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構文 構文 構文 構文

blockrecover::=

bmrBlockSpec::=

bmrOption::=

用途 用途 用途 用途

ブロック・メディア・リカバリでは、データ・ファイル内の個々のデータ・ブロックまたは その集合がリカバリされます。このタイプのリカバリは、データ消失や破損がデータ・ファ イル全体ではなく少数のブロックに適用される場合に役立ちます。

また、ブロック・メディア・リカバリを使用すると、バックアップ後に生成されたREDO の整合性を検証できます。たとえば、ブロック・メディア・リカバリをテスト用に実行し、

アーカイブREDOストリームの問題を検出できます。

BLOCKRECOVER

DEVICE TYPE

=

deviceSpecifier ,

bmrBlockSpec

bmrOption

;

CORRUPTION LIST

DATAFILE datafileSpec BLOCK integer ,

TABLESPACE tablespace_name DBA integer ,

p

FROM BACKUPSET DATAFILECOPY FROM TAG

= ’

tag_name

’ RESTORE untilClause

p

通常、ブロックの破損はトレース・ファイル内のエラー・メッセージにレポートされます。

ブロック・レベルのデータ消失の原因は、次のとおりです。

I/Oエラーによる軽度のデータ消失

ディスクにフラッシュされるメモリーの破損

BLOCKRECOVERコマンドを実行するときにデータ・ファイル番号とブロック番号、または 表領域とデータ・ブロック・アドレス(DBA)を指定するか、CORRUPTIONLISTキーワー ドを使用して、V$DATABASE_BLOCK_CORRUPTIONビューでレポートされたすべてのブ ロックをリカバリする必要があります。

制限事項と使用上の注意 制限事項と使用上の注意 制限事項と使用上の注意 制限事項と使用上の注意

このコマンドを使用できるのは、Enterprise Editionの場合のみです。

ターゲット・データベースはマウントまたはオープン状態である必要があります。ブ ロック・メディア・リカバリを実行する場合は、対象となるデータ・ファイルをオフラ イン化する必要はありません。

個々のブロックについて実行できるのは、完全メディア・リカバリのみです。個々の データ・ブロックのPoint-in-Timeリカバリはサポートされません。

ブロック・メディア・リカバリの実行対象は、破損ブロックのみです。

メディア破損マークが付いているブロックには、リカバリが完了するまでアクセスでき ません。

バックアップ制御ファイルを使用する場合は、ブロック・メディア・リカバリを実行で きません。

ブロック・メディア・リカバリを実行する場合は、プロキシ・バックアップを使用でき ません。プロキシ・バックアップしかない場合は、それをディスク上のデフォルト以外 の場所にリストアすると、リストアされたファイルはRecovery Managerにデータ・

ファイルのコピーとして表示されます。このデータ・ファイルのコピーを、ブロック・

メディア・リカバリに使用できます。

破損ブロックを含むファイルの場合は全体バックアップが必要で、ブロック・メディ ア・リカバリには増分バックアップを使用できません。

Recovery Managerは、ブロック・メディア・リカバリに必要な特定のアーカイブ

REDOログへのアクセスに失敗すると、リストア・フェイルオーバーを実行します。こ の操作での使用に適しているRecovery Managerリポジトリ内の他のすべてのバック アップを試行し、適しているバックアップが使用できない場合にのみ障害が発生しま す。リストア・フェイルオーバーの詳細は、『Oracle Databaseバックアップおよびリカ バリ・アドバンスト・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。

ブロック・メディア・リカバリでは、欠落しているかアクセス不能なアーカイブ・ログ は残りませんが、欠落しているかアクセス不能なレコードは残る場合があります

(『Oracle Databaseバックアップおよびリカバリ・アドバンスト・ユーザーズ・ガイド』

を参照)。

データ・ファイルのヘッダー・ブロック(ブロック1)はリカバリできません。

NOARCHIVELOGモードではブロック・メディア・リカバリを実行できません。

キーワードとパラメータ キーワードとパラメータ キーワードとパラメータ キーワードとパラメータ

blockrecover

bmrBlockSpec 構文の要素

構文の要素構文の要素

構文の要素 説明説明説明説明

DEVICE TYPE deviceSpecifier ブロック・リカバリに使用するバックアップのデバイス・タイプを指定します。

関連項目関連項目関連項目

関連項目: 2-131ページの「deviceSpecifier」を参照してください。

構文の要素 構文の要素構文の要素

構文の要素 説明説明説明説明

bmrBlockSpec リカバリを必要とするデータ・ブロックを指定します。

CORRUPTION LIST V$DATABASE_BLOCK_CORRUPTIONビューに表示されたブロックをすべてリカ バリします。このビューには、最新のBACKUP(VALIDATEオプションの有無を 問わず)、VALIDATEまたはCREATE CATALOGコマンドで破損としてマークさ れたブロックが表示されます。このビューに行が追加されるのは、次の2種類の 破損の場合です。

