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学生支援

ドキュメント内 book (ページ 166-178)

156  学生生活 

5. 学生相談に関する講習会の開催(2002年度)

 多様な学生が入学してくることとあいまって、様々な悩みを抱えた学生が増えてきている傾向であり、

そのような学生に対する初期対応はとても重要である。教職員に対して学生相談専門担当者から具体的な 例を(もちろん学生のプライバシーには十分配慮して)紹介されながらの講習会(報告会)を開催した。学 生の悩みについて如何に早く気づき、適切な対応が取れるかが、該当学生が以後の学生生活を円滑に進め ていけるかどうかの分かれ目である。

6. 飲酒事故防止パンフレットの配布(2002年度)

 年度始めの4月、本学白樺湖学寮で研究室の合宿中に起きた飲酒死亡事故を受けて発足した第1期事故 防止委員会では、学長宛に事故経緯の調査結果と飲酒事故再発防止の具体的提案を含んだ報告書を提出し た。それに伴い、具体的提案の一つとして飲酒事故防止を目的とするパンフレット「命を大切に」を作成 し、教職員、厚生施設、学生寮、および学生自治会、体育会、文化会、サークル等に配布した。また、

2002 年度前期期間中大学施設内における飲酒行動を禁止とする措置をとり、ことの重大性を認識させる 機会とした。

 学生生活  157  

工学院大学の現状と課題  2001 − 2002 年度

2001年度から八王子校舎の開室日は週3日となった。

相談件数と相談者実数は、大幅に増えている。

 相談内容を見ると、「心理性格」と「対人関係」の相談件数はますます多くなっている。

また、父母や教職員の、自身ではなく学生に関する「媒介援助」的相談も多くなっているのも、特徴的であ る。この様な状況から、八王子校舎と新宿校舎の毎日開室を早期実施すべきである。工学院大学の将来に向け て、ハード面だけでなく、学生相談体制などのなどソフト面の充実が求められる。(媒介援助とは、「カウンセ ラーが学生の問題で、教職員、保護者に対して行う助言」援助を言う。)

9.2.2 学内における学生の事故等への対応

 キャンパス内で怪我や急病になった場合は、健康相談室が応急処置にあたっている。状況により、専門医師 の診断が必要な場合は、適切な医療機関へ連絡し受診できるように、手配している。また、学外実習などに看 護師は同行しないが、救急箱を準備し必要に応じて貸与している。このような教育活動中の事故に対応するた めに学生教育研究災害傷害保険があり、保険料は学費に含み委託徴収している。また、正課中・課外活動中の 傷病については、本学から診療費の補助(上限2万円)をする制度がある。

表 9-3:校舎別相談件数

八王子校舎 新宿校舎

年度 2001年度 2002年度 合計 2001年度 2002年度 合計

相談件数  411 243 654 183 197 380

(メール数)  (45) (43) (88) (26) (37) (63)

表 9-4:学生別相談者実数・内容別相談件数

年度 2001年度 2002年度 合計 年度 2001年度 2002年度 合計

第 1 部

1 年生  41 34 75 心理性格  110 111 221

2 年生  16 17 33 対人関係  199 37 236

3 年生  15 23 38 心身健康  5 21 26

4 年生  14 28 42 進路修学  113 106 219

( 小計 ) (86) (102) (188) 学生生活  8 10 18 第

2 部

1 年生  8 6 14 その他  26 42 68

2 年生  1 12 13 媒介援助  124 107 231

3 年生  5 5 10 メール数 (71) (80) (151)

4 年生  4 8 12 性格検査 9 6 15

( 小計 ) (18) (31) (49) 合計  594 440 1,034 大学院  3 9 12 ※メール数の ( ) は、内容別数に含めてい

卒業生 2 2 4 る。

父母  20 19 39

教職員 20 18 38

その他 4 3 7

( 小計 ) (49) (51) (100)

合計 153 184 337

表 9-5:学生教育研究災害傷害保険の概要

担保範囲 死亡保険金 後遺障害保険金 医療保険金 入院加算金

正課中・学校行事中 1,200 万円 54 万円〜 1,800 万円 実治療日数 4 日 以上が対象 (6 千円〜 30 万円 )

1 日につき 4 千円

158  学生生活 

9.2.3 健康管理

 学生や教職員の健康管理を担当する健康相談室が新宿・八王子両校舎に設置されている。学生や教職員の急 病時の対応やおよび健康相談等を受けられるように看護師が常駐している。また、月2回校医が来校し各種相 談を受け付けている。4月の年度始めには、全学生を対象に健康診断を実施している。

