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メール受信監視ジョブのための環境設定をする

ドキュメント内 JP1/Automatic Job Management System 2 連携ガイド (ページ 63-67)

2   メールシステムとの連携

2.3  メールシステム連携のセットアップ

2.3.2  メール受信監視ジョブのための環境設定をする

JP1/AJS2での環境設定の手順と,UNIXホストでメール受信監視ジョブを使用するため

に必要な設定内容を説明します。なお,JP1/AJS2をインストールした直後の状態では,

メールシステム連携機能は無効になっています。メール受信監視ジョブを使用する場合 は,必ずこの作業を実行してください。

(1) 環境設定の手順

環境設定の手順を次に示します。

1. イベント・アクション定義ファイル(EVAction.conf)でメール受信監視ジョブのため の環境設定をする。

イベント・アクション定義ファイル(EVAction.conf)でのメール受信監視ジョブ のための環境設定については,「(2) イベント・アクション定義ファイルの設定手順」

を参照してください。

2. メール配信機能をセットアップする。

メール配信機能のセットアップについては,「2.3.3 メール配信機能をセットアップす る」を参照してください。

3. 必要に応じて,メールフィルターアプリケーション(コード変換ツール)を用意し,

セットアップする。

漢字などのマルチバイト文字を使用しているメールやMIMEなどのエンコードがさ れているメールを受信監視できるようにするには,メールフィルターアプリケーショ ンを別途用意し,メールシステム連携で使用できるようにセットアップする必要があ ります。メールフィルターアプリケーションについては,「2.4 メールフィルターアプ リケーションの仕様」を参照してください。

4. コマンド実行後,JP1/AJS2を再起動する。

設定した内容でメールシステム連携機能が開始されます。

(2) イベント・アクション定義ファイルの設定手順

メール受信監視ジョブの環境設定に必要な情報は,イベント・アクション定義ファイル

(EVAction.conf)に定義されています。定義を変更したい場合は,イベント・アク ション定義ファイルの内容(環境設定パラメーターの定義内容)を書き換えてください。

ここでは,ファイルの内容(環境設定パラメーターの定義内容)を変更する手順を説明 します。

なお,イベント・アクション定義ファイル(EVAction.conf)の内容については,「(3) イベント・アクション定義ファイルに設定する内容」を参照してください。

