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9.1 定義済みのカスタム書式

9.1.2 カスタム書式

カスタム書式を使って、セルにカスタムの書式を適用できます。次の表は、カスタム書式の作成に使用できる文 字列の一覧です。

例 表示

文字

‘12345’を書式設定する場合:

#,##0 は‘12,345’(ロケールでカン マが区切り記号として設定されて いる場合)または‘12 345’(ロケー ルでスペースが区切り記号として 設定されている場合)を返す 整数を表す。数値の桁数が表示

されている # 数よりも少ない場合、

ゼロは先頭に表示されない。

#

‘123’を書式設定する場合:#0,000 は‘0,123’を返す

整数を表す。数値の桁数が表示 されている 0 数よりも少ない場合、

ゼロが頭に表示される。

0

‘1234567’を書式設定する場合:

#,##0 は‘1,234,567’(ロケールで カンマが区切り記号として設定さ れている場合)または‘1 234 567’

(ロケールでスペースが区切り記号 として設定されている場合)を返す ロケールで定義されている区切り

, 記号

例 表示

文字

‘12.34’を書式設定する場合:#.#0 は‘12.34’(ロケールでピリオドが 小数点記号として設定されている 場合)または‘12,34’(ロケールで カンマが小数点記号として設定さ れている場合)を返す

ロケールで定義されている小数点 . の記号

結果の最後にパーセント記号(%)

を加え、

100 倍にして表示する。

[%]%

結果の後に%記号を表示するが、

結果を100倍しない。

%

‘1234567’を書式設定する場合:

# ##0 は‘1234 567’を返す スペース ( )

‘705.15’を書式設定する場合:

$#.#0 は‘$705.15’、#,#0 は

‘705,15 ’を返す 英数字

1、2、3、a、b、c、$、£、 など

‘150’を書式設定する場合:

#,##0[赤] は‘150’、#,##0[青] は

‘150’を返す 指定された色で表示

[赤]、[青]、[緑]、[黄色]、[灰色]、

[白]、[濃い赤]、[濃い青]、[濃い 緑]

月の最初の日の場合:d は‘1’を 返す

年を基準にした日にち番号(頭に ゼロを付けない)日にちが 1 桁の 場合、頭にゼロを付けずに表示さ れる。

d

月の最初の日の場合:dd は‘01’

を返す 曜日番号(頭にゼロを付ける)日に

ちが 1 桁の場合、頭にゼロを付け て表示される。

dd

‘Monday’の場合:ddd は‘Mon’を 返す

日付の曜日に対応する短縮名。

最初の文字は大文字で表記され る。

ddd

‘Monday’の場合:dddd は‘Mon-day’を返す

曜日の完全名最初の文字は大文 字で表記される。

dddd

‘Monday’の場合:dddd dd は

‘Monday 01’を返す 曜日を返します。スペースと週の

何日目かを表す数字がその後に 続きます。

dddd dd

例 表示

文字

‘January’の場合:M は‘1’を返す 月を表す頭にゼロを付けていない

数値:月が 1 桁の場合、頭にゼロ を付けずに表示される(例:1 月 1 日は、01/01 ではなく、1/1 と表示 される)。

M

‘January’の場合:MM は‘01’を返 す

ゼロが先頭に表示される月数。月 が 1 桁の場合、頭にゼロを付けて 表示される。

MM

‘January’の場合:mmm は‘Jan’を 返す

日付の月に対応する短縮名。最 初の文字は大文字で表記される。

mmm

‘January’の場合:mmmm は‘Jan-uary’を返す

月の完全名最初の文字は大文字 で表記される。

mmmm

‘2003’の場合:yy は‘03’を返す 西暦の下 2 桁のみを表示。

yy

‘2003’の場合:yyyy は‘2003’を 西暦を 4 桁すべて表示。 返す

yyyy

‘21:05:03’の場合:hh:mm:ss a は

‘9:05:03 PM’を返す 頭にゼロを付けない時間と頭にゼ

ロを付けた分と秒:“a”を指定する と、時間の後に午前または午後を 表示する。

hh:mm:ss a

‘21:00’の場合:HH は‘21’を返 24 時間に対応する時間を表す。 す

HH

‘21:00’の場合:hh は‘09’を返す 12 時間に対応する時間を表す。

hh

‘7.15 am’の場合:HH:mm は

‘07:15’を返す 時間、分が必ず 2 桁で表示され

る(1 ~ 9 の場合は、ゼロが先頭 に来る)。

HH:mm

‘7.15 am’の場合:HH:mm:ss は

‘07:15:00’を返す 時間、分、秒が必ず 2 桁で表示さ

れる(1 ~ 9 の場合は、ゼロが先 頭に来る)。

HH:mm:ss

‘07:15:03’の場合:mm:ss は

‘15:03’を返す 分、秒が必ず 2 桁で表示される(1

~ 9 の場合は、ゼロが先頭に来 る)。

mm:ss

9.1.2.1 カスタム書式を定義する

1 カスタム書式を適用するセルを右クリックします。

2 [数値の書式設定]を選択します。

[数値の書式設定]ダイアログ ボックスが表示されます。

3 [書式の種類]一覧から、選択したセルのデータ型に対応する書式のカテゴリを選択します。

4 [カスタム]チェック ボックスをチェックします。

カスタム書式を入力できるテキスト ボックスに書式を入力できる状態になります。

5 [プロパティ]枠内の一覧から書式を選択し、1 つまたは複数のテキスト ボックスに追加の文字を入力して選 択した書式を編集します。

たとえば数値型の値にカスタム書式を作成する場合は、その書式を[正数、[負数]、および[=0]ボックスに 入力します。ブール値に対するカスタム書式を作成する場合は、その書式を[真]と[偽]ボックスに入力し ます。

6 [追加]をクリックします。

カスタム書式は削除したり、編集することはできません。カスタム書式を変更するには、新しいカスタム書式 をもう一度作成し、それを選択したセルに適用する必要があります。ドキュメントのセルに適用されていカス タム書式は、Web IntelligenceJava レポート パネルを閉じると自動的に削除されます。

9.1.2.2 セルにカスタム数値書式を適用する

1 作成したカスタム書式を適用するセルを右クリックします。

2 [数値の書式設定]を選択します。

[数値の書式設定]ダイアログ ボックスが表示されます。

3 [カスタム]を選択します。

4 [プロパティ]枠に、ドキュメントに含まれているカスタム書式の一覧が表示されます。

5 適用するカスタム書式を選択します。

6 [OK]をクリックします。

Web Intelligence がカスタム書式を選択したセルに適用します。

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