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レ プ ト ス ピ ラ の 代 謝 に 関 す る 研 究

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Academic year: 2022

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(1)576.. レ プ. ト ス ピ ラ の 代 謝. 856.. 7.095.. に 関 す る 研. 3. 究. 第2編 レ プ ト ス ビ ラ ・ヘ ブ. ドマ ー デ イ ス の 呼 吸 に 就 い て. 岡 山 大 学医 学 部 微 生物 学 教 室(指 導1村 上 泉. 康. 治. 〔昭和33年10月23日 目 I. 緒. 言. 栄 教 授). 受 稿〕 次 Ⅵ.. 呼 吸 に及 ぼ す各 種 阻 害 剤 の 影 響. Ⅱ. 遠 沈 操作 によ る呼吸 に及 ぼ す 影響. VⅡ. 呼 吸 に 及 ぼ す 金 属 イ オ ン の 影 響. Ⅲ. 酵 素 活性 と培養 日数 の 関 係. Ⅷ.. IV. 各種 基質 に依 る呼 吸 に つ い て. IX. 結. V.. 総 括 及 び考 案 言. ア ミ ノ基 転移 及 応 1). I. 緒. 言. 使用. 「レ」. 教 室 保 存 のL‑hebdomadisを. 稻 田,井 戸1)等 に依,「 レ」 の純 培 養 に 成功 し て. 非 働 化 した 牛 血 清 を10%の. 使 用 し た. 割 に 加 え,又. 以来,「 レ」 の栄 養要 求2)3)4)5)の 詳 細 に つ い て検 索. 球 を0.5%の. 割 に 加 え たKorthof培. が 行 われ て い るが,今 だ 完 全 合成 培 培 地 えの段 階 に. 7.4)に27℃. 〜30℃. で 培 養 保 存 し た.. Marshall7)は 物 質 代謝. 培養. 4日 目 「レ」. の一面 で あ る酸 素 呼吸 の測 定 を行 い,そ の 定 量 的 測. 培養. 11日 目 「レ」. 達 してい な い.又Chang6),. 家兎赤血. 地(pH7.2〜. 定 に成 功 し,吾 が 国 に於 い て桑 島8)は 「レ」 の酸 素. の も の を 用 い2000r.. 呼 吸を 確 認 した.. 培 養 上 の 夾 雑 物 を 除 き,上 清 を8000rpm10分(0℃. 然 し細 菌 の酸 素 呼 吸 測 定 に比 し,「 レ」 の 測 定 は. 〜4℃)遠. 衝 液(0.85%食. にす ぎ ない.. 作 を 繰 り 返 え し,集 M/50燐. 塩 添 加)pH7.2に. 酸緩. 浮 游 し,こ. の操. め た 「レ」 を 洗 源 の 目 的 で,. 酸 緩 衝 液 を 元 の 培 地 の1/20に. 養 は不 可 能)と 云 う 「レ」 集 菌の 困 難 が しか ら しめ. 再 び 遠 沈(8000rpm15分)沈. てい る事 で あ る.. 衝 液 を 加 え 浮 游 し た.遠. 著者 は,こ の点 につ い て,種 々の 試 み を 行 い,実. で 軽 く遠 沈 を 行 い,. 沈 ,管 底 の 「レ」 を 少 量 のM/50燐. 進 まず,酸 素 呼 吸 を行 うと云 う一端 の報告 に 接 す る. 此 の事 は栄 養要 求の 複 雑(血 清 の添 加 な くして培. p. m10分. な る 迄 加 え,. 渣 を 適 量迄 に燐 酸 緩 沈 操 作 に よ つ て,呼 ロ. 吸 に及. ぼす 影 響 を見 る 目的 で,こ の 操 作 を 基 準操 作 と して,. 「レ」 の 自然 の状 態 に 於 い て観 察. 遠 沈速 度,洗 滌 回 数,氷 室 に一 夜 静 置,等 に よ る集. を行 うと云 う事 に留 意 し,前 編 に於 い て 報告 した培. 「レ」 法,洗 條方 法 の 相 異 下 の 静 止 「レ」 を比 色 計. 養 成績 良好 な 牛 血 清 加Korthaf培. に て(10倍 稀 釈 した 「レ」 が)40%透. 験 操 作 の簡易,又. 地 に, L‑hebdo. 過度 と な る様. madi8を 大 量培 養 ,遠 沈 に よ り集 「レ」 を行 い,. に 調製 し,同 濃 度 「レ」 浮 游 液 を もつ て実 験 を行 つ. 「レ」 の酵 素 分 布 状 態 を知 る為Warburg検. た,. 圧計 に. よ り,酵 素 消 費量 を 測定 し, 2,3の 知 見 を得 た ので. 2). 報 告す る.. 基 質 は 総 て 再蒸 溜水 に溶 解 し(最 終 濃 度 がM/100). Ⅱ. 遠沈 操 作 に よ る呼吸 に 及ぼ す 影響. 実験材 料 及び 方 法. 基. pH7.2に 3). 質. 修 正 して用 い た。. 呼 吸 量 の 測定. Warburg検. 圧 計 をUmbreit9)の. い た,容 器 内 容 は,副 室 に10%KOH,. 常法 に従つて用 0.3mlを. 入.

