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相手側システムの種類ごとのシステム構成

ドキュメント内 システム設計ガイド (ページ 97-111)

第4章 システム構成

4.3 相手側システムの種類ごとのシステム構成

図4.1 Information Integratorを利用する場合の標準的な構成

・ Windowsサーバの場合、Information Integratorサーバ、およびInformation Integratorクライアントは、同一サーバに導入することが

できます。

・ データ集配信製品は、利用側システム、利用機能に応じて、選択してください。接続可能なデータ集配信製品については、“4.2.1.2

Information Integratorが接続可能なデータ集配信製品”を参照してください。

ポイント

定義管理、定義作成、定義修正をすべてIII Studioで行う場合は、以下の機能は不要です。

・ 定義管理クライアント

・ デザインシート

・ Excel

定義作成、定義修正をすべてデザインシートで行う場合は、以下の機能は不要です。

・ III Studio(Interstage Studio)

4.1.3 負荷分散構成

ファイル転送エージェントを利用して、Information Integratorサーバの負荷分散を実現する構成について説明します。

図4.2 負荷分散構成

・ Windowsサーバの場合、Information Integratorサーバ、およびInformation Integratorクライアントは、同一サーバに導入することが

できます。ファイル転送エージェントとInformation Integratorクライアントも、同一サーバに導入することができます。

・ データ集配信製品は、利用側システム、利用機能に応じて、選択してください。接続可能なデータ集配信製品については、“4.2.1.2 Information Integratorが接続可能なデータ集配信製品”を参照してください。

・ ファイル転送エージェントで利用可能な機能についての詳細は、“付録C ファイル転送エージェントで利用可能な機能一覧”を参 照してください。

ポイント

定義管理、定義作成、定義修正をすべてIII Studioで行う場合は、以下の機能は不要です。

・ 定義管理クライアント

・ デザインシート

・ Excel

定義作成、定義修正をすべてデザインシートで行う場合は、以下の機能は不要です。

・ III Studio(Interstage Studio)

4.1.4 Information Integrator統合管理構成

統合管理オプションを利用して、Service Integratorとの連携を行う構成です。

以下は、ファイル転送エージェントを併用する構成例です。

図4.3 Information Integrator統合管理構成

4.1.5 クラスタ構成

Information Integratorサーバを1:1運用待機のクラスタ構成にできます。

Information Integratorサーバをクラスタ構成にする場合は、運用ノード、待機ノードに、それぞれInformation Integratorサーバを導入し ます。

図4.4 Information Integratorのクラスタ構成

Information Integratorクライアント、および相手側システムからの通信は、「論理IPアドレス」を指定します。

管理領域は、共用ディスク上にセットアップします。

管理領域については、“セットアップガイド”を参照してください。

4.2 相手側システムの接続について

Information Integratorで利用できる相手側システム(収集元システム、配付先システム)について説明します。

4.2.1 ファイル送受信の接続について

ファイル送受信の場合に、Information Integratorで利用できる相手側システム(収集元システム、配付先システム)との接続について説 明します。

4.2.1.1 ファイル送受信で扱える通信プロトコル

ファイル送受信(ファイル受信、ファイル送信)で扱える通信プロトコルを以下の表に示します。相手側システムの環境に合わせて、利 用するプロトコルを選択してください。

表4.1 ファイル送受信で扱える通信プロトコルの種類

通信プロトコル(※1) 説明

TCP/IP FTP+ 標準FTPにファイルの送信、受信確認などを拡張した富士通独自の通信プロトコルで

す。

以下の特長があります。

・ 標準FTPでの信頼性問題を解決、高信頼性プロトコル

・ 拡張機能をサポート、データ転送機能に付加価値

本プロトコルを利用する場合、相手側システムにLinkexpressが必要です。

相手側システムにLinkexpressが導入されている場合は、本プロトコルの利用を推奨しま す。

Information Integratorサーバとファイル転送エージェントの接続は、本プロトコルを利用 してください。この場合、相手側システムにLinkexpressの導入は不要です。

FTP TCP/IPのファイル通信プロトコルです。

相手側システムにLinkexpressが導入されていない場合、利用してください。

通信プロトコル(※1) 説明

FTPM 相手側システムがASPの場合に利用する富士通独自の通信プロトコルです。

本プロトコルを利用する場合は、相手側システムに、DTSが必要です。

HTTP(※2) TCP/IPのハイパーテキスト通信プロトコルです。

システムのセキュリティポリシーにより、FTP+/FTPプロトコルを使用できない場合に本プ ロトコルを利用します。DMZゾーンとイントラネット間でのファイル転送です。

HTTPS SSL通信を実装したHTTPプロトコルです。

HTTPプロトコルについては、上記HTTPの説明を参照してください。

HICS(FNA) 富士通独自の通信プロトコルFNAのファイル通信プロトコルです。

FNA3手順の1次側をサポートしているグローバルサーバ/PRIMEFORCE、およびASP と、FNA接続する場合に利用します。

SAN ディスクアレイ装置を利用したSAN環境上で使用する富士通独自のファイル通信プロト コルです。

LANを利用しないため、大容量ファイル転送、およびセキュリティ保持に優れます。

本プロトコルを利用する場合、相手側システムに、Linkexpressが必要です。

HULFT 相手側システムがHULFTの場合のファイル通信プロトコルです。

※1:利用するプロトコルによって、使用できる機能が異なります。プロトコルごとの機能範囲については、“A.1 通信プロトコルごとの 利用可能機能一覧”を参照してください。

