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CMS の別のドキュメントへのリンク

18.1 他のドキュメントへのリンク

18.1.3 CMS の別のドキュメントへのリンク

[ハイパーリンクの作成]ダイアログ ボックスを使用して、CMS の別のドキュメントにリンクします(Web Intelligence Interactive のみ)。リンクを作成すると、Web Intelligence がダイアログ ボックスでの選択内容に基づいて OpenDocument 関数を使用し、式を作成します。

OpenDocument 関数は、構文をセルに直接入力することによって使用できます。

18.1.3.1 CMS の別のドキュメントにリンクする

1 リンクを作成するセルを右クリックし、メニューから[[ハイパーリンク]] > [[新規作成]]を選択して、[ハイパー リンクの作成]ダイアログ ボックスを表示します。

2 ダイアログ ボックスの左にある[ドキュメントへのリンク]を選択します。

3 [参照]をクリックし、[ドキュメントの選択]ダイアログ ボックスでターゲット ドキュメントを選択するか、[ドキュ メント ID]ボックスにドキュメント ID を入力します。

4 Web Intelligence でハイパーリンクが選択されるたびにターゲット ドキュメントを更新する場合は、[起動時 に最新表示]をクリックします。

5 [ドキュメント インスタンスへのリンク]をクリックしてからドロップダウン リストでオプションを選択し、選択した ドキュメントのインスタンスへリンクします。

説明 オプション

ハイパーリンクは、最新のインスタンスを開きます。

このオプションを選択すると、ハイパーリンクでパラメータ値を指定できません。

最新

ハイパーリンクは、現在のユーザーが所有する最新のインスタンスを開きます。

このオプションを選択すると、ハイパーリンクでパラメータ値を指定できません。

最新 - 現在のユー ザー

ハイパーリンクは、プロンプト値がハイパーリンクによって渡される値に対応する最新 のインスタンを開きます。

このオプションは、プロンプトが含まれているサイズの大きいドキュメントにリンクする 場合、便利です。

最新 - 一致するプ ロンプト値

6 [レポート名]をクリックし、特定のレポートにリンクするレポートの名前を選択します。

7 [レポート パーツ]をクリックしてから[選択]をクリックし、レポート パーツ(たとえばテーブル)を右クリックし てレポートの特定部分にリンクします。

8 [レポート パーツ]を選択した場合、[レポート パーツのみを表示する]を選択すると、ダーゲット ドキュメン トのレポート パーツのみが表示されます。[レポート パーツの位置(利用可能なフル ドキュメント)]を選択し た場合は、レポート パーツに焦点が当てられますが、ターゲット ドキュメントのレポート全体が表示されま す。

9 [ドキュメント プロンプト]セクションの各プロンプトに対して、ドロップダウン リストから次のオプションのいず れかを選択します。

説明 オプション

式エディタを使用して、プロンプトに値を渡す式を構築します。

式の構築

プロンプトに値が渡されるオブジェクトを選択します。

オブジェクトの選択

ハイパーリンクをクリックするときにプロンプトの値を指定します。

実行時にユーザー に確認

ターゲット ドキュメントにパラメータを渡さないようハイパーリンクを設定します。ター ゲット ドキュメントは、プロンプトのデフォルト値で開きます。デフォルト値は、プロン プトに対して最後に指定された値、またはドキュメントで指定されたデフォルト値のい ずれかです。

ドキュメントのデフォ ルトを使用

10 [セル内容]一覧から[式の構築]または[変数の選択]を選択し、ハイパーリンク セルの内容を指定します。

説明 オプション

式エディタで式を構築し、式の出力値をセル内容として提供します。

式の構築

[オブジェクトの選択]ダイアログ ボックスの一覧から変数を選択し、その 値をセル内容として提供します。

変数の選択

11 [ツールヒント]ボックスにツールヒント テキストを入力するか、[式の構築]オプションまたは[オブジェクトの 選択]オプションを使用して動的ツールヒントを構築します。

