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大気汚染・廃棄物管理

(

)

省エネ・エネルギー効率化対策107

103

http://www.bp.com/liveassets/bp_internet/globalbp/globalbp_uk_english/publications/reports/STAGI NG/

local_assets/germany/pdfs/clean_urban_transport_europe.pdf

104http://www.bp.com/liveassets/bp_internet/globalbp/globalbp_uk_english/publications/reports/STAGING/

local_assets/germany/pdfs/clean_energy_partnership_berlin.pdf

105http://www.bp.com/liveassets/bp_internet/globalbp/STAGING/global_assets/downloads/H/

hydrogen_CUTE_insert_English_final.pdf

106

http://www.bp.com/genericarticle.do?categoryId=120&contentId=7015687

107http://www.bp.com/liveassets/bp_internet/globalbp/STAGING/global_assets/downloads/E/

ES_2004_Our_ops_Energy_efficiency_08_04.pdf

ーンにおけるエネルギー消費量の削減をグローバルに進めている。とりわけCO2排出量削 減など、気候変動対策を実施するうえで、エネルギー消費量削減は、短期的に重要である とみなす。

この他、

2004

年には、3億

5,000

万ドルを投入し、エネルギー効率プログラムを開始し ている。このプログラムでは、省エネに関するプロジェクトの提案が約

400

件集まり、こ のうち、100件強のプロジェクトに対して、5,000万ドルが配分されている。

2004

年には、事業活動に利用されたエネルギーの総消費量が、約

13

4,000

万GJ(ギ ガジュール108で、2003年の消費量

13

6,000

万GJ を下回った。これに対して、BPが 販売する製品のエネルギー量は、事業活動に利用されたエネルギーの総消費量の約

15

倍 となっており、事業活動でエネルギー消費量が削減されていることを示すものとなってい る。BPが運営する精製施設での

2004

年におけるエネルギー消費量も

4

7,000

万GJで、

4

8,700

万GJであった

2003

年に比べて減少しているほか、パフォーマンスの改善率は、

2001

年以来

4.4%となっている。

また、採掘・製造工程に利用されたエネルギー消費量も、2003年の

5

4,700

GJ

に 比べて減少しており、

2004

年には

5

3,300

GJ

となっている。なお、

2003-04

年には、

北米や北海における生産が減少したため、エネルギー効率の改善割合も

3.7%減少した。

2006

年には増産に転換すると見込まれている。BP ペトロケミカルズにおいては、2003

年は

2

3,400

GJ、2004

年は

2

3,600

GJ

であった。エネルギー効率の改善の割

合は、2001年以来

7.4%となっている。

今後

2012

年に向けて

BP

は、エネルギー効率プログラムの一環として、新しい石油・ガ ス施設でのエネルギー効率技術の採用や、エネルギー管理能力の改善のためのプロジェク トの特定化を行っていく予定である。

(ⅱ)

温室効果ガス排出量削減

2005

4

月に発表したBPの環境レポート「サステイナブル・レポート

2004」

109では、

108 仕事量、熱量及び電力量の単位であるジュールの

10

9倍。

109

http://www.bp.com/liveassets/bp_internet/globalbp/STAGING/global_assets/downloads/S/Sustainability_Report_

世界が温室効果ガスを削減しながら、その一方で、開発途上国の需要を満たし、経済成長 促進を持続するためにエネルギー開発が不可欠な要素であるとすれば、そこには課題があ るとしている。言い換えれば、同社が事業を拡大するにつれて、温室効果ガス排出量も増 加するという課題がある

自社製品を購入する消費者による排出110

自社製品を購入する消費者による温室効果ガス排出に関して、BPは、2004年の排出量

13

7,600

万トンであったと推定している。13億

5,400

万トンであった

2003

年に比

べてみると横ばいである。消費者による温室効果ガス排出量の削減は複雑な課題であり、

その結果、同社では、低炭素製品を利用する低炭素社会を見据えた解決法を提示している。

以下に

2

つの解決策を示す。

まず、BP は、温室効果ガス排出量削減対策として、排出の種類を下記に示す

2

つの種 類に区別している。

生産施設、化学工場、精製施設、その他の事業活動による排出

例えば、事業活動においては、

BP

は、自社が生産する石油・ガスの

10%をエネルギー資

源として利用している。また、石油・ガスを燃焼することで生成され、かつ、水に溶ける ことで酸性物質となり酸性雨などの要因となっている窒素酸化物や二酸化硫黄は、同社に よる排出量の約

