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統合トレースの設定

ドキュメント内 F03-10.book (ページ 119-127)

(2) HBA

3.8  統合トレースの設定

HDLMを使用している場合,HDLMコマンドの動作ログは,Hitachi Network Objectplazaトレース共通ライブラリ(HNTRLib2)の統合トレース情報ファイル(/

var/opt/hitachi/HNTRLib2/spool/hntr2n.log(nはファイルの番号))に出力 されます。

統合トレース情報の出力量が多い場合,情報が短時間で削除されてしまうことがありま す。また,一度に出力される統合トレース情報が多い場合,一部がバッファに取り込ま れないで,統合トレースファイルに保存されないことがあります。必要な情報を保存し ておくために,Hitachi Network Objectplazaトレース共通ライブラリの設定を変更し て,統合トレースファイルの容量,およびバッファの容量を増やしてください。増加量 はシステムへの負荷を考慮して決めてください。

統合トレースファイルの設定のデフォルト値と推奨値を「表3-17 統合トレースファイ ルの設定のデフォルト値と推奨値」に示します。

表3-17 統合トレースファイルの設定のデフォルト値と推奨値

Hitachi Network Objectplazaトレース共通ライブラリ(HNTRLib2)がすでにインス トールされていた場合,設定値は引き継がれます。設定を変更する場合は,HDLM以外 のプログラムでの使用状況を考慮して変更してください。

3.8.1 Hitachi Network Objectplaza トレース共通ライブラリ を使用する場合の注意事項

Hitachi Network Objectplazaトレース共通ライブラリを使用する場合の注意事項につい て,次に説明します。

●HDLMのインストール時にホストにHNTRLibがインストールされていた場合,ト レース共通ライブラリの設定はHNTRLib2に引き継がれません。HDLMは,

HNTRLib2の設定のデフォルト値を使用します。

●HDLMのインストール時にホストにHNTRLib2がすでにインストールされていた場

設定 デフォルト値 推奨値

統合トレースファイルのサイズ 256(KB) 4096(KB)

統合トレースファイルの数 4 8

監視間隔当たりの バッファサイズ

監視間隔 10(秒) 5(秒)

バッファサイズ 64(KB) 256(KB)

監視間隔当たりの メッセージの出力件

監視間隔 0(秒) 0(秒)

メッセージ出力件数 0(件) 0(件)

合,トレース共通ライブラリの設定が引き継がれます。

●HDLMをアンインストールしようとした際に,ほかの日立製品がHNTRLib2を使用 していた場合は,HNTRLib2はアンインストールされません。

3.8.2 Hitachi Network Objectplaza トレース共通ライブラリ の設定メニューを表示する

Hitachi Network Objectplazaトレース共通ライブラリの設定メニューを表示するための 手順を次に示します。

1. root権限を持つユーザでログインします。

2. 次に示すコマンドを実行します。

# /opt/hitachi/HNTRLib2/bin/hntr2utl2

Hitachi Network Objectplazaトレース共通ライブラリの設定メニューが表示されま す。

設定を変更しない場合は,「e」を入力して[Enter]キーを押し,終了してください。

次に,設定を変更する方法を説明します。

3.8.3 統合トレースファイルのサイズを変更する

統合トレースファイルのサイズを変更するための手順を次に説明します。

1. Hitachi Network Objectplazaトレース共通ライブラリの設定メニューで,「1」を入力 して[Enter]キーを押します。

統合トレースファイルのサイズを設定する画面が表示されます。[Current Size(KB)]

の値が現在の設定値を示します。

2.[New Size(KB)]で統合トレースファイルのサイズを変更します。

デフォルト値は256(KB)です。設定値の範囲は8〜8192です。「3.8.5 監視間隔 当たりのバッファサイズを変更する」の手順2で設定するバッファサイズ以上の値を 設定してください。統合トレースを採取する場合の推奨値は4096(KB)です。

