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相手側ジョブ起動

ドキュメント内 システム設計ガイド (ページ 62-69)

第1章 Information Integratorの機能

1.5 相手側ジョブ起動

1.5.1 相手側ジョブ起動

相手側ジョブ起動は、相手側システムのジョブを起動する機能です。ジョブの起動は、ユーティリティコマンドで実行できます。

[相手側ジョブ起動の連携製品]

相手側システムのジョブを起動する場合、相手側システムの連携製品が相手側ジョブ起動をサポートしている必要があります。

Information Integratorがジョブ起動を要求できる相手側システムの連携製品は以下のとおりです。なお、相手側システムの連携製品

がLinkexpress以外の場合、ジョブの実行結果を自システムが受け取ることはできません。

・ Linkexpress

・ Linkexpress File Transfer

・ DTS

・ HICS

Information Integratorに対してジョブ起動を要求できる相手側システムの連携製品は以下のとおりです。なお、相手側システムの連携 製品がLinkexpress以外の場合、ジョブの実行結果を相手側システムに通知することはできません。

・ Linkexpress

・ Linkexpress File Transfer

・ DTS

・ HICS

備考.連携製品が相手側ジョブ起動をサポートしている通信プロトコルについては、連携製品のマニュアルを参照してください。

[起動ジョブの実行資格]

起動ジョブの実行資格については、“9.2 ファイル送受信、相手側ジョブ起動利用時のセキュリティ設定情報”を参照してください。

[相手側ジョブ起動の注意事項]

・ 相手側ジョブが対話型のジョブの場合は、相手側ジョブ起動は利用できません。

・ 通信プロトコルにSANおよびHULFTを使用する場合、相手側ジョブ起動は利用できません。

相手側システムのOSごとの注意事項は、以下のとおりです。

・ 相手側システムがWindowsの場合

- 相手側ジョブが以下のジョブの場合は、相手側ジョブ起動は利用できません。

- ウィンドウが存在するジョブ(notepadなど) - ATコマンドの実行で正常動作しないジョブ

- schtasksコマンドの実行で正常動作しないジョブ

- Windows PowerShellで作成されたシェルスクリプト

- 相手側ジョブ起動で実行されたプログラムからは、ネットワークドライブ、プリンタなどの資源にアクセスできません。

- コマンド復帰タイミングとしてジョブ結果受信時を指定して相手側ジョブを起動する場合、このコマンドで起動するジョブは、

Information Integratorに対してジョブ結果通知を行う必要があります。結果通知を行わないと、コマンドは復帰しません。また、

ジョブ結果として0以外の値がジョブから通知された場合、コマンドは復帰値として1を返します。この場合は利用者がコマンド の出力メッセージからジョブの実行結果を判断してください。

- 相手側ジョブ起動は、コマンドの復帰タイミングを以下のどちらかを選択して利用します。

- 相手側ジョブのジョブ結果を受信したとき - 相手側ジョブを起動したとき

相手側ジョブのジョブ結果を受信したときに相手側ジョブ起動を復帰する場合は、相手側システムからInformation Integrator へジョブ結果を必ず通知してください。相手側システムからのInformation Integratorへのジョブ結果通知の方法については、

Linkexpressのマニュアルを参照してください。

なお、相手側ジョブ起動の復帰タイミングは、拡張オペランド記述ファイル内の「jobrsp」オペランドで指定します。

- Windowsの 仕 様 上 、 ジ ョ ブ 起 動 に 必 要 な 利 用 者 の 権 限 は 、Administratorsグ ル ー プ に 所 属 し て い る 必 要 が あ り ま す。

Administratorsグループに所属していない場合、TR10325、TR20325、またはTR30325メッセージを出力してジョブの起動に失

敗することがあります。また、ドメインを作成している場合、AdministratorsグループをDomain Adminsグループにする必要があ ります。なお、ジョブはジョブ起動時に指定したユーザーの権限で動作します。ただし、Windows Vista、またはWindows Server 2008上のジョブを起動する場合、起動されたジョブはシステム管理者権限で動作します。

なお、相手側利用者名は、拡張オペランド記述ファイル内の「prtsecur」オペランドで指定します。

- 環境変数は、システムの環境変数が引き継がれます。path環境変数など、ジョブ独自の環境変数が必要な場合は、ジョブの内 部で環境変数を変更してください。

・ 相手側システムがUNIXの場合

- 相手側ジョブが以下のジョブの場合は、相手側ジョブ起動は利用できません。

- 制御端末が必要なコマンド(passwdなど) - フルスクリーン系のコマンド(viなど)

