物理ディスクに関する情報は、構成表示領域や情報一覧表示領域に表示される「物理ディスク関 連情報一覧画面」と、物理ディスクのプロパティ情報として表示される「物理ディスク詳細情報画面」
で表示します。
本項では、物理ディスク情報として表示する各項目について説明します。
(1)物理ディスク関連情報一覧画面
構成表示領域において「物理ディスク」を選択(左クリック)した場合に表示される画面(図1-36 の破線部分)です。物理ディスクの稼働状態および容量などの各種属性情報を表示します。
また、構成表示領域において任意の物理ディスクを選択(左クリック)した場合、該当する物理 ディスクによってRAID構成された論理ディスクに関する情報(関連情報の一部)を一覧表示します。
項目名の部分をクリックすることでソートすることができます。また、項目名の部分で右クリッ クすると、各項目ごとの表示/非表示を設定することができます。
※カラム表示/非表示設定やサイズは、ログアウトすることにより自動的に保存され、次回起動時 に復元されます。
なおiSMクライアント(Web GUI)では、「回転数[rpm]」と「転送速度[Gbps]」の項目は初期 状態では非表示に設定されています。表示する場合は項目名の部分で右クリックし、該当項目を表示 に設定してください。
図1-36 物理ディスク関連情報一覧画面(iSMクライアント(Web GUI))
①アイコン(物理ディスクの稼働状態/監視状態)
物理ディスク番号横のアイコンにより、物理ディスクの稼働状態/監視状態を表示します。
表1-16 表示されるアイコンとその意味
アイコン 状態
物理ディスクが正常稼働。
物理ディスクで“予防保守” を要する事象が発生。
1つの物理ディスクが故障して、代替物理ディスクを使用しているこ とを示す。
物理ディスクで“注意”を要する事象が発生。
物理ディスクで“障害”が発生。
監視停止状態、または構成設定中であることを示す。
監視停止状態、または構成設定中であることを示す。
本アイコンが表示されている場合、監視停止直前に物理ディスクで
“予防保守”を要する事象が発生していたことを示す。
監視停止状態、または構成設定中であることを示す。
本アイコンが表示されている場合、監視停止直前に物理ディスクで
“注意”を要する事象が発生していたことを示す。
監視停止状態、または構成設定中であることを示す。
本アイコンが表示されている場合、監視停止直前に物理ディスクで
“障害”が発生していたことを示す。
②番号
物理ディスク番号を表示します。
③状態
物理ディスクの稼働状態と発生事象を以下のいずれかで表示します。
表1-17 状態表示内容とその意味
表示 説明
正常 物理ディスクが正常稼働
通知(inactive) 物理ディスクで“予防保守”が発生 注意(rebuilding) データ再構築中
注意(powering up) 物理ディスクが起動中 注意(formatting) 物理フォーマット中 注意(stop) 物理ディスクが稼働停止中
注意(exchange) SSDディスクの交換時期に到達した
※現在は正常に動作していますが、早めに交換してください。
詳細は保守員にご相談ください。
障害 物理ディスクで“障害”が発生
オフライン 物理ディスクが切り離されている、または存在しない
④容量
物理ディスク容量をギガバイト単位(1ギガバイト=1,073,741,824バイト)で小数点1ケタま で表示します(小数点2ケタ以下は切り捨て。ただし、0バイト~100メガバイトは0.1で表示)。
⑤回転数
対象物理ディスクの回転数(単位:rpm)を表示します。
※ 対象物理ディスクがSSDディスクの場合、空白で表示します。
⑥ノード番号
物理ディスクが属するノードの番号を表示します(16進2桁)。
※ ノード関連の情報は、ノード対応ディスクアレイでのみ表示されます。
⑦RANK/プール番号
物理ディスクが属するRANK番号/プール番号を表示します。RANK番号は「PDグループ番 号(16進2桁)-RANK番号(16進2桁)」で表示します。
⑧プール名
物理ディスクが属するプールの名称(最大32文字)を表示します。
⑨階層番号
当該物理ディスクが階層プールを構成する場合に、属する階層番号を表示します。
※ データ最適配置機能で作成、使用することができます。詳細についてはマニュアル「デー タ最適配置機能利用の手引」(IS061)を参照してください。
⑩区分
「区分」欄では、対象物理ディスクの区分を以下のいずれかで表示します。
データ :データ領域として使用可能な物理ディスク ホットスペア :障害発生時の代替物理ディスク
