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リソース プールとクラスタ

ドキュメント内 Resource Management Guide (ページ 57-61)

既存のリソース プール階層を持つホストをクラスタに追加した場合に何が起きるか は、クラスタに依存します。 次の 2 つのオプションがあります。

注意   仮想マシンがパワーオフまたはサスペンド状態の場合、その仮想マシ ンを移動することはできますが、リソース プール全体で使用可能なリソー ス(予約済みおよび未予約の CPU とメモリなど)は変更されません。

DRS が有効に設定されているクラスタ

クラスタで DRS を有効に設定したとき、1 つまたは複数のホストをそのクラスタに 移動する場合、ホストのリソース プールでの動作をウィザードで選択できます。 

[ このホストのすべての仮想マシンをクラスタのルート リソース プールに入れます

(Put this host's virtual machines in the cluster's root resources)] ホストのリソー ス プール階層を削除して、すべての仮想マシンをクラスタの直接の子にします。 これ は、「DRS が有効に設定されていないクラスタ (P.59)」に示す動作と同じです。 

[ このホストの仮想マシンとリソース プール用の新規リソース プールを作成します

(Create a new resource pool for the host's virtual machines and resource pools)] 

ホストのルート リソース プールに対応するリソース プールを作成します。 デフォル トのリソース プールの名前は、[< ホスト名 > から接ぎ木(Grafted from host̲name)]

ですが、別の名前を選択できます。 接ぎ木という用語を選択したのは、ホストのツ リーのブランチがクラスタのツリーのブランチに追加されるからです。 

図 3-5  クラスタに接ぎ木されたリソース プール階層

図 3-5の例では、クラスタ「Cluster」とホスト「Host1」にそれぞれリソース プール の階層があります。 ホストをクラスタに追加すると、ホストの見えない最上位レベルの リソース プールがクラスタのリソース プール階層に接ぎ木され、デフォルトで [ ホス ト 1 から接ぎ木(grafted from Host1)] という名前になります。 

注意   個々の仮想マシンに関連付けられたシェア値を手動で調整しなければなら ない場合があります。なぜなら、元のホスト階層内のシェアは、ホスト上のリ ソース プールに対して相対的なものだからです。

注意   シェアは、ホストをクラスタに移動する前と同様に割り当てられます。 パーセ ンテージは、適切に調整されます。 

リソース プール階層は、ホストから完全に独立します。 あとでクラスタからホストを 移動する場合、(仮想マシンはホストと一緒に削除されますが)クラスタはリソース  プール階層を維持し、ホストはリソース プール階層を失います。 「クラスタからのホ ストの削除 (P.108)」を参照してください。

DRS が有効に設定されていないクラスタ

クラスタで HA のみ有効に設定した場合(または、HA、DRS 共に有効に設定してい ない場合)に、1 つ以上のホストをクラスタに移動すると、クラスタがリソースの所 有権を獲得します。 ホストと仮想マシンは、クラスタに関連付けられます。 リソース  プール階層は平板化されます。 

図 3-6では、ホスト 1 とホスト 2 がリソース プールと仮想マシンの階層を持ってい ます。 クラスタ C に 2 つのホストが追加されると、リソース プール階層が平板化さ れ、すべての仮想マシンがクラスタの直接の子になります。 

図 3-6  平板化されたリソース プール階層

注意   クラスタからホストを削除するには、先にホストをメンテナンス モードにする 必要があります。 詳細については、「ホストのメンテナンス モードとスタンバイ モー ド (P.72)」を参照してください。

注意   DRS が有効に設定されていないクラスタには、シェアに基づくクラスタ全体の リソース管理はありません。 仮想マシンのシェアは、各ホストに対して相対的なまま になります。

本章では、クラスタ、および VMware DRS(Distributed Resource Scheduler)と HA

(High Availability)の各機能について、概念を説明します。

本章の内容は次のとおりです。 

ドキュメント内 Resource Management Guide (ページ 57-61)