題なく動作します。

17.viewオペレーションの実行結果からインストールされたHDLMのバージョンを確認 します。

「HDLM Version」に「x.x.x-xx」が表示されていれば,正しいバージョンがインス トールされています。「x.x.x-xx」はインストールされたHDLMのバージョンで す。

18.viewオペレーションの実行結果からプログラムが正常に動作しているか確認します。

「HDLM Manager」,「HDLM Alert Driver」,「HDLM Driver」がすべて「Alive」で あれば,プログラムが正常に動作しています。

19.コマンドパスの環境変数を設定します。

bourneシェル,ksh,またはposix-shを使用している場合

# PATH=$PATH:/opt/DynamicLinkManager/bin

# export PATH cshを使用している場合

# setenv PATH ${PATH}:/opt/DynamicLinkManager/bin

インストールが終了したら,「3.6 パス構成の確認」に記述されている手順に従ってパ ス構成を確認してください。

3.5.4 HDLM をアップグレードインストールする前の準備

HDLM管理対象のデバイスおよびHDLM管理対象予定のデバイスのバックアップなど を行います。

(1) HDLM 管理対象予定のデバイスへの操作

1. HDLM管理対象デバイスおよびHDLM管理対象予定のデバイスにアクセスする,す べてのアプリケーションのプロセスを終了します。

2. 必要に応じてHDLM管理対象デバイスおよびHDLM管理対象予定のデバイスの内容 をテープなどにバックアップします。

3. マウントを解除します。

HDLM管理対象デバイスおよびHDLM管理対象予定のデバイスをマウントしている 場合は,次の手順でマウントを解除してください。

はじめに,次のコマンドを実行して,現在の設定を確認します。

# mount -p

現在の設定が「図3-5 mount -pコマンドの実行結果の例(HDLMをアップグ レードインストールする前の準備)」に示すように出力されます。

図3-5 mount -pコマンドの実行結果の例(HDLMをアップグレードインストールする 前の準備)

網掛けの部分がHDLM管理対象予定のデバイスです。

次のコマンドを実行して,マウントを解除します。

# umount /mntpt 注意事項

HDLM管理対象予定のデバイスをボリュームグループとして使用している場合,

HDLMのインストール,機能の設定,およびパス構成の確認を終了したあとに,

「3.12 ボリュームグループの移行(SCSIデバイスからHDLMデバイスへの移 行)」を参照して,ボリュームグループの移行を行ってください。

(2) アプリケーションの停止

アップグレードインストール中は,HDLMマネージャが停止します。このため,アップ グレードインストールを行う場合は,ログの出力などのHDLMマネージャの動作を前提 としているアプリケーションを停止してください。

3.5.5 HDLM のアップグレードインストール

HDLMのアップグレードインストールについて説明します。なお,次に示すアップグ レードインストールの手順中,実行するコマンドにパラメタを追加することでHDLMの 再インストールとなります。

HDLM 04-00がインストールされているホストにHDLM 6.1をアップグレードインス トールした場合,HDLM 04-00と一緒にインストールされたHNTRLibは残ります。

HNTRLibをほかのプログラムで使用していない場合,「3.19 Hitachi Network Objectplazaトレース共通ライブラリ(HNTRLib)のアンインストール」を参照して,

HNTRLibをアンインストールしてください。

アップグレードインストールおよび再インストールした場合,HDLM管理対象外のデバ イス定義についての情報は引き継がれます。再作成する必要はありません。

HDLMをクラスタ構成で使用する場合,クラスタを構成するすべてのホストに同一バー ジョンのHDLMをインストールしてください。

JP1/NETM/DMを使用してHDLMをリモートインストールする場合,HDLMをインス トールするすべてのホストに対して手順1から手順2までを実行してから,手順3に進 んでください。

05-40より前のバージョンのHDLMをHDLM 6.1にアップグレードインストールする 場合,またはライセンスの有効期限が切れている場合は,ライセンスキーファイル,ま たはライセンスキーの入力が必要です。

インストールを実施しているとき,キー入力などによってインストール処理を強制的に 終了しないでください。

注意事項

アップグレードインストール中はHDLMマネージャが停止するため,障害ログは 出力されません。また,HDLMの機能の設定もできなくなります。アップグレー

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