 なお、新宿校舎は、第2部学生に対応するため午後9時20分まで開室している。

 多くの研究室が新宿校舎から八王子校舎へ移転したことに伴い、学生の八王子健康相談室における利用者が 多くなっている。

 また、新宿校舎では、夜遅く(21時20分)まで利用できることが周知されてきた点も学生利用者が多くなっ ている要因の一つである。

上記以外で学校施設内にいる間 600 万円 27 万円〜 900 万円 実治療日数 14 日以上が対象 (3 万円〜 30 万円 )

1 日につき 4 千円 学校施設外で大学に届け出た課

外活動中

600 万円 27 万円〜 900 万円 実治療日数 14 日以上が対象 (3 万円〜 30 万円 )

1 日につき 4 千円 通学中・学校施設等相互間の移

動中

600 万円 27 万円〜 900 万円 実治療日数 7 日以上が対象 (1 万 5 千円〜 30 万円 )

1 日につき 4 千円

表 9-6:利用状況 新宿校舎

利用者 大学生 大学院生

時間 9:00〜17:00 17:00〜21:20 計 9:00〜17:00 17:00〜21:20 計 合計

2001 年度 1,230 447 1,677 187 25 212 1,889

2002 年度 1,168 469 1,637 98 15 113 1,750

表 9-7:利用状況 八王子校舎

利用者 大学生 大学院生

時間 9:00〜17:00 9:00〜17:00 合計

2001 年度 1,299 46 1,345

2002 年度 1,334 79 1,413

表 9-8:利用内容 (学部生/大学院生) 

新宿校舎 八王子校舎

年度 2001年度 2002年度 2001年度 2002年度 傷病別 9:00〜17:00 17:00〜21:20 9:00〜17:00 17:00〜21:20 9:00〜17:00 9:00〜17:00

切傷・挫傷  36/7 27/2 32/8 15/0 198 167

打撲・筋肉痛  16/2 12/2 23/2 13/0 134 154

風邪・咽頭痛  58/6 15/4 46/4 27/2 160 185

胃痛・胃部不快  14/3 6/2 12/1 4/0 36 43

腹痛・下痢  9/2 3/0 9/2 3/0 70 54

頭痛  12/1 4/1 8/4 9/0 35 45

歯痛  6/0 1/0 3/0 0/0 4 4

眼疾  4/1 1/0 5/0 0/0 32 26

火傷 4/0 4/0 9/0 1/0 17 47

表 9-5:学生教育研究災害傷害保険の概要

担保範囲 死亡保険金 後遺障害保険金 医療保険金 入院加算金

 学生生活  159  

工学院大学の現状と課題  2001 − 2002 年度

 八王子校舎では、グランドや他のスポーツ施設があり、ケガや打撲、筋肉痛による利用学生が多くみられる。

 また、最近では、メンタルな相談も増えてきているが、メンタルな相談に対応するには、専門相談員の常駐 が望ましい。血圧測定・体脂肪測定が多いのは、学生自身が自分の健康管理を意識していることの現れであろ う。

9.2.4 定期健康診断

 毎年4月に実施している定期健康診断未受診者に対しては、必要性を説明し受診を勧めている。また、血圧 測定に関しては3年次より検診時血圧の高い学生に、1週間連続測定(起床時、来校時、就寝前の1日3回) を実施してグラフを作成し本人にも血圧パターンを自覚させた上で指導をしているが、良い結果が見られてい るので継続していきたい。健康診断受診状況は、以下のとおりである。

血圧測定  168/17 30/1 186/20 67/5 29 57

体脂肪測定  73/30 25/8 27/9 23/4 183 296

その他の疾病  49/4 19/1 56/8 18/0 257 210

健康相談  84/11 25/0 82/19 30/0 190 125

医療機関紹介  54/9 20/0 54/2 12/1 59 61

生理痛 8/0 1/1 6/0 2/1

校医相談 35/3 26/2 23/1 1/0

ベッド使用 28/0 6/1 26/4 14/1

健診後二次検査 572/91 222/0 561/14 230/1

表 9-9:健康診断受診状況

年度 対象者 在籍者数(人) 受診者数(人) 受診率(%)

2001 年度 1 部  1 年生  1,195 1,179 98.7 2 年生  1,364 1,284 94.1 3 年生  1,232 1,113 90.3 4 年生  1,663 1,385 83.3 2 部  1 年生  253 237 93.7

2 年生  253 206 81.4

3 年生  351 248 70.7

4 年生  528 356 67.4

大学院生 484 425 87.8

教職特別課程 32 23 71.9

学部研究生 12 10 83.3

大学院研究生 4 2 50

合計  7,371 6,468 87.7

表 9-8:利用内容 (学部生/大学院生) 

新宿校舎 八王子校舎

年度 2001年度 2002年度 2001年度 2002年度 傷病別 9:00〜17:00 17:00〜21:20 9:00〜17:00 17:00〜21:20 9:00〜17:00 9:00〜17:00

