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高圧試料容器

Synthesizer

RF Lock-in Amplifier Sample

reference signal ATT.

excite signal

Cryostat Temperature

controlle system

Computer GP-IB

3.5 共鳴法による超音波測定ブロックダイヤグラム

第3章 実験準備

3.6 高圧試料容器の設計。試料容器はベリリウム銅合金により作製した。

測定に用いた試料を容器蓋に固定した様子である。

3.3.1 同軸線導入ポートの製作

高圧試料容器に電気信号を導入するために,200気圧以上の圧力でも漏れのない高圧に 耐えるポートを作製した。ポートの製作過程を図3.7に示す。コネクターはMMCXを 用い,同軸線はUT20-SSを用いた。高圧試料が外部に漏れ出さぬように製作過程におい

(1) (2)

(3)

MMCX 内部電極

試料容器

MMCX 外部電極

Stycast1266 UT20-SS

Stycast 2850 Stycast 2850

黄銅製電極ケース

(4)

3.7 高圧試料容器に信号を導入するためのポートの製作。(1)MMCXの内部電極 と同軸線の心線をハンダ付けした後,Stycast 2850を用いて気密を確保した。2)で MMCXの外部電極の中に(1)で製作した内部電極と同軸線を固定し,外部電極の 接続のために導線のハンダ付けを行った。3)試料容器には黄銅で作成した電極ケー スをあらかじめ銀ロウ付けしておく。4)でMMCXコネクタと同軸線を試料容器に 固定し,隙間にStycast 2850を流し込み気密を確保する。

て工夫したシールを施してある。リークのパスとなる可能性がある同軸線の心線部分に ついては,コネクタ内で心線がむき出しになっている箇所においてスタイキャストを用 いてシールを行った。また電極を試料容器に固定する際,接着剤のスタイキャストと試 料容器との間の熱膨張率の違いを吸収するため,黄銅を用いた鞘を作製し電極ケースと して用いた。薄い金属板の弾性により歪みが吸収され,熱収縮に伴うリークを防ぐこと ができる。このような工夫をすることでヘリウム温度においても200気圧以上の耐圧を 持つポートを作製することができる。

第3章 実験準備

3.3.2 静電容量圧力計の製作

高圧試料容器の底面には切削加工によりダイヤフラムを形成し,ここを静電容量圧力 計として利用できるようにしてある。試料容器のダイヤフラム中央の変位を取り出すた めにヘソ状の突起を設け,ここに可動電極を接着した。電極の接着にはStycast 2850を 用いた。電極と本体との絶縁を取るために薄い紙片を挟み込む必要があるが,本実験で は薬包紙を用いた。電極にはあらかじめハンダ付けによって同軸線を接続しておく。こ のとき同軸線の外皮がGNDに接続しないよう適切に先端を処理しておく。対向する固 定電極も同様に工作を行って固定部品に接着を行う。

コンデンサーギャップの形成は,固定電極の保持部品と試料容器との間にマイカの切 片を挟み込むことで平行な隙間を作った。あらかじめ固定側電極と試料容器の電極をサ ンドペーパーとラップフィルムで研磨し,周囲の固定部品と同一面となる平滑な平面を 形成しておく。電極の研磨は鏡面仕上げまで行う。マイカは20 µm程度の欠片から切り 出し,同一の厚さの切片を用意する。マイカは電極固定部品に3カ所等間隔に接着し,電 極間の隙間が平行になるよう固定を行った。

静電容量の測定はキャパシタンスブリッジによって行う。今回の実験ではAndeen社

の2550Aを用いて測定した。