統合トレースファイルのサイズを変更しない場合は,[New Size(KB)]を空欄のまま にし,「!」を入力して[Enter]キーを押してください。Hitachi Network

Objectplazaトレース共通ライブラリの設定メニューに戻ります。

3.[Enter]キーを押します。

設定値が確定され,Hitachi Network Objectplazaトレース共通ライブラリの設定メ ニューに戻ります。

3.8.4 統合トレースファイルの数を変更する

統合トレースファイルの数を変更するための手順を次に説明します。

1. Hitachi Network Objectplazaトレース共通ライブラリの設定メニューで,「2」を入力 して[Enter]キーを押します。

統合トレースファイルの数を設定する画面が表示されます。[Current Number(KB)]

の値が現在の設定値を示します。

2.[New Number(KB)]で統合トレースファイルの数を変更します。

デフォルト値は4です。設定値の範囲は1〜16です。ここで設定した値は,/var/

opt/hitachi/HNTRLib2/spool/hntr2n.logの「n」の部分に反映されます。統 合トレースを採取する場合の推奨値は8です。

統合トレースファイルの数を変更しない場合は,[New Number(KB)]を空欄のまま

にし,「!」を入力して[Enter]キーを押してください。Hitachi Network Objectplazaトレース共通ライブラリの設定メニューに戻ります。

3.[Enter]キーを押します。

設定値が確定され,Hitachi Network Objectplazaトレース共通ライブラリの設定メ ニューに戻ります。

3.8.5 監視間隔当たりのバッファサイズを変更する

一定の監視間隔当たりの,バッファのサイズを変更するための手順について,次に説明 します。

1. Hitachi Network Objectplazaトレース共通ライブラリの設定メニューで,「4」を入力 して[Enter]キーを押します。

バッファサイズを設定する画面が表示されます。[Current Size(KB)]の値が現在の 設定値を示します。

2.[New Size(KB)]でバッファサイズを変更します。

[5: Interval Timer.]で設定する監視間隔当たりのバッファサイズを変更します。デ フォルト値は64(KB)です。設定値の範囲は8〜2048です。「3.8.3 統合トレース ファイルのサイズを変更する」の手順2で設定する統合トレースファイルサイズ以下 の値を設定してください。統合トレースを採取する場合の推奨値は256(KB)です。

バッファサイズを変更しない場合は,[New Size(KB)]を空欄のままにし,「!」を入 力して[Enter]キーを押してください。Hitachi Network Objectplazaトレース共通 ライブラリの設定メニューに戻ります。

3.[Enter]キーを押します。

設定値が確定され,Hitachi Network Objectplazaトレース共通ライブラリの設定メ ニューに戻ります。

4. Hitachi Network Objectplazaトレース共通ライブラリの設定メニューで,「5」を入力 して[Enter]キーを押します。

モニタでの監視サイクルを設定する画面が表示されます。「Current Span(sec)」の値 が現在の設定値を示します。

5.[New Span(sec)]で監視サイクルを変更します。

デフォルト値は10(秒)です。設定値の範囲は1〜300です。統合トレースを採取 する場合の推奨値は5(秒)です。

監視サイクルを変更しない場合は,[New Span(sec)]を空欄のままにし,「!」を入力 して[Enter]キーを押してください。Hitachi Network Objectplazaトレース共通ラ イブラリの設定メニューに戻ります。

