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メモリ オーバーヘッドについて

ドキュメント内 Resource Management Guide (ページ 144-147)

ESX Server 仮想マシンは、2 種類のメモリ オーバーヘッドを被ることがあります。

„ 仮想マシン内のメモリをアクセスするための追加の時間。

„ ESX Serverホスト自身のコードとデータ構造のためにESX Serverホストが必要とす る、各仮想マシンに割り当てられたメモリを超える余分のスペース。

ESX Server のメモリ仮想化では、メモリ アクセスへの時間のオーバーヘッドはほとん ど追加されません。 プロセッサのページング ハードウェアがシャドウ ページ テーブ ルを直接使用するので、仮想マシン内のほとんどのメモリ アクセスは、アドレス変 換のオーバーヘッドせずに実行できます。 

たとえば、仮想マシン内でページ フォールトが発生した場合は、VMM がそのデータ 構造を更新できるように、制御が VMM に切り替わります。

メモリ スペース オーバーヘッドには、2 つの構成要素があります。 

„ VMkernel とサービス コンソール(ESX Server 3 のみ)の、固定されたシステム全 体のオーバーヘッド

„ 各仮想マシンの追加オーバーヘッド

ESX Server 3 の場合、サービス コンソールは通常 272 MB を使用し、VMkernel はより 少ない量のメモリを使用します。 この量は、使用されているデバイス ドライバの数と サイズに依存します。 ホストの使用可能メモリを特定する方法については、「ホスト  リソース情報の表示 (P.14)」を参照してください。 

オーバーヘッド メモリには、仮想マシンのフレーム バッファと各種の仮想化データ 構造のために予約されたスペースが含まれます。 オーバーヘッド メモリは、仮想 CPU の数、ゲスト OS 用の構成済みメモリ、および 32 ビットと 64 ビットのどちらのゲス ト OS を使用しているかに依存します。表 9-2に、それぞれのオーバーヘッドのリス トを示します。

表 9-2  仮想マシン上のオーバーヘッド メモリ

仮想 CPU

メモリ

(MB)

32 ビット仮想マシン のオーバーヘッド

(MB)

64 ビット仮想マシン のオーバーヘッド

(MB)

1 256 87.56 107.54

1 512 90.82 110.81

1 1,024 97.35 117.35

1 2,048 110.40 130.42 1 4,096 136.50 156.57 1 8,192 188.69 208.85 1 16,384 293.07 313.42 1 32,768 501.84 522.56

ESX Server は、メモリ共有などの最適化も提供して(「仮想マシン間でのメモリ共有 

(P.153)」を参照)、基礎になるサーバ上で使用される物理メモリの量を減らします。 

これらの最適化により、オーバーヘッドによって占められるよりも多くのメモリを節 約することができます。 

2 1,024 126.04 163.79 2 2,048 149.11 186.96 2 4,096 195.27 233.30 2 8,192 287.57 325.98 2 16,384 472.18 511.34 2 32,768 841.40 882.06 2 65,536 1,579.84 1,623.50

4 256 146.75 219.82

4 512 153.52 226.64

4 1,024 167.09 240.30 4 2,048 194.20 267.61 4 4,096 248.45 322.22 4 8,192 356.91 431.44 4 16,384 573.85 649.88 4 32,768 1,007.73 1,086.75 4 65,536 1,875.48 1,960.52 表 9-2  仮想マシン上のオーバーヘッド メモリ (続き)

仮想 CPU

メモリ

(MB)

32 ビット仮想マシン のオーバーヘッド

(MB)

64 ビット仮想マシン のオーバーヘッド

(MB)

ドキュメント内 Resource Management Guide (ページ 144-147)