説明 オプション

式エディタで式を構築し、式の出力値をツールヒントとして提供します。

式の構築

[オブジェクトの選択]ダイアログ ボックスの一覧から変数を選択し、その値 をツールヒントとして提供します。

オブジェクトの選択

ツールヒントは、ハイパーリンクが含まれているセルにマウスのポインタを合わせると表示されます。

12 [ターゲット ウィンドウ]一覧から[新しいウィンドウ]または[現在のウィンドウ]を選択してターゲット ドキュメン トの表示方法を決定します。

説明 オプション

ドキュメントが新しいブラウザ ウィンドウに表示されます。

新しいウィンドウ

ドキュメントが現在のブラウザ ウィンドウに開かれ、ハイパーリンクを含 むドキュメントの代わりに表示されます。

ターゲット ウィンドウ

18.1.3.2 プロンプトに渡されるドキュメント インスタンスと値

ハイパーリンクは、プロンプトに値を直接渡す、または渡された値に基づいてドキュメント インスタンスを開くとい う 2 種類の方法でターゲット ドキュメントのプロンプトに値を提供します。

最初の方法では、ハイパーリンクはターゲット ドキュメントのプロンプトに値を直接供給します。2 番目の方法で は、格納されているプロンプト値がハイパーリンクによって渡された値に対応するドキュメント インスタン値が開 かれます。

ターゲット ドキュメントのサイズが大きい場合、渡されたパラメータに基づいてドキュメント インスタンスを選択す る方が効率的です。

次の表に示されるように、インスタンスとパラメータの設定の一部の組み合わせは、互換性がないか、相互に依 存します。

パラメータ設定への影響 インスタンス設定

ハイパーリンクは、パラメータ値を渡しません。すべ てのパラメータが[ドキュメントのデフォルトを使用]に 設定され、変更できません。

最新

ハイパーリンクは、パラメータ値を渡しません。すべ てのパラメータが[ドキュメントのデフォルトを使用]に 設定され、変更できません。

最新 - 現在のユーザー

少なくとも 1 つのパラメータ値を指定する必要があり ます。少なくとも 1 つのパラメータ値を指定しない場 合、ハイパーリンクをクリックするとエラーが返されま す。

このエラーは、ハイパーリンクがパラメータ値に基づ いてインスタンスを取得するように設計されているに もかかわらず、インスタンスとの比較に使用する値が 指定されていないために発生します。

最新 - 一致するプロンプト値

関連項目

• 159 ページの「容量の大きいドキュメントへのリンク」

18.1.3.3 容量の大きいドキュメントへのリンク

ターゲットのドキュメントに大量のデータが含まれている場合は、渡されたパラメータ値を使用してドキュメントを 開いたり取得するのではなく、インスタンスにリンクすると効率よく作業できます。異なるパラメータ値を使用して 複数のインスタンスをスケジュールし、事前に取得することができます。異なるパラメータ値を使用してドキュメ ントをあらかじめスケジュールおよび取得することができます。

ハイパーリンクをクリックすると、Web Intelligence は、渡された値でドキュメントを開いたりデータを取得するの ではなく、あらかじめ取得した適切なインスタンスを開きます。

例容量の大きい売上げレポートへのリンク

この例では、地域別の売上げを取得する大容量の売上げレポートにリンクします。このレポートには、ユーザー が地域を選択できるパラメータが含まれています。地域は、“北”、“南”、“東”、および“西”です。

ソース ドキュメントには、[地域]ディメンションが含まれています。次の操作を実行します。

• [地域]の値をパラメータとして渡すようにハイパーリンクを設定します。

• 売上げレポートのインスタンスを、[地域]の各値に 1 つずつ合計 4 つ作成します。

• これらのインスタンスを事前に取得するようにスケジュールします。

• ハイパーリンクで渡された値と一致するパラメータ値を持つ最新のインスタンスを開くようにハイパーリンク を設定します。

ドキュメントに[地域]ディメンションが含まれている場合、設定は次のようになります。

一致する最新の値

[ドキュメント インスタンスへのリンク]の設定

[地域]

最新 - 一致するプロンプト値