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枠組みの確立を支援した

ドキュメント内 年次報告2007 (ページ 61-64)

緊急援助により、家を失ったソロモン諸島の人々に支援が提供された

全体的に、 2007 年は南アジアにとって成功した年 となった。南アジア局はポートフォリオ管理の改善、

貸付および非貸付業務の規模の拡大と適切性の向上、

そしてクライアントに対する革新的かつ柔軟な融資 商品の導入を目標として業務を行った。

南アジア

バングラデシュ、ブータン、インド、モルジブ、

ネパール、スリランカ

業務のあらゆる側面に開発成果マネジメント・アプローチを導入し、南アジアにおける強力な業務知識 にかかるデータベースを構築する取組みが著しく進んだ。

貸付は順調で、従来の水準を超え、電力、教育、地方インフラ、都市インフラおよび金融の各セクター における新商品および新融資形態の供与が大幅に増加した。

ADB

23

件・計

28

億ドルのソブリン貸付 およびアジア開発基金グラント・プロジェクト(うち

11

件はマルチトランシェ融資ファシリティ(

MFF

) に基づくサブプロジェクト、

2

件は貸付とグラントの複合案件)ならびに

1

件・

1,000

万ドルのノンソブ リン公共セクター貸付を承認した(表

27

)。南アジア地域に対する

2007

年末時点の累計貸付額は

339

億ドルとなった(表

31

)。

ADB

はまた、

3,690

万ドルの技術協力、

4

件・計

17

億ドルの新規

MFF

4

件・

2,150

万ドルの外部財源による無償援助、および民間セクター業務を通じて計

1

7,630

万ドルの貸 付を供与した。同地域に対するノンソブリン承認総額は

4

1,130

万ドルとなった(統計付録

10

)。

地域協力

南アジア地域協力戦略・プログラム(

2006

2008

年)に基づき、

ADB

3

つの地域協力イニシアティ ブ、すなわち南アジア地域協力連合(

SAARC

)、南アジア地域経済協力(

SASEC

)およびベンガル湾多分野 技術経済協力イニシアティブ(

BIMSTEC

)に対する支援を継続した。

ADB

SAARC

の地域複合輸送調査を支援し、その勧告は第

14

SAARC

首脳会議で承認された。

ADB

はまた、地域エネルギー市場に関する技術協力を提供し、政策対話を喚起したほか、

SAARC

エネル

62

アジア開発銀行

南アジア

借入人および実施機関との関与を深めることを通

U

じてプロジェクトの監理・運営の向上への取組み を強化した。その結果、過去最高水準の実行額、

予想を上回る契約締結額が達成され、リスクのあ るプロジェクトの件数は過去最低水準に減少した。

堅調な貸付プログラムを通じて過去の水準を超え

U

る支援を提供した。より多くの新しい貸付商品や 融資形態が導入されたほか、民間セクターとの共 同努力により南アジア局初のノンソブリン・プロ ジェクトが実現した。

南アジア地域経済協力プログラムの参加

4

カ国の

U

支援を得て、南アジアにおける情報通信技術の開 発を目的とする初の地域投資プロジェクトを開始 した。

復興および経済発展を通じ、ネパール政府の平和

U

維持に大きく貢献した。

成果重視姿勢を強化し効果的な成果重視型パート

U

ナーシップを維持するために、あらゆるレベルで 開発成果マネジメントを強化し、南アジアの全開 発途上加盟国における開発成果マネジメント能力 の向上を強力に支援した。

ハイライト

ギー・センターの技術能力の向上を支援した。

6

4

日から

5

日にかけて、マニラの

ADB

本部で第

4

SASEC

国家アドバイザー会議が開催された。

SASEC

加盟

4

カ国が共同で取り組んだ最初の地域投資プロジェクトである

SASEC

情報ハイウェイ・プロジェクト以外にも、

ADB

は技 術協力を通じて、地域観光の開発、運輸ロジスティクスの改善、

貿易の促進、および環境協力の促進を目的とする

SASEC

の イニシアティブを支援した。

ADB

BIMSTEC

運輸インフラ・ロジスティクス調査が 勧告した運輸ロジスティクス政策の枠組みと戦略ならびに実 施メカニズムの実現を支援した。

ポートフォリオ管理

ADB

が案件監理とポートフォリオ管理に関する取組みを強 化した結果、主要なポートフォリオ指標が大幅に改善された。

実行額は

2006

年から

48

%増加して

20

億ドル(うち

15

億 ドルはプロジェクトの実行額)となり、最高記録が更新された。

契約締結・約定額は

21

億ドルと予想を

26

%上回り、

2006

年の

23

億ドルに近づいた。リスクのあるプロジェクトの比 率は

2006

年の

12.3

%から

9.7

%に低下した(表

29

)。

バングラデシュでは、

ADB

の政府に対する働きかけ、お

27

南アジア:

2007

年の国別支援額

(単位:百万ドル)

貸付 信用補完 無償援助

マルチ トランシェ融資 ファシリティd

OCR ADF ADB

公的協調

融資a 保証a

シンジケー ションa 出資

無償プロ ジェクトb

技術協力 無償c

バングラデシュ 500.0 465.7 965.7 – – – – – 7.7 –

ブータン – – – – – – – 21.7 2.7 –

インド 1,386.4 – 1,386.4 – – 225.0 – – 10.8 1,693.0

モルジブ 4.5 5.3 9.8 – – – – – – –

ネパール – – – 10.0 – – – 111.0 7.2 –

スリランカ 327.5 115.0 442.5 – – – – 32.5 0.6 –

合計 2,218.4 586.0 2,804.4 10.0 – 225.0 – 165.2 29.0 1,693.0

– =該当データなし、ADF =アジア開発基金、OCR =通常資本財源。

注:(i)ソブリン貸付およびノンソブリン貸付の承諾については、統計付録1(ソブリン貸付およびノンソブリン貸付の承認(国別))および統計付録10(ノンソブリン投融資の承認と総事 業費(国別))を参照のこと。(ii)貸付と無償援助には、外部財源による公的協調融資であってその一部または全体をADBが管理するものが含まれる。(iii)小数点以下の処理により合 計と一致しない場合がある。

a 6a6b(直接付加価値協調融資)を参照。

b 統計付録2(無償援助プロジェクト承認(国別))を参照。

c 統計付録17(技術協力)を参照。技術協力(地域分)を除く。

d マルチトランシェ融資ファシリティは貸付を行うファシリティである。ファシリティから行われる貸付は、ADBの承認時に貸付として計上される。

ドキュメント内 年次報告2007 (ページ 61-64)