(2) 406. 泉. 康. れ 呼 吸 に よ る 炭 酸 ガ ス を 吸 収 せ し め,菌 液 は2.0ml, 基 質 は0.3mlで. 全 量 を3.3mlと. て 実 験 を 行 つ た.又 を 対 照 と し,各. な る 様1と補 正 し. 常 にendogenous.. reepiration. 基 質 に 対 す る測 定 値 か ら こ れ を 引 い. た 値 を 以 て 酸 素 量 の 測 定 値 と し た. 4). 自己 呼 吸 の 点 に就 い て, 8000rpm10'で. 集 「レ」. した 後1, 2, 3回 と 洗 滌 を 行 い観 察 した所,そ の成 績 に著 差 は見 られ な か つ た.尚 遠 沈操 作, Warburg 検 圧 計3時 間観 察 後 「レ」 を暗 視 野 にて観 察 したが, 3時 間 後 「レ」 が や や 長 くな つ たの を 見 たが,数 及. 定 量方 法. び運 動 は集 「レ」 前 と全 く変 らな か つ た,. 残 液 中 の 糖 の 定 量 は, Sumner15)法,焦 酸 は 清 水16)法,乳. 性 ブ ドウ. 酸 は 石 井17)法 に よ つ た. 実. 験. 牛 血 清Korthof培. 成. た 所 図(1),(2)に. 此 等 の成 績 よ り以 下 の 実験 に於 い て集 「レ」 洗滌 方 法 は,標 準 操 作 に よ つ て行 う こ とと した. Ⅲ. 績. 地 に4日,. 「レ」 を 洗 滌 回 数,遠. 11日 培 養 を 行 つ た. 沈 速 度 の 相 異 下 で実 験 を行 つ. 示 す 成 績 を 得 た.. 図1. 治. 酵 素 活 性 と培 養 日数 の 関係. 実 験 材 料 及 び方 法 前 章 に よ り自然 の 状 態 で呼 吸 量 を測定 し得 る事 を 知 つ たの で,基 準操 作 に よ り集 「レ」 を行 い培養 日 数相 異 下 の 「レ」 の 呼吸 を 測定 した.. 基 質 グ ル コ ー ス(M/100). 実 験 成績 「レ」 の発 育各 期 の酵 素 活 性 を観 察 す るため基質 と して,グ ル コー ス,コ ハ ク酸,焦 性 ブ ドゥ酸,酷 酸,グ ル タ ミン酸,ア. スパ ラギ ン酸,乳 酸 の7種 の. 基 質 の 酸 素 消費 量 を 測 定 し た.こ の 本実 験 の前 に 「レ」 の発 育 必 須 栄 養 素 で あ る血 清,及 び培地成 分 のペ プ トン,血 球 につ い て 呼 吸 を測定 した. 表(1)の 如 く,血 清,血 球共 に旺 盛 な酸 素消 費量 を 示 した,又 ペ プ トンを 用 い た呼 吸 量 も高 い. 又 血 清 とグ ル コー ス,血 清 と乳 酸,血 清 と焦性 ブ ドウ酸 等,組 合せ の測 定 を 合 わせ て観 察 した所,そ の活 性 は著 し く高 い. 図2. 自. 己. 呼. 吸. 又 自己 呼 吸 は180分 観 察 を 行 つ たが,そ の値 は著 し く低 い. 予備 実 験 で. 培養4日. 目. 「レ」. 培養11日 目. 「レ」. 培養25日 目. 「レ」. の活 性 の差 異 が 認 め られ たが,各 基質 に対 しては表 (3)の 如 く,培 養4日. 目 「レ」 に 於 い て グ ル コー ス. の酸 素 消 費 量 が 非 常 に高 く,次 い で グ ル タ ミン酸, 乳 酸 で あ り,酷 酸,焦 性 ブ ドウ酸,コ ハ ク酸.ア ス パ ラギ ン酸 によ る酸 素 消 費 量 は殆 ん ど等 しい.次 に 図 の 如 く8000rpm10分 静 止 「レ」 が,. 4日. 費 が 大 で あ つ た.又. 集 「レ」,. 11日. 菌 で は,戚. レ」 に 於 い て は,そ. 