デフォルトでは、resxtopおよびesxtopは対話モードで実行されます。 対話モード では、別々のパネルに統計情報が表示されます。
各パネルで、ヘルプ メニューを使用できます。
対話モードのコマンドライン オプション
対話モードでは、表 A-1に示すコマンドライン オプションを使用できます。
注意 このファイルの編集は推奨されません。 代わりに、実行中のesxtopプロセス 内でフィールドと順序を選択し、変更を加え、W 対話コマンドを使用してこのファ イルを保管してください。
表 A-1 対話モードのコマンドライン オプション
オプション 説明
h resxtop(またはesxtop)のコマンドライン オプションのヘルプ
を表示します。
v resxtop(またはesxtop)のバージョン番号を表示します。
s resxtop(またはesxtop)をセキュア モードで呼び出します。 セキュ ア モードでは、更新間の遅延を指定する-dコマンドは無効です。
d 更新間の遅延を指定します。 デフォルトは 5 秒です。 最短時間は 2 秒
です。 変更するには、対話コマンドsを使用します。 2 秒未満の遅延 を指定した場合、遅延は 2 秒に設定されます。
n 反復回数。 表示をn回更新して、終了します。
Server 接続先リモート サーバ ホストの名前(resxtopでのみ必須)。 portnumber リモート サーバの接続先ポート番号。 デフォルト ポートは 443 で
す。サーバで変更されていない場合、このオプションは不要です。
(resxtopのみ)
username リモート ホストに接続するときに認証されるユーザー名。 パスワー
ドを要求するプロンプトもリモート サーバから表示されます
(resxtopのみ)。
共通の統計情報の説明
resxtop(またはesxtop)を対話モードで実行している場合、異なるパネルにいく
つかの統計情報が表示されます。 次の統計情報は、4 つのパネルすべてで共通です。
[ アップタイム(Uptime)] 行は、4 つの各resxtop(またはesxtop)パネルの最上 部にあり、現在時刻、最後のリブートからの時間、現在実行中のワールドの数、およ び負荷平均が表示されます。 ワールドは、ESX Server VMkernel のスケジュール可能な エンティティであり、ほかのオペレーティング システムのプロセスまたはスレッド と同様です。
その下に、過去 1 分間、5 分間、および 15 分間の負荷平均が表示されます。 負荷平 均では、実行中と実行準備完了の両方のワールドが考慮されます。 1.00 の負荷平均 は、すべての物理 CPU が完全に使用されていることを意味します。 2.00 の負荷平均 は、現在使用可能な物理 CPU の 2 倍の数の物理 CPU を ESX Server システムが必要と しているかもしれないことを意味します。 同様に、0.50 の負荷平均は、 ESX Server シ ステム上の物理 CPU が半分使用されていることを意味します。
対話モードの単一キー コマンド
対話モードで実行している場合、resxtop(またはesxtop)はいくつかの単一キー コマンドを認識します。 表 A-2で示すコマンドは、4 つのパネルすべてで認識されま す。 コマンド ラインでsオプションを指定した場合、更新間の遅延を指定するコマン ドは無効になります(「対話モードのコマンドライン オプション (P.183)」を参照)。 ソートの対話コマンドは、すべて降順でソートします。
a すべての統計情報を表示します。 このオプションは、構成ファイル の設定をオーバーライドして、すべての統計情報を表示します。 構 成ファイルのデフォルトは、~/.esxtop310rc構成ファイル、また はユーザー定義の構成ファイルです。
c <filename> ユーザー定義の構成ファイルをロードします。 -c オプションを使用 しない場合、デフォルトの構成ファイル名は ˜/.esxtop310rc です。 独 自の構成ファイルを作成して別のファイル名を指定するには、単一 キー対話コマンドのWを使用します。 Wについては、「対話モードの 単一キー コマンド (P.184)」を参照してください。
表 A-2 対話モードの単一キー コマンド
キー 説明
hまたは? 現在のパネルのヘルプ メニューを表示し、コマンドの概略と、セキュア モードの 状態を示します。
スペース 現在のパネルをただちに更新します。
表 A-1 対話モードのコマンドライン オプション (続き)
オプション 説明
統計情報の列と順序のページ
f、F、o、またはOを押すと、最上部の行のフィールドの順序とフィールドの内容の
短い説明を指定するページが表示されます。 フィールドに対応するフィールド文字列 内の文字が大文字の場合、そのフィールドが表示されます。 フィールドの説明の前の アスタリスクは、フィールドが表示されるかどうかを表します。
^L 現在のパネルを消去し、再描画します。
fまたはF 統計情報の列(フィールド)を現在のパネルに追加するか、現在のパネルから削除 するためのパネルを表示します。
oまたはO 現在のパネル上で統計情報の列の順序を変更するためのパネルを表示します。