- 相手側ジョブ起動は、コマンドの復帰タイミングを以下のどちらかを選択して利用します。

- 相手側ジョブのジョブ結果を受信したとき - 相手側ジョブを起動したとき

相手側ジョブのジョブ結果を受信したときに相手側ジョブ起動を復帰する場合は、相手側システムからInformation Integrator へジョブ結果を必ず通知してください。相手側システムからのInformation Integratorへのジョブ結果通知の方法については、

Linkexpressのマニュアルを参照してください。

なお、相手側ジョブ起動の復帰タイミングは、拡張オペランド記述ファイル内の「jobrsp」オペランドで指定します。

- 環境変数、umask値、標準出力、および標準エラー出力は、Information Integratorサーバを起動した環境(RCスクリプト、また はコンソール・端末)を引き継ぎます。相手側ジョブ起動に指定する利用者のシェル環境(.profile、.chsrc など)は引き継ぎません。

また、ジョブの実行に必要な環境変数、およびジョブからのファイルアクセスに必要なumask値は、Information Integratorサー バを起動するRCシェルまたはコンソール・端末の実行環境に設定するか、またはジョブ内に設定してください。

ジョブからの標準出力、および標準エラー出力は、Information Integratorサーバを起動したコンソール・端末に出力されます。

Information Integratorサーバ起動後に端末を終了している場合は、出力がEIOのエラーとなる可能性があります。このため、

ジョブからの標準出力、および標準エラー出力は、一時ファイルなどにリダイレクトするなどの考慮を行ってください。

なお、コンソール・端末がロック・ハングしている場合は、標準出力、および標準エラー処理で待ち状態になるため、ジョブが完 了できなくなります。

- UNIX上のジョブ起動の場合、ジョブはジョブ起動時に指定したユーザーの権限で起動します。ただし、ユーザーの二次グルー プに対するサポートは行いません。

・ 相手側システムがグローバルサーバ/PRIMEFORCEの場合

相手側ジョブ起動の復帰タイミングは、相手側ジョブを起動したときに行います。拡張オペランド記述ファイル内の「jobrsp」オペラ ンドで本コマンドの復帰タイミングを指定します。必ず、起動時にコマンドが復帰するように「no」を指定してください。

1.5.2 ジョブ結果通知の有無

ジョブ結果通知とは、相手側ジョブ(注)が、Information Integratorサーバに対してジョブの実行結果を通知する処理のことです。なお、

相手側ジョブ起動でジョブ結果通知を行う場合、FTP+、HTTP、またはHTTPSを使用する必要があります。

Linkexpress以外の連携製品と相手側ジョブ起動を行う場合、ジョブ結果通知を行わないように指定する必要があります。例えば、グ ローバルサーバ/PRIMEFORCE側のジョブを起動する場合は、ジョブ結果通知なしを指定してください。

注) 相手側ジョブ起動要求時、ジョブ結果通知ありが省略値の動作となります。

ジョブ結果通知の有無は、ifiexejobコマンドの拡張オペランド記述ファイルで指定します。

ジョブ結果通知あり

ジョブ結果通知を利用する場合、データソース定義を以下のように設定してください。

・ 「プロトコル」に「FTP+」、「HTTP」、または「HTTPS」を指定します。

・ ジョブ起動要求を行うシステムでは、「多重度-起動側」と「多重度-応答側」が1多重ずつ必要です。

・ ジョブを実行するシステムでは、「多重度-起動側」と「多重度-応答側」が1多重ずつ必要です。

ジョブ結果通知ありの場合、起動したジョブの中から必ずジョブ結果通知を発行する必要があります。ジョブ結果通知は、コマンドと利 用者プログラムインタフェースを用意しています。

Information Integratorの場合:ifirspjobコマンド Linkexpressの場合:lxrspjobコマンド

また、ジョブ結果通知未発行など、何らかの理由によりジョブ結果通知をInformation Integratorサーバへ通知できない場合を考慮し て、ジョブ結果待ち時間を指定してください。ジョブ結果待ち時間は、起動側システムの要求時に指定できます。ジョブ結果待ち時間 を省略した場合でジョブ結果通知未発行では、タイマ監視を行いませんのでジョブ起動要求が無応答状態になります。ジョブ起動時 点から30分以内にジョブ結果通知が通知されない場合、メッセージ(TRx3014)が出力されます。ジョブ結果待ち時間が指定されている 場合は、メッセージは、出力されません。

ジョブ結果通知なし

ジョブ結果通知を利用しない場合、データソース定義を以下のように設定してください。

・ プロトコルに、「FTP」、「FTP+」、「HTTP」、「HTTPS」、または「HICS」を指定してください。

・ ジョブ起動要求を行うシステムでは、「多重度-起動側」が1多重必要です。

・ ジョブを実行するシステムでは、「多重度-応答側」が1多重必要です。

参考

グローバルサーバ/PRIMEFORCE上のジョブを相手側ジョブ起動で起動する場合、ジョブ結果通知なしを指定してください。

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