日 に 比 し著 し い 事,又. 吸 が 低 下 し,自. 室 内一 夜. 吸 量 に差 が の 低 下 は,前. 培 養 基 内 の 「レ」 を 完 全 に 集. 「レ」 す べ く, 400000rpm10'の 「レ」 し た 所,そ. した. 「レ」 共 に 酸 素 消. こ の 成 績 に 於 い て,氷. 静 置 後 呼 吸 測 定 を 行 う と,細 見 ら れ な い が,「. 「レ」 を 洗 滌1回. の 呼 吸 は1, 2の. 操 作 を 行 つ て集 基 質 を除 い て は 呼. 己 呼 吸 に 劣 る 結 果 を 示 し た(表. 略).. 培 養11日 目 「レ」 に 於 い て は,焦 性 ブ ドウ酸 が最 も 高 い消 費量 を示 し,乳 酸,グ. ル タ ミン酸,グ ル コー. スが 殆 ん ど等 し く,酷 酸,ア. スパ ラギ ン酸 の順 とな. る, 培 養25日 では,酷 酸 が高 く,グ ル コース,焦 性ブ ドウ酸,乳 酸,グ ル タ ミン酸,次 い で コハ ク酸,ア スパ ラギ ン酸 で あ るが,総 体 的 に酵 素 活 性能 は著 し く低 下 を 示 した. 特 に興 味 の あ るの は,培 養 日数 相 異下 に 於いて,.

(3) レプ トス ピラの 代 謝 に関 す る研 究. 407. 表1. 表3. 表2.

(4) 408. 泉. 康. グ ル コ ー ス を 基 質 と した 消 費 量 を 比 較 す る と,培 4日 25日. 「レ」 が 著 し く高 い 活 性 を 示 し,次. 治. 養. 表5. い で11日,. 「レ」 と低 下 す る .. 然 し 他 の 基 質 で は 培 養11日 よ り高 い.こ. 「レ」 の 酵 素 活 性 は 他. れ は 予 実 験 で 示 し た 血 清,血. 球,ペ. プ. トン に 対 す る酸 素 消 費 量 に お い て 見 ら れ た と 同 様 な 傾 向 で あ つ た.又. 血 清 と グ ル コ ー ス,血. 清 と 乳 酸,. 血 清 と 焦 性 ブ ドウ 酸 と組 合 せ た 場 合 も,血 焦 性 ブ ドウ 酸 で は, 11日. 清 と 乳 酸,. 「レ」 が 著 し く高 く,血. と グ ル コー ス の 組 合 せ で は,. 4日. 「レ」 が,著. 清. し く. 高 い 酸 素 消 費 量 を 示 し た 事 と 一 致 し た 結 果 で あ る. 尚 培 養4日. 「レ」, 11日. 「レ」 の グ ル コ ー ス,焦. ブ ドウ 酸 を 基 質 と し て 振 盪 後,グ ウ 酸 の 消 費 及 び,生. ル コ ー ス焦 性 ブ ド. 成 物 を 定 量 比 較 し た 所,4日. 「レ」 の グ ル コ ー ス 消 費 は や や 高 く,又 コ ー ス を 組 合 せ た 残 液 は,著 た.焦. 費,生. 血 清 と グル. 明 に 消 費,生. 性 ブ ドウ 酸 に つ い て は,呼. 「レ」 が,消. 性. 成 を示 し. 吸 量 の 高 い11日. 成 と も著 し い.. 表4. 此 事 か ら,「 レ」 に 於 い て,グ ース. ,ガ. ラ ク トー ス,ア. ル コー ス,マ. ンノ. ラ ビ ノ ー ス を 分 解 す る酵 素. 系 の 存 在 す る 事 を 知 つ た. 2). カ ル ボ ン酸. 前 記 糖 類 同 様 実 験 を 行 つ た. 表(6)に. 示 し た 如 く,乳 酸,グ. ブ ドウ酸,コ. ハ ク 酸,α. リセ ロ燐 酸,焦 性. ・ケ リ グ ル タ ー ル 酸,酷. で は 著 し い 酸 素 呼 吸 が 認 め られ た が,フ リ ン ゴ 酸 の 酸 素 消 費 量 は 低 く,自. 