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メール受信時の動作の概要

ドキュメント内 JP1/Automatic Job Management System 2 連携ガイド (ページ 35-41)

2   メールシステムとの連携

2.1  メールシステムとの連携の概要

2.1.2  メール受信時の動作の概要

(1) Windows の場合

メール受信時の動作を次の図に示します。

図2-3 メール受信時の動作(Windowsの場合)

図中に示したデータの格納先について説明します。

メールサーバ

受信したメールが保存されます。

受信トレイ

受信したメールが保存されます。このフォルダは,Outlookが管理しています。

メール本文

[詳細定義−[メール受信監視]]ダイアログボックスの[受信後のオプション]で本 文ファイルのファイル名を指定している場合に,監視条件に一致したメールの本文が 保存されます。出力先に同じ名称のファイルがある場合は,上書きされます。

添付ファイル

[詳細定義−[メール受信監視]]ダイアログボックスの[受信後のオプション]で添 付ファイル保存先フォルダ名を指定している場合に,監視条件に一致したメールの添 付ファイルが保存されます。添付ファイルは,指定したフォルダに,メールに添付さ れていたときのファイル名で保存されます。出力先に同じ名称のファイルがある場合 は,上書きされます。

添付ファイルのリストファイル

[詳細定義−[メール受信監視]]ダイアログボックスの[受信後のオプション]でリ ストファイルのファイル名を指定している場合に,監視条件に一致したメールの添付 ファイルの一覧がリストファイルに保存されます。出力先に同じ名称のファイルがあ る場合は,上書きされます。リストファイルの書式については,「2.5.3 添付ファイル 一覧のリストファイル(Windows限定)」を参照してください。

メール本文,添付ファイル,および添付ファイルのリストファイルを[詳細定義−

[メール受信監視]]ダイアログボックスの[受信後のオプション]で設定する方法につ いては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 操作ガイド 13.4.19

[詳細定義−[メール受信監視]]ダイアログボックス」およびマニュアル「JP1/

Automatic Job Management System 2 操作ガイド 13.4.20 [詳細定義−[メール受信 監視]−[受信後のオプション]]ダイアログボックス」を参照してください。

引き継ぎ情報格納ファイル

[詳細定義−[メール受信監視]]ダイアログボックスの[引き継ぎ]ボタンをクリッ クすると表示される画面で引き継ぎ情報を指定しておくと,受信したメールを後続 ジョブに引き継ぐ場合に,監視条件に一致したメールの情報が保存されます。

[マネージャー環境設定]ダイアログボックスまたは[エージェント環境設定]ダイア ログボックスの[イベント起動]タブの[イベント・ジョブ情報引継ぎディレクトリ 名]に指定したフォルダ下のmailフォルダに,次に示す情報が保存されます。

メール本文

引き継ぎ情報に「MLRCVBODY」が指定されたメール受信監視ジョブが監視条件に一 致するごとに1ファイルが作成され(ファイル名は任意),メールの本文が保存され ます。

添付ファイル

引き継ぎ情報に「MLRCVATTACHFILExx」(xxは01〜20)を指定すると,メール 受信監視ジョブが監視条件に一致するごとにフォルダが作成され(フォルダ名は任 意),添付ファイルが保存されます(ファイル名はメールに添付されていたときの名 称)。

添付ファイルのリストファイル

引き継ぎ情報に「MLRCVATTACHLIST」が指定されたメール受信監視ジョブが監視 条件に一致するごとに1ファイルが作成され(ファイル名は任意),添付ファイルの 一覧がリストファイルに保存されます。リストファイルの書式については,「2.5.3 添付ファイル一覧のリストファイル(Windows限定)」を参照してください。

保存先フォルダのデフォルトは,次のとおりです。

Windows Server 2008の場合

%ALLUSERSPROFILE%¥Hitachi¥JP1¥JP1_DEFAULT¥JP1AJS2¥tmp¥infodi r

「%ALLUSERSPROFILE%」のデフォルトは「システムドライブ¥ProgramData」

です。

Windows Server 2008以外の場合

JP1/AJS2インストール先フォルダ¥tmp¥infodir

[詳細定義−[メール受信監視]]ダイアログボックスの[引き継ぎ]ボタンについては,

マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 操作ガイド 13.4.19 [詳細定 義−[メール受信監視]]ダイアログボックス」を参照してください。