物理的な破損(メディア破損と呼ばれることもあります)。データベースで は、この種のブロックは認識されません。チェックサムは無効であり、ブ ロックには0(ゼロ)のみが含まれるか、ブロックのヘッダーとフッターが 一致しません。物理破損チェックはデフォルトでオンになっており、

NOCHECKSUMオプションを使用するとオフにすることができます。

論理的な破損。ブロックには有効なチェックサムがあり、ヘッダーとフッ ターは一致しますが、内容に論理的な一貫性がありません。論理破損 チェックはデフォルトでオフになっており、CHECKLOGICALオプションを 使用するとオンにすることができます。

DATAFILE datafileSpec リカバリを必要とするブロックを含む1つ以上のデータ・ファイルのリストを指 定します。

関連項目 関連項目関連項目

関連項目: 2-122ページの「datafileSpec」を参照してください。

bmrOption

例 例 例 例

破損ブロック・グループのリカバリ 破損ブロック・グループのリカバリ破損ブロック・グループのリカバリ

破損ブロック・グループのリカバリ: 例例例例 この例では、3つのデータ・ファイルの破損ブ ロックをリカバリします。

BLOCKRECOVER DATAFILE 2 BLOCK 12, 13 DATAFILE 3 BLOCK 5, 98, 99 DATAFILE 4 BLOCK 19;

リストア・タイプによるブロック・メディア・リカバリの制限 リストア・タイプによるブロック・メディア・リカバリの制限リストア・タイプによるブロック・メディア・リカバリの制限

リストア・タイプによるブロック・メディア・リカバリの制限: 例例例例 この例では、一連のブ ロックをリカバリし、データ・ファイルのコピーからのみリストアします。

RUN {

BLOCKRECOVER DATAFILE 3 BLOCK 2,3,4,5 TABLESPACE sales DBA 4194405, 4194409, 4194412 FROM DATAFILECOPY;

}

BLOCKinteger メディア・リカバリを必要とするブロックのブロック番号を指定します。通常、

ブロック番号はエラー・メッセージ出力から取得します。

TABLESPACE tablespace_

name

破損ブロックを含む表領域の名前または番号を指定します。

DBAinteger 破損ブロックのデータ・ブロック・アドレス(DBA)を指定します。

構文の要素 構文の要素構文の要素

構文の要素 説明説明説明説明

bmrOption ブロック・リカバリに関連する各種リストア・オプションを指定します。

FROMBACKUPSET バックアップ・セットのみをリストアするように指定します。

FROM DATAFILECOPY データ・ファイル・イメージ・コピーのみをリストアするように指定します。

FROM TAG=

'tag_name'

指定したタグを持つバックアップのコピーのみをリストアするように指定しま す。タグ名には、大/小文字区別はありません。

関連項目 関連項目関連項目

関連項目: タグをバックアップのコピーに適用する方法は、2-27ページの

「BACKUP」を参照してください。

RESTORE untilClause 指定した時刻、SCNまたはログ順序番号より前に作成されたバックアップとコ ピーのみをリストアするように指定します。

関連項目 関連項目関連項目

関連項目: 2-284ページの「untilClause」を参照してください。

構文の要素 構文の要素構文の要素

構文の要素 説明説明説明説明

バックアップ・タグによるブロック・メディア・リカバリの制限 バックアップ・タグによるブロック・メディア・リカバリの制限バックアップ・タグによるブロック・メディア・リカバリの制限

バックアップ・タグによるブロック・メディア・リカバリの制限: 例例例例 この例では、ブロッ クをリカバリし、タグweekly_backupが付いているバックアップからのみリストアしま す。

BLOCKRECOVER TABLESPACE SYSTEM DBA 4194404, 4194405 FROM TAG "weekly_backup";

時刻によるブロック・メディア・リカバリの制限 時刻によるブロック・メディア・リカバリの制限時刻によるブロック・メディア・リカバリの制限

時刻によるブロック・メディア・リカバリの制限: 例例例例 次の例では、SYSTEM表領域内の2 つのブロックをリカバリします。2日前の時点までデータベースをリカバリするために使用 できるバックアップからのみリストアします。

BLOCKRECOVER TABLESPACE SYSTEM DBA 4194404, 4194405 RESTORE UNTIL TIME 'SYSDATE-2';

データベース内のすべての破損ブロックの修復 データベース内のすべての破損ブロックの修復データベース内のすべての破損ブロックの修復

データベース内のすべての破損ブロックの修復: 例例例例 次の例では、バックアップの妥当性 チェックを実行してV$DATABASE_BLOCK_CORRUPTIONに移入し、このビューに記録され た破損ブロックを修復します。

BACKUP VALIDATE DATABASE;

BLOCKRECOVER CORRUPTION LIST;