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地  図  42

地  図  43

      3. 音声について

       音声については,溺な集計をした。た       とえば, iとeとの区別があるかどうか       の観点から,調査語2語について,被調       査者各人が2語とも,iとeとを発音し       分けていないときは0点,2語とも完全       に発音し分けているとき1点,その中歯       と考えられるとき(たとえば,三語だけ       区別するなど)0.5点という点を与え,

41     地点ごとに,5人なら5人の平均点を出       した。地図に書いてある数字もこの平均       点である。だから,平均点が1点という       ことは,被調査潜全員がiとeとをはっ

       401iとeとの区別。東北でこの区鋼

      がはっきりしないことはこの調査でも明       らかであるが,北海道では,それほど強       くない。ただ,半島部・海岸部に少し残       っているだけである。(地図42)

       402siとsuとの区別。道菓部を除く       と,iとeとの区劉よりもはっきりしな       いようである。しかし,東北ではむしろ       このほうが区別ははっきりしている。

      (地図43)これを403のciとCttとの区:別       と比べてみると,分布は極めて似てい       る。(地図44)4e4のz呈とzuとの区       捌のほうは区別のあやしい区:域が半島部       以外で402や403より少なくなっている       119

       0

       404 zit之uこの殴托〉

       團嘉赦

       ・欝錦帯

      地    図    44      土也    図    45

ことが注qされる。(地図45)

 405語中のkと9との区別。406語中のtとdとの区甥。ともに,わずか

に海岸部に残る程度である(地図は略す)。405のほうは東北でも薄れてきてい るが,406のほうは東北ではまだ組当強いことがうかがわれる。

 407母音の無声化があるとき1点,ないとき0点とした。今金,余市,栗 山,赤平,静内では0点となったが,これらはある1人の調査員の担肥した地 点であり,この点は後にも述べるが,調査員の誤差とも見られるので,地図46 ではxじるしをつけて省いておく。やや海岸的な傾向もあるが,半島部ではこ の傾向は見られない。

 408語中の9 とむとの区別。この場合も先の今金以下の5地点は,地図では

地  図  46 地  図  47

120

地  図  48

地  図  49

一も総

瀞繊醜&.

      幽

  観    Y9引  蕩&墨

地  図  50

 雀略することにする。地図47によると,

 海岸部では比較的区溺されているが,オ  ホーツク海沿岸や内陸部,蒋に後者では  この2つを区忙しない。だんだんこの区  鯛が密なわれる傾向が東京などにもある  が,北海道では,東北の影響の強いとこ  ろではまだよく露盤している。

  409hiとsiとの区別。 hiとsiを区別  しないのは,東京を初め,東北に広いと  いわれる。結果を見ると東北では非常  に薄くなっている。(地図48)しかし,

 東北の影響を受けていると考えられる半  島部・海岸部ではまだ強く残っている。

  410syuとsiとの区別。この区:励がな 磯ダいのは,どちらかといえば海崇的な特徴  かと期待されたが,それほどはっきりし  ていない。(地図49)

  400台(音韻)の点数を合計したもの  が付表4の3.音声の表の一番下の行に出  ている。この点数の高いほうが東北的と  冤られるものである。地図50によれば,

 いわゆる半島部。海岸都で点が高い6ま た,内陸の炭鉱地帯も同様に高くなって いる。つまり,これらの地帯は音韻的に 見て東北的だといえるであろう。

4. アクセントについて

 アクセントについても,音声について と同じような整理を試みた。

 今までに,北海道のアクセントが無ア

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       クセント化しつつあることを述べてきた      v rt

SOI・d trSKPt σ         が,このような状況下にあっても,な

       められる。東北にはないから,北海道で      地  図  51

       発生したものであろう。

      このように,東北と関係ないものもあ     唱.ua『

       が多いが,この2つの形は,ある小グル      地  図  52

       一プを形成しながら,半島部・海岸部に

,。。燗。℃

B坦    締している・このよう眠なる型が並

 ooooie

       存していることと,北海道アクセントの

黛k Nlx:・e.2 35・・の・つが出て・・…れは・輸    ,   幽3伽でこの語のアクセントを聞いて,

       そのあと,いくつかの語を聞いてから,

     地  図  53     もう一度351ロで聞いて得た結果である。

       122

これについては,あとで,さらに説明することにする。

 「生け花が」を地図に描いてみよう。地図52の数字の左は○○○㊥○,右は

⑭鯵㊨⑭⑳の数である。前者の多いところは,実綜で,後者の多いところは点 線で囲んだ。

 r九つが」では,○○⑳○○は半島部・海岸部に多く,○㊥○○○は内陸部か ら道東部に多いという分布が認められる。

 「化物が」を○○○⑱○のようにいう数は地図53のようになっている。非常 に半島都・海岸部的な色彩が濃いようで,これについてはまた後に述べること

にする。

 「妹が」と「福引きが」の○○○⑳○の率を示すと,地図54,地図55のように

地  図  54

地  図  56

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