システムボリューム :システムボリューム構築専用の物理ディスク 二次キャッシュ :二次キャッシュとして使用可能な物理ディスク
未設定 :データ/ホットスペアとして設定されていない物理ディスク
※ プールの拡張対象となっている物理ディスクの区分をデータとして表示します。
⑪タイプ
物理ディスクのタイプを以下のいずれかで表示します。
FC :FCディスク ATA :ATAディスク SAS :SASディスク
AFSAS :アドバンスドフォーマットSASディスク
SAS(SED) :暗号化SASディスク
NLSAS :ニアラインSASディスク
NLSAS(SED) :暗号化ニアラインSASディスク SSD :SSDディスク
SSD(SED) :暗号化SSDディスク
⑫進捗率
rebuilding事象が発生した物理ディスクにおける復旧進捗率を表示します。
※ 復旧処理の進捗率は全体の容量(仮想容量プールを作成している場合は実容量)を100%
として実際に使用している領域に対して行われます。
このため、未使用領域が大きい場合は、進捗率が急激に変化する場合があります。
⑬転送速度
対象物理ディスクの転送速度(単位:Gbps)を表示します。
※ 装置より情報を取得できた場合のみ表示します。
情報一覧表示領域の上部に、ディスクアレイの筐体前面から見た物理ディスクの配置をビジュア ルに表示します。
また、物理ディスクの状態が正常以外の場合、一覧と同じアイコンを当該物理ディスク上に表示 しますので、各物理ディスクの状態が一目で確認できます。
筐体の右には、筐体のLEDの点灯/消灯ボタンが表示されます。ボタンを押すことで、筐体のUNIT
ID LEDを点灯/消灯させることが可能となります。
※ ビジュアル画像内のLED点灯状況や各種端子の形状等は実際の装置とは異なる場合があり ます。
(2)物理ディスク詳細情報画面
物理ディスクに関する詳細情報を表示します。
構成表示領域および情報一覧表示領域において任意の物理ディスクを選択(左クリック)し、右 クリック→「プロパティ」を選択することで表示されます。(図1-37)
図1-37 物理ディスク詳細情報
①番号
物理ディスク番号を表示します。
表示内容は「(1)物理ディスク関連情報一覧画面」と同じです。
②状態
物理ディスクの稼働状態と発生事象を表示します。
表示内容は「(1)物理ディスク関連情報一覧画面」と同じです。
③容量
物理ディスクの容量を表示します。
④回転数
対象物理ディスクの回転数(単位:rpm)を表示します。
※ 対象物理ディスクがSSD ディスクの場合、「-」で表示します。
⑤タイプ
物理ディスクのタイプを表示します。
表示内容は「(1)物理ディスク関連情報一覧画面」と同じです。
⑥転送速度
対象物理ディスクの転送速度(単位:Gbps)を表示します。
※ 装置より情報を取得できた場合のみ表示します。
⑦プロダクトID
対象物理ディスクの製品モデル名(最大16文字)情報を表示します。
⑧プロダクトRev
対象物理ディスクの製品レビジョン(4文字)情報を表示します。
⑨シリアル番号
対象物理ディスクの製造番号(20文字)を表示します。
⑩RANK番号/プール番号
物理ディスクのRANK番号/プール番号を表示します。
表示内容は「(1)物理ディスク関連情報一覧画面」と同じです。
⑪ノード番号
物理ディスクのノード番号を表示します。
表示内容は「(1)物理ディスク関連情報一覧画面」と同じです。
※ ノード関連の情報は、ノード対応ディスクアレイでのみ表示されます。
⑫プール名
物理ディスクが属するプールの名称を表示します。
表示内容は「(1)物理ディスク関連情報一覧画面」と同じです。
⑬階層番号
当該物理ディスクが階層プールを構成する場合に、属する階層番号を表示します。
表示内容は「(1)物理ディスク関連情報一覧画面」と同じです。
※ データ最適配置機能で作成、使用することができます。詳細についてはマニュアル「デー タ最適配置機能利用の手引」(IS061)を参照してください。
⑭区分
物理ディスクの区分を表示します。
表示内容は「(1)物理ディスク関連情報一覧画面」と同じです。
⑮進捗率
rebuilding事象が発生した物理ディスクにおける復旧進捗率を表示します。
表示内容は「(1)物理ディスク関連情報一覧画面」と同じです。
※ 復旧処理の進捗率は全体の容量(仮想容量プールを作成している場合は実容量)を100%
として実際に使用している領域に対して行われます。
このため、未使用領域が大きい場合は、進捗率が急激に変化する場合があります。
⑯エンデュランス
当該SSDディスクのエンデュランス情報を以下のいずれかで表示します。
Maximum (SLC) :高耐久性(SLC)