• 検索結果がありません。

今後の課題

ドキュメント内 book (ページ 140-145)

1. 安定稼動する安全なシステムの提供 

 教育研究を目的に設置し運用しているシステムとそれを接続するネットワークは、技術の進歩により、

安全で安定稼動するようになってきており、以前から比較するとシステムの管理運用も問題が少なくなっ てきている。 

 今後の必要な対応としては、外部からの不正アクセスや不正使用行為、ウイルス攻撃等に対応する管理 運用体制を強化する必要がある。これは、ハードウエアやソフトウェアによる対策から人間が監視する方 法と様々な方法が考えられるので、可能な範囲で実現しなくてはならない。また、万一の事態に備え、危 機管理体制を整備する必要がある。

2. 正しい利用技術を伝える 

 インターネットショッピングが日常化し,就職活動の主要部分がインターネット経由化しつつある現 在,その正しい利用技術を伝えることが情報センターにとって重要な課題であるといえる。 

学生にとって、プライバシーの保護や著作権,肖像権などを正しく理解し、安全で快適にインターネット を活用するために不可欠なセキュリティへの意識と理解を持つことは,在学中のみならず卒業後において も大事である。既に情報倫理コンテンツの導入などを行っているが,学内の他の部署とも共同歩調をとり つつ進めていきたい。

3. eラーニングの実施 

 2002年から、私立大学情報教育協会で提起されている「サーバー・キャンパス・コンソーシアム(CCC)」

では、基礎的学力の向上、教育内容・教育方法の通用性・共通性の促進実現を図るという目的で、大学が 大学を超えて連携・協力することが極めて重要であると判断している。本学においてもこのような方向に 前向きに取り組む必要がある。 

 このような状況の中、2002 年度から事業計画として、教材の電子化促進事業を進めてきており、2002 年度は、6科目の授業・学習教材の電子化を行い、現在でも継続している。 

 今後の課題としては、大学のカリキュラム管理の一環として教育委員会が主導的を持ち、情報科学セン ターが技術的な支援業務を担当するようにしたい。また、実施・支援体制を考慮すると、教務部や情報科 学センターの負担が増加することになる。国内外の他大学等においては、専門の教育工学センターや専任 のサポートスタッフを持ち、教材作成を行う教員の支援を行っている。今後は、コンテンツ制作に意欲的 な教員も増加すると予想されるため、支援体制を組織的に強化する必要がある。 

 コンテンツ開発とそれ自身の著作権、それに含まれる材料の著作権の問題がある。各種著作物を部分的 にコピーして配布する等の行為は教室内に限定すれば、実質的にはあまり問題にならない場合が多いよう だが Web ベースの配信となると問題になる。私立大学情報教育協会でも著作権に関してガイドライン等 の検討がされており、本学としても留意しておく必要がある。

 情報科学研究教育センター  131  

工学院大学の現状と課題  2001 − 2002 年度

132  情報科学研究教育センター 

8 章 大学の運営組織

134  大学の運営組織 

 大学の運営組織  135  

工学院大学の現状と課題  2001 − 2002 年度

8.1 2001 〜 2002 年度の概要と特色

 ここでは、全学的な運営組織である学長、副学長、教授会、教授総会、主任教授会議、各種委員会ならびに 事務体制について述べる。

 本学の学務を分掌する事務組織は教務部であり、同部は学務課、新宿教務課、八王子教務課、大学院課、入 学課の5課で構成されている。この他に、各科の運営及び教育研究活動のサポートをする部署としての各科事 務がある。

 教務課、大学院課、入学課及び各科事務に係わる主要な部分の内容の記述は後に譲り、ここでは学務課が分 掌する大学の活動に関する部分を記述する。個々の項目の詳細についてはそれぞれの項に記述することとし て、ここでは2001年〜2002 年度の概要と特色を述べる。まず、3年毎に行われている学長選挙に関しては、

2000〜2002年度の学長として大橋秀雄氏が3期目も選出され、学長職を継続した。また、1991年7月の大学 設置基準の大綱化の実施に伴い、各大学において課題とされている自己評価に取り組むための組織の整備につ いては、本学においても着実に実施されている。

ドキュメント内 book (ページ 140-145)