第 5 章 事例分析 3 立教大学理科工房
5.6 おわりに
活動 プロ セス は(1)準 備段 階-1、(2) 実践 段階-1、(3) 反 省段 階-1、(4) 準
備段 階-2、(5) 実践 段階-2、(6) 反 省段 階-2に 分 けら れた 。実践 を二 度行
った ため に 6 段 階 に分 かれ たも のの 、実 質的 には ほ かの 二事 例と 同様、
(1)企 画 段 階 、(2)準備 段 階 、(3)実 践 段 階 、(4)反省 段 階 が 基 本 プ ロセ スで あっ た。
省察 につ いて 、内容 の省 察 は、(1)発表 上の 問題 に対 す る省 察 、(2)TA の
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指導 上の 問題 に対 す る省 察、過 程 の省 察は(1)発表 上の 問題 の解 決 策 に対 する 省察 、(2)TA の 指 導上 の問 題 の解 決策 に 対す る省 察 が観 察さ れ た。
前提 の省 察と して は、(1) 企 画の 前提 とな る仮 説の 生 成・自覚 、(2) 教 師 との 指導 方法 の違 い につ いて の自 覚が 観察 され た 。内 容と 過程 の 省 察の 一部 は、資料 を 作る 段階 、わ か り やす く説 明す るに は どう した らい いか とい う議 論の 際に 観 察さ れた 。ま た、内容 と 過 程 の省 察の その 他の 部分 は、練習 や実 践 の反 省点 とし て出 され 、省 察の 結 果は 実践 の内 容に 反映 され た。前提 の省 察は 、過 去の 経 験、X3 先生 の コメ ント が契 機と な って いた 。
発表 資料 は、 練習 、 実践 を行 うた びに 修正 が行 われ 、 学生 A3 と そ の ほか の学 生ら の意 見 が合 わさ って 発展 的に 変化 した 。 学生 A3 が 資 料を 創出 、修 正す る 契機 とな って いた のは 、学 生ら の 説明 方法 につ いて の議 論、 過去 の経 験、 反 省会 での 意見 、X3 先生 の意 見で あ った 。
また 、事例 で創 造さ れた と 考え ら れる 知識 は主 に下 記の 4 種類 であ っ た 。
1) 知 識の表 現
伝え るた めの 知識 の 表現 とし て 、スピ ーチ とス ライ ド プレ ゼン テー シ ョン 資料 、ま と めプ リン トが 作ら れ、TA が 何を どう 伝 える のか(指 導方 針)も 決 めら れた。そ のほ かの 表 現物 とし て企 画書 と 議事 録、知識 共有 用の 資料 が作 られ て いる 。ス ライ ドプ レゼ ンテ ー シ ョ ン資 料は 、過 去の 企画 経験 に基 づい て 構成 され 、活 動の 一連 のプ ロセ ス を経 て説 明の 補足 が入 る、時間 配 分が 変化 する など の変 化を 受け た 。ま とめ プリ ント は言 葉と 漫画 によ って 科 学的 な知 識が シン プル に表 現さ れ た。また 、TA 用資 料に は、今回 の 企画 に関 わる 科学 的な 知識 が小 学生 へ の話 のネ タ、質問 対応 のた めの 知識 と して 表現 され た。
さら に、伝 える 知 識の 一部 とし て 、企画 書を 作成 す る前 に実 験を 行 い、
実験 の最 適条 件に つ いて の知 識を 得て いた 。それ らの 知識 は当 日 の 実験 指導 に反 映さ れた 。実践 当日 に は 小学 生と とも に吸 熱 実験 の様 子を 確認 し、 実 験 に関 わる 知 識を 創造 ・共 有し た。
2) 表 現方 法についての知識
どの よう にし たら わ かり やす く伝 わる のか 、と 言 うこ とに 関し て 、多 くの アイ デア が出 さ れ、検 討 され た。そ の 結果、擬人 化 やメ タフ ァ を利 用す る方 法が 提案 さ れ、 採用 され た。
また 、学 生た ち が反 省会 やミ ーテ ィン グで 意見 を出 し 合い 、漫 画を 一
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コマ ずつ 表示 する な ど、わか り や すく 表現 する 方法 に つい ての 知識 を創 造し てい た 。TAの 指 導に つい て 、目線 が上 から なの で あわ せる よう にす るな ど、現状 に どの よう な問 題が あり 、ど のよ う な指 導を 行う べき かと 言う こと に関 して 知 識が 創造 さ れ てい た。
3) 自 分についての知識
学生 たち は、学校 の先 生と 自分 た ちの 教育 がど う違 う のか につ い て X3 先生 との 対話 を通 じ て知 った 。X3 先生 は、学生 た ちと 授業 を行 うな かで 教育 の特 徴の 違い に 気づ い た ので 、こ の知 識 は今 回の 活動 を通 じ て 創造 され た も のと 考え ら れる 。
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