注意事項

メール受信後に作成される,メール本文,添付ファイル,添付ファイルのリスト ファイル,および引き継ぎ情報で作成されるファイルは,自動的には削除されま せん。これらのファイルはシステムのディスク容量を圧迫する原因にもなるため,

不要になったら削除してください。

メールシステム連携の環境設定で,メール受信後の処理を「開封済」にしている 場合には,Outlookの「受信トレイ」に開封済みとなっているメールが残ります。

これは,メールサーバ上またはメールシステム連携を実行しているコンピュータ のディスク容量を圧迫する要因になるため,定期的にOutlookをメールシステム 連携で使用しているプロファイルで起動し,「受信トレイ」の中にある開封済みの メールを削除してください。

なお,Outlookの「受信トレイ」にあるメールを削除する場合は,削除前にJP1/

AJS2メール監視プロセスまたはJP1/AJS2 Mailサービスを終了させておいてく ださい。

JP1/AJS2メール監視プロセスおよびJP1/AJS2 Mailサービスの起動と終了については,

「2.2.6 メールシステム連携機能の起動と停止」を参照してください。

(2) UNIX の場合

メール受信時の動作を次の図に示します。

図2-4 メール受信時の動作(UNIXの場合)

図中に示したデータの格納先について説明します。

内部メールファイル

受信したメールが,JP1/AJS2のメールシステム連携で使用できる内部メールファイ ルに保存されます。内部メールファイルは,メール受信時にsendmailから実行され たjpomailrecvコマンド(メール配信機能を設定するコマンド)によって追加書き されます。

内部メールファイルの名称は,/var/opt/jp1ajs2/tmp/mailbox/に,監視ユー ザー名を付けたものです。

不一致メール退避先ファイル

メール受信監視ジョブの監視条件に一致しなかったメールが保存(追加書き)されま

す。

不一致メール退避先ファイルは,イベント・アクション定義ファイル

(EVAction.conf)の環境設定パラメーターNotMatchMailDirに指定したディレ クトリに,監視ユーザー名と同じ名称で保存されます。

引き継ぎ情報格納ファイル

受信したメールを後続ジョブに引き継ぐ場合に,引き継ぎ情報に「MLRCVMAILBODY」

を指定したメール受信監視ジョブの監視条件に一致すると1ファイルが作成され,受 信メールが保存されます。

引き継ぎ情報格納ファイルの名称は,「MLDT」で始まる任意の名称です。ファイルは,

イベント・アクション定義ファイル(EVAction.conf)の環境設定パラメーター EvjobInfFileに指定したイベントジョブ情報引き継ぎディレクトリ下のmailディ レクトリに保存されます。デフォルトのディレクトリは,/var/opt/jp1ajs2/sys/

infoagt/tmp/infodir/です。

メール保存先ファイル

受信メールを保存するように指定したメール受信監視ジョブの監視条件に一致した受 信メールが保存(追加書き)されます。

メール保存先ファイルの名称は,イベント・アクション定義ファイル

(EVAction.conf)の環境設定パラメーターMailFileNameに指定したファイル名 です。

メール受信リストファイル

メール受信リスト用のファイル名を指定したメール受信監視ジョブの監視条件に一致 した受信メールのヘッダーが保存(追加書き)されます。

メール受信リストファイルの名称は,メール受信監視ジョブのメール受信リストに指 定したファイル名です。

障害用メールファイル

メールの判定中にメール受信監視でエラーが発生した場合に,エラー発生時のメール が保存(追加書き)されます。

障害用メールファイルの名称は,/var/opt/jp1ajs2/sys/infoagt/tmp/mail/

errmailです。

注意事項

メール受信監視ジョブで作成される,不一致メール退避先ファイル,引き継ぎ情 報格納ファイル,メール保存先ファイル,メール受信リストファイル,および障 害用メールファイルは,自動的には削除されません。これらのファイルはシステ ムのディスク容量を圧迫する原因にもなるため,不要になったら削除してくださ い。

JP1/AJS2のメールシステム連携では,メール受信監視ジョブが実行されないかぎ

り,メール配信機能によって作成される内部メールファイルにメールがたまり続 けます。内部メールファイルは,システムのディスク容量を圧迫する原因にもな るため,不要な内部メールファイルを定期的に削除してください。

なお,内部メールファイルを削除する場合は,削除する前にメール受信監視プロ セスを終了させ,内部メールファイルにメール配信をしないようにメール配信機 能を設定しておいてください。

メール配信機能の設定については,「2.3.3 メール配信機能をセットアップする」

を参照してください。

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