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処理プロセスの設計

ドキュメント内 システム設計ガイド (ページ 115-118)

Information Integratorでは、様々な業務システムに存在するデータを収集し、必要なデータ変換処理を行って、最適な形式で配付先 システムに配付する一連のデータ処理を処理プロセスと呼びます。

ここでは、Information Integratorでの処理プロセスの設計の考え方と、設計手順を説明します。

5.1 処理プロセスの設計の概要

5.1.1 Information Integratorの処理プロセス

Information Integratorの処理プロセスの基本的なイメージを以下に示します。

図5.1 処理プロセスの基本的なイメージ

収集元システムから集めたデータは、Information Integratorのデータ管理機能により、一時的にデータボックスに格納されます。デー タボックスに格納されたデータに対して、必要な各種変換処理を行い、配付先システムに配付するデータがデータボックス内に作成さ れます。データボックスに作成された変換処理後のデータを抽出して、配付先システムにデータを配付します。

5.1.2 処理プロセスの設計の流れ

Information Integratorの処理プロセスの設計は以下のように行います。

処理プロセスの設計

収集処理、変換処理、配付処理の各処理の入出力データの対応付けや処理手順、処理実行スケジュールなど、処理プロセス全体の 設計を行います。

データの収集、配付処理の設計

1. データの収集元システム、配付先システムの設計

Information Integratorがデータ収集および配付先としてアクセスするシステムの情報(システム名やIPアドレスなど)や、システム へのアクセス手段(データベース情報、ファイル送信のパラメタ、認証情報など)を設計します。

図5.2 処理プロセスに対するデータの収集元システム、配付先システムの設計の対象箇所

2. 収集データ、配付データの設計

収集元システムより収集するデータ、および配付先システムへ配付するデータについて設計を行います。Information Integrator で処理するデータは、Information Integratorのデータ管理機能を利用し、データボックスに格納して処理を行います。収集デー タ、配付データを格納するデータボックスは、システムで一意となるデータボックスIDを任意に指定するだけで設計ができます。

収集したデータに対して変換処理を行う場合は、各々のデータに対してデータ構造(項目名やデータ属性など)やフォーマット 属性(ファイル形式、文字コードなど)を指定します。

図5.3 処理プロセスに対する収集データ、配付データの設計の対象箇所

同じデータ構造を持つ1つまたは複数のデータを収集する処理単位を「収集グループ」と呼びます。配付処理も同様に、同じ データ構造を持つ1つまたは複数のデータを配付する処理単位を「配付グループ」と呼びます。

収集データ、配付データを格納するデータボックスは、収集グループおよび配付グループごとに用意します。(データボックス は、Information Integratorサーバのシステム内で一意のIDを指定するだけで設計できます)

例えば、データ構造の異なるマスタデータとトランザクションデータをそれぞれ収集して利用するような場合は、マスタデータとト ランザクションデータそれぞれに対して、収集データを格納するためのデータボックスを用意し、収集処理を設計します。

図5.4 データ構造が異なるデータを扱う場合の処理イメージ

3. 収集方法、配付方法の設計

収集元システムのデータの形態に合わせて、データベースの抽出やファイルの転送処理に必要な各種パラメタを設計します。

配付方法の設計も同様に配付先システムに配付するデータの形態に合わせて設計を行います。

図5.5 処理プロセスに対する収集方法、配付方法の設計の対象箇所

データの変換処理の設計

収集したデータを配付先システムに配付するデータに変換する処理を設計します。

変換前、変換後のデータ構造やフォーマット属性を設計し、変換前後の項目の対応付けをマッピングすることによって、変換処理を設 計します。

図5.6 処理プロセスに対するデータの変換処理の設計の対象箇所

外部プログラム呼び出し(プラグイン)の設計

処理プロセスの中で外部プログラムを呼び出す場合には、外部プログラムの情報(コマンド名やパラメタ、復帰値の判定処理など)を設 計し、処理プロセスの処理手順にプラグイン呼び出し処理を組み込みます。

5.2 処理プロセスの設計作業概要

Information Integratorの処理プロセスを設計する上での基本的な考え方を説明します。III Studioまたは、デザインシートを利用して設 計作業を行います。

III Studioを利用すると、処理プロセスの処理手順を視覚的に確認しながら設計を進めることができます。デザインシートを利用すると、

類似する複数の処理プロセスを大量に作成するようなときに、効率的に設計を進めることができます。

設計した処理プロセスをIntegratorサーバへ登録することで、実行環境が作成できます。

III Studioを利用して行う設計作業の詳細は、“第6章 III Studioを利用した設計”を参照してください。デザインシートを利用して行う設

計作業の詳細は、“第7章 デザインシートを利用した設計”を参照してください。

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