第9章 シーケンスの定義例
10.1 インバウンドのサービスエンドポイント
10.1.2 ファイル監視の定義
ファイルの受信を契機にISIのシーケンスを実行するためのサービスエンドポイントを定義する場合、接続方式“ファイル”を指定しま す。
画面例
図10.3 ファイルの画面例(プロパティビュー)
指定例
表10.2 プロパティの項目
項目 説明 指定例
接続方式 サービスエンドポイント作成時に指定した“ファイル”
項目 説明 指定例 メッセージング “非同期”が表示されます。
キュー名 リクエスト受付キュー名を指定します。 必須
ESIInboundQueue
ISIサーバ名 指定不要です。
シーケンスルーティングを使用 する
シーケンスで振り分けるかどうかを指定します。
シーケンスの代わりにルーティングを指定してメッセー ジを振り分ける場合は、チェックボックスをオン(チェッ クつき)にし、ルーティング名を選択してください。
デフォルトは、“シーケンスで振り分ける”
(チェックなし)です。
シーケンス名 実行するシーケンス名を選択します。 必須
calctest [参照]ボタン シーケンスエディタまたは[新規シーケンス]ダイアログ
ボックスを表示します。
監視方法 監視方法を指定します。以下から選択します。
・ 時間監視
時間で監視します。
・ 完了ファイル監視
指定したファイルが到着するまで監視します。
“完了ファイル監視”を選択した場合は、[監視完了ファ イル名]を指定してください。
完了ファイル監視
監視ファイル名 監視対象のファイル名を指定します。ファイル名は、
絶対パスで指定してください。
ファイル名には、ワイルドカードを指定できます。利用 できるワイルドカードは、以下のとおりです。
・ *
0文字以上の任意の文字列になります。
・ ?
任意の1文字になります。
・ [...]
[...]内の任意の1文字になります。“-”(ハイフン)に よる範囲指定ができます。
“!”(感嘆符)または“^”(アクサンシルコンフレクス) を先頭に指定した場合、否定になります。
なお、監視ファイル名にワイルドカードを指定した場 合、ワイルドカード以外の文字は大文字小文字が区 別されますので注意してください。
[監視完了ファイル名]と同じファイル名は指定できま せん。
監視ファイル名には、他のサービスエンドポイントで指 定したと監視ファイル名と同じものを指定しないでくだ さい。複数のサービスエンドポイントから同じ監視対象 のファイルを共有した場合は、どのサービスエンドポ イントから実行されるか保証されません。
必須
C:\FTPreceive\recvdata.dat
/FTPreceive/recvdata.dat
監視完了ファイル名 [監視方法]に“完了ファイル監視”を指定した場合、
監視する監視完了ファイル名を絶対パスで指定しま す。“完了ファイル監視”を指定した場合必須です。
[監視方法]が“完了ファイル監視”の場 合
項目 説明 指定例 監視完了ファイル名には、埋込み文字列“$
[FILENAME]”を必ず指定してください。“$
[FILENAME]”は、[監視ファイル名]で指定したファイ
ル名に置き換えられます。
[監視ファイル名]と同じファイル名は指定できません。
C:\FTPreceive\$[FILENAME].ack
/FTPreceive/$[FILENAME].ack
分割 ファイル分割を行うかどうかを指定します。以下から選 択します。
・ 分割しない
ファイルを分割しない(デフォルト)
・ 改行で分割
監視ファイルを指定の改行コードで分割
・ サイズで分割
監視ファイルをファイルサイズで分割
“改行で分割”を指定した場合は、[改行コード]を指定 してください。
“サイズで分割”を指定した場合は、[分割サイズ]を指 定してください。
改行で分割
改行コード [分割]に“改行で分割”を指定した場合、監視ファイル の改行コードを指定します。以下から選択します。
・ CRLF
改行コードがCRLFの場合(0x0D0A)
・ CR
改行コードがCRの場合(0x0D)
・ LF
改行コードがLFの場合(0x0A)
CRLF
分割サイズ [分割]に“サイズで分割”を指定した場合、監視ファイ ルを分割するサイズを指定します。
1024 メッセージ蓄積DBにメッセージ
を蓄積する
メッセージング種別が非同期の場合にメッセージを蓄 積するかどうかを指定します。
蓄積する場合は、[メッセージ蓄積DBにメッセージを 蓄積する]チェックボックスをオン(チェックつき)にして ください。
蓄積する(チェックつき)
ファイルベース処理 ファイルベースでシーケンス処理を行うかどうかを指 定します。
ファイルベースでシーケンス処理を行う場合は、[ファ イルベース処理]チェックボックスをオン(チェックつき) にしてください。
ファイルベースでシーケンス処理を行う (チェックつき)
・ データタイプがFLATの場合だけ、ファイルベース処理でシーケンスルーティングを行うことができます。
・ ファイルベース処理を行う場合、ファイル分割はできません。
・ ネットワーク切断などでファイル転送が中断すると、ファイル監視サーバは転送途中のデータをファイルが書き込まれたと判断し て、シーケンス処理を開始します。確実にファイルの完了をもってシーケンス処理を開始したい場合は、監視完了ファイル名を指 定して、完了ファイル監視によるファイルの受信を行ってください。