酸. マ ー ル 酸,. 己呼 吸 との差は見. ら れ な か つ た.. IV. 各 種 基質 に俵 る呼 吸 に つ い て. 3). ア ミノ酸. 使 用 基 質 の う ち,グ. 前 章 に 於 い て 「レ」 の 培 養 日数 と酵 素 活 性 との 関 係 を検 討 した.此 処 で は 「レ」 の 酵 素 分 布状 態 を 知 る た め糖 類,カ ル ボ ン酸,ア. ミ ノ酸 の各 基質 に つ い. て 酸 素 消 費 量 を観 察 した. 1). 糖. 類. 培 養11日 を用 い,其 の酸 素 消 費 量 を180分 迄 測 定 した(表5). 即 ち ラ ム ノー ゼ,キ シロ ー ス,リ ボ ー ス,グ リコ ー ゲ ン,イ ヌ リン,ズ ル チ ッ ドの 酸 素 消 費 量 は,自 己 呼吸 と差 が 見 られ なか つ た.又 実験 時 間 を5時 間 迄 延 長 した が,所 謂 適 応 現 象 は 見 られ な か つ た.. ル タ ミ ン酸,ア. ア ラ ニ ン の 酸 素 消 費 量 は,糖. スパ ラギ ン酸,. 類 同 様 の 強 い 活 性 を示. し た 表(7). ア ミ ノ 酸 を 基 質 と し た 場 合,こ て も,細. 菌 同 様,時. の3種. 以外 に於い. 間 経 過 に つ れ て 僅 か な が ら上昇. を 示 し た. 但 し,例. 外 と し て シ ス テ イ ンは,開. で に 他 を 圧 し た 活 性 を 示 し,他. 始15分 に,す. 種 ア ミ ノ酸 と は逆 に. 時 間 経 過 に よ る 急 激 な 上 昇 は 見 られ な い..

(5) レプ トス ピ ラの 代 謝 に関 す る研 究. 表6. 409. よ り追 求 し た. 即 ち,先. に 「レ」 の ア ミ ノ酸 を 基 質 と し たO2消. 費 を 測 定 し た.ア. ス パ ラギ ン酸,グ. ラ ニ ン及 び 脂 肪 酸 を,種. ル タ ミ ン酸,ア. 々 の 組 合 せ の も と に 「レ」. の 洗 滌 後 燐 酸 緩 衝 液 に 浮 游 し た の を 加 え,一 夜37℃ に 放 置 を 行 つ た 後, 10倍 の ア ル コ ー ル を 加 え,氷 に 静 置 後,濾. 過 を 行 い 「レ」 を 除 去 し た 後,磁. 蒸 発 皿 に 移 し 重 湯 煎 上 で 蒸 発 さ せ,そ い て,ペ. 室. 製の. の濃 縮 液 につ. ー パ ー ク ロ マ トグ ラ フ ィー を 試 み た.. 実 験 成績 図3,. 4, 5,に. 示 し た 様 に,グ. パ ラ ギ ン酸 の ア ミノ 基 転 移,又. ル タ ミ ン酸 → ア ス ア スパ ラ ギ ン酸 → グ. 図3. 図4. 表7. 図5. ル タ ミ ン酸,ア. ラ ニ ン → グ ル タ ミ ン酸 の ア ミ ノ 基 転. 反 応も 証 明 さ れ た.. 然 し ア スパ ラギ ン酸 → ア ラ ニ ン間 の直 接 的 ア ミノ 基 転 移 反 応 は 証明 され なか つ た. 又 脂 肪 酸 と同様,グ. ル コー ス と ア ミノ酸 を組 合 せ. た 所,脂 肪 酸 と同 様 に新 しいSpotを. 捉 え る事 が 出. 来 た. Ⅵ V. ア 三 ノ基 転 移 反 応. これ は主 と して反 応 液 の 菌体 徐去 後,濃 縮 した液 について,ペ ーパ ー ク ロマ トグ ラ フ ィー を行 う事 に. 呼 吸 に及 ぼ す 各 種 阻 害 剤 の 影 響. 前 章 に 於 い て種 々の 基 質 の酵 素 活 性 を測 定 した が, 今 回 は,グ ル コー ス,焦 性 ブ ドウ酸 の2基 質 の呼 吸 に 及 ぼ す各 種 阻 害 剤 の 影 響 を検 討 した..

