• 検索結果がありません。

所沢市保健医療計画全体版

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2018

シェア "所沢市保健医療計画全体版"

Copied!
179
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

所 沢 市 保 健 医 療 計 画

所 沢 市

平成

28

年度∼

31

年度

(2)
(3)

「健幸長寿のマチ

所沢」を目指して

私は市政運営の具体的な政策として、「教育」・「環境」・「福

祉・自治」・「文化・ブランド」・「行政」の 5 つの分野を掲

げ、それぞれに施策を進めています。各分野に対する私の

5つの思いに加え、長寿と健康は、あいまって幸せとの考

えから、今回新たに「+(プラス)1 健幸長寿」を市政

運営の柱として加えました。男女ともに健康寿命県内1位

を目指し、「健幸(けんこう)長寿のマチ 所沢」の実現

に向け歩み出しました。

医療法によると、医療に関する計画は都道府県に策定の

義務があり、市町村は任意となっています。しかしながら、日本はこれまで経験したこと

のない超高齢社会を迎え、その中でより市民にとって身近な行政機関である市の役割が重

要となっております。こうしたことから、本市においては、市民一人ひとりが健康を実感

しながら地域で安心していきいきとした生活を送ることができることを目的に、保健・医

療に関するこれまでの取り組みを整理するとともに、今後目指していくべき方向性を明ら

かにした本計画を策定しました。

計画の基本目標である「心身ともに健康と感じ、必要なときに必要な医療を受けられる

まち」を実現するため、さらには“ 健幸長寿のマチ 所沢” を目指していくためには、本

計画を着実に実行していくことはもちろん、市民の皆様に保健・医療分野に関心を持って

いただき、主体的に取り組んでいただくことが何よりも大切です。そこで、市民の皆様に

健康づくりや医療の活用に関する手引きとしても活用いただけるよう「期待される市民自

らの取り組み」を掲載しています。

また、本計画は“ 連携” がキーワードになっています。本計画を効果的・効率的に進め

ていくためには、行政だけではなく、様々な関係団体と協力し互いに連携しながら取り組

んでいくことが重要であることから、関係団体の取り組みについても掲載しています。

以上の特長をもって、本計画に基づき具体的な保健・医療施策を進めてまいります。今

後とも皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

結びに、本計画の策定にあたり、所沢市保健医療計画策定委員会委員の皆様をはじめ、

貴重なご意見やご提案をいただいた市民の皆様に心からお礼を申し上げます。

平成 2 8 年 3 月

(4)

気 タ

保健医療 現状と課題

計画 考え方

保健医療計画 展開

第1章 健康 保持 増進

第 節 健康 く

1 乳幼児期 0歳~6歳

2 児童 生徒 学生期 7歳~20歳頃

3 青壮年期 20歳~59歳

4 中年期 60歳~69歳

5 高年期 70歳~

6 健康 く 取 組 くい状況 あ 人

◆計画期間 け 目標指標 第 節 健康 く

第 節 母と子 健康

1 子 の健や 成長 見守 育 地域 く

2 切 目 い妊産婦 乳幼児への保健対策

3 思春期の子 のここ の健や 成長の の支援

◆計画期間 け 目標指標 第 節 母 子の健康

第 節 栄養 食生活

1 適 体重 維持す の知識の普及

2 朝食 意識し ンスの い食生活の普及

3 次世代 伝え い食文化

4 共食の推進

◆計画期間 け 目標指標 第 節 栄養 食生活

第 節 歯 口腔 健康

1 歯 口の健康意識の向上

2 口腔内疾病等の予防

3 口腔機能の維持及び向上

◆計画期間 け 目標指標 第 節 歯 口腔の健康

第 節 予防接種

1 予防接種 関す 知識の普及啓発

2 予防接種接種率の向上

◆計画期間 け 目標指標 第 節 予防接種

第 部

(5)

第 章 早期発見 治療とリハビリ ョン

第 節 生活習慣病

1

2 脳卒中 急性心筋梗塞

3 糖尿病

◆計画期間 け 目標指標 第 節 生活習慣病

第 節 精神疾患

1 認知症

2 う 病 統合失調症等

3 自殺防 対策

◆計画期間 け 目標指標 第 節 精神疾患

第 節 リハビリ ョン

1 ビ テ ョン

◆計画期間 け 目標指標 第 節 ビ テ ョン

第 章 医療提供体制

第 節 小児医療 周産期医療

1 小児科救急医療(初期 次)

2 周産期医療充実の の関係機関 の連携

◆計画期間 け 目標指標 第 節 小児医療 周産期医療

第 節 救急医療

1 初期救急医療体制

2 第 次救急医療体制

◆計画期間 け 目標指標 第 節 救急医療

第 節 地域医療

1 地域医療の充実

2 在宅医療の推進

◆計画期間 け 目標指標 第 節 地域医療

第 章 市 公立医療機関 役割

第 節 所沢市市民医療センタ

1 小児急患診療

2 地域医療 在宅医療への対応

3 健診 業

◆計画期間 け 目標指標 第 節 所沢市市民医療センタ

第 節 所沢市歯科診療所あお

1 所沢市歯科診療所あ

(6)

第 章 健康危機管理

第 節 感染症 策

1 国 県等の取 組 の情報収集 情報提供

2 新型インフ エン 等対応

◆計画期間 け 目標指標 第 節 感染症対策

第 節 災害時医療

1 地域防災計画 基 く対策

2 災害時の保健活動

◆計画期間 け 目標指標 第 節 災害時医療

第 章 所沢市国民健康保険医療費適正化へ 取 組

第 節 所沢市国民健康保険医療費適正化へ 取 組

1 所沢市国民健康保険医療費適 化への取 組

◆計画期間 け 目標指標

第 章 計画 円滑 推進

第 節 保健 医療 介護 福祉 連携

第 節 計画推進 め 体制

◆計画期間 け 目標指標

計画策定経過

諮問 答申

所沢市保健医療計画策定委員会条例

所沢市保健医療計画策定委員会委員名簿

所沢市保健医療計画庁内検討会議設置要綱

所沢市保健医療計画庁内検討会議及び検討部会 委員名簿

用語の解説

※文中

(番号

を付 語句 い 162ペ 以降 用語 解説 を 参照く い 語句 付 番号と 用語 解説 各ペ 左欄 番号 が一致 い

(7)
(8)