160  学生生活 

9.2.5 奨学金

 本学には、教育を受ける権利を等しく学生に保証するための経済的支援として、以下の奨学金制度がある。

学生が、経済的事情から、過度のアルバイトをすることにより、休学、退学へと追い込まれることを極力回避 するために、家庭事情の急変や自然災害を受けた学生には、緊急採用、応急採用が、主たる家計支持者の死亡 により修学困難となった学生には、学費相当額を給付する大学後援会による奨学金制度もある。

 また、成績優秀な学生を奨励するため、学園関係者の寄付による奨学金給付の制度もある。

<各種奨学金制度による援助体系>

経済的困難者の修学援助 定期採用

・ 日本育英会奨学金

・ 工学院大学学園奨学金

・ 工学院大学学園百周年記念奨学金 定期外採用(家計急変など緊急時)

・ 日本育英会奨学金(緊急・応急採用)

・ 工学院大学学園百周年記念奨学金

・ 工学院大学後援会給付奨学金 成績優秀者の奨励

詳細は、表9-12成績優秀学生に対する奨励金を参照。

2002 年度 1 部  1 年生  1,481 1,455 98.2

2 年生  1,164 1,118 96

3 年生  1,318 1,271 96.4

4 年生  1,585 1,395 88

2 部  1 年生  272 257 94.5

2 年生  257 211 82.1

3 年生  262 202 77.1

4 年生  447 321 71.8

大学院生  509 469 92.1

教職特別課程  39 32 82.1

学部研究生  13 0 0

大学院研究生  17 9 52.9

合計  7,364 6,740 91.5

表 9-9:健康診断受診状況

年度 対象者 在籍者数(人) 受診者数(人) 受診率(%)

 学生生活  161  

工学院大学の現状と課題  2001 − 2002 年度

表 9-10:奨学金の概略

出願資格 金額 備考

日本育英会  奨学金

< 大学 >

第 1 種

1 年次 :

・高校の評定平均値が 3.5 以上

・大学入学資格検定試験合格者で上記に準ずると  思われる者

2 年次以上 :

・大学の成績が所属学科 ( コース ) の上位 1/3  以内

貸与で無利子 ( 月額 ) 自宅 :51,000 円  自宅外 :61,000 円 

卒業後、大学院に 進学した場合は、

修了時まで返還が 猶予される 

き ぼ う 21

1 年次 :

・高校の成績が平均水準以上

・特定の分野で優れた資質能力を有する者 

・学修意欲があり確実に修了見込みの者

・大学入学資格検定試験合格者で上記に準ずると  思われる者

2 年次以上 :

・大学の成績が平均水準 以上

・特定の分野で優れた資質能力を有する者 

・学修意欲があり、確実に修了見込みの者 

貸与で有利子 ( 月額 ) 30,000 円 

50,000 円  80,000 円 100,000 円

の 4 種顆から選択 

卒業後、大学院に 進学した場合は、

修了時まで返還が 猶予される 貸与期間中、必要 に応じて貸与月額 が変更可能 

日本育英会  奨学金

< 大学院 >

第 1 種

・大学ならびに大学院の成績が優れ、将来研究能 力または高度の専門性を要する職業に就くと認め られる者

貸与で無利子 ( 月額 ) 修士課程 :85,000 円 博士後期課程 :119,000 円  き

ぼ う 21

・大学ならびに大学院の成績が優れ、将来研究能 力または高度の専門性を要する職業に就くと認め られる者、または大学院における学修に意欲を持 ち、学業を確実に修了できる見込みがあると認め られるもの

貸与で有利子 ( 月額 )   50,000 円

  80,000 円  100,000 円  130,000 円

 の 4 種類から選択  工学院大学

学園奨学金

①最高学年次生で卒業見込者

②大学院在学生

③災害その他家庭事情の急変等による家計急変者  ( 学年不問 ) 

貸与期間 :1 年間 ( 無利子・月額 ) 学部 :50,000 円以内 大学院 :60,000 円以内 

卒業後、6ヶ月を 経過した翌月から 4 年以内の月賦返 還

工学院大学 学園百周年 記念奨学金

学部、大学院在学生 ( 学年不問 )  貸与期間 :1 年間 ( 無利子 ) 学費相当額 

( 在学中 1 回限り ) 工学院大学

後援会 給付奨学金

主たる家計支持者の死亡により修学困難な者で、

この奨学金により卒業または修了までの修学を継 続することが可能な学部・大学院在学者 

給付

当該年度に納入すべき学費 相当額以内 

当該年度限りとす るが年額に満たな い場合は次年度も 申請可 

表 9-11:受給・給付状況(その1)

2001年度 2002年度

日本育英会 学部 第 1 種

第 2 種 きぼう 21

442 57 685

457 9 862 大学院 第 1 種

第 2 種 きぼう 21

99 0 68

96 0 56

工学院大学学園奨学金 学部 16 13

大学院 15 36

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