※2:HTTPプロトコルを利用する場合、以下の注意事項があります。

Information Integratorが起動側動作の場合

応答側システムは、Information Integrator以外のHTTPサーバとの接続も可能です。

Information Integratorが応答側動作の場合

起動側システムは、Information IntegratorまたはLinkexpressが必須です。WEBクライアントからの接続はできません。

なお、本プロトコルを利用する場合は、接続相手システムにInformation IntegratorまたはLinkexpressの導入を推奨します。

注意

Linuxでは、HICS(FNA)、SANは、利用できません。

なお、すべての転送プロトコルは、冗送設計となっています。冗送設計とは、ファイル送受信の起動側システム(ファイル送受信の要求 側)と応答側システムで正常/異常の判断が異なる場合、起動側システムで異常を検知します。起動側システムで異常を検知した場 合、ファイル送受信のリトライ処理が可能となり、応答側システムでは二重(冗送)でデータを受信することがあります。

このため、冗送が発生することを考慮して、システム運用の設計を行ってください。

ただし、FTPプロトコルを除くその他のプロトコルでは、最終応答電文の通知に失敗した場合のみ冗送が発生します。最終応答電文の 通知失敗は非常に稀なタイミングです。

4.2.1.2 Information Integrator が接続可能なデータ集配信製品

表4.2 Information Integratorが接続可能なデータ集配信製品の種類

製品名称 プラットフォーム

プロトコル一覧(※1) 備考

FTP+ FTP FTP

M HTTP HTTP

S

HICS (FNA)

SA

N HULFT

Linkexpress Windows

Linux Solaris

○ ○ ○ × × ○ × ×

製品名称 プラットフォーム

プロトコル一覧(※1) 備考

FTP+ FTP FTP

M HTTP HTTP

S

HICS (FNA)

SA

N HULFT

Linkexpress Advanced Edition

Windows Linux Solaris

○ ○ ○ ○ ○ ○ × ×

Linkexpress SAN option Windows

Linux Solaris OS IV/MSP OS IV/XSP

× × × × × × ○ ×

Linkexpress Standard Edition Windows Linux

○ × ○ × × ○ × ×

Linkexpress Enterprise Edition

Windows Linux

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ×

Linkexpress File Transfer OS IV/MSP

OS IV/XSP

○ ○ × × × ○ × ×

DTS OS IV/MSP

OS IV/XSP

○ ○ ○ × × × × × FTPMプロトコルは、BFTPと表現して います。

ASP × × ○ × × × × ×

HICS OS IV/MSP

OS IV/XSP

× × × × × ○ × ×

ASP × × × × × ○ × ×

HULFT - × × × × × × × ○

標準FTPツール

※2

- × ○ × × × × × ×

※1:利用する通信プロトコルによって、使用できる機能が異なります。通信プロトコルごとの機能範囲については、“A.1 通信プロトコル ごとの利用可能機能一覧”を参照してください。

※2:Information IntegratorがサポートするFTPコマンドの範囲で接続する必要があります。Windows上で動作するFTPクライアントツー ルは、接続できません。Information IntegratorがサポートするFTPコマンドの範囲は、“付録E Information IntegratorがサポートするFTP のコマンド”を参照してください。

4.2.1.3 ファイルシステムの留意事項について

Information Integratorサーバのインストールディレクトリ、およびInformation Integratorサーバがアクセスする送受信ファイルの格納ディ レクトリ(相手側システム)のファイルシステムの留意事項について説明します。

Windowsの場合

Windowsの場合について説明します。

・ Information Integratorがサポートしているファイルシステムは、NTFSです。FAT32ファイルシステムは、利用できません。

・ 圧縮属性のドライブ、フォルダ、およびファイルは利用しないでください。圧縮属性の場合、通常のI/O処理と比較して、性能上の オーバヘッドが発生します。このため、I/O量に依存してOSリソースの不足によるアクセスエラーが発生することがあります。

※圧縮属性は、エクスプローラ上で該当のドライブ、フォルダ、およびファイルのプロパティで、確認、変更できます。

・ 暗号化属性のフォルダ、およびファイルは利用しないでください。暗号化属性の場合、Information Integratorサーバの実行者とフォ ルダ、およびファイルの作成者が異なるためアクセスエラーが発生します。

※暗号化属性は、エクスプローラ上で該当のフォルダ、およびファイルのプロパティでの確認、変更できます。

Solarisの場合

Solarisの場合について説明します。

・ ZFSファイルシステムは、利用できません。

4.2.2 オブジェクト抽出・格納時の通信プロトコル

Salesforceのオブジェクト抽出・格納では、SalesforceのWebサービスを介して、SalesforceとHTTPSで通信します。

4.2.3 BLOB収集・配付時の通信プロトコル

BLOB収集・配付では、RESTを利用して通信します。

4.3 相手側システムの種類ごとのシステム構成

ここでは、相手側システムの種類ごとに、必要なデータ集配信製品、関連製品について説明します。

4.3.1 相手側システムがWindows、Solaris、Linuxの場合

相手側システムがWindows、Solaris、またはLinuxの場合、相手側システムに、Linkexpress製品を導入します。

ファイル送受信を利用する場合

図4.5 相手側システムがWindows、Solaris、Linuxの場合に、ファイル送受信を利用する場合の構成イメージ

相手側システムが、Windows/Solaris/Linuxの場合に、利用可能なLinkexpressは、以下のとおりです。

・ Linkexpress

・ Linkexpress Advanced Edition

・ Linkexpress Standard Edition

・ Linkexpress Enterprise Edition DB抽出、格納を利用する場合

DB抽出、DB格納を行う場合は、Information Integratorサーバ側に、データベース製品のクライアントが必要です。

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