(1) 計画策定の趣旨

厚生労働省が発表した「平成 2 6 年人口動態統計」では、出生数が過去最少となる一方、

死亡数は戦後最多となり、日本は少子高齢化による本格的な人口減少社会を迎えています。

本市の人口推計を見ても、今後、年少人口、生産年齢人口の減少と老年人口の増加が予

想されています。

このように少子高齢化の進行や生産年齢人口の減少など、社会情勢のさらなる変化が予

測される中にあって、いつまでも健康を実感しながら、住み慣れた地域でいきいきとした

暮らしを送ることは市民一人ひとりの願いです。これを実現するためには、市民が自らの

健康に留意し、適切な生活習慣の維持や、あるいは改善を図ることで健康寿命の延伸につ

なげることが求められています。

一方、健康に不安を感じたときや損ねてしまったときに、必要な医療が受けられる体制

が整備されていることも必要です。医療法第 3 0 条の 4 の規定では「都道府県は、基本方

針に即して、かつ、地域の実情に応じて、当該都道府県における医療提供体制の確保を図

るための計画を定めるものとする。」とされていることから、埼玉県ではこの規定に沿っ

て「埼玉県地域保健医療計画」を策定しています。

本市はこの計画の中で、飯能市・狭山市・入間市・日高市とともに西部保健医療圏

( 1

属しており、狭山保健所やほか 4 市と連携を取りながら保健医療に関する様々な課題への

対応を図っています。

日本はこれまで経験したことのない超高齢社会を迎えることから、従来の政策では対応

が困難であるとして、持続可能な社会保障制度の確立を図るために「地域における医療及

び介護の総合的な確保の促進に関する法律」に基づく様々な改革が進められています。

従来の都道府県単位にとどまらない、より市民にとって身近な行政機関である市町村の

果たす役割が重要になっています。

そ こ で 本 市 で は 、 市 長 が 掲 げ た “ 健 幸 長 寿 の マ チ 所 沢 ” 、 男 女 と も に 健 康 寿 命 県 内

1 位 を 目 指 し 、市民のさらなる健康増進と健康保持、さらに、安心して医療を受けられる

医療提供体制を実現するために、市や関係機関などが実施している保健・医療分野の取り

組みを整理し、本市の施策を効果的・効率的に推進するための「所沢市保健医療計画」を

策定することとしたものです。

(9)

(2) 計画の位置付け

本計画は、「所沢市総合計画」を上位計画とし、本市が目指す将来都市像を実現するた

めの個別計画として位置付けるものです。これまでの「健康日本 2 1 所沢市計画(健康と

ころ 2 1 )」、「所沢市食育推進計画(所沢市食育プラン)」及び「所沢市母子保健計画」を

包含した計画とし、「第二次所沢市市民医療センター改革プラン」や「第6期所沢市高齢

者福祉計画・介護保険事業計画」、「第2次所沢市地域福祉計画」、「第3次所沢市障害者支

援計画」など、市の関連する計画や国・県の関連計画などとの整合を図りながら必要な施

策を展開するものです。

◆ 関連計画との位置付け

(3) 計画の期間

平成 2 8 年度を初年度とし、平成 3 1 年度までの4年間とします。

(4) 計画の特長

本計画は本市の行政計画ですが、保健・医療分野の関係団体との連携が不可欠なことか

ら、こうした団体の主な取り組みを掲載することとしました。また、保健・医療分野で市

民が主体的に取り組めるよう「期待される市民自らの取り組み」も示し、健康づくりや医

療の活用に関する市民の手引きとしても活用していただくものです。

(5) 計画の進行管理

本計画の進行管理は、各小項目に設定した指標と、別途作成を予定している「『今後の

市の方向性』についての進捗状況」の把握によって行います。また、市民、関係機関・関

係団体の代表者、学識経験者などで構成する「(仮称)所沢市保健医療計画推進委員会」

による点検・評価などを行うとともに、本委員会の意見を計画の推進に反映していきます。

なお、社会情勢の変化や法律・制度の改正、新たな課題が発生した場合などは、必要に

応じて本計画の見直しを行うものとします。

○ 所沢市地域福祉計画 ○ 所沢市障害者支援計画

○ 所沢市高齢者福祉計画・介護保険事業計画 ○ 所沢市子ども・子育て支援事業計画

○ 所沢市国民健康保険特定健康診査等実施計画 ○ 所沢市スポーツ推進計画

○ 所沢市市民医療センター改革プラン など

埼玉県:「地域保健医療計画」等の関連計画

「健康増進法」等の関連法令

「健康日本21」等の関連計画や指針

所沢市保健医療計画

所沢市総合計画

包含される既存の計画: 〇健康日本21所沢市計画 〇所沢市食育推進計画 〇所沢市母子保健計画

(10)

(6) 本市の保健医療に関する沿革

所沢市は「保健所発祥の地」です。

日本の保健所は、昭和 1 2 年の東京・京橋の「都市保健館」、所沢町(現在の本市くす

のき台一丁目)の「農村保健館」に始まります。その後、農村保健館は昭和 1 6 年に「所

沢保健所」と改称し、本市けやき台に新築移転しましたが、平成 2 2 年に保健所再編に伴

い狭山市に移転、「狭山保健所」として現在に至っています。

昭和 4 6 年には米軍所沢通信基地の一部が返還され、その返還地には防衛医科大学校病

院(昭和 5 2 年)、航空記念公園(昭和 5 3 年)、国立障害者リハビリテーションセンター

(昭和 5 4 年)、市役所(昭和 6 2 年)などが建設されました。また、昭和 4 8 年には、

国立所沢病院と国立豊岡病院が統合され、国立西埼玉中央病院として現在地(本市若狭)

