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1.7.2 連携定義と処理の概要

あるメッセージが発生したら、連携動作としてあるアクションをおこします。

HP-UX版、Linux版では、アクションは連携定義ファイル(/etc/iSMsvr/msgdrv.conf)に定義す る必要があります。また、メールの雛形をメールテンプレートファイルとして定義する必要がありま す。連携定義ファイルとメールテンプレートファイルについては、「B.1 連携定義ファイル」を参 照してください。

Windows版ではアクションの登録は環境設定で行います。また、メールの雛形であるメールテン

プレートファイルの登録も環境設定で行います。

iStorageManager Expressでは、アクションの設定はiSMクライアントの管理ソフトウェア設定

にて行います。「構成設定の手引(GUI編)- Mシリーズ(IS051)」を参照してください。

1.7.3 動作概要

到着したメッセージのメッセージ番号とメッセージレベルに該当する定義が、連携定義ファイル または環境設定にて登録されている場合、定義されているアクションを実行します。アクションは、

メールの送信に対してシェル、バッチファイルまたはプログラムの起動が優先されます。アクション 実行中に、次のメッセージを受信した場合、現在処理しているメッセージで行うアクションをすべて 終了させた後、次のメッセージに対するアクションを行います。同一のメッセージに対して同一のア クションが複数指定された場合は、アクションは1回だけ実行されます。

シェルの起動の場合は、第一パラメータにメッセージ本体を格納した一時ファイル

(/opt/iSMsvr/etc/msgdrv/nnnn.txt)のフルパスを渡します。シェルスクリプトやそこから起動され るプログラムは、必要に応じてそのファイルを読み込むようにしてください。また、シェルの起動す る環境(環境変数など)は、iStorageManagerが起動したときの環境が用いられます。OSが起動し たときにシステムから起動される場合とユーザから起動される場合とでは、環境変数などの設定に違 いがあるため注意してください。

バッチファイルまたはプログラムの起動の場合は、第一パラメータにメッセージ本体を格納した 一時ファイル(インストール先フォルダ¥etc¥msgdrv¥nnnn.txt)のフルパスを渡します。バッチフ ァイルまたはプログラムやそこから起動されるプログラムは、必要に応じてそのファイルを読み込む ようにしてください。

メールの場合は定義されたSMTPサーバに対して、メールテンプレートファイルをメールとして 送信します。

SMTPサーバに対するメール送信処理がOS規定のタイムアウト値以内に終わらない場合、タイ ムアウトして処理を中断します。タイムアウトやSMTPのエラー/シェル、バッチファイルまたは プログラム起動の失敗などは、メッセージ通知を行いますので、運用ログで確認が可能です。

メールの送信、シェル、バッチファイルまたはプログラムの起動の各々に対して、単位時間(1分 間)あたりの処理回数の上限値制御を行います。上限値を超過した場合は、最長1分間、超過した連 携処理を中止します。

同時に複数の連携処理は行われないため、連携処理中に発生したメッセージはバッファに最大30 個蓄えます。それ以上のメッセージが発生した場合は、メッセージを破棄します。

事象連携でのエラー事象が再度事象連携に到着するとループしてしまう可能性があるため、事象 連携が自分で出力したメッセージは連携の対象としません。

1.7.4 定義の更新

iSMサーバ起動時に、各種定義を読みます。その際に連携定義ファイルとメールテンプレートフ ァイルを読み込み、事象連携の動作に反映します。

また、iStorageManager Expressでは、iSMクライアントの管理ソフトウェア設定に事象連携設 定機能があります。連携定義ファイルとメールテンプレートファイルを登録して制御を動的に変更し ます。HP-UX版、Linux版では、iSMサーバの連携定義情報変更コマンドとして、“iSMsvr update -m ”があります。本コマンドが投入された場合は、事象連携に通知され、再度連携定義ファイルと メ ールテンプレートファイルを読み直して制御を動的に変更します。Windows版では、環境設定画面 に、"事象連携動作の適用" があります。この機能は、iSMサーバ動作中に事象連携の定義を読み直 して制御を動的に変更します。これらの場合、定義上のエラーがあれば定義の変更を行わず、従来の 定義での運用が継続します。

メール通知の機能を利用している場合、メールサーバと接続できなかったなどの理由でメール 送信に失敗すると、メッセージiSM06062を出力します。この場合、事象連携のメール通知の 機能が閉塞してメールが送信されなくなります。

メッセージiSM06062が出力された場合は、送信を再開するため、「iStorageManager」サー ビスの再起動または以下の手順で事象連携の定義の更新を行ってください。

UNIX版 : コマンド「iSMsvr update -m」を実行してください。

Windows版 :「iSMサーバメニュー」の「環境設定」を起動し、「事象連携」タブを開いて

「適用」ボタンをクリックしてください。

ドキュメント内 iStorageソフトウェア iStorageManager 利用の手引 (ページ 146-149)