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CPU とメモリの仮想化について

ドキュメント内 Resource Management Guide (ページ 39-43)

メモリ管理についてのシステム管理者の関与

現在のメモリ割り当てについての情報とその他の状態情報には、VI Client を通じて、

または Virtual Infrastructure SDK を使用して、アクセスできます。 

メモリ割り当ては次の方法で指定します。 

„ VI Client を通じて使用可能な属性と特殊な機能を使用します。 VI Client の GUI によ り、ESX Server ホストまたは VirtualCenter サーバに接続できます。 概要について は、「第 1 章 リソース管理について (P.13)」を参照してください。

„ 特定の状況下で高度な設定を使用します。 「第 9 章 高度なリソース管理 (P.131)」

を参照してください。 

„ スクリプト化したメモリ割り当てに Virtual Infrastructure SDK を使用します。

メモリ割り当てをカスタマイズしない場合、ESX Server ホストは、ほとんどの状況で 良好に機能するデフォルトを使用します。 

NUMA アーキテクチャを持つサーバについては、「第 10 章 NUMA システムと ESX  Server の併用 (P.161)」を参照してください。 

物理プロセッサと論理プロセッサに関する情報を表示するには

1 VI Client でホストを選択し、[ 構成(Configuration)] タブをクリックします。

2 [ プロセッサ(Processors)] を選択します。

物理プロセッサの数とタイプ、および論理プロセッサの数についての情報を参照 できます。 [ プロパティ(Properties)] をクリックして、ハイパースレッディン グを無効または有効にすることもできます。 

メモリの仮想化の基礎

VMkernel は、すべてのマシン メモリを管理します。 (ただし、ESX Server 3 のサービ ス コンソールに割り当てられたメモリは例外です。) VMkernel は、この管理対象マシ ン メモリの一部を自身専用にします。 残りが、仮想マシン用に使用可能になります。 

仮想マシンは、マシン メモリを 2 つの目的で使用します。 各仮想マシンは、自身のメ モリを必要とし、VMM は、コードとデータ用にいくらかのメモリを必要とします。

ホストのメモリの使用状況に関する情報を表示するには 1 VI Client でホストを選択します。

2 [ 構成(Configuration)] タブをクリックします。

注意   ハイパースレッディング システムでは、各ハードウェア スレッドが論理プ ロセッサになります。 ハイパースレッディングが有効なデュアルコア プロセッサ では、コアが 2 つで論理プロセッサが 4 つになります。

3 [ メモリ(Memory)] を選択します。

合計メモリ、および仮想マシンに使用できるメモリに関する情報が表示されま す。 ESX Server 3 では、サービス コンソールに割り当てられているメモリも表示 されます。

仮想マシンのメモリ

各仮想マシンは、構成されたサイズに基づいてメモリを消費し、加えて仮想化のため のオーバーヘッド メモリを消費します。

構成済みサイズ 構成済みサイズは、仮想マシンの仮想化レイヤーで管理される構造 です。 これはゲスト OS に提供されるメモリの合計ですが、後述のリソース設定(シェ ア、予約、制限)に依存し、仮想マシンに割り当てられる物理 RAM とは別です。

たとえば、構成済みサイズが 1 GB の仮想マシンについて考えます。 ゲスト OS は起動 するときに、物理メモリが 1 GB の専用マシンで実行していると考えています。 この 仮想マシンに割り当てられる物理ホスト メモリの実際の容量は、ESX Server ホストの メモリ リソース設定およびメモリの競合に依存します。 場合によっては、仮想マシン に 1 GB が完全に割り当てられます。 別の場合には、より小さな割り当てを受けるこ とがあります。 実際の割り当てにかかわらず、ゲスト OS は、物理メモリが 1 GB の専 用マシンで実行している場合と同じ動作を続けます。 

予約 メモリがオーバーコミットされる場合でも、ホストが仮想マシン用に予約する 物理メモリ容量の、保証された下限です。 過大なページングがなく効率的に動作するの に十分なメモリを仮想マシンが確実に利用できるよう、予約のレベルを設定します。

制限 ホストが仮想マシンに割り当てる物理メモリ容量の上限です。 仮想マシンのメ モリ割り当ては、構成済みサイズでも暗黙的に制限されます。 

オーバーヘッド メモリには、仮想マシンのフレーム バッファと各種の仮想化データ 構造のために予約されたスペースが含まれます。 「メモリ オーバーヘッドについて 

(P.144)」を参照してください。 

メモリのオーバーコミット

システムは実行中の仮想マシンごとに、仮想マシンの予約(ある場合)と、仮想マシ ンの仮想化オーバーヘッド用の物理メモリを予約します。 ESX Server ホストのメモリ 管理手法のおかげで、仮想マシンは、物理マシン(ホスト)で利用可能なメモリより 多いメモリを使用できます。 たとえば、2 GB のメモリを持つホストがある場合に、そ れぞれ 1 GB のメモリを持つ 4 つの仮想マシンを実行することができます。 この場合、

メモリがオーバーコミットされます。 

オーバーコミットが有用なのは、一般に、仮想マシンには負荷の軽いものと負荷の重 いものがあり、相対的な動作レベルが時間とともに変動するためです。 

メモリの使用率を向上させるために、ESX Server ホストは、アイドル状態の仮想マシ ンから、より多くのメモリを必要とする仮想マシンにメモリを移動します。 予約また はシェアのパラメータを調節して、重要な仮想マシンにメモリを優先的に割り当てま す。 このメモリは、使用されていない場合にほかの仮想マシンで利用できます。 

メモリの共有

仮想マシンの間でメモリを共有する機会を提供するワークロードは、いくつもありま す。 たとえば、いくつかの仮想マシンが、同じゲスト OS のインスタンスを実行して いたり、同じアプリケーションまたはコンポーネントをロードしていたり、共通の データを含んでいたりすることがあります。 ESX Server システムは、専用のページ共 有技法を使用して、メモリ ページの冗長コピーを安全に削除します。 

メモリの共有により、複数の仮想マシンからなるワークロードが消費するメモリが、

物理マシン上で実行する場合の消費量よりも少なくなることがよくあります。 結果的 に、システムは、より高いレベルのオーバーコミットを効率的にサポートできます。 

メモリの共有によって節約されるメモリの容量は、ワークロードの特性に依存しま す。 ほとんど同一な多数の仮想マシンのワークロードでは、30 パーセントを超えるメ モリが解放される場合がある一方、より多様なワークロードでは、メモリの 5 パー セント未満しか節約されないことがあります。 

本章では、リソース プールについて紹介し、Virtual Infrastructure によってどのよう にリソース プールを表示および管理できるかについて説明します。 

本章の内容は次のとおりです。

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