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プログラムはネパール全国の 都市部と農村部の両方において

ドキュメント内 年次報告2007 (ページ 71-74)

年次報告

2007 69

南アジア

された。南アジア局と民間部門業務局が共同で、リース会社 を対象とするノンソブリン・プロジェクトを実施した。

業務の効果 政府は

ADB

の財政管理改革プロジェクトの支 援を受けて税務行政と徴税業務を改善し、税金の抜け穴を塞

いだ。

ADB

の支援はまた、紛争影響地域における信頼構築に貢献 した。スリランカ東部の実施中案件(バッティカロア上水道等)

が再開しつつあり、なおざりにされていた地域で至急必要な 基本的社会インフラが整備されている。

首都カトマンズから

30km

離れたバクタプール郡の、

風光明媚な村で、

50

人の女性(全員がラマダンダ女性自 助センターの会員)が誓約を朗唱する。自分たちより低い カーストの構成員を差別しないこと、お金は賢く使うこ と、貯蓄すること、そしてタバコやアルコールを控える、

といった内容である。

「 皆 さ ん、 こ ん に ち は 」と

37

歳 の

Mana Kumari Shrestha

さんがいう。「私は

4,000

ネパール・ルピー(

63

ドル)を借りる必要があります。子供たちの授業料を払う のにお金がいるんです」コーディネーターから、以前

1

8,000

ネパール・ルピーを借りたのに、なぜまたお金が いるのかと尋ねられた彼女は、こう説明する。集まったグ ループから「賛成」の合唱があがり、融資が承認される。

これは、近年地方のあちこちで生まれた女性主導の地 方マイクロファイナンスで見られる典型的な光景である。

専門家は、ネパールの概して男性優位の農村社会におい て、女性の権利を拡大しジェンダー障壁を取り払うに当 たって、マイクロファイナンスが極めて重要な役割を果 たしているという。

1999

年に設立された民間セクター開発銀行である地 方マイクロファイナンス開発センター社(

RMDC

)は、

60

を数える同社のパートナー組織を通じ、ネパールの

75

郡 のうち

47

郡でマイクロファイナンス・プログラムを実 施しているという。

RMDC

Meghraj Gajurel

部長は「こうしたプログラ ムは全国を通じ、都市部と農村部の両方で貧困削減に大き く貢献しています」という。「また、マイクロファイナンス・

プログラムのローン回収率は

99.1

%と非常に高水準です」

と彼はつけ加える。対照的に、多くの商業銀行ではこうし たプログラムよりもデフォルト率が高いのが普通である。

17 件のソブリン貸付および 6 件のノンソブリン貸 付が供与され、その総額は過去最高の 32 億ドルに 達し(表 35 )、 2006 年の承認額を 72 %近く上回っ た。ソブリン貸付には、金融市場および資本市場セ クター、貧困削減、開発政策改革、および地方政府 財政を支援する 8 件・計 16 億ドルのプログラム貸 付が含まれる。

東南アジア

ブルネイ、カンボジア、インドネシア、

ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、

シンガポール、タイ、ベトナム

東南アジア地域におけるノンソブリン承認総額は

1

5,800

万ドルとなった(統計付録

10

)。ノンソ ブリン貸付には、同地域初の公共セクター向けプロジェクトならびにカンボジア、インドネシア、マレー シアおよびベトナムにおける

5

件の民間セクター向けプロジェクトが含まれる。

11

件のプロジェクトを対象に、アジア開発基金(

ADF

)、協調融資および貧困削減日本基金を通じて計

1

4,430

万ドルの無償援助が承認された(表

33

)。

44

件・計

3,010

万ドルの技術協力(

7

件は追加案件)

が承認され、財源は技術協力特別基金、日本特別基金および協調融資を通じて提供された(表

32

)。

監理担当部局の説明責任と品質管理メカニズムの強化を目的とする重要な措置が導入された。ポート フォリオ管理への重要度を高め、関連業務を改善するため、管理のモニタリング制度が設置された。

年次プロジェクト業務計画を政府の予算サイクルに合わせるといった、プロジェクトのパフォーマンス に影響する、より大きな構造的問題に注意が向けられた。政府および開発パートナーとの緊密な連携を通 じてプロジェクト実施における体系的な問題に対応するとともに、駐在員事務所の役割をさらに強化した。

ボルネオ島を共有するブルネイ、インドネシアおよびマレーシアが「ボルネオ中央高地支援宣言」に署名 した。世界自然保護基金(

WWF

)が支援するこのイニシアティブは、保護区域のネットワークを通じて合 計

22

万平方キロの赤道雨林を保全することを目指している。

ADB

はまた、ブルネイ・インドネシア・マレーシア・フィリピンでの東

ASEAN

成長地域(

BIMP-EAGA

) の地域経済イニシアティブに対する、民間セクター、地方政府、マスメディアおよびその他のステークホ ルダーのより積極的な関与を支援した。

東南アジア

72

アジア開発銀行

地域協力

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