6.[Enter]キーを押します。

設定値が確定され,Hitachi Network Objectplazaトレース共通ライブラリの設定メ ニューに戻ります。

3.8.6 監視間隔当たりのメッセージの出力件数を調節する

一定の監視間隔当たりの,メッセージの出力件数を調節する手順について,次に説明し ます。

1. Hitachi Network Objectplazaトレース共通ライブラリの設定メニューで,「6」を入力 して[Enter]キーを押します。

統合トレースファイルに出力するメッセージの件数の監視間隔を設定する画面が表示 されます。

[Current Span(sec)]の値が現在の設定値を示します。

2.[New Span(sec)]で監視間隔を設定します。

デフォルト値は0(秒)です。設定値の範囲は0〜3600です。推奨値は0(秒)で す。

監視間隔を変更しない場合は,[New Span(sec)]を空欄のままにし,「!」を入力して

[Enter]キーを押してください。Hitachi Network Objectplazaトレース共通ライブ ラリの設定メニューに戻ります。

なお,監視間隔が0の場合は,[7: Max messages per span.]を選択して値を設定し ても,統合トレース情報の出力量は調節されません。

3.[Enter]キーを押します。

設定値が確定され,Hitachi Network Objectplazaトレース共通ライブラリの設定メ ニューに戻ります。

4. Hitachi Network Objectplazaトレース共通ライブラリの設定メニューで,「7」を入力 して[Enter]キーを押します。

[6: Lookout span.]を選択して指定した監視間隔当たりの,統合トレースファイルに 出力するメッセージの最大件数を設定する画面が表示されます。

[Current Max(sec)]の値が現在の設定値を示します。

5.[New Max(sec)]で統合トレースファイルに出力するメッセージの最大件数を調節し ます。

デフォルト値は0(件)です。設定値の範囲は0〜500です。統合トレースファイル に出力するメッセージ件数をできるだけ多くしたい場合,推奨値は0(件)です。[6:

Lookout span.]を選択して指定した監視間隔が0の場合,[New Max(sec)]での設 定値は無視されます。

また,0を指定した場合,[6: Lookout span.]を選択して監視間隔を設定しても,

メッセージの最大出力件数は調節されません。

メッセージの最大出力件数を変更しない場合は,[New Max(sec)]を空欄のままに し,「!」を入力して[Enter]キーを押してください。Hitachi Network Objectplaza トレース共通ライブラリの設定メニューに戻ります。

6.[Enter]キーを押します。

設定値が確定され,Hitachi Network Objectplazaトレース共通ライブラリの設定メ ニューに戻ります。

3.8.7 Hitachi Network Objectplaza トレース共通ライブラリ の設定を終了する

Hitachi Network Objectplazaトレース共通ライブラリの設定を終了し,設定メニューを 閉じる手順について,次に説明します。

1. Hitachi Network Objectplazaトレース共通ライブラリの設定メニューで,「e」を入力

して[Enter]キーを押します。

新しい設定を保存するかどうか確認されます。

2. 新しい設定を保存する場合は「Yes」,保存しない場合は「No」を入力して,設定を 終了します。

3.8.8 Hitachi Network Objectplaza トレース共通ライブラリ の設定を有効にする

Hitachi Network Objectplazaトレース共通ライブラリを使用して統合トレース容量を変 更した場合,設定を有効にするために,次に示す手順を実行してください。

1. root権限を持つユーザでログインします。

2. HNTRLib2を使用しているプログラムを確認します。

HDLMだけがHNTRLib2を使用している場合にコマンドを実行したときの例を次に 示します。

# /opt/hitachi/HNTRLib2/etc/hntr2dgetname JP1/HiCommand Dynamic Link Manager

#

3. HNTRLib2を使用しているプログラムを停止します。

手順2でHDLM以外のプログラムが表示された場合,それらのプログラムを停止し てください。そのあとで,手順4に進んでください。HDLMマネージャは停止する 必要はありません。

HDLM以外のプログラムの停止方法および起動方法が不明な場合は,手順4以降は 実施しないで,ホストを再起動してください。

4. 次に示すコマンドを実行して,統合トレース採取プロセスを停止します。

# /opt/hitachi/HNTRLib2/bin/hntr2kill

5. 次に示すコマンドを実行して,メモリマップドファイルを削除します。

# rm /opt/hitachi/HNTRLib2/mmap/hntr2mmap.mm

6. 次に示すコマンドを実行して,統合トレース採取プロセスを起動します。

ドキュメント内 F03-10.book (ページ 119-127)