(6) 410. 泉. 使 用 阻害 剤. KCN. 3×10‑3. M,. 亜 砒 酸 ソー ダ10‑3 M, NaN3. 10‑2 M,. NaF10‑2. 康. 10‑3, 10‑4 M. 害 は 見 られず 特 に 焦 性 ブ ドウ酸 を基 質 と した際 は促. 10‑4 M. 進 的 傾 向 が み られ た.又 測 定 的,残 液 の定 量 を行っ. 10‑3 M. M,10‑3. M. モ ノ ヨー ド酷 酸10‑4. M,. た.表8,. ー スか らの焦 性 ブ ドウ酸 ,乳 酸 の 生成 が,他 に比 し. 各 種 阻 害 剤 の 二 基 質 に 対 す る 影 響 を 実 験 時 間180. 表8,9の. ル コ ー ス,焦. 如 く, KCNで. 性 ブ ドウ 酸 に 対 し. は50%阻. ダ の グ ル コ ー ス に 対 す る 阻 害 は50%焦 は100%阻. 害 を 示 し た. NaFに. 害,亜. て 蓄 積 が 著明 で あ つ た. VII 呼 吸 に 及 ぼ す 金 属 イ オ ンの 影 響. 砒 酸 ソー. 性 ブ ドウ 酸 で. 就 い て,二. 9,に 呼 吸 量 と比 較 して 示 した.. こ れ に よ る と亜 砒 酸 ソー ダ の添 加 に よ り,グ ル コ 10‑5 M. 実験成績. 分 迄 観 察 し た 所,グ. 治. 基 質共 阻. 表8. 表9. 使 用 基 質 と し て は,前 ドウ 酸 を 用 い,. Fe++,. 章 同 様 グ ル コ ー ス,焦 性 ブ Mg++の. 影 響 を 観 察 し た..

(7) レプ トス ピ ラの代 謝 に 関 す る研 究. 又 金 属 イ オ ン添 加 後,残 液 を と り,グ ル コ ース の. 実験 成 績 Fe++,. 411. Mg++の. 消 費,生 成 量 を定 量 的 に検 べ た が,呼 吸量 と同 様 差. 基 質 に 対 す る 影 響 は,表(10)に. 異 は な い.. 示 した 如 く,そ の 活 性 は 認 め な か っ た. 表. Ⅷ. に,家 兎血 清 血 球 を 添 加 した培 地 を使 用 し,血 清 の 総 括 及 び 考 案. 「レ」 の物 質 代 謝 の研 究 は,殆. 10. 採 取 に よ る大 量 培養 を易 に した.. ん ど栄 養 要 求 の一. 1). に示 した 遠 沈 操 作 に 改 良 を加 え,北 里10)が. 点 に集 中 され,固 形 培 地培 養 え の試 み が な され て い. 6000叩m30分. るが,今 だ不 成 功 で あ り,現 在 で は主 と し てKorthof. る と述 べ た方 法 等 の 集 「レ」法 に よ り,集. 培 地が 用 い られ て い る.. た 各 々に つ いて 呼 吸 測 定 を 行 つ た所, 8000rpm. この培 地 で は 「レ」 は 可 な り良 好 な発 育 を行 い又, その組 成 も簡 単 で,一 般 培 養 に は,極 め て優 秀 で あ る.然 し液 体 培 地 で あ る事,血 清 の添 加,と い う二 点 で 「レ」 の 大 量培 養 集 菌 は 困難 を極 め,ワ. クチ ン. 等 の実 用性,「 レ」 の酵 素 活 性 の究 明 等 で,一 考 を 要 して い る.. 「レ」 し 10. 分1回 洗 滌,静 止 「レ」 が 酵 素 活 性 を究 明 す る上 に 適 して い る事 を知 つた. この 方 法 で 静止 「レ」 を 得,培 養 日数 と酵 素 活 性 と の関 係 を追 求 した. Gale11)に よ ると,細 菌 に 於 いて 一 般 に,対 数 増 殖 期 前 に 集 め た菌 は活 性 が 低 く,培 養 時 間 の 経過 と. この為 徴生 物 の 代 謝 に 関す る報 告 は多 くあ るが, 「レ」 に就 いて は殆 ど省 み られ て い な い. Changは. 圧 計 に よ り酸 素 消 費 の 約25で あ る と報告 して い. る又桑 島 は,同 様 測定 を行 い,「 レ」 の 抗 生 物質 の. 土 屋12)は 普 通Korthof培. 地 で は25℃4日. より. 増 殖 が 起 り, 14〜15日 を 頂 点 と して,以 後 増 殖 は 低 下 す る と報告 して い る. 著 者 は前 編 で 述 べ た如 く, 27℃ 培 養 に於 い て, 4日 頃 よ り増殖 が 起 り, 12〜13日 頃 を 頂 点 と して増. 