に開設されました。

保健医療の分野では、地域医療の確保と保健医療の向上などを図るため、国立所沢病院

の跡地(本市上安松)に市立病院として「所沢市市民医療センター」を設置し、昭和 5 1

年に運営を開始しました。

市民医療センターの診療科目は、内科、循環器内科、内視鏡内科、糖尿病・代謝内科、

小児科、放射線科の6つで、4 9 床の一般病床を有しています。

このうち内科では、入院・外来診療のほか、第二次救急医療体制

(2

として病院群輪番制

(3

に参加しています。小児科では、平日昼間の外来診療、夜間急患診療、深夜急患診療及び日

曜日・休日急患診療を行うなど、小児初期救急医療体制

(4

において大きな役割を果たしてい

ます。また、健診事業では、優良総合健診施設

(5

として人間ドックを実施しています。

平成 1 0 年には、市民医療センターに隣接して「所沢市保健センター」を開設し、子ど

もからお年寄りまですべての市民が、健康で生きがいのある生活を続けることができるよ

うに、乳幼児健康診査や健康教室、がん検診、健康相談などを実施しており、本市の公衆

衛生活動の拠点として市民の皆様にご利用いただいています。保健センター内には「所沢

市歯科診療所あおぞら」を併設しているほか、ヘルパーステーションや訪問看護ステーシ

ョンなどを設置しています。また、平成27年3月には、所沢市歯科医師会が運営する所

沢地区在宅歯科医療推進窓口地域拠点

(6

が設置され、さらに、1 0 月には、所沢市医師会

が運営する所沢市医療介護連携支援センター

(7

が開設されました。加えて、精神障害者と

その家族が地域で安心した生活を送れるように、専門職で構成するチームを作り、アウト

リーチ(訪問)による支援を 1 0 月から開始しました。

本市の主な取り組みとしては、平成 9 年 3 月に「所沢市母子保健計画」、平成 1 8 年 3

月に「健康日本 2 1 所沢市計画( 健康ところ 2 1 ) 」、平成 2 3 年 3 月に「所沢市食育推進計

画」、平成 2 4 年 3 月には「第 2 次健康日本 2 1 所沢市計画( 健康ところ 2 1 ) 」を策定し、

健康教育や健康相談、訪問指導などを通じて、より効果的な健康増進事業を実施しています。

また、がん検診をはじめとした各種検診、国民健康保険の特定健康診査

(8

及び特定保健

指導

(9

などにより、生活習慣病

(1 0

などの早期発見・早期治療につなげる取り組みや、予

(11)
(12)

③ 各行政区の人口

本市には 1 1 の行政区があります。人口の多い行政区としては、小手指地区 4 8 ,6 6 4

人、松井地区 4 3 ,4 4 4 人、三ケ島地区 4 1 ,8 8 9 人の順となっています。また、人口の少

ない行政区としては、新所沢東地区 1 6 ,0 6 6 人、柳瀬地区 1 9 ,0 4 9 人、富岡地区 2 3 ,0 1 4

人となっています。それぞれの行政区は、区域の面積や土地の利用形態などが異なりま

すので人口だけでの比較はできませんが、保健事業に取り組むうえで参考とすべきデー

タの一つです。

図3 所沢市の11行政区の人口 (平成26年 1 2 月末現在)

④ 各行政区の年齢3区分の割合

老年人口の多い順に各行政区の年齢3区分を並べてみました。並木地区では既に老年

人口が 3 0 %を超え、このうち 1 ,0 0 0 人以上が居住する大字・町・丁目別では、こぶし

町 4 9 .2 %、中新井4丁目 4 4 .8 %、中新井3丁目 4 3 .7 %となっています。老年人口の

割合が最も低い柳瀬地区は 1 7 .0 %で、特に、東所沢 1 丁目が 1 1 .4 %、東所沢 4 丁目

が 1 1 .6 % となっています。なお、老年人口の割合が 3 0 %を超える大字・町・丁目は

3 4 か所。このうち 1 0 か所は老年人口の割合が 4 0 %を超えています。

図4 所沢市の11行政区の年齢3区分の割合 (平成 2 6 年 1 2月末現在)

58.4 58.9 60.2 61.2 63.9 63.7 65.2 64.5 65.3 68.5 69.1

30.7 28.8 28.3 27.0 22.8 22.7 22.5 22.4 22.3 19.6 17.0

10.9 12.3 11.5 11.8 13.4 13.6 12.2 13.1 12.3 11.9 13.9

( 単位:%) 100

50

0

新 所 沢 東

柳 瀬 所

沢 小

手 指

新 所 沢 吾 妻 三

ケ 島

松 井 山 口 富

岡 並

木 老年人口 ( 65 歳以上)

(13)

⑤ 出生数・出生率

出生数については毎年小刻みな上下変動はあるものの、5年ごとの統計で見ると本市

の場合は平成6年から減少傾向を示しています。出生率

(1 1

についても同様に減少傾向に

ありますが、平成6年当時、本市は全国、埼玉県の平均値よりも高い出生率を示してい

ました。しかし、平成 2 1 年に全国、埼玉県の平均値 8 .5 ‰と同率となり、平成 2 6 年

には全国の出生率よりも低い数値となっています。

図5 所沢市の出生数の推移と所沢市・埼玉県・全国の出生率の推移

⑥ 合計特殊出生率

合計特殊出生率

(1 2

は、所沢市、埼玉県、全国を含め平成 1 6 年から上昇傾向にありま

すが、出生数と出生率については、図 5 が示すように共に減少傾向を示しています。こ

れは、計算に使われている母数の違いや、生産年齢人口の減少、出産年齢の高年齢化な

どが影響しているものと考えられます。

図6 所沢市・埼玉県・全国の合計特殊出生率の推移

※ 埼玉県の合計特殊出生率(年次推移・市町村別)の統計は、平成8年からの掲載であるため、 平成元年と平成6年の所沢市分は未掲載となります。

○ 所沢市・埼玉県・全国の出生率

平成元年 平成 6 年 平成 11 年 平成 16 年 平成 21 年 平成 26 年

資料:埼玉県「埼玉県の合計特殊出生率」、「埼玉県の人口動態概況」 1,1 1,2 1,3 1,4 1,5 1,6

全国

所沢市 1.54 1.45 1.34 1.29 1.37 1.57 1.50 1.23 1.20 1.28 1.42 1.31 1.18 1.14 1.21

埼玉県 1.23 2,000

1,000 ( 単位:人)

