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分析手法

ドキュメント内 Twitter データを用いた観光対象に対する (ページ 141-144)

第 6 章 Twitter データを用いた施策評価の実践

6.4. 分析手法

6.4.2.分析方法

ツイート数の時系列分析

イベントの反響を把握するため,1 日ごとにツイート数を集計し,ツイート数の日変化 から,イベント開催日と非開催日の比較を行う.また,1時間ごとにツイート数を集計し,

その時間変化をイベント開催日と非開催日で比較する.また,イベント開催地の上野公園 では毎週末にイベントが行われているため,他の週末との比較により,他のイベントとの 反響の違いも把握可能である.

ツイート内容の分析

Twitter ユーザの関心対象を把握するため,まず,ツイート内容を MeCab によって形態

素解析し,上野公園に関するツイートに頻出する単語のランキングを作成する.次に,単 語同士の関係性の強さを可視化した共起ネットワーク図を作成する.可視化方法としては 共起ネットワーク図の他にもいくつかの方法があるが,共起ネットワーク図では,単語の 出現数,単語間の関係の強さなどが視覚的に表現されるため,対象期間のツイートの特徴 を直感的に把握することが可能であるためこの方法を選択した.なお,共起ネットワーク 図の作成には,無料で使用可能な樋口(2004)が開発したKH Coderを使用した.KHcoder

では Jaccard 係数に従って共起ネットワークが作成される.出現した全ての単語間に線を

描画した場合,結果の解釈が困難になるため,本研究では,出現数上位20語を用いてJaccard 係数の高い上位 60 の単語間に線を描画した.Jaccard 係数に関しては 5.3.2 で詳述してい る.

また,上記の二つの分析は,ツイートの「投稿者」の関心対象を明らかにするものであ る.本研究では,ツイートの「閲覧者」の関心対象とその反響の大きさを定量的に把握す るため,ツイートの被リツイート数のランキングを作成する.ツイートの内容の示す対象 と被リツイート数を示すことで,イベント内のコンテンツへの反響を定量的に把握可能で あると考えられる.

ツイートのポジティブ・ネガティブ分類

投稿者の感情を明らかにするため,ツイートをポジティブツイートとネガティブツイー トに分類する.ツイートの分類に関する研究(Purver & Stuart 2012;関・猪 2015)では機

械学習によって自動分類が試みられている.しかし,今回の分析対象は,自動分類を行わ なければ不可能なほどの膨大なツイート数ではないと予測される.したがって,より高精 度な分類を行うため,3人の作業者により 1 件ずつ文章と添付された画像を確認して分類 した.なお,分類の際には,主に形容詞に着目し,記号や顔文字も分類のための参考情報 とした.例えば「(^O^)」や「♪」が含まれていればポジティブ,「( ́・_・`)」が含まれていれ ばネガティブのように分類した.

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