仮想マシンとリソース プールの属性、および仮想マシンとリソース プールのカスタ マイズ方法については、本書全体を通じて説明します。 概要については、「CPU 管理 についてのシステム管理者の関与 (P.38)」と「メモリ管理についてのシステム管理 者の関与 (P.39)」を参照してください。
リソースの使用率とパフォーマンス
リソースの使用率は、パフォーマンスにとって重要です。 Virtual Infrastructure コンポー ネントから最高のパフォーマンスを引き出すには、どのリソースもボトルネックにな らないようにします。 「第 11 章 ベスト プラクティス (P.173)」を参照してください。
resxtopおよびesxtopパフォーマンス測定ツールについては、「付録 A パフォーマ ンス監視ユーティリティ: resxtop および esxtop (P.181)」を参照してください。
VMkernel
VMkernel は、ヴイエムウェアで開発した高性能オペレーティング システムであり、
ESX Server ホスト上で直接実行されます。 VMkernel は、たとえば次のようなハード ウェア上のほとんどの物理リソースを制御および管理します。
メモリ
物理プロセッサ
ストレージ コントローラとネットワーク コントローラ
VMkernel は、CPU、メモリ、およびディスク アクセスのスケジューラを含んでおり、
完全なストレージとネットワークのスタックを持ちます。 仮想マシン ファイル シス テム(VMFS)も含まれます。 VMFS は分散ファイル システムで、仮想マシンのディス ク ファイルやスワップ ファイルなどの大きなファイル用に最適化されています。
VMkernel リソース マネージャ
リソース マネージャは、基礎になるサーバの物理リソースを区分します。 リソース予 約や比例配分のシェア スケジューリングなどの機能を使用して、パワーオン状態の 仮想マシンに CPU、メモリ、ディスクの各リソースを割り当てます。 リソース割り当 ての詳細については、「第 9 章 高度なリソース管理 (P.131)」を参照してください。
ユーザーは、仮想マシンごとにシェア、予約、制限を指定できます。 リソース マネー ジャは、CPU とメモリを各仮想マシンに割り当てる場合にその情報を考慮します。
「ESX Server によるリソース管理 (P.35)」を参照してください。
VMkernel ハードウェア インターフェイス レイヤー
ハードウェア インターフェイスは、ESX Server(および仮想マシン)のユーザーに対 してハードウェアの違いを隠します。 ハードウェア インターフェイスはハードウェア 固有のサービス提供を可能にします。またデバイス ドライバも含みます。
仮想マシン モニタ
仮想マシン モニタ(VMM)は、プロセッサやメモリなど x86 ハードウェアの仮想化 を担当します。 仮想マシンの実行が開始されると、制御が VMM に移り、VMM が仮想 マシンからの命令の実行を開始します。 VMM への制御の移行には、VMM がハード ウェア上で直接実行されるように、システム状態の設定が伴います。
サービス コンソール
サービス コンソールは、Red Hat Enterprise Linux 3 Update 8(RHEL 3 U8)に基づいた Linux の制限されたディストリビューションです。 サービス コンソールは、ESX Server 3 システムを監視および管理する実行環境です。 ESX Server 3i では、サービス コン ソールを提供していません。
CPU 管理についてのシステム管理者の関与
現在の CPU 割り当てについての情報には、VI Client を通じて、または Virtual Infrastructure SDK を使用して、アクセスできます。
CPU 割り当ては次の方法で指定します。
VI Client を通じて使用可能な属性と特殊な機能を使用します。 VI Client のグラフィ カル ユーザー インターフェイス(GUI)により、ESX Server ホストまたは VirtualCenter サーバに接続できます。 概要については、「第 1 章 リソース管理に ついて (P.13)」を参照してください。
特定の状況下で高度な設定を使用します。 「第 9 章 高度なリソース管理 (P.131)」
を参照してください。
スクリプト化した CPU 割り当てに Virtual Infrastructure SDK を使用します。
「ハイパースレッディング (P.137)」の説明に従って、ハイパースレッディング を使用します。
CPU 割り当てをカスタマイズしない場合、ESX Server ホストは、ほとんどの状況で良 好に機能するデフォルトを使用します。
注意 ほとんどの場合、システム管理者は、ESX Server システムまたは VirtualCenter サーバのどちらかに接続した VI Client を使用して、ESX Server システムを監視および 管理します。
注意 CPU アフィニティは、通常は推奨されません。 CPU アフィニティとその潜 在的な問題については、「CPU アフィニティを使用して仮想マシンを特定のプロ セッサに割り当てる (P.134)」を参照してください。
メモリ管理についてのシステム管理者の関与
現在のメモリ割り当てについての情報とその他の状態情報には、VI Client を通じて、
または Virtual Infrastructure SDK を使用して、アクセスできます。
メモリ割り当ては次の方法で指定します。
VI Client を通じて使用可能な属性と特殊な機能を使用します。 VI Client の GUI によ り、ESX Server ホストまたは VirtualCenter サーバに接続できます。 概要について は、「第 1 章 リソース管理について (P.13)」を参照してください。
特定の状況下で高度な設定を使用します。 「第 9 章 高度なリソース管理 (P.131)」
を参照してください。
スクリプト化したメモリ割り当てに Virtual Infrastructure SDK を使用します。
メモリ割り当てをカスタマイズしない場合、ESX Server ホストは、ほとんどの状況で 良好に機能するデフォルトを使用します。
NUMA アーキテクチャを持つサーバについては、「第 10 章 NUMA システムと ESX Server の併用 (P.161)」を参照してください。