( 単位:‰) 11.0

10.0

9.0

8.0

平成元年 平成 6 年 平成 11 年 平成 16 年 平成 21 年 平成 26 年

3,129 3,482 3,182 3,046

2,912 2,666 11.0

(14)

⑦ 死亡数・死亡率

本市の死亡数は年々増加の傾向にあります。また、死亡率

(1 3

についても同様に所沢市、

埼玉県、全国のいずれも増加傾向にありますが、本市については埼玉県と全国の死亡率

と比較して低い水準にあります。

図7 所沢市の死亡数の推移と所沢市・埼玉県・全国の死亡率の推移

⑧ 死因別死亡割合

死因については、所沢市、埼玉県、全国のいずれにおいても悪性新生物(がん)が約

3割、次いで心疾患(高血圧性を除く)、肺炎、脳血管疾患、老衰の順となっています。

このうち、死因第1位の悪性新生物については、本市の死亡割合が全国と埼玉県のそれ

ぞれの平均値よりも高い割合を示しています。

図8 死因別死亡割合(平成25年)

悪性新生物 心疾患 肺炎

老衰

その他 脳血管疾患

所沢市

埼玉県

全国

32.7 15.8 10.7 8.0 4.3 23.2

30.0 16.9 10.5 9.1 4.2 24.3

28.8 15.5 9.7 9.3 5.5 26.0

(単位:% )

資料:厚生労働省「人口動態統計の概況」、埼玉県「保健統計年報」、埼玉県衛生研究所「地域の現状と健康指標」 自殺

2.7

不慮の事故

2.6

2.5 2.5

2.1 3.1

平成元年 平成 6 年 平成 11 年 平成 16 年 平成 21 年 平成 26 年

資料:所沢市「所沢市統計書」、埼玉県「埼玉県の人口動態概況」

7.6 6.7 5.6 5.1 4.4 3.7 8.6 7.4 6.5 6.0 5.2 4.7 10.1 9.1 8.2 7.8 7.1 6.4

全国

埼玉県 所沢市

10.0

8.0

6.0

4.0 ( 単位:‰)

3,000

2,000 ( 単位:人)

1,101 1,396 1,663

1,875 2,284

2,610

0

○ 所沢市・埼玉県・全国の死亡率 率

(15)

⑨ 死亡場所

国の統計では、死亡場所は病院が第1位、自宅が第2位となっています。過去には自宅が

第1位、病院が第2位でしたが、昭和 5 2 年に逆転しています。診療所での死亡数を含める

と、昭和 5 1 年に自宅での死亡数を上回りました。

これは、死因の第1位が脳血管疾患から悪性新生物(がん)になった時期(昭和 5 6 年)

に近く、悪性新生物での死亡数が増加する中、病院での死亡数も同様に増加しています。

なお、本市の死亡場所死亡数の割合は、病院と自宅が共に全国及び埼玉県の割合よりも高

くなっています。

図9 死亡場所死亡数の推移(全国)

図10 死亡場所死亡数割合(平成25年)

※ 平成6年までは老人ホームでの死亡は、 自宅又はその他に含まれています。

資料:独立行政法人統計センター 政府統計の窓口「人口動態調査・人口動態統計」

自宅

所沢市

埼玉県

全国

病院

診療所

介護老人 保健施設

介護老人 保健施設

老人ホーム

その他

80.9 14.2 1.6

0.7 0.9 1.6

2.3 1.2 2.2 1.9

5.3 3.9

78.8 1.8

75.6 2.2

資料:独立行政法人統計センター 政府統計の窓口「人口動態調査・人口動態統計」、埼玉県「保健統計年報」 ※ 割合は少数第 2 位を四捨五入しているため、合計は必ずしも100%になりません。

(16)
(17)

⑪ 健康寿命

埼玉県の総合計画「埼玉県 5 か年計画(平成 2 4 ∼2 8 年度)」で示された健康寿命の

目標値は、男性 1 7 .3 年(8 2 .3 歳)、女性 2 0 .0 年(8 5 .0 歳)となっています。

本市の場合、平成 2 5 年では、男女共にこの目標値を超え、県内市町村では男性が

4位、女性が16位となっています。なお、市だけの順位で見ると男性が2位、女性が

11位になります。

図13 健康寿命(男性)

図14 健康寿命(女性)

19

健康寿命とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間と定

められており(健康日本 2 1 (第 2 次))、厚生労働省においては「健康寿命の算定の

方法の指針」を示しています。しかし、この指針による市町村単位のデータがないた

め、本項では「埼玉県の健康寿命」の定義によるデータを掲載することとしました。

埼玉県の健康寿命の定義は、介護保険制度の要介護度2以上に認定された時点を障

害発生時点と捉え、65歳からその認定までの期間を健康寿命としているものです。

18

17

16

15

(単位:年)

(単位:年)

19 18 17 16 15 21 20

平成 22 年

平成 20 年 平成 21 年 平成 23 年 平成 24 年 平成 25 年

平成 22 年

平成 20 年 平成 21 年 平成 23 年 平成 24 年 平成 25 年

埼玉県 所沢市 16.42

16.58

16.74

16.85 16.84 16.85

17.04

17.29

17.46

17.58 17.52 17.53

19.39

19.53

19.68 19.77 19.76 19.75

19.74

19.97 20.00

20.18 20.19

20.04

(18)

(2) 所沢市の人口推計

① 年齢別人口構成の推計

本市では、総合計画・実施計画の策定にあたり、毎年次に将来人口の推計を行ってい

ます。この推計では、高齢化と少子化は一層進行していくことが予想され、その一方で、

高齢者を支え、年少者を養育する生産年齢人口については減少が見込まれています。こ

れを人口ピラミッドにして、平成 2 6 年の実数と 2 0 年後の平成 4 6 年の推計値で表し

てみました。少子高齢化の進行が際立っていることが分かります。

図15 平成26年人口ピラミッド(1 2 月末現在)

図16 平成46年人口推計ピラミッド(平成26年12月末推計値)

( 単位:人)

