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メールシステム連携時の注意事項

ドキュメント内 JP1/Automatic Job Management System 2 連携ガイド (ページ 55-62)

2   メールシステムとの連携

2.2  メールシステム連携のセットアップ

2.2.7  メールシステム連携時の注意事項

メールシステム連携時の注意事項を説明します。

(1) Windows 自動ログオン機能を使用する場合

Windows起動中に[Shift]キーを押し続けると,Windows自動ログオン機能の起動 を停止し,Windowsにログオンするためのダイアログボックスを表示できます。これ を利用して別のユーザーでWindowsにログオンした場合,次のWindows起動時に,

Windows自動ログオンに失敗することがあります。

Windows自動ログオン機能を使用する場合は,別のユーザーでログオンしないように

してください。別のユーザーでログオンした場合は,次にWindows自動ログオン機 能を使用する前に,[Windows自動ログオンの設定]ダイアログボックスの内容が変 更されていないことを確認しておいてください。Windows自動ログオンの設定内容の 確認方法については,Microsoftのドキュメントを参照してください。

メールシステム連携機能をデスクトップ上で使用する設定からサービス上で使用する 設定に変更する場合,またはメールシステム連携機能を使用しない設定に変更する場 合,設定を変更する前に,[マネージャー環境設定]ダイアログボックスまたは[エー ジェント環境設定]ダイアログボックスの[メール連携]タブの[Windows自動ログ オンの設定]でWindows自動ログオンを解除してください。

(2) サービスを使用して Exchange Server 以外のメールシステムと連携 する場合

メールシステム連携のサービスは「JP1/AJS2 Mail」というサービス名で登録されて いますが,net startコマンドなどでサービス名を使う場合は「JP1_AJS2_Mail」

と入力してください。

SMTP/POP3メールシステムと連携する場合には,Exchange Serverとゲートウェイ を設定して,これらのメールシステムをメールサーバとして使用してください。

また,メールアドレスには,グローバルアドレス一覧(Exchange Serverが管理して いるメールボックスなどの名前)に含まれるアドレスと,個人用アドレス帳に作成・

保存された,ほかのメールシステムのユーザーアドレスが使用できます。

なお,デスクトップ上でメールシステム連携を行う場合については,「2.2.1 メールシ ステム連携の前提プログラム」を参照してください。

(3) メールシステム連携機能のクラスタ運用

デスクトップ上で運用している場合

JP1/AJS2メール監視プロセスはクラスタ運用に対応していません。

サービス上で運用している場合

JP1/AJS2 Mailサービスは複数の論理ホストに対応しません。どれか一つの論理ホ

ストでJP1/AJS2 Mailサービスを使用してください。

また,クラスタ運用でクラスタシステムのリソースにメールシステム連携機能を設定し,

さらに引き継ぎ情報を使用する場合は,引き継ぎ情報ファイルの指定先として[マネー ジャー環境設定]ダイアログボックスまたは[エージェント環境設定]ダイアログボッ クスの[イベント起動]タブの[イベント・ジョブ情報引継ぎディレクトリ名]に,論 理ホストに対応した共有ディスク上のフォルダを指定してください。

(4) メールシステム連携で設定した環境を変更した場合

メールシステム連携で,[マネージャー環境設定]ダイアログボックスまたは[エージェ ント環境設定]ダイアログボックスの[メール連携]タブで設定した内容を変更した場 合は,JP1/AJS2サービスと,JP1/AJS2メール監視プロセスまたはJP1/AJS2 Mail サービスを再起動してください。

(5) メール受信監視ジョブの実行後に作成されるファイルの削除

メール受信監視ジョブの監視条件に合致したメールの受信後に作成される,メール本文,

添付ファイル,添付ファイルのリストファイル,および引き継ぎ情報で作成されるファ イルは,自動的には削除されません。これらのファイルはシステムのディスク容量を圧 迫する原因になるため,不要になったら手動で削除してください。

各ファイルの格納先については,「2.1.2(1) Windowsの場合」を参照してください。

(6) メールシステム連携機能の選択を変更する場合

メールシステム連携機能をデスクトップ上で使用する設定からサービス上で使用する 設定に変更する場合,またはメールシステム連携機能を使用しない設定に変更する場 合,JP1/AJS2メール監視プロセスは自動的に終了しないため,手動で停止してくだ さい。

メールシステム連携機能の使用をデスクトップ上での使用からサービス上での使用に 変更すると,JP1/AJS2 Mailサービスが作成されます。JP1/AJS2 Mailサービスは,

ユーザーアカウント(使用するプロファイルの作成時にWindowsへログオンしたと きのユーザーアカウント)に変更して使用する必要があるため,JP1/AJS2 Mailサー ビスのプロパティのアカウントでユーザーアカウントを設定してください。

(7) メールプロファイルに個人用フォルダを設定している場合

メール送信ジョブおよびメール受信監視ジョブの詳細定義で,[プロファイル名]に個人 用フォルダを使用するように設定しているプロファイルを指定している場合,これらの ジョブの実行時に該当する個人用フォルダファイル(拡張子「.pst」)がほかのプログラ ムで使われていると,Outlookにアクセスしてメールの送受信を行うときにエラーにな ります。そのため,メール送信ジョブおよびメール受信監視ジョブの状態が異常検出終 了となります。したがって,メール送信ジョブおよびメール受信監視ジョブを実行する ときは,次の操作を避けてください。