影 響を観 察 した と述 べ て い る. 然 し,以 上 の実 験 で は,集. 共 に活 性 は 上 昇 し,発 育 が 停 止 す る直 前 に於 い て最 高 に達 し,以 後順 次 低 下 す る と述 べ て い る.. 始 めて酵素 呼 吸 の 測定 を試 み た が,不 成 功 に終 つ た. 後MarshllはWarburg検 測 定 を行 い,そ のQO2は. で培 養 「レ」 を 殆 ん ど 集 「レ」 出来. 「レ」 大 量 培 養 の 困難. 殖 が 低 下 した とい う成 績 に基 づ いて,培 養4日. 目の. に基づ いて,静 止 「レ」 に よ る観 察 は行 わ れ て い な. 極 めて 若 い 「レ」 増 殖 の頂 点11日 「レ」 死 滅 期 の25. い.培 地の1/6濃 縮 「レ」 浮游 液 を 用 い て い るた め,. 日 「レ」 の 呼 吸 量 を各 基 質 につ いて 測定 した結 果,. 活 性 は低 く,酵 素 の分 布 等 の観 祭 に は 到 らな か つ た.. グル コー ス を 除 き, 11日 「レ」 が 高 い活 性 を 示 した.. 著者 は 「レ」 の物 質 代 謝 の研 究 に於 い て,上 記 の 点に留 意 し,前 編 に於 い て報 告 したKorthof培. 地. 又Galeは. 菌が 急激 に分 裂 して い る時 高 い 活 性 を. 示 す酵 素 は合 成 に関 す る酵 素 で あ る と云 つ て い る..

(8) 412. 泉. 又Krebsl3)はT.. C. A.サ. 康. イ クル は 完全分解 によ. 治. 転 移 反 応 が 行 わ れ た と考 え られ る.. り エ ネ ル ギ ー を 得 る た め の 回 数 で あ る と述 べ て い る. 同 様 に 教 室 の 松 浦14)は. 大 腸 菌,赤. 菌 を 供 試 し, T. C. A.サ. 痢 菌,チ. イ ク ル 上 の 物 質,或. れ と 関 連 の あ る コ ハ ク 酸,ア に 高 い 活 性 を 示 す の は,合. フス. ス パ ラ ギ ン酸 が 増 殖 期. NaFで. 般 の細 菌 とは異. 「レ」 に 於 い て高 い 活 性 を 示 し,合. 成過. コ ハ ク酸,. ア ス パ ラ ギ ン酸,乳. 酸 は,合. 酸,焦. 性 ブ ド ウ酸,酷. 成 過 程 は 無 論 関 係 す る で あ ろ うが,増. 性 の停 止 以後. の 生 命 の 維 持 に も必 要 で あ る た め,活. 性度が あまり. 変 らな い と 考 え ら れ る. 各 種 基 質 に つ い て 「レ」 の 酵 素 分 布 を 見 る た め 実 ル コ ー ス,マ. ン ノー ス,ガ. ラク ト. ル ボ ン 酸 に つ い て は,コ. い.又. ハ ク酸,乳. 酸,焦. 活 性 は 低 く,適. 般 に細 菌 の そ れ に 比 し. 応 的 な 態 度 が 見 ら れ た.但. イ ン の 酸 化 態 度 は 他 と 異 な り,開 性 を 示 し た が,詳. し シス テ. 始後 直 ち に強 い活. 細 に つ い て は 検 討 し て い な い.. 又 以 上 の ア ミ ノ酸 の う ち,ア. スパ ラ ギ ン酸,グ. 成 の 定 量 を行 ル コースの. 又 金 属 イ オ ン の 影 響 を 見 た が,そ. の 影響 はグル コ. ー ス ,焦 性 ブ ドウ 酸 共 に 見 ら れ ず,基. 質 の 消 費,生. 成 を 定 量 的 に 検 べ た が,差 IX L‑hebdomadie教. 異 は 認 め られ な か つ た.. 結. 言. 室 保 存 株 の酵 素 的 性状 を知 る 目. 的 で,牛. 血 清 加Korthof培. 糖 類,カ. ル ボ ン酸,ア. 地 培 養 の 静 止 「レ」 の. ミノ 酸 の 酸 化 能 を 検 討 して 次. の 結 果 を 得 た. 1). L‑hebdomadieはL‑icterohaemorrhagiae同. 様,酸. 素 呼 吸 を 行 う.. 2). ・ケ トグ ル ター ル 酸 以 外 の 活 性 は 低. ア ミノ 酸 の 呼 吸 は,一. ル コ ー ス 消 費,生. 明 な 蓄 積 が 認 め られ た が,グ. 