事灘.噺・
∴毒
写真 4−1。2c試料の採雪
写真 4−1−2d 積雪調査測器類
磐
し窪
塾
一92一
4.1.3 分析方法と項自
採取した試料は、実験室に持ち帰り、室温で融解後超純水を通したろ紙 を使ってろ過し100mlポリビンに入れて、冷暗所保存した。分析項目は、
pH、電気伝導度(EC)、主要9イオン(Na+・NH4+・K+・Mg2+・Ca2+・Cl ・NO2一・
NO3㍉SO42一jの濃度、である。分析方法、使用機i器は、河川水・雨水と同様 におこなった。
・93一
4.2結果 4.2.1採取試料数
・ふれあいの里・・・・… 全22個 ・蛇谷ヶ峰・G・・・・… 全43個 ・木戸峠・・・・・・・… 全33個
(この他比較のために、滋賀県余呉町栃ノ木峠10個、大津市葛川中学校 の屋上6個を採取した。)
4.2.2データの精度の検討
河川水、雨水と同様にイオンバランス法と、電気伝導度(EC)の計算値 と実測値の比較(電導度法)による2種類で行なった。この結果、イオン バランス法では、図4−2−1で示すように1:1の直線の近傍にほぼ全て の試料が分布していることがわかる。
また、電導度法(EC)でも図4−2−2に示すように1:1の直線の近傍にほ ぼ全ての試料が分布していることがわかる。
以上により、本研究でおこなわれた積雪の測定は、おおよそ正しく実 施されたと考える。
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図4−2−1積雪のイオンバランス
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図4−2−2積雪のECの実測値と計算値の関係
・95・
4.3考察 4.3,1積雪量
ふれあいの里の2000年12月から2001年3月までの積雪深の日変化 を示したものが図4−3−1である。今期、この地域での積雪量は全般に少 なかった。特に積雪量の多かった時期は、2001年1,月の中旬、2月中旬、
3,月初旬の3回であった。そのうち2月15日に今期の最大積雪深である 64cmを記録した。例年、1mを越える積雪がみられるが、今期は、調査 地域のある県西部よりも北部に降雪が多く、いわゆる北雪となった。
一96一
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目 (2000年12月〜2001年3月)
図4−3−1生きものふれあいの里の積雪深の日変化
一97一
4.3.2pHの分布
採取した積雪の全試料のpHの分布を図4−3−2に示す。図3−3−2bの雨 水の分布では、pH4.8前後が最も多かったが、積雪の場合は、pH5.6〜pH6.0 前後が最も多かった。これは、後で議論するように、降雪後の融解によ
るイオンの流出や、積雪に黄砂の層が確認されたことからその影響と思 われる。また、pHが比較的低いpH4.4程度の雨水と同程度のものは、降 雪初期のものであった。
一98一
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pH
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図4−3−2
積雪のpHの分布
一99一
4.3.3積雪断面図
各調査地点での積雪の推移を積雪断面図で示したのが図4−3−3a、図 4−3−3b、図4−3−3cであり、その一部の様子を写真4−3−1に示した。各図 の雪質分類は・日本雪氷学会の雪箪分類の大分類にタりおこな?た・雪質 分類は、主に雪の密度から判定し、記号は、わが国で一般に使用されてい るものを用いた。
調査を始めた1月下旬から2月にかけて黄砂が降り、その層が、全調査 地点に確認できた。図4−3−3aのふれあいの里の図では、2月3日の積雪 断面図でB1層の底部にみられ、以後2月23目まで確認できた。図4−3−3b の蛇谷ヶ峰においては、2.月4日の積雪断面図のE1層の底部にみられ、
以後3月16日まで確認できた。図4−3−3cの木戸峠でも、2月8日と2月 22日に黄砂の層が見られた。
蛇谷ヶ峰以外の2地点は比較的気温も高く、降雪直後から融解が始まる ことから、1週間あるいは2週間の間隔の調査では、積雪層の変動が大き かった。さらに、各地点で特定層に着目しその週変化を追ったが、木戸峠 では、週変化を調査する層の特定が難しく、特定層の変化は追跡できなか つた。特定層の追跡をした2地点でも、融雪が進む3月ごろは特定しにく
くなった。
一100一
高 ヨ
囮黄砂 50 cm
A 積