ほかのアプリケーションのプロセス,またはほかのメールアカウントが,個人用フォ ルダを参照,更新,または削除している。

プロファイルやメールアカウントの設定を行っている。

メモ帳など,ほかのプログラムで直接個人用フォルダファイルを開いて操作している。

エラーが発生した際は,個人フォルダファイルについてこれらの状態を解消してくださ い。メール送信ジョブおよびメール受信監視ジョブの再実行は,これらの状態を解消し たあとに行ってください。

(8) メール監視間隔の算出手順

メール受信監視ジョブの監視間隔には,次に示す方法で算出した値より小さい値を指定 してください。デフォルトで10分です。

1. Outlookで,メール1件の送信および受信を始めてから,処理が完了するまでの時間 を測定する。

メールシステム連携で実際に使用するプロファイルで測定してください。求めた時間 を秒単位に切り上げ,これを「1件処理時間」とします。

2. 監視処理時間を算出する。

算出式は次のとおりです。

監視処理時間=(そのホストで同時に実行監視するメール受信監視ジョブの最大数)* 1件処理時間

3. 送信処理時間を算出する。

算出式は次のとおりです。

送信処理時間=(そのホストでメール受信監視ジョブの監視中に実行されるメール送 信ジョブの最大数)*1件処理時間

4. 手順2で求めた監視処理時間と手順3で求めた送信処理時間を足し,その秒数を分単 位に切り上げる。

5. 手順4で求めた値に1分を加えた値をメール監視間隔の下限値とする。

ただし,実際の運用では,下限値以上の値を設定することをお勧めします。

(9) Outlook を使用する場合

Outlookをシステムの規定の電子メールプログラムとして設定してから使用してくださ

い。設定方法の詳細については,Outlookのヘルプを参照してください。設定しないで メール送信ジョブおよびメール受信監視ジョブを実行した場合,Outlookによって

「Microsoft Outlookを起動して,規定のメールクライアントに設定してください」とい うダイアログボックスが表示され,メールの送受信ができません。

(10) Outlook 2002 以降を使用する場合の動作の違い

メールクライアントソフトとしてOutlook 2002以降を使用している場合,他のメールク ライアントソフトを使用している場合と比べて,メール送信ジョブおよびメール受信監 視ジョブの実行時に次に示す動作の違いがあります。

マウスカーソルがアプリケーション処理状態(砂時計)になることがあります。

使用中のウィンドウがアクティブでなくなることがあります。

メール送信ジョブおよびメール受信監視ジョブの実行時にメール送受信の進捗度が表 示されます。

進捗度を表示しないようにするには,Outlookのメニューの[ツール]−[送受信の 設定]−[進捗度の表示]で[送受信中はこの画面を表示しない]をチェックしてく ださい。

メール送信ジョブおよびメール受信監視ジョブの実行時にタスクバーにOutlookが表

示されます。

メール送信ジョブおよびメール受信監視ジョブの実行時に,タスクバーに表示された Outlookを終了させないでください。

メール送信ジョブおよびメール受信監視ジョブの起動,終了時にOutlookのウィンド ウが一瞬表示されます。

ウイルス対策ソフトのメールチェック機能が有効になっている場合,メール送信ジョ ブおよびメール受信監視ジョブの実行時にウイルス対策ソフトのメールチェック機能 が実行され,ウイルス対策ソフトのロゴが表示されることがあります。

受信するメールのサイズが大きい場合,メール受信が完了できない場合があります。

その場合,次の環境変数をユーザー環境変数またはシステム環境変数に設定し,有効 にしてからメール受信監視ジョブを実行してください。

環境変数名  JP1AJS2_REC2 設定内容

 5〜1,800の数字(単位:秒)

メール受信監視ジョブ実行時に,設定された時間だけメール受信の時間が延長されま

す。5〜1,800の範囲外の数値を設定した場合,メール受信の時間は延長されません。

メール受信に掛かる時間は,時間の延長の有無に関係なく,受信するメールのサイズ が500キロバイトの場合は約6秒,1メガバイトの場合は約12秒です。時間の延長 の設定をする場合は,これらの時間を目安としてください。ただし,実際の時間は使 用している環境によって変化しますので,あらかじめOutlookを使用して受信に掛か る時間を測定し,その時間に余裕を持たせた値を設定してください。

メール受信監視ジョブ実行時,Outlookによるメール受信に時間が掛かると,メール 受信監視ジョブが受信対象メールを検知できない場合があります。その場合は,次の メール受信監視のタイミングにメールが検知されます。

メール送信ジョブおよびメール受信監視ジョブがOutlookを起動してメールを送受信 している途中に,Outlookを手動で起動した場合,起動したOutlookのウィンドウサ イズが小さくなっていることがあります。その場合は,タスクバーのOutlookを選択 して右クリックし,[サイズ変更]や[最大化]でウィンドウサイズを調整してくださ い。

(11) メールクライアントソフトの設定について

メールシステム連携機能をデスクトップ上で使用する場合は,[マネージャー環境設定]

ダイアログボックスまたは[エージェント環境設定]ダイアログボックスの[メール連 携]タブの[メールクライアントソフト]で設定した内容と,実際に使用しているメー ルクライアントソフトの組み合わせが正しいことを確認してください。

なお,Windows Server 2008版のJP1/AJS2 - Agentの[エージェント環境設定]ダイア ログボックスの[メール連携]タブでは,デフォルトでOutlook 2002以降の設定になっ ているため,この項目は表示されません。

[Outlook2000]を設定するメールクライアントソフト

Outlook 2000

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