DRS クラスタの作成後、そのプロパティを変更して、アフィニティを指定するルー ルを作成できます。 DRS がユーザー指定のルールに違反することはありませんが、競 合する 2 つのルールがある場合、両方のルールを有効にすることはできません。 たと えば、一方のルールが 2 台の仮想マシンをまとめて配置し、もう一方のルールが同 じ 2 台の仮想マシンを別々に配置する場合、両方のルールを有効にすることはでき ません。 これらのルールを使用すると、次のことを決定できます。
DRS によって特定の仮想マシンが同じホスト上にまとめて配置されるようにする
(たとえばパフォーマンス上の理由により)。
DRS によって特定の仮想マシンが同じ場所に配置されないようにする(たとえば 可用性を高めるため)。 ユーザーによっては特定の仮想マシンが常に異なる物理 ホスト上に存在することを希望するかもしれません。 1 つのホストに問題があっ ても、両方の仮想マシンを失うことはありません。
注意 [ 詳細オプション(Advanced Option)] ダイアログ ボックスは、問題の解決時 に VMware カスタマー サポートと作業する場合に役に立ちます。 それ以外の場合、詳 細オプションの設定は推奨されません。
DRS ルールを作成するには
1 クラスタを選択し、右クリック メニューから [ 設定の編集(Edit Settings)] を選 択します。
2 [ クラスタ設定(Cluster Settings)] ダイアログ ボックスで [ ルール(Rules)] を 選択します。
3 [ 仮想マシンのルール(Virtual Machine Rule)] ダイアログ ボックスで、検索し て編集できるようにルールに名前を付けます。
4 ポップアップ メニューからいずれかのオプションを選択します。
仮想マシンをまとめる
1 つの仮想マシンに対し、このタイプのルールを複数適用することはできま せん。
仮想マシンの分離
このタイプのルールに、3 つ以上の仮想マシンを含めることはできません。
注意 DRS アフィニティ ルールは、個々のホストの CPU アフィニティ ルールとは完 全に別のものです。 CPU アフィニティ ルールについては、「CPU アフィニティを使用 して仮想マシンを特定のプロセッサに割り当てる (P.134)」で説明します。
既存のルールを編集するには
1 クラスタを選択し、右クリック メニューから [ 設定の編集(Edit Settings)] を選 択します。
2 左側のパネルで([VMware DRS] の下の)[ ルール(Rules)] を選択します。
3 競合するルールなどのトピックの追加情報については、[ 詳細(Details)] をク リックします。
4 ダイアログ ボックスで変更を行い、終了したら [OK] をクリックします。
ルールによる結果の確認
ルールを追加または編集した直後にクラスタがそのルールに違反すると、システムは 動作を続行したまま違反を修正しようとします。
デフォルト自動化レベルが手動または一部自動の DRS クラスタでは、ルールの実行 とロード バランシングの両方に基づいて移行が勧告されます。 ルールを実行する必要 はありませんが、対応する勧告はルールが実行されるまで残ります。
ルールの無効化または削除
ルールを無効にしたり、完全に削除したりできます。
ルールを無効にするには
1 クラスタを選択し、右クリック メニューから [ 設定の編集(Edit Settings)] を選 択します。
2 左側のパネルで([VMware DRS] の下の)[ ルール(Rules)] を選択します。
3 ルールの左側のチェック ボックスを選択解除して、[OK] をクリックします。
チェック ボックスを再選択すると、あとでルールを有効にできます。
ルールを削除するには
1 クラスタを選択し、右クリック メニューから [ 設定の編集(Edit Settings)] を選 択します。
2 左側のパネルで([VMware DRS] の下の)[ ルール(Rules)] を選択します。
3 削除するルールを選択し、[ 削除(Remove)] をクリックします。
ルールが削除されます。
本章では、仮想マシンを追加、削除、カスタマイズする方法について説明します。
本章の内容は次のとおりです。