代 謝 経 路 の 推 定 を 行 う 事 は 出 来 な か つ た.. ー ス の活 性 は細 菌 の そ れ と劣 らな い高 い活 性 を 示 し. 性 ブ ドウ 酸,α. は や や 低 い.. 又 呼 吸 測 定 後,グ. ル コー ス を 基 質 と し た 活. 程 に 主 と し て 用 い ら れ る と考 え ら れ る.又. た.カ. ノ ヨー ド,亜 砒 酸 に よ り強 く阻 害 を 受 け,. つ た 所,著. な り 「レ」 に 於 い て は,グ. 験 を 行 つ た が,グ. KCN.モ. 成 過 程 と関 係 が あ る か ら. 以 上 と実 験 成 績 を 照 合 す る と,一. 性 ブ ドウ 酸 に 対 す る 各 種 阻 害. 剤 の 影 響 を 見 た.. いは こ. だ ろ う と 述 べ て い る.. 性 が,4日. 次 に グ ル コ ー ス,焦. L‑hebdomadis以. 下 「レ」 は,糖. 類 で は,. 6炭 糖 酸 化 に 於 い て 高 度 の 活 性 が 見 ら れ, 化 能 は 極 め て 低 い.脂. 肪 酸,ア. 般 細 菌 に 比 べ る と 低 い が,或. 5炭 糖 酸. ミノ 酸 の 酸 化 は,一 る種 の 基 質 に 於 いて 活. 性 が 認 め ら れ た. 3)「. ル. レ」 は グ ル タ ミ ン 酸 一 ア スパ ラギ ン酸,及. タ ミ ン 酸,ア. ラニ ンと脂肪 酸 及 び グル コー ス の組 合. び グ ル タ ミ ン酸 一 ア ラ ニ ン 間 の ア ミ ノ基 転 移 反 応 を. せ に よ り,ア. ミノ 基 転 移 反 応 を 観 察 し た.グ. 行 う.. ン 酸 と ア ス パ ラ ギ ン 酸 と の 間,及. ル タミ. 4). び グル タ ミン酸 と. ア ラ ニ ン と の 間 に 証 明 さ れ た が,然. し ア スパ ラギ ン. グ ル コ ー ス の 酸 化 に 対 す る 阻 害 剤, KCN,. NaF,モ. ノ ヨ ー ド酷 酸 亜 砒 酸 ソ ー ダ 或 い は 二 価 金 属. 酸 と ア ラニ ン との 直 接 的 ア ミノ基 転移 反 応 は 証 明 さ. イ オ ン, Mg++,. れ な か つ た.こ. ス の 代 謝 経 路 の 推 定 は 行 え な か つ た.. の 事 よ り従 来 知 られ て い る グ ル タ ミ. Fe++の. 影 響 を 見 た が,グ. ル コー. ン 酸 を 中 心 と し た ア ミノ 基 転 移 反 応 が 「レ」 の 内 部 に 於 い て 行 わ れ て い る こ と が わ か る.又. 脂 肪 酸 同 様, 擱 筆 す るに 臨 み 終 始 御 懇 切 な御 指 導 と御校 閲を賜. グ ル コ ー ス と ア ミノ 酸 の 間 に 見 ら れ た ア ミ ノ基 転 移 は,先. づ グ ル コ ー ス よ り焦 性 ブ ドウ 酸 が 生 成 され,. 焦 性 ブ ドウ 酸 と ア ミ ノ 酸 と の 代 謝 に よ り,ア. ミノ基. りま した 恩 師 村上 栄 教 授 並 びに 御 鞭韃 を 賜つ た松浦 慶 之 博 士 に 深 甚 の 謝 意 を 表 し ま す.. 文 1). 稲 田 ・井 戸:細. 菌 学 雑 誌,. 2). 前 田:医. 学 研 究26,. 231,. 115〜129,. 3). 高 須:関. 西 医 学,. 5,. 土 屋:慶. 応 医 学,. 27,. 209〜218,. 5). 山 地'日. 医 大 誌,. 19,. 1278〜1289,. 6). Chang, 81,. 28,. 1947.. J.. 593〜604,. Infect.. 正4年.. 1956.. 4). S. L.:. 621,大. Dis.. 1956.. 献 7). Marshall,. 8). 桑 島:伝. 9). 1950.. 81,. 35,. 1947,. 10). 北. 岡. 11). E.. F.. 1245. B.・J.. Infect. 染 病 学 会 雑. Umbreit: iques. 1952.. P.. W. and ・ 井 上 GaleandM. (1939). W.. tissue. 誌,. Dis.. 84,. 150,. 1949.. 26,. etal.:. Manometric. metabolism. 細 菌 学 雑 誌, Stepheneon. techn. (1949) 8,. 1,. 43〜49 Biochem.. (1953) J.. 33,.