資料:所沢市「所沢市の将来人口」

1,000 1,000

2,000

3,000 2,000 3,000

0 歳- - - - - - 10 歳- - - - - - --

20 歳- - - - - -

30 歳- - - - - -

40 歳- - - - - -

50 歳- - - - - -

60 歳- - - -- - - -

70 歳- - - - - -

80 歳- - - - - - 90 歳- - - -- - - - 100 歳以上- - - - - -

男性 女性

( 単位:人)

資料:所沢市「所沢市の将来人口」

1,000 1,000

2,000

3,000 2,000 3,000

0 歳- - - - - - 10 歳- - - - - - 20 歳- - - - - - 30 歳- - - - - - 40 歳- - - -- - - -

50 歳- - - - - -

60 歳- - - - - -

70 歳- - - - - -

80 歳- - - - - - 90 歳- - - - - - 100 歳以上- -- - - - - -

(19)

② 年齢3区分別人口の推計

本市の人口はこれまでの微増から減少に転じ、平成 4 2 年からは人口が 3 1 万人台に

入ります。年齢 3 区分別人口で見ると、生産年齢人口は平成 4 4 年に 6 0 % を割り込み、

年少人口も平成 4 3 年には 1 0 % を割り込みます。一方、高齢化の進行は止まらず、平

成 4 4 年からは高齢化率が 3 0 % を超えるものと推計しています。

図17 所沢市の年齢3区分別人口の推計 (平成 2 6 年 1 2 月末推計値)

③ 前期高齢者、後期高齢者の推計(平成 2 6年 1 2月末推計値)

高齢化は、老年人口を前期高齢者、後期高齢者の別で見ても進んでいくことが読み取

れます。平成 2 6 年の実績では前期高齢者の割合は 5 7 .8 % でしたが、2 0 年後の平成 4 6

年には、4 3 .4 % となり、前期高齢者と後期高齢者の割合が逆転すると見込んでいます。

図18 所沢市の老年人口に占める前期高齢者と後期高齢者の割合の推計 ( 単位:%)

平成 26 年 平成 31 年 平成 36 年 平成 41 年 平成 46 年

100 50 0 42.2 57.8 49.8 50.2 58.2 41.8 60.7 39.3 56.6 43.4 前期高齢者

( 65 歳∼74 歳) 後期高齢者 ( 75 歳以上)

資料:所沢市「所沢市の将来人口」

老年人口 ( 65 歳以上)

年少人口 ( 0 歳∼14 歳)

生産年齢人口 ( 15 歳∼64 歳)

資料:所沢市「所沢市の将来人口」

平成 26 年 平成 31 年 平成 36 年 平成 41 年 平成 46 年

82,600

(24.1%) (26.9%) 91,508 93,355

(28.1%) (29.4%) 94,203 96,333 (31.4%)

217,646

(63.4%) 208,305(61.3%) 202,570

(61.0%) 194,183(60.5%) 180,711

(58.8%)

42,837

(12.5%) (11.7%) 39,813 (10.9%) 36,060 32,461 (10.1%)

30,144 (9.8%) 343,083 339,626 331,985

320,848

307,188 40 万

30 万

20 万

10 万

0

( 単位:人)

(20)

(3) 医療機関などの現状

① 所沢市内医療機関の開設状況

本市に所在する医療機関は、病院

(1 4

が 2 4 、診療所

(1 5

については1 6 3 (一般外来

受付をしていない診療所を除く)、歯科診療所が 1 2 0 、薬局が 1 3 9 (保険薬局

(1 6

が併

設されていないドラッグストアは除く)となっています。

行政区単位で見ると、新所沢地区と新所沢東地区には病院がないものの、ほかの行政

区には病院があることがわかります。また、診療所、歯科診療所、薬局についても各行

政区にくまなく所在しています。しかし、山口地区の薬局は1か所で、ほかの行政区と

比較して特に少ない状況となっています。

図19 所沢市の11行政区の医療機関 (平成 2 7 年 7 月 1 5日現在)

三ケ島 7 12 14 17

小手指 4 24 16 20

山口

1 4 8 1

吾妻

1 17 7 17 新所沢

0 19 15 14

所沢

1 38 27 26 富岡

5 4 4 4

柳瀬 1 11 6 8

松井 2 11 10 12 並木

2 9 4 8

新所沢東 0 14 9 12

(西部域)

(東部域)

診療所 病院

歯科診療所 薬局

【凡例】 資料:埼玉県「埼玉県医療機能情報提供システム」

※ 本表は、上記システムの登録医療機関から平成 27

年 7 月 15 日時点での未報告分と休診中、及び一般

(21)

② 医療関係者の状況

図20 人口10万対の医師、歯科医師、薬剤師数 (平成24年 1 2 月末現在)

表1 医師、歯科医師、薬剤師数 (平成24年 1 2 月末現在)

区 分 医師 歯科医師 薬剤師

所沢市 660 (192.8) 227 (66.3) 586 (171.2)

埼玉県 10,688 (148.2) 4,991 (69.2) 10,441 (144.8)

全 国 288,850 (226.5) 99,659 (78.2) 205,716 (161.3)

表2 その他の医療関係者数 (平成24年 1 2 月末現在)

区 分 保健師 助産師 看護師

所沢市 76 (22.2) 72 (21.0) 2,082 (608.2)

埼玉県 1,719 (23.8) 1,280 (17.7) 38,109 (528.4)

全 国 47,279 (37.1) 31,835 (25.0) 1,015,744 (796.6)

区 分 准看護師 歯科衛生士 歯科技工士

所沢市 615 (179.7) 202 (59.0) 42 (12.3)

埼玉県 14,877 (206.3) 4,730 (65.6) 1,105 (15.3)

全 国 357,777 (208.6) 108,123 (84.8) 34,613 (27.1) 226.5

192.8

78.2 66.3

161.3 171.2 148.2

69.2

144.8 250

200

150

100

50

0

医師 歯科医師 薬剤師

( 単位:人)

資料:厚生労働省「医師・歯科医師・薬剤師調査の概況」、埼玉県「保健統計年報」

( 単位:人)

資料:埼玉県「保健統計年報」、狭山保健所「事業概要」

( 単位:人) 全国 埼玉県 所沢市

(22)

