表 8-1 詳細 HA 属性
属性 説明
das.isolationaddress ホストがネットワークから隔離されているかどうかを確 認するために ping するアドレスを設定します。 このオプ ションを指定しなかった場合、コンソール ネットワーク のデフォルト ゲートウェイが使用されます。 ネットワー クから隔離されているかどうかをホスト自身が確認でき るように、このデフォルト ゲートウェイは、可能性が高 く信頼できるアドレスでなければなりません。 クラスタ には複数の隔離アドレス(10 個まで)を指定できます。
das.isolationaddressXで、X = 1 〜 10 です。
das.usedefaultisolationaddress デフォルトで、HA はコンソール ネットワークのデ フォルト ゲートウェイを隔離時のアドレスとして使用 します。 このアドレスを使用するかどうかを、この属性 で指定します(trueまたはfalse)。
das.defaultfailoverhost これを設定した場合、HA は、このオプションによって 指定されたホストにホストをフェイルオーバーしよう とします。 この属性は 1 つのホストを予備のフェイル オーバー ホストとして使用する場合に役に立ちますが、
通常は推奨されません。なぜなら HA はクラスタ内の すべてのホスト間で使用可能な予備のすべての容量に ついて使用を試みるからです。
指定したホストに十分な予備の容量がない場合、HA は、十分な容量があるクラスタ内の別のホストに仮想 マシンをフェイルオーバーしようとします。
das.failuredetectiontime デフォルトの障害検出時間を変更します(デフォルト は 15000 ミリ秒です)。 この時間内にホストが別のホス トからハートビートを受信しなかった場合、別のホス トが非活動であると宣言します。
das.failuredetectioninterval HA ホスト間のハートビート間隔を変更します。 デフォ ルトは、1 秒(1,000 ミリ秒)おきです。
das.vmMemoryMinMB クラスタ内にあるすべての仮想マシンを使用するため に十分なメモリの最小量を指定します(メガバイト単 位)。 この値は、仮想マシンにメモリ予約が指定されて いない場合にのみ使用され、HA 許可制御および現在の フェイルオーバー レベルの計算に使用されます。 値が 指定されていない場合、デフォルトは 256 MB です。
das.vmCpuMinMHz クラスタ内のすべての仮想マシンを使用するために十 分な CPU の最小量を指定します(メガヘルツ単位)。 こ
das.allowVmotionNetworks VMotion ネットワークで使用される NIC を、VMware HA で使用することを許可します。 これにより、あるホ ストは、1 つの NIC を管理用と VMotion 用で併用する ように構成できます。 デフォルトでは、VMotion ネット ワークは無視されます。
das.allowNetwork[...] ポート グループ名の使用を有効にして、VMware HA で 使用されるネットワークを制御します。 値を「Service Console 2」または「Management Network」に設定す ると、これらのポート グループ名に関連付けられた ネットワーク(のみ)をネットワーク構成内で使用で きます。
表 8-1 詳細 HA 属性 (続き)
属性 説明
本章では、高度なリソース管理のいくつかのトピックについて説明します。 概念的な 情報と、設定可能な詳細パラメータの説明が含まれています。 ほとんどの場合、詳細 設定を使用する必要はありません。また、詳細設定を不適切に使用すると、システム のパフォーマンスに悪影響が及ぶ場合があります。 ただし、経験が豊富なシステム管 理者は、これらの詳細構成オプションを使用して、ESX Server 環境のパフォーマンス を細かく調整できます。
本章の内容は次のとおりです。
CPU の仮想化 (P.132)
CPU アフィニティを使用して仮想マシンを特定のプロセッサに割り当てる
(P.134)
マルチコア プロセッサ (P.136)
ハイパースレッディング (P.137)
メモリ仮想化 (P.142)
メモリ オーバーヘッドについて (P.144)
メモリ割り当てとアイドル メモリ税 (P.147)
高度なリソース管理 9
注意 この章で説明するトピックとタスクのいずれについても、DRS と HA のライセ ンスは必要ありません。