3

分の

1

を占めている。2004年の事業活動に起因する温室効果ガス排出 量は、2003年比

170

万トン減の

8,170

万トンであった。

2004

年には、前述のエネルギー効率・消費量削減策の実施、および、非メタン炭化水素 を収集・濃縮する蒸気リカバリーシステムの利用を通じ、有害物質排出量削減を実施した。

石油採掘・生産活動における、2004 年のCO2を除く有害物質の排出量削減量は、2003年

5%減の 524

トン、

1999

年比

37%減の 937

トンとなっている。さらに、

2001

年に比べ

て、2004年の生産ユニット別エネルギー効率も改善されている。

採掘・生産で

5%改善

精製施設で

8%改善

ペトロケミカルで

8%改善

2004.pdf

110

http://www.bp.com/sectiongenericarticle.do?categoryId=9002335&contentId=3072045

含有炭素量が以前よりも非常に少ない燃料を通じて、エネルギー消費者が必要とする エネルギーを供給する   

(例)エネルギー資源のポートフォリオにおける天然ガスの占める割合を増やす

(例)同社の

Product-Enabled Emissions Reductions programme(PEERs:製品によ

る排出削減プログラム)で、この考え方が採用されている。

この他、温室効果ガス排出量削減に関して、

BP

が取り組んでいる活動は、

EU

の排出権 取引スキームである。炭素税と異なり、キャップ・アンド・トレードモデルをベースにし た排出枠割当方法は、一定量の排出量削減を確実なものにするだけでなく、健全な経営、

効率化、新技術の導入やその他業務プロセスの改善を通じて、排出量を削減することによ る企業利益につなげることができる。同社は、排出取引活動を管理する排出市場グループ を設置している。

BPは、2001

年に、排出量の

1990

年比

10%削減の目標を達成している。採掘・生産部

門も、取引制度参加後

4

年間で、35万

3,500

トンのCO2排出量削減を目指していたが、開 始後

2

年で達成している。同社は、英政府よりCO2相当量

1

トンあたり

53.37

ポンドを得 ている。111 

ただし、精製部門での効果を改善するという観点から見た場合、BP は施設ごとの割当 を長期的にどうするかという課題も抱えている。現状では、精製部門の施設では「グラン ドファザリング」の原則に基づいて、施設ごとに排出量割当の算出がなされている。しか し、精製施設にとって、排出量削減目標基準の設定は難しい問題であるため、

2012

年にグ ランドファザリングが認められなくなった場合の対処を余儀なくされる。例えば、精製施

消費者のエネルギー使用効率を向上させるような製品を提供する

2001

年以降、

BP

は、供給するエネルギーに占める天然ガスの比重を増やしており、

2004

年には

2001

年比

51%増の 61%となった。PEERs

に関しては、その一環として、交通機

関のガソリンや潤滑油などの製品により、消費者がどれほど効率的にエネルギーを利用で きるのかを研究している。

111

http://are.berkeley.edu/courses/IAS175/Spring2006/pdfs/Nathan.pdf

設では、コンクリート、アルミニウム、発電といった業種ごとに施設で利用されているエ ネルギーを基礎データ、あるいは炭素排出原単位などに置き換えて比較し、水準を測定す る方法、いわゆるベンチマーキングを採用することも不可能ではないが、現時点ではその ような水準測定のメカニズムがない。したがって、将来的には、グランドファザリングに 取って代わる基準作りが課題となっている。

 

BP

では、石油・ガス開発に伴う危険物質の流出などのリスクを事前に防ぐことで、環境 への影響を最小限に抑えるアプローチを取っており、例えば、施設の隔離、安全基準の向 上、管理・被害防止策の開発、技術の有効活用、製品に安全性データシートやガイドライ ンの付加などを行っている。このほか、定期的な石油・化学物質流出の訓練なども実施して いる。