レポート データのドリル操作
7月(月 #7)にジュエリーの売上げが大幅に上昇していることが分かります。
14.1.1 分析範囲
クエリーの分析範囲とは、クエリーの各オブジェクトが返す結果をより詳細なレベルで構成させるためにデータ ベースから取得する追加データのことです。この追加データは、初期の結果レポートには表示されませんが、
データ キューブ内で保持されるため、追加データをレポートに取り込むことで、いつでも詳細な情報にアクセ スできます。このようにデータを下位の詳細なレベルまで絞り込むプロセスのことを、オブジェクトをドリル ダウン するといいます。
ユニバースでは、分析範囲はクエリーに選択したオブジェクトの下位の階層レベルに相当します。たとえば、オ ブジェクト[年]の 1 レベル下の分析範囲には、[年]のすぐ下に表示される[四半期]オブジェクトが含まれるこ とになります。
このレベルは、クエリーの作成時に設定できます。これにより、[結果オブジェクト]枠に表示せずに階層の下位 レベルのオブジェクトをクエリーに含めることができます。ユニバースの階層によって、分析範囲とそれに応じて ドリル可能なレベルを選択できます。
また、Java レポート パネルおよび Web Intelligence リッチ クライアントでは、特定のディメンションを[分析範囲]
枠に選択することで、カスタムの分析範囲を作成することもできます。
注
クエリー ドリル モードでの作業中、分析範囲を設定することはできません。これは、このドリル モードを使用す ると、Web Intelligence により、ドリル アクションに呼応して動的に範囲が変更されるためです。
14.1.1.1 分析範囲のレベル
分析範囲に設定できるレベルは次のとおりです。
説明 レベル
[結果オブジェクト]枠に表示されるオブジェクトだけ をクエリーに含めます。
なし
[結果オブジェクト]枠の各オブジェクトについて、階 層ツリーの下位 1、2、または 3 レベルまでのオブジェ クトをクエリーに含めます。これらのオブジェクトのデー タは、ドキュメントに追加されるまでキューブ内に保管 されます。
• 1 レベル ダウン
• 2 レべル ダウン
• 3 レべル ダウン
[分析範囲]パネルに手動で追加されたすべてのオ ブジェクトをクエリーに含めます。
カスタム 注
このオプションは、Java レポート パネルおよび Web Intelligence リッチ クライアントのみで使用できます。
ドキュメントに分析範囲を含めると、ドキュメントのサイズが増大します。指定した範囲のデータは、ドリル モード を開始してデータをドリル ダウンして対応する値を表示するまではレポートに表示されませんが、ドキュメントに は保存されます。
ドキュメントのサイズを最小限に抑え、パフォーマンスを最適化するには、ユーザーがドリルを必要とすることが 確実な場合にだけ、ドキュメントに分析範囲を含めることをおすすめします。
クラスとオブジェクトの階層を表示しながら、簡単に分析範囲を設定する方法を次に示します。
14.1.2 ドリル パスと階層
ドリル モードでデータを分析する際は、ドリル パスに従って移動します。これらのパスは、ユニバース デザイナ が設定したディメンション階層によって決まります。ユニバース デザイナは、最も要約されたオブジェクトをクラ スの最上部に、最も詳細なオブジェクトを最下部に配置し、オブジェクトを階層化しています。したがって要約 レベルのレポートを作成する場合は、階層の上部にあるオブジェクトを選択してクエリーを作成すればよいこと がわかります。より詳細な情報を表示する場合は、ドリル モードに切り替えてレポートに表示される各ディメン ションの値をドリル ダウンします。
たとえば四半期データでは結果を十分に説明できない場合、ユニバース デザイナが設定した階層に従って 月、週、日レベルにドリル ダウンできます。異なるレベルにドリルすると、テーブルやチャートに表示される[売
ドリル パスは通常、ユニバースのクラスと同じ階層構造をしています。たとえば[期間]クラスでは、最上位の
[年]ディメンションに続いて[四半期]、[月]、[週]オブジェクトが配置されています。通常は年間の結果から 四半期、月、週への結果と詳細を分析していくため、[期間]階層内のドリル用の階層も同じ順序に従っていま す。ただし、ユニバース デザイナは階層をカスタマイズして定義することもできます。
注
ディメンションは複数の階層に属している場合があります。複数の階層に属するディメンションの結果をドリルす ると、Web Intelligence がドリル パスを選択するよう要求します。
14.1.2.1 ドリル階層を表示する
1 ドキュメントを編集モードで開きます。
2 クエリー ビューになっていることを確認します。
3 [データ]タブをクリックします。
4 [階層]ラジオ ボタンをクリックします。