# 表示する統計情報の行数の入力を求めてきます。 0 より大きいどの値でも、表示す
る行数の自動判定がオーバーライドされ、これはウィンドウ サイズの測定に基づ きます。 1 つのresxtop(またはesxtop)パネルでこの値を変更した場合、4 つの パネルすべてに変更が影響します。
s 更新間の遅延を秒数で入力するよう求めてきます。 少数の値は、マイクロ秒まで認
識されます。 デフォルト値は 5 秒です。 最小値は 2 秒です。 このコマンドは、セ キュア モードでは使用できません。
W 現在の設定を esxtop(または resxtop)構成ファイルに書き込みます。 これが、構 成ファイルを書き込む場合に推奨される方法です。 デフォルトのファイル名は、-c オプションで指定されたファイル名です。-cオプションが使用されていない場合 は、~/.esxtop310rcです。 このWコマンドで生成されるプロンプトで、別のファ イル名を指定することもできます。
q 対話モードを終了します。
c CPU リソース使用率パネルに切り替えます。
m メモリ リソース使用率パネルに切り替えます。
d ストレージ(ディスク)アダプタ リソース使用率パネルに切り替えます。
u ストレージ(ディスク)デバイス リソース使用率画面に切り替えます。 「ストレー ジ デバイス パネル (P.198)」を参照してください。
v ストレージ(ディスク)仮想マシン リソース使用率画面に切り替えます。 「仮想マ シン ストレージ パネル (P.200)」を参照してください。
n ネットワーク リソース使用率パネルに切り替えます。
表 A-2 対話モードの単一キー コマンド (続き)
キー 説明
対応する大文字を押すことでフィールドを左に移動できます。
対応する小文字を押すことでフィールドを右に移動できます。
図 A-1に、フィールド順序の変更を示します。
図 A-1 フィールド順序の変更
CPU パネル
CPU パネルには、サーバ全体の統計情報と、個々のワールド、リソース プール、およ び仮想マシンの CPU 使用率の統計情報が表示されます。 リソース プール、実行中の仮 想マシン、またはほかのワールドは、場合によりグループと呼ばれます。 仮想マシンに 属するワールドの場合、実行中の仮想マシンについての統計情報が表示されます。 その 他のすべてのワールドは、それらを含むリソース プールに論理的に統合されます。
図 A-2 CPU パネル
表示は、単一キー コマンドを使用して変更できます。 統計情報と単一キー コマンド について、表 A-3および表 A-4で説明します。
表 A-3 CPU パネルの統計情報
行 説明
PCPU(%) 物理 CPU あたりの CPU 使用率と物理 CPU の合計平均使用率のパーセン テージ。
LCPU(%) 論理 CPU あたりの CPU 使用率のパーセンテージ。 パッケージに属する論理 CPU のパーセンテージの合計は、100 パーセントになります。 この行が表示 されるのは、ハイパースレッディングが存在し、有効な場合だけです。 「ハ イパースレッディングと ESX Server (P.139)」を参照してください。
CCPU(%) ESX Server サービス コンソールによって報告された合計 CPU 時間のパー センテージ。
us ユーザー時間のパーセンテージ。
sy システム時間のパーセンテージ。
id アイドル時間のパーセンテージ。
wa 待機時間のパーセンテージ。
cs/sec サービス コンソールによって記録された、秒あたりのコン
テキスト スイッチ。
ID 実行中のワールドのリソース プールまたは仮想マシンのリソース プール ID または仮想マシン ID、または実行中のワールドのワールド ID。
GID 実行中のワールドのリソース プールまたは仮想マシンのリソース プール ID。
NAME 実行中のワールドのリソース プールまたは仮想マシンの名前、または実行 中のワールドの名前。
NWLD 実行中のワールドのリソース プール内または仮想マシン内のメンバーの 数。 対話コマンドe(対話コマンドを参照)を使用してグループを展開し ている場合、結果的に生じるすべてのワールドの NWLD は 1 です(コン ソール リソース プールなどの一部のリソース プールは、メンバーを 1 つ しか持ちません)。
%STATE TIMES 次のパーセンテージからなる CPU 統計情報のセット。 ワールドの場合、
パーセンテージは、1 つの物理 CPU のパーセンテージです。
%USED リソース プール、仮想マシン、またはワールドによって使用されている パーセンテージ物理 CPU。
%SYS 割り込みの処理とその他のシステム アクティビティの実行のために、リ ソース プール、仮想マシン、またはワールドに代わって ESX Server VMkernel 内で消費された時間のパーセンテージ。 この時間は、上記の
%USED を計算するのに使用された時間の一部です。
%WAIT リソース プール、仮想マシン、またはワールドが、ブロック状態またはビ ジー待機状態で消費した時間のパーセンテージ。 このパーセンテージは、