17.6.1 変更されたデータの表示/非表示を切り替える
• メイン メニューの[追跡]の右にある[変更の非表示]または[変更の表示]をクリックします。ボタン ツールヒ ント テキストは、変更されたデータが現在表示されているかどうかによって異なります。
17.6.2 変更データの外観の設定
ドキュメントの変更データの外観(フォントのスタイル、サイズ、および色)を設定することができます。次の変更 の外観を別々に設定できます。
• 挿入、削除、および変更されたディメンション値と詳細値
• 増加または減少したメジャー値
メジャー値は、挿入または削除されたディメンション値の書式設定を採用することもできます。たとえば、あるディ メンション値がブロックの値の一覧からなくなり、ブロックにそのディメンションのメジャー値も表示されている場 合、ディメンション値と メジャー値の両方が削除データとして表示されます。
Business Objects 管理者は、Central Management Server で変更データのデフォルトの外観を定義します。Web Intelligence で変更データの外観を設定すると、CMS のデフォルトよりも優先されます。
17.6.2.1 変更されたデータの外観を設定する
1 メイン ツールバーの[データ追跡オプション]をクリックして、[データ追跡オプション]ダイアログ ボックスを 表示します。
2 [書式設定]タブを選択します。
3 表示する変更されたデータの種類をそれぞれ選択し、[書式設定]をクリックして変更の表示方法を指定し ます。
17.6.3 ブロックでの変更データの表示
例単純なブロックでの変更データ
この例では、[国]、[年]、および[売上げ]を表示するブロックを含むドキュメントを使用します。元のデータは 次のとおりです。
売上げ 年
国
1000 2003
フランス
2000 2004
フランス
1000 2002
日本
1200 2002
ポーランド
最新表示されると、データは次のようになります。
売上げ 年
国
3000 2004
フランス
900 2003
日本
売上げ 年
国
800 2002
ポーランド
900 2004
イギリス
データ追跡が有効になっており、データの変更が表示される場合、ブロックは次のようになります。
書式設定 売上げ
年 国
[すべてのセルに削除データの 書式設定]
1000 2003
フランス
[売上げセルに増加データの書 3000 式設定]
2004 フランス
[すべてのセルに削除データの 書式設定]
1000 2002
日本
[すべてのセルに挿入データの 書式設定]
900 2003
日本
[売上げセルに減少データの書 800 式設定]
2002 ポーランド
[すべてのセルに挿入データの 書式設定]
900 2004
イギリス
• 2003 年のフランスおよび 2002 年の日本の売上げを示す行は、最新表示後には存在しないデータです。
• 2004 年のフランスの売上げは増加しています。
• 2002 年のポーランドの売上げは減少しています。
• 2003 年の日本および 2004 年のイギリスの売上げを示す行は、最新表示後に表示されました。
17.6.4 結合ディメンションのあるレポートでの変更データの表示
Web Intelligence は、結合に加わるすべてのディメンションが変更された場合のみ、ディメンションを変更として 表示します。
例変更データと結合ディメンション
この例では、[国]は 2 つのデータ プロバイダからの[国]ディメンションを含む結合ディメンションです。最新 表示される前のデータは、次のとおりです。
Sales (DP2)
国(DP2)
売上げ(DP1)
出身国(DP1)
5000 アメリカ
10000 アメリカ
4000 フランス
3000 イギリス
5000 イギリス
1000 ドイツ
1000 ドイツ
データが最新表示されると、データは次のようになります。
Sales (DP2)
国(DP2)
売上げ(DP1)
出身国(DP1)
4000 アメリカ
10000 アメリカ
3000 フランス
4000 フランス
4000 イギリス
6000 イギリス
2000 ポーランド
結合ディメンション[国]のあるブロックに表示され、データの変更が表示される場合、データは次のようになり ます。
書式設定 Sales
売上げ 国
[Sales セルに減少データの書 4000 式設定]
10000 アメリカ
[売上げセルに挿入データの書 3000 式設定]
4000 フランス
[売上げおよび Sales セルに増 加データの書式設定]
4000 6000
イギリス
[すべてのセルに削除データの 書式設定]
1000 1000
ドイツ
[国および売上げセルに挿入 データの書式設定]
2000 ポーランド
[フランス]行では、両方のデータ プロバイダに[フランス]行が挿入されたのではないため、フランスは挿入と して表示されません。売上げはデータの最新表示後の新しいメジャー値なので、挿入として売上げが表示さ れます。
[ポーランド]行では、 ポーランドはデータの最新表示後の新しいディメンション値なので、挿入としてポーラ ンドが表示されます。
17.6.5 セクションでの変更データの表示
例セクションのあるレポートでの変更データ
この例では、[国]、[年]、および[売上げ]を表示するブロックのあるドキュメントを想定します。元のデータは 次のとおりです。
売上げ 年
国
1000 2003
フランス
2000 2004
フランス
1000 2002
日本
1200 2002
ポーランド
2003 アメリカ
2004 アメリカ
最新表示されると、データは次のようになります。
売上げ 年
国
3000 2004
フランス
900 2003
日本
800 2002
ポーランド
900 2004
イギリス
[国]にセクションを作成し、データの変更を表示した場合、レポートは次のようになります。
フランス [書式設定なし]
書式設定 売上げ
年
[すべてのセルに削除データの書式設定]
1000 2003
[売上げセルに増加データの書式設定]
3000 2004
日本 [書式設定なし]
書式設定 売上げ
年
[すべてのセルに削除データの書 1000 式設定]
2002
[すべてのセルに挿入データの書 900 式設定]
2003
ポーランド [書式設定なし]
書式設定 売上げ
年
[売上げセルに減少データの書式 800 設定]
2002
イギリス [挿入データの書式設定]
書式設定 売上げ
年
[すべてのセルに挿入データの書 900 式設定]
2004
Web Intelligence は、セクションでのデータの変更に応じて、2 つのどちらかの方法でセクション ヘッダーの データを表示します。
• セクションのブロックにあるすべての行が同じ方法で変更された場合、セクション ヘッダーは行と同じ書式 設定で表示されます。
• 行がさまざまな方法で変更された場合や一部の行だけが変更された場合、セクション ヘッダーはデフォル トの書式を保持します。
17.6.6 ブレークのあるブロックでの変更データの表示
ブロックにブレークが含まれ、[両端揃え]ブロック プロパティが設定されている場合、Web Intelligence はセク ション ヘッダーと同様のルールに従って中央値を表示します。
• ブレークのすべての行が同じ方法で変更された場合、中央値は行と同じ書式設定で表示されます。
• 行がさまざまな方法で変更された場合や一部の行だけが変更された場合、中央値はデフォルトの書式設 定を保持します。
17.6.7 チャートでの変更データの表示
チャートのデータが変更された場合、Web Intelligence はチャートの上部に変更データ アイコンを表示します。
アイコンをクリックすると、Web Intelligence はチャートをテーブルに変えて、変更の詳細が分かるようにします。