(a) 初期状態の構成定義情報を変更する場合の手順

イベント・アクション定義ファイルは,初期状態では推奨値で定義されています。初期 状態の登録情報の変更手順を次に示します。

1. 次のファイルをエディターで開く。

/etc/opt/jp1ajs2/conf/EVAction.conf

2. 必要に応じて,メール受信監視ジョブに関する設定を変更する。

デフォルトでは,メール受信監視ジョブを使用しない設定になっています。メール受 信監視ジョブを使用する場合は,ExecModeパラメーターに「U」を指定します。

3. 編集したファイルを保存する。

4. 次のコマンドを実行する。

jbssetcnf ファイル名

jbssetcnfコマンドのパスは,「/opt/jp1base/bin/jbssetcnf」です。

jbssetcnfコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照 してください。

ファイルの内容が構成定義に反映されます。

(b) 設定済みの構成定義情報を利用して変更する場合の手順

イベント・アクション定義ファイルは,現在設定されている登録情報から作成すること もできます。現在設定されている登録情報の変更手順を次に示します。

1. 次のコマンドを実行する。

jbsgetcnf [-h 論理ホスト名] > 退避ファイル名

jbsgetcnfコマンドのパスは,「/opt/jp1base/bin/jbsgetcnf」です。

jbsgetcnfコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照 してください。

現在設定されている定義情報が退避ファイルに退避されます。

2. 手順1で取得した退避ファイルをviなどのエディターで開く。

3. 環境設定パラメーターを変更または追加し,保存する。

4. 次のコマンドを実行する。

jbssetcnf 退避ファイル名

jbssetcnfコマンドのパスは,「/opt/jp1base/bin/jbssetcnf」です。

jbssetcnfコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照 してください。

(3) イベント・アクション定義ファイルに設定する内容

ここでは,イベント・アクション定義ファイル(EVAction.conf)の設定内容のうち,

メール受信監視ジョブに関連する設定内容について説明します。

イベント・アクション定義ファイルで定義する環境設定パラメーターを次の表に示しま す。なお,イベント・アクション全般に関する環境設定パラメーターは,マニュアル

「JP1/Automatic Job Management System 2 セットアップガイド 14.3.2 マネージャー 環境(JP1/AJS2 - Manager)で設定する内容」に記載しています。必要に応じて参照し てください。

なお,マニュアルに記載されていないパラメーターは保守用のパラメーターです。値は 変更しないでください。

表2-2 メール受信監視ジョブに関連した環境設定パラメーター一覧(EVAction.conf)

定義キー 環境設定パラメーター 定義内容

[{JP1_DEFAULT|論理ホスト名 }¥JP1AOMAGENT¥mail_link]

"ReceiveIntervalC"= メールの受信を監視する時間間

"UserName"= ユーザー名

注※

{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}の部分は,「JP1_DEFAULT」または「論理ホスト 名」を指定してください。

環境設定パラメーターの定義内容の詳細を次に示します。

"ReceiveIntervalC"=dword:時間間隔

メールの受信を監視する時間間隔を指定します。指定できる値は,1〜1,440(単 位:分)です。省略した場合,10が仮定されます。

"UserName"="ユーザー名"

そのユーザーのメールの受信を監視する場合に,ユーザー名を指定します。指定で きる文字数は,1〜256(単位:バイト)です。

なお,受信を監視するメールは,ここで指定したユーザー名と同じファイル名で,

環境設定パラメーターMailFileDirで指定するディレクトリに格納されます。

"MailFileDir"="メールファイルディレクトリ名"

環境設定パラメーターUserNameで指定したユーザーのメールが格納される,メー ルファイル用のディレクトリ名を指定します。指定できる文字数は,1〜180(単 位:バイト)です。JP1/AJS2では,メール配信機能を使ってメールを受信するた め,必ず「/var/opt/jp1ajs2/tmp/mailbox」を指定してください。省略した場 合は,「/var/opt/jp1ajs2/tmp/mailbox」が仮定されます。

メール配信機能の設定については,「2.3.3 メール配信機能をセットアップする」お よびマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 セットアップガイド  20. セットアップ時に使用するコマンド jpomailrecv(UNIX限定)」を参照してく ださい。

"MailFileName"="メール保存先ファイル名"

監視条件に一致したメールを保存する,メール保存先ファイルの名称をフルパスで 指定します。指定できる文字数は,1〜255(単位:バイト)です。

環境設定パラメーターMailFileDirおよびUserNameで指定したメールファイル と同じファイル名ではなく,別のファイル名を指定してください。

"NotMatchMailDir"="不一致メール退避先ファイルを保存するディレクトリ名"

監視条件に一致しなかったメールを保存する,不一致メール退避先ファイルを保存

"MailFileDir"= メールファイルディレクトリ名

"MailFileName"= メール保存先ファイル名

"NotMatchMailDir"= 不一致メール退避先ファイルを 保存するディレクトリ名

"ExecMode"= メールシステム連携機能を使用

するかどうか

定義キー 環境設定パラメーター 定義内容

するディレクトリ名をフルパスで指定します。指定できる文字数は,1〜180(単 位:バイト)です。ただし,環境設定パラメーターMailFileDirに指定するディ レクトリと同じディレクトリではなく,別のディレクトリを指定してください。省 略した場合,監視条件に一致しないメールは破棄されます。

"ExecMode"="{U|N}"

メールシステム連携機能を使用するかどうかを指定します。

U

メールシステム連携機能を使用します。

N

メールシステム連携機能を使用しません。

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