任意の ESX Server 3.x ホスト、リソース プール、または DRS クラスタの子リソース プールを作成できます。
子リソース プールを作成する際、リソース プールの属性情報を入力するプロンプトが 表示されます。 システムは、許可制御を使用して、使用できないリソースが割り当てら れないようにします。 たとえば、予約が 10 GB のリソース プールがあり、予約で 6 GB の 子リソース プールを作成した場合、2 つ目に作成する子リソース プールの予約を 6 GB にして、[ タイプ(Type)] を [ 固定(Fixed)] に設定することはできません。
リソース プールを作成するには
1 該当する親を選択し、[ ファイル(File)] - [ 新規(New)] - [ 新規リソース プー ル(New Resource Pool)] を選択するか、または [ 概要(Summary)] タブの [ コマンド(Commands)] パネルで [ 新規リソース プール(New Resource Pool)]
をクリックします。
注意 ホストがクラスタに追加された場合、そのホストの子リソース プールは作成で きません。 クラスタが DRS に対して有効である場合は、そのクラスタの子リソース プールを作成できます。
2 [ 新規リソース プール ] ダイアログ ボックスに、リソースプールに関する次の情 報を入力します。
フィールド 説明
名前 新しいリソース プールの名前。
CPU リソース
シェア リソース プールが親のリソース合計に対して保持する CPU シェア数。 兄弟のリソース プールは、予約と制限に制約された 相対的シェア値に従って、リソースを共有します。 [ 低(Low)]、
[ 標準(Normal)]、[ 高(High)]を選択するか、あるいは [ カ スタム(Custom)] を選択して数値を指定し、シェア値を割り 当てます。
予約 このリソース プール用に確保されている CPU の割り当て。
拡張可能な予約 許可制御中に拡張可能予約が考慮されるかどうかを表します。
このリソース プール内の仮想マシンのパワーをオンにすると、
仮想マシンの予約の合計がリソース プールの予約よりも大き くなる場合、このチェック ボックスが選択されている(デ フォルト)と、リソース プールは親または祖先のリソースを 使用できます。
リミット ホストがこのリソース プールで使用可能な CPU 容量の上限。 デ フォルトは [ 制限なし(Upper limit)] です。 制限を指定する場 合は、[ 制限なし(Unlimited)] チェックボックスの選択を解 除し、数値を入力します。
メモリ リソース
シェア リソース プールが親のリソース合計に対して保持するメモリ シェア数。 兄弟のリソース プールは、予約と制限に制約された 相対的シェア値に従って、リソースを共有します。 [ 低(Low)]、
[ 標準(Normal)]、[ 高(High)]を選択するか、あるいは [ カ スタム(Custom)] を選択して数値を指定し、シェア値を割り 当てます。
予約 このリソース プール用に確保されているメモリの割り当て。
拡張可能な予約 許可制御中に拡張可能予約が考慮されるかどうかを表します。
このリソース プール内の仮想マシンのパワーをオンにして、
仮想マシンの予約の合計がリソース プールの予約よりも大き い場合、このチェック ボックスが選択されている(デフォル ト)と、リソース プールは親または祖先のリソースを使用で きます。
3 すべての項目を選択したら、[OK] をクリックします。 VirtualCenter は、リソース プールを作成し、インベントリ パネルに表示します。
使用可能な CPU とメモリの合計の制限が原因で、選択した値が正当な値でない 場合は、黄色い三角形が表示されます。
拡張可能予約について
仮想マシンのパワーをオンにする場合、またはリソース プールを作成する場合、シ ステムは、CPU とメモリの予約がそのアクション用に使用できるかどうかを検査し ます。
[ 拡張予約(Expandable Reservation)] が選択されていない場合、システムは、選択 されたリソース プール内で使用可能なリソースだけを考慮します。
[ 拡張予約(Expandable Reservation)] が選択されている場合(デフォルト)、システ ムは、選択されたリソース プールおよび直接の親のリソース プール内で使用可能な リソースを考慮します。 親のリソース プールでも [ 拡張予約(Expandable
Reservation)] オプションが選択されている場合は、その親のリソース プールからリ ソースを借りることができます。 [ 拡張予約(Expandable Reservation)] オプション が選択されている限り、リソースの借用は、現在のリソース プールの祖先から繰り 返し発生します。 このオプションを選択しておくと、柔軟性が高まりますが、同時に 保護が弱くなります。 子リソース プールの所有者は、予想以上のリソースを予約する ことがあります。
拡張可能予約の例 管理者が、プール P を管理し、2 人の異なるユーザー(または 2 つの異なるグループ)用に 2 つの子リソース プール S1 と S2 を定義するとします。
管理者は、予約を持つ仮想マシンのパワーをユーザーがオンにするであろうことを 知っていますが、各ユーザーがどれだけの量を予約しなければならないかは知りませ ん。 S1 と S2 の予約を拡張可能にすると、管理者は、プール P の共通の予約をより柔 軟に共有および継承することができます。
拡張可能予約を使用しない場合、管理者は、特定の量を明示的に S1 と S2 に割り当 てる必要があります。 このような特定の割り当ては、特にリソース プール階層におい て柔軟性がなくなる場合があり、リソース プール階層での予約設定が複雑になる場 合があります。
拡張可能予約では、厳密な隔離がなくなります。つまり、S1 は、P の予約をすべて 使い始めることができ、S2 が直接使用できるメモリまたは CPU がなくなります。
注意 このオプションを選択しておくのは、子リソース プールの管理者がリソースを 不必要に予約しないことが確実な場合だけにしてください。