初期含水比の異なる竹チップの吸水効果の検討
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(2) III‑079. 土木学会西部支部研究発表会 (2016.3). 400. 400. 400. 小チップ(w =170.6%). 小チップ(w =60.9%). 小チップ(w =0%). 中チップ(w =125.3%). 中チップ(w =58.1%). 中チップ(w =0%). B. B. 吸収比Su(%). 吸収比Su(%). B. 青竹. 200. B. 300. 大チップ(w =79.8%). 100. 300. 大チップ(w =56.9%) B. 200. 自然乾燥竹. 吸収比Su(%). B. 300. B. 100. 0. B. 200 絶乾竹. 100. 0 0. 4. 8. 12 16 時間(h). 20. 24. 0 0. (1)青竹 図-2. B. 大チップ(w =0%). 4. 8. 12 16 時間(h). 20. 24. 0. 4. 8. 12 16 時間(h). 20. 24. (3)絶乾竹. (2)自然乾燥竹 吸水材の状態の違いによる影響 250. 3.実験結果及び考察. 小チップ. 図-2 に、(1)青竹、(2)自然乾燥竹、(3)絶乾竹. における経過時間に伴う吸水比を示す。いずれの竹チップも 2~3 時間後にピ ークを示し、徐々に減少と大きく変動し、減少後 12 時間を目途に吸水直後の 値と同程度まで吸水比は安定した。この挙動から、いずれの竹チップにおい ても吸水直後の吸水比を把握すれば、ほぼ安定値を予想できるとことが示さ. 200. 吸水比Su(t=12h)(%). 3-1 吸水材の違いによる影響. 中チップ 150. 大チップ. 100 50. れた。また、竹チップの状態の違いをみると、竹チップ初期含水比の高い青 0. 竹は大、中、小のサイズは関係なく 12 時間後の吸水比は 20~40%と低い値を. 0. 50 100 150 200 250 竹チップの初期含水比(%). 各竹の初期含水比+各竹の吸水比(%). 示し、自然乾燥竹は小チップが約 140%となり絶乾竹の中チップと変わらなか 図-3 竹チップの含水比と吸水比の関係 250 った。一方、初期含水比wB=0%の絶乾竹では、チップの形状により吸水比の 差が大きく生じている。このように竹チップの吸水効果は竹チップの初期含 水比が低いほど吸水比は高く、形状の繊維幅が小さいほど表面積が多くなり 吸水効果を発揮することがわかった。ここで、吸水比が 12 時間後に安定傾向 を示していることから、12 時間後の吸水比と竹チップの初期含水比の関係を 図-3 に示す。いずれの竹チップの形状においても初期含水比と吸水比は比例 関係にあり、竹チップの吸水できる吸水量はチップによって一定であること. 小チップ 中チップ 大チップ. 200 150 100 50 0 0. が示された。また、図-4 に絶乾竹の吸水比と各竹チップの初期含水比と各竹. 50 100 150 絶乾竹の吸水比S. 200 250 (%). u(t=12h). チップの吸水比の合計の関係を示す。このことから、竹チップの吸水可能で 図-4. 竹チップの許容吸水比の関係. ある水分量は絶乾竹の吸水量となり、初期含水比と絶乾竹の吸水比を把握す 350. ることで、使用する竹チップの吸水可能量が算出され、改良時の竹チップの 絶乾竹 小チップ wB=0%. 図-5 に吸水材添加量の変化による 12. 時間後の吸水比を示す。図-1 の時間経過に伴う吸水比の変動が竹チップの添 加量との関係にあると考え、吸水材添加量を 100g、200g、400gと変化をつ. u(t=12h). 3-2 吸水材添加率の違いによる影響. 吸水比S. 添加量が算出することができることが示唆された。. (%). 300 250 200 150. けたが吸水比に違いは現れなかった。これにより、吸水材添加量を変化させ 100. ても同様の吸水効果が得られることが示された。 4.まとめ. 1)竹チップは時間経過に伴い吸水比が変化し、約 12 時間経過後に. 0. 100. 200. 300. 400. 500. 吸水材添加量(g). 図-5. 添加量と吸水比 Su(t=12h)の関係. 安定値となることが明らかとなった。2) 竹チップの繊維幅が小さく、初期含 水比が低い程、吸水比は増加する。竹チップの吸水可能量はチップの大きさによってきまっているため改良時に おける吸水材添加率が算出できることがめした。3) 竹チップの添加量増減において吸水比の変化はみられず、い ずれも十分な吸水効果を得られた。 謝辞:本研究は、文科省科研費 26420488 の助成を受けたものです。関係各位に心より感謝申し上げます。 参考文献 1) 西日本新聞:2013 年 8 月 1 日朝刊 2) 西田ら:チップ・フレーク化した竹廃材の吸水特性に着目した高含水 比底泥の改良効果, 第 10 回地盤改良シンポジウム pp.435-438, 2012.. ‑430‑.
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