(9) レプ トス ピ ラの 代 謝 に関 す る研 究. 12). 土 屋:慶. 13). O.. 応 医 学,. Krebs.. 14). 松 浦:未. 15). Sumner,. 27,. 109〜218,. Biochem,. J.. 103,. 1950.. 51. (1952). 発 表. J.. B.:. J.. Biol. Chem.. 65,. Studies. Part. II. On. 16). 清 水:生. 17). 石 井. (1935) 化 学,. 17,. 102. ・医 学 と 生 物 学,. (1950) 16., 317. (1950). 393(1925).. on. the. 51. 413. the. Metabolism. respiratory. of. metabolism. Leptospira. of. Leptospira. hebdomadis. By. Yasuji Department. of. Microbiology,. (Director: In. order. department, organism were. to. investigate. the. oxidation. cultured as. the of. on. vovine. found. that. IZUMI Okayama. Prof.. enzyme some. Dr.. activity. sugars,. serum. University Sakae of. L.. carbonic. supplemented. Medical. School. Murakami) hebdomadis acids. stock-cultured. and. Korthof's. amino. media. was. in. acids. by. studied.. author's. the. And. resting. the. results. like. as. follows.. 1). It. was. L.. hebdomadis. was. capable. of. aerobic. metabolism. as. L.. icterohaemorrhagiae. 2). In. hexose. the. The bacteria, acid,. oxidative. 4). glucose,. on. the. glutamic author sodium it. could. caried. not. out. enzyme. activity. to. acids aspartic. was. lower. acid,. than. glutamic. that acid,. of. true. pyruvic. reactions. between. glutamic. acid. and. aspartic. alanine. the. Mg•{•{ establish. higher. high.. transamination and. the. oxidation.. amino i. e.. fairly. had. pentose. and. substrates, was. acid. arsenite,. to. acids. some. acid,. organism. low. carbonic. on. lactic. showed. the acid,. the. remarkably. activity. between. Although. of. metabolism,. had. and. organism also. monoiodacetic pathway. the acid,. The and. sugar it. activities. though. 3). of but. succinic. acid,. tained.. light. oxidation:. experiment and the. Fe•{•{ metabolic. of in. additional order pathway. to. effect. of. investigate so. far. KCN, the. as. the. NaF, metabolic. results. ob.

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参照