2 メールシステムとの連携
2.2 メールシステム連携のセットアップ
2.2.4 メールシステム連携のための環境設定をする
だし,この運用では,同じシステムでメールを受信するときのアカウントも変わる ため,メール送信ジョブとメール受信監視ジョブを同一環境で使用している場合に は,お勧めできません。これは,アカウントが変わったあとでメール送信ジョブか ら送信するメールの送信者が,メール受信監視ジョブに定義した差出人と異なるた め,メールを受信してもメール受信監視ジョブの条件を満たすことがなくなるから です。
図2-9 [メール連携]タブ([マネージャー環境設定]ダイアログボックス)
各項目の定義内容を説明します。
メール連携機能
メールシステム連携機能を使うかどうかを指定します。[設定]ボタンをクリックす ると,[メール連携機能の選択]ダイアログボックスが表示されるので,次の三つの 中から連携機能を選択します。
•[使用しない]
メールシステム連携を使用しません。
•[デスクトップ上で使用する]
JP1/AJS2メール監視プロセスが登録されます。
•[サービス上で使用する]
JP1/AJS2 Mailサービスが登録されます。
JP1/AJS2 Mailサービスは,ユーザーアカウント(使用するプロファイルの作成 時に,Windowsにログオンしたときのユーザーアカウント)に変更して使用する 必要があるため,JP1/AJS2 Mailサービスのプロパティのアカウントで,ユー ザーアカウントを設定してください。
デフォルトは[使用しない]です。
どの連携機能を選択するかについては,「2.2.1 メールシステム連携の前提プログラ ム」の表2-1を参照して決定してください。
メールプロファイル名
メールサービスへのログインで使用するプロファイルの名称を256バイト以内で指 定します。全角文字も使用できます。
メールシステム連携機能をサービス上で動作させる場合,ローカルユーザーが作成 したプロファイルを指定してください。
プロファイル名を入力し,[追加]ボタンをクリックして,一覧にプロファイル名を 表示してください。
プロファイル名は4件まで設定できます。プロファイル名を複数指定する場合は,
プロファイル名が重複しないようにしてください。プロファイル名が重複している と,メールシステム連携が使用できない場合があります。
一覧からプロファイル名を選択し,[削除]ボタンをクリックすると,プロファイル 名が削除されます。
メールクライアントソフト
[メール連携機能]で[デスクトップ上で使用する]を選択している場合は,連携す るメールシステムに対応したOutlookを選択してください。
•[Outlook 2000]
Outlook 2000を使用する場合に選択します。
•[Outlook 2002以降]
Outlook 2002以降のバージョンのOutlookを使用する場合に選択します。
連携するメールシステムとOutlookの対応については,「2.2.1 メールシステム連携 の前提プログラム」の表2-1を参照してください。
なお,Windows Server 2008の場合,JP1/AJS2 - Agentの[エージェント環境設 定]ダイアログボックスの[メール連携タブ]では,デフォルトでOutlook 2002以 降の設定になっているため,この項目は表示されません。
また,[メール連携機能]で[サービス上で使用する]を選択している場合は,
Outlookの種別に関係なく動作するため,メールクライアントソフトを選択する必
要はありません。
メール受信後の処理
監視条件に合致したメールの受信後の扱いを次のどちらかから選択します。デフォ ルトは[開封済]です。
•[開封済]
監視条件に合致したメールを開封済みします。
•[削除]
監視条件に合致したメールを削除します。
差出人アドレスの引き継ぎ
メール受信監視ジョブの引き継ぎ情報「MLRCVADDRESS」に設定する情報の種類を
次のどちらかから選択します。デフォルトは[メールアドレス]です。
「MLRCVADDRESS」は,メール受信監視ジョブに指定する差出人の情報に該当しま す。この設定は,設定したホスト上で動作する,すべてのメール受信監視ジョブに 影響します。
•[メールアドレス]
メールアドレスが引き継ぎ情報として設定されます。
•[表示名]
表示名(ニックネーム)が引き継ぎ情報として設定されます。
監視間隔
メールの受信監視間隔を1〜1,440(単位:分)の間で指定します。デフォルトは
「10」です。
ユーザー認証
この項目は,[メール連携機能]で[デスクトップ上で使用する]を指定した場合だ け操作できます。
Windows自動ログオンの設定
Windowsへ自動的にログオンするかどうかを指定します。[設定]ボタンをク
リックすると,[Windows 自動ログオンの設定]ダイアログボックスが表示さ れるので,次の項目を設定します。
Windows自動ログオン
Windowsへ自動的にログオンするかどうかを次のどちらかから選択します。
•[設定]
Windowsへ自動的にログオンするように設定します。ホストの起動と同時
に,Windowsへ自動的にログオンします。合わせて[ユーザー名],[ドメイ ン名]および[パスワード]を指定する必要があります。
•[解除]
Windowsへ自動的にログオンしないように設定します。Windowsへログオ ンするときに,ユーザー名,ドメイン名(またはログオン先),およびパス ワードを入力するダイアログボックスが表示されます。[解除]を選択した場 合,このダイアログボックスの[ユーザー名],[ドメイン名]および[パス ワード]に指定した内容は有効になりません。
ユーザー名
Windowsへログオンするユーザーの名称を513バイト以内で指定します。ここ
で指定したユーザーアカウントが,JP1/AJS2メール監視プロセスの実行アカ ウントになります。ここでは,使用するプロファイルの作成時にログオンして
いたWindowsのユーザーアカウントを指定してください。プロファイル作成時
にログオンしていたユーザーアカウントとは別のアカウントを指定すると,
JP1/AJS2メール監視プロセス起動時にプロファイルを参照できないため,
メールサーバに接続できないで,JP1/AJS2メール監視プロセスを起動できま せん。また,「ドメイン名¥ユーザー名」で指定するとWindowsへの自動ログ オンに失敗し,ログオンを要求するダイアログボックスが表示されます。
なお,指定したユーザー名が存在しない場合は,ログオン時にユーザー名を入 力するダイアログボックスが表示されます。
ドメイン名
Windowsへログオンするユーザーが属するドメインの名称を256バイト以内で
指定します。
なお,指定したドメイン名が存在しない場合は,ログオン時にドメイン名,ま たはログオン先を選択するダイアログボックスが表示されます。
また,[Windows自動ログオンの設定]ダイアログボックスの[ドメイン]の 指定を省略し(空白を指定し),次に[Windows自動ログオンの設定]ダイア ログボックスを表示したとき,[ドメイン]にはWindowsにログオンする際の デフォルトのドメイン名(ドメインに参加していない場合は自ホスト名)が表 示されます。
パスワード
Windowsへログオンするためのパスワードを127バイト以内で指定します。
指定したパスワードが存在しない場合は,ログオン時にパスワードを入力する ダイアログボックスが表示されます。
再入力
パスワードの確認のため,[パスワード]に入力したパスワードを127バイト以 内で再指定します。