③ 病床数

病床数を人口 1 0 万人当たりで見ると、精神病床

(1 7

、療養病床

(1 8

、一般病床

( 1 9

のい

ずれにおいても本市は埼玉県を上回っています。一般病床が埼玉県よりも上回っている

のは、防衛医科大学校病院の 8 0 0 床が市全体を押し上げているものと考えられます。ま

た、療養病床については、全国と埼玉県を大きく超えていますが、これは本市の特長的

なものと考えられます。

なお、病院の病床として掲載した表 3 と表 4 以外に、感染症病床

(2 0

と結核病床

(2 1

がありますが、この 2 つについては、掲載を省略しています。

表3 病床数 (平成25 年 1 0月1日現在)

区 分

病 院

診療所

精神病床 療養病床 一般病床

所沢市 806 1,395 1,955 152

埼玉県 14,399 12,095 35,136 3,336

全 国 339,780 328,195 897,380 121,342

表4 人口10万対の病床数 (平成25年 1 0月1日現在)

区 分

病 院

診療所

精神病床 療養病床 一般病床

所沢市 235.3 407.3 570.8 44.4

埼玉県 199.4 167.5 486.5 46.2

全 国 266.9 257.8 704.9 95.3

図21 人口10万対の病床数 (平成 2 5年10月1日現在)

( 単位:人)

( 単位:人)

資料:埼玉県「保健統計年報」

資料:埼玉県「保健統計年報」

精神病床 800

600

400

200

0

療養病床 一般病床 診療所病床

( 単位:人)

704.9

266.9 257.8

95.3 235.3 407.3 570.8 486.5 167.5 199.4

全国 埼玉県 所沢市

(23)

平成 1 2 年に、国は「2 1 世紀における国民健康づくり運動(健康日本 2 1 )」を提唱し、

すべての国民が健やかで心豊かに生活できる活力ある社会とするための取り組みを進め

ています。また、平成 1 7 年には「食育基本法」が施行され、食育を、生きる上での基本

であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきものと位置付け、翌平成 1 8 年には食育

に積極的に取り組むための「食育推進基本計画」が策定されています。

本市では、国が掲げた「健康づくり」や「食育」、「健やかな子育て」などの施策を推進

するため、「健康日本 2 1 所沢市計画(健康ところ 2 1 )」や「所沢市食育推進計画」、「所

沢市母子保健計画」を策定し、市民の健康の保持増進と生涯にわたる健全な心身を培うた

めの様々な取り組みを進めてきました。しかし、地域保健行政に対する期待の高まりとと

もに、高度化、多様化する市民ニーズも大きくなっています。

一方、医療の提供体制に関しては、平日夜間や休日の急患のうち入院を必要としない軽

症者に対する「初期救急医療体制」として、所沢市市民医療センターにおいて小児急患診

療を実施しているほか、所沢市医師会の協力のもとで在宅当番医

(2 2

による休日診療を実

施しています。また、所沢市歯科診療所あおぞらでは、所沢市歯科医師会を指定管理者

(2 3

として休日緊急歯科診療も実施しています。

入院が必要な重症患者に対応する「第二次救急医療体制

(2

」については、本市と狭山市、

入間市の 3 市が実施主体となって、所沢地区病院群輪番制病院

(2 4

や小児科救急医療病院

群輪番制

(2 5

を運営しています。また、重篤な救急患者に対応して高度な医療を行う「第

三次救急医療体制」については、防衛医科大学校病院救命救急センターが埼玉県の指定を

受けています。

しかしながら、第二次救急医療体制としての小児科救急医療病院群輪番制については、

診療時間外の急病対応や保護者の不安軽減を図るためにも、すべての時間帯での実施が課

題であり、こうした状態をできるだけ早く解消することと併せ、団塊の世代が後期高齢者

となる 2 0 2 5 年に向けて、在宅療養を望む市民が安心して医療を受けることができる体

制を構築することも急務となっています。さらには、市民の生涯を通じた健康を維持し、

増進していくことで、結果として医療費の適正化につなげていくことも重要な課題と捉え

ています。

また、市立の医療機関である「市民医療センター」と「歯科診療所あおぞら」について

は、将来を展望した運営方針などを明確にし、その方針に沿った効率的で効果的な運営を

行うことも、本市の重要な課題の一つとなっています。

保健と医療は、それぞれに関連の深い関係にありながらも、これまでは個別の計画や取

り組みの中で施策や事業などが展開されてきました。しかし、保健と医療の目指すべき方

向は、第5次所沢市総合計画後期基本計画に示された第3 章第 6 節の「保健・医療」の

中で、「心身ともに健康と感じ、必要なときに必要な医療を受けられるまち」として象徴

的に示されていますので、保健と医療を一体的に捉え、そして体系的に施策を示し、実施

していく必要があります。

(24)

(1) 基本理念

人が幸せと思える要素の一つに「健康」があります。

普段、何気なく暮らしていても、病気にかかったりケガをした時には、健康であること

の大切さに改めて気づかされるものです。

健康でいつまでも笑顔でいられる。病気やケガをしても必要な医療を受けられる。市民

が暮らしやすい所沢市を実現するためには、保健医療分野の課題を解決し充実を図ること

が大きな要素の一つと言えます。このほかにも、ソフト面ではコミュニティの形成や安

心・安全なまちづくり、福祉や教育、産業の充実、ハード面では街づくりや自然環境の保

全など、解決すべき多くの課題があります。

本市ではこうした課題の解決に向け、本市が目指すべき道標となる「第5次所沢市総合

計画」を策定し、将来都市像として「所沢発 みどりと笑顔にあふれる 自立都市」を掲げ

ています。

そこで本計画では、この総合計画に沿って、市民一人ひとりが健康を実感しながら地域

で安心していきいきとした生活を送ることができるように、健康な時から病気にかかった

時、また、病気や障害がありながらも住み慣れた地域で安心して生活を続けていくことま

でを見据えた必要な施策の展開を図るものです。

(2) 基本目標

本計画の基本理念を実現するため、第5次所沢市総合計画後期基本計画(平成 2 7 年度

∼平成 3 0 年度)第3章「健康・福祉」の第6節「保健・医療」(以下「後期基本計画 第

6節」という)の施策目標である「心身ともに健康と感じ、必要なときに必要な医療を受

けられるまち」の実現を計画の基本目標とするものです。

(3) 基本方針

本計画の基本方針は、「後期基本計画 第6節」の基本方針を中心に、後期基本計画「第

3章 第5節 社会保障」の一部を含むもので、それぞれの要素を本計画の各章に取り込

んでいます。

なお、第5次所沢市総合計画後期基本計画の具体的な該当部分は以下のとおりです。

計画の考え方

第6節 保健・医療 第5節 社会保障

3- 6- 1 地域保健対策の推進 3- 5- 1 国民健康保険制度の充実

3- 6- 2 生涯を通した健康づくりの推進 3- 5- 2 高齢者医療制度の充実

3- 6- 3 地域医療・救急医療の充実

3- 6- 4 こころの健康づくりの支援

(25)

