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間欠障害の監視(自動フェイルバック使用 時の機能)

ドキュメント内 F03-10.book (ページ 49-54)

2   HDLM の機能

2.9  間欠障害の監視(自動フェイルバック使用 時の機能)

2.9 間欠障害の監視(自動フェイルバック使用

ここでは,間欠障害監視の動作を,次の三つの場合に分けて説明します。

間欠障害が発生しているとみなす場合

間欠障害が発生していないとみなす場合

間欠障害の監視中に間欠障害とみなす条件を変更した場合

(1) 間欠障害が発生しているとみなす場合

指定した監視時間内に指定した回数の障害がパスに発生した場合,間欠障害が発生して いるとみなし,該当するパスの監視を終了します。そして,そのパスを自動フェイル バックの対象から外します。自動フェイルバックの対象から外されたパスは,ユーザに よるオンライン操作が成功するまで,障害状態のままです。ただし,一定の条件を満た す場合は自動フェイルバックの対象となり,自動的に稼働状態(Online)になります。

条件については,「図2-9 パスの状態遷移」を参照してください。

「図2-10 パスに間欠障害が発生しているとみなす場合の動作」に,間欠障害が発生して いるとみなす場合の,間欠障害監視の動作を示します。30分以内に3回以上障害が発生 した場合に間欠障害とみなす設定をしているときの例です。時間を示す矢印上に,一つ のパスに発生するイベントを記載しています。

図2-10 パスに間欠障害が発生しているとみなす場合の動作

(2) 間欠障害が発生していないとみなす場合

指定した監視時間内に指定した回数の障害がパスに発生しない場合,間欠障害は発生し ていないとみなします。その場合,監視時間が終了した段階で該当するパスの監視を終 了し,カウントした障害発生回数を0にリセットします。そのあとでパスに障害が発生 し,自動フェイルバックによってパスが障害から回復した場合,その時点から監視を再 開します。

長い間隔を置いて発生する障害を間欠障害とみなすためには,障害監視時間を延ばすか,

または障害発生回数を減らしてください。

「図2-11 パスに間欠障害が発生していないとみなす場合の動作」に,パスに間欠障害が 発生していないとみなす場合の,間欠障害監視の動作を示します。30分以内に3回以上 障害が発生した場合に間欠障害とみなす設定をしているときの例です。時間を示す矢印 上に,一つのパスに発生するイベントを記載しています。

図2-11 パスに間欠障害が発生していないとみなす場合の動作

障害発生回数は,障害が発生するとカウントされます。通常は「図2-11 パスに間欠障 害が発生していないとみなす場合の動作」に示すように,間欠障害監視中に自動フェイ ルバックによって稼働状態に回復してから,障害が発生するごとに障害発生回数がカウ ントされます。ただし,パスが切断されているなどの理由によって,LUに接続するすべ てのパスがOffline(E),Online(E),またはOffline(C)になっている場合は,自動フェイ ルバックによって稼働状態に回復しません。このような状態のLUへI/Oを継続して発 行すると,パスが稼働状態にならなくても障害発生回数がカウントされることがありま す。障害発生回数が指定値に達すると,パスに間欠障害が発生したとみなされます。そ の場合は,障害の原因を取り除いてから手動でオンライン操作をしてください。

(3) 間欠障害の監視中に間欠障害とみなす条件を変更した場合

間欠障害の監視中に,間欠障害とみなす条件(障害監視時間または障害発生回数)を変 更した場合,それまでにカウントされた障害発生回数,および監視を開始してから経過 した時間が0にリセットされます。監視は終了されないで,変更した時点から,変更後 の条件での監視が開始されます。

監視時間外に条件を変更した場合,次に自動フェイルバックによってパスが障害から回 復した時点で,変更後の条件で監視が開始されます。

「図2-12 間欠障害の監視中に間欠障害とみなす条件を変更した場合の動作」に,間欠障 害の監視中に,間欠障害とみなす条件を変更した場合の,間欠障害監視の動作を示しま す。間欠障害とみなす障害の発生条件を,「30分以内に3回以上」から,「40分以内に3 回以上」に変更した場合の例です。時間を示す矢印上に,一つのパスに発生するイベン トを記載しています。

図2-12 間欠障害の監視中に間欠障害とみなす条件を変更した場合の動作

2.9.4 ユーザの操作による間欠障害情報の変化

間欠障害の監視中にカウントされている障害発生回数,監視を開始してから経過した時 間,および間欠障害とみなされている(自動フェイルバック対象外)かどうかの情報は,

ユーザが間欠障害の設定値を変更したり,パスの状態を変更したりすると,リセットさ れることがあります。ユーザがこれらの操作をしたときに,障害発生回数,監視を開始 してからの経過時間,および自動フェイルバック対象外の情報がリセットされるかどう かを,「表2-5 ユーザの操作による,間欠障害情報の変化」に示します。

パスが間欠障害監視中かどうかは,HDLMコマンドのview -pathオペレーションで -iemパラメタを指定することによって表示されるIEP項目で判断できます。この項目 に0以上の数値が表示された場合,間欠障害監視中です。

表2-5 ユーザの操作による,間欠障害情報の変化

ユーザの操作 障害発生回数およ

び監視開始後の経 過時間

自動フェイルバッ ク対象外の情報

間欠障害監視の設定変

「off」に設定 リセット リセット1

間欠障害監視中に,間欠障害と みなす条件を変更

リセット2 引き継ぎ

間欠障害監視中に,setオペ レーションで再度「on」に設定

(条件変更なし)

間欠障害監視時間外に,間欠障 害とみなす条件を変更

−(カウントされ ていない)

引き継ぎ

自動フェイルバックの 設定変更

「off」に設定 リセット リセット

(凡例)

−:該当なし 注※1

間欠障害監視を無効にすると,自動フェイルバック対象外の情報はリセットされます。間欠障 害監視を無効にする場合に,自動フェイルバック対象外のパスを自動フェイルバック対象外の ままとしたいときは,パスを閉塞状態(Offline(C))にしてください。

注※2

障害発生回数,および監視を開始してから経過した時間が「0」にリセットされ,変更後の監視 条件に従い,設定を変更した時点から改めて監視が開始されます。

注※3

障害発生回数,および監視を開始してから経過した時間が「0」にリセットされ,HDLM ネージャが起動した時点から改めて監視が開始されます。

パスの状態 変更

パスをOffline(C)に設定 リセット リセット

間欠障害監視時間外に,パスを Onlineに設定

−(カウントされ ていない)

リセット

間欠障害監視中に,パスを Onlineに設定

引き継ぎ −(自動フェイル バック対象外のパ スは監視対象外)

HDLMマネージャ再起動 リセット3 引き継ぎ

ホスト再起動 リセット リセット

ユーザの操作 障害発生回数およ

び監視開始後の経 過時間

自動フェイルバッ ク対象外の情報

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