〇 計画の基本目標と各章の基本方針

保健医療計画の展開

基本目標 「心身ともに健康と感じ、必要なときに必要な医療を受けられるまち」

第6章 所沢市国民健康保険医療費適正化への取り組み

「ジ ェ ネ リ ッ ク 医 薬 品 の 利 用 促 進 、疾 病 予 防 対 策 の 推 進 等 を 通 し て 医 療 費 適 正 化 に 取 り 組 み ま す 」

基本方針

第5章 健康危機管理

「 市 民 に 最 も 近 い 行 政 機 関 と し て 、健 康 危 機 に 関 す る 情 報 を 迅 速 か つ 的 確 に 情 報 収 集 し 市 民 に 対 し 正 確 な 情 報 提 供 に 努 め ま す 」

基本方針

第4章 市の公立医療機関の役割

「市 の 公 立 医 療 機 関 に 求 め ら れ る 役 割 を 果 た す た め 、関 係 機 関 と 連 携 し て 地 域 医 療 の 充 実 を 図 り ま す 」

基本方針

第3章 医療提供体制

「 市 民 が い つ で も 安 心 し て 医 療 の 提 供 を 受 け ら れ る よ う 、 医 療 提 供 体 制 や 地 域 医 療・在 宅 医 療 提 供 体 制 の 整 備 に 努 め ま す 」

基本方針

第2章 早期発見・治療とリハビリテーション

「市 民 が 地 域 で 安 心 し て 疾 病 の 早 期 発 見 や 治 療 、リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン を 受 け ら れ る よ う 保 健 ・ 医 療 ・ 介 護 ・ 福 祉 の 連 携 を 図 り ま す 」

基本方針

第1章 健康の保持・増進

「市民一人ひとりが健康で心豊かな生活を送れるよう、生涯を

通した健康づくりを推進します」

基本方針

第 7 章 計画の円滑な推進

「 基 本 目 標 を 達 成 す る た め 、保 健・医 療・介 護・福 祉 の 関 係 機 関 ・ 団 体 と 連 携 を 図 り な が ら 計 画 を 円 滑 に 推 進 し ま す 」

(26)

章 節 小項目

第 1 章

健康の保持・増進

第 1 節 健康づくり

( 1 ) 乳幼児期(0 歳∼6 歳)

( 2 ) 児童・生徒・学生期(7 歳∼2 0 歳頃) ( 3 ) 青壮年期(2 0 歳∼5 9 歳)

( 4 ) 中年期(6 0 歳∼6 9 歳)

( 5 ) 高年期(7 0 歳∼)

( 6 ) みんなだれでも(健康づくりに取り組みにくい 状況にある人たち)

第 2 節 母と子の健康

( 1 ) 子どもの健やかな成長を見守り育む地域づくり

( 2 ) 切れ目ない妊産婦・乳幼児への保健対策 ( 3 ) 思春期の子どもたちのこころとからだの

健やかな成長のための支援 第 3 節

栄養・食生活

( 1 ) 適正体重を維持するための知識の普及

( 2 ) 朝食を意識したバランスのよい食生活の普及 ( 3 ) 次世代に伝えたい食文化

( 4 ) 共食の推進 第 4 節

歯・口腔の健康

( 1 ) 歯と口の健康意識の向上 ( 2 ) 口腔内疾病等の予防

( 3 ) 口腔機能の維持及び向上 第 5 節

予防接種

( 1 ) 予防接種に関する知識の普及啓発

( 2 ) 予防接種接種率の向上 第 2 章

早期発見・治療と リハビリテーション

第 1 節 生活習慣病

( 1 ) がん

( 2 ) 脳卒中・急性心筋梗塞

( 3 ) 糖尿病 第 2 節

精神疾患

( 1 ) 認知症

( 2 ) うつ病・統合失調症等 ( 3 ) 自殺防止対策

第 3節 リハビリテーション ( 1 ) リハビリテーション

第 3 章 医療提供体制

第 1 節

小児医療・周産期医療

( 1 ) 小児科救急医療(初期・二次)

( 2 ) 周産期医療充実のための関係機関との連携

第 2 節 救急医療

( 1 ) 初期救急医療体制 ( 2 ) 第二次救急医療体制 第 3 節

地域医療

( 1 ) 地域医療の充実

( 2 ) 在宅医療の推進 第 4 章

市の公立医療機関の 役割

第 1 節

所沢市市民医療センター

( 1 ) 小児急患診療

( 2 ) 地域医療・在宅医療への対応 ( 3 ) 健診事業

第 2 節

所沢市歯科診療所あおぞら

( 1 ) 所沢市歯科診療所あおぞら

第 5 章 健康危機管理

第 1 節 感染症対策

( 1 ) 国・県等の取り組みの情報収集・情報提供 ( 2 ) 新型インフルエンザ等対応

第 2 節 災害時医療

( 1 ) 地域防災計画に基づく対策

( 2 ) 災害時等の保健活動 第 6 章 所沢市国民健康保険

医療費適正化への取り組み

第 1節 所沢市国民健康保険

医療費適正化への取り組み

( 1 ) 所沢市国民健康保険医療費適正化への取り組み

第 7 章

計画の円滑な推進

第 1 節 保健・医療・介護・福祉の連携 第 2 節 計画の推進のための体制

(27)

【第

2

部】

1

(28)

基本方針:市民一人ひとりが健康で心豊かな生活を送れるよう、生涯を通した 健康づくりを推進します

国の「健康日本 2 1 (第二次)」、「健やか親子 2 1 (第二次)」に示された方向性と、健康増

進法、母子保健法、食育基本法、歯科口腔保健の推進に関する法律、予防接種法などを踏ま

えた「健康の保持・増進」施策を推進していきます。

また、本章は「第 2 次健康日本 2 1 所沢市計画 健康ところ 2 1 第 2 期(平成 2 3 年度∼

2 7 年度)」及び「所沢市食育推進計画 所沢市食育プラン(平成 2 3 年度∼2 7 年度)」の計

画期間の終了に伴い、両計画を所沢市保健医療計画に包含する形で再編しています。

◆ 第1章の体系

( 1 ) 乳幼児期 ( 0 歳∼6 歳) ( 2 ) 児童生徒学生期 ( 7 歳∼2 0 歳頃)

( 3 ) 青壮年期 ( 2 0 歳∼5 9 歳) ( 4 ) 中年期 ( 6 0 歳∼6 9 歳)

( 5 ) 高年期 ( 7 0 歳∼)

( 6 ) みんなだれでも( 健康づくりに取り組みにくい状況にある人たち)

( 1 ) 子どもの健やかな成長を見守り育む地域づくり ( 2 ) 切れ目ない妊産婦・乳幼児への保健対策

( 3 ) 思春期の子どもたちのこころとからだの健やかな成長のための支援

( 1 ) 適正体重を維持するための知識の普及

( 2 ) 朝食を意識したバランスのよい食生活の普及 ( 3 ) 次世代に伝えたい食文化

( 4 ) 共食の推進

( 1 ) 歯と口の健康意識の向上

( 2 ) 口腔内疾病等の予防 ( 3 ) 口腔機能の維持及び向上

( 1 ) 予防接種に関する知識の普及啓発 ( 2 ) 予防接種接種率の向上

第1章

健康の保持・増進

第 5 節 予防接種

第1節 健康づくり

第 2 節 母と子の健康

第 3 節 栄養・食生活

(29)

第1

健康づく

健康づくりは、生涯にわたって取り組むことが重要であり、市民一人ひとりが人生の各段

階に合わせ、自分なりの健康づくりを生活の中に取り入れていくことが大切です。本節では、

このような視点からライフステージ別に現状や課題、今後の市の方向性、期待される市民自

らの取り組みについて示しています。

個人が健康的な生活習慣を心掛け、健康づくりに取り組むことは重要なことですが、身近

な地域に、健康づくりを支えてくれる仲間や団体・組織などがあれば、連帯感や生きがいも

生まれ、継続的な健康づくりにつながります。

こうした健康的な地域づくりのためには、行政と健康づくりに関わるすべての組織(保育

園・幼稚園・学校・職場・地域・関係機関・団体等)が本市の現状と健康課題を共有し、連

携しながら取り組むことが重要になります。

本市においては、平成 2 5 年度に健康推進部を創設して、多様化、高度化する住民ニーズ

への対応と地域の特性を踏まえた健康なまちづくりを推進するための、組織体制の強化を図

りました。平成 2 7 年度からは、医療保険部門である国民健康保険と後期高齢者医療を所掌

する国民健康保険課も所管しています。

今後においても、市民が心身ともに健康でいきいきと豊かな人生を送ることができるよう、

健康寿命の延伸に取り組み、その実現を図るため、市民、事業者、関係機関、行政がともに

連携しながら健康づくりに取り組んでいきます。

なお、本節は健康日本 2 1 所沢市計画(健康増進計画)の性格を有しています。

◇ 小項目分類の考え方

少子高齢化の更なる進展や地域保健を取り巻く状況の変化を踏まえ、生活習慣及び社会環

境の改善を通じて、子どもから高齢者まですべての市民が共に支え合いながら希望や生きが

いを持ち、ライフステージ( 乳幼児期、児童・生徒・学生期、青壮年期、中年期、高年期、み

んなだれでも) に応じて健やかで心豊かに生活できるよう、平成 2 5 年度から平成 3 4 年度ま

での「二十一世紀における第二次国民健康づくり運動( 健康日本 2 1(第二次)」を基本として、

市民の健康増進への意欲を高め、生活習慣病

(1 0

を予防し、健康寿命を延ばす取り組みを推進

していきます。

40代からの健康美人セミナー

(30)

第 1 節 健康づくり

〔現状〕

 少子化・核家族化の中で、子育てに関する知識が伝承されにくく、育児に関して不安を

抱えている保護者が増えています。

 子どもたちがメディアに初めてふれる時期が低年齢化し、生活の中に浸透していること

が親子のふれあいの機会や実体験を減らす要因にもなっています。

 これまでの取り組みにより、家族全員で夕食を食べる回数はわずかながら増えています

が、「週 1 ∼2 回」と「ほとんどない」を合わせると半数以上が家族で食卓を囲む機会

はありません。(市民健康生活調査

(2 7

〔本市の主な取り組み〕

 乳幼児期は、心身ともに著しい発育・発達を遂げ生活習慣の基礎が作られる大切な時期

であることを、様々な機会を通じて周知しています。

 リーフレット「親子ふれあい体操」を乳幼児健康診査時に保護者へ配布し、市ホームペ

ージへも掲載することで、親子のふれあいの楽しさや重要性について周知しています。

 3歳児健康診査の際、生活リズムに関するパンフレット「できることからはじめてみよ

う!食べて動いてよく寝よう」を保護者に配布するなどして、食習慣や身体を動かすあ

そびと生活リズムの大切さを伝えています。

〔保健・医療関係団体の主な取り組み〕

 お薬講演会、健康相談業務(所沢市薬剤師会)… 医薬品の適正利用等に関する啓発活動、

会員薬局店頭における健康相談等の健康情報発信

 乳幼児の心身の発育・発達を促すため、正しい生活リズムを身につけることが必要です。

 乳幼児がメディアにふれることへの注意喚起が必要です。

 親子のふれあいなど実際の体験が将来の健やかな成長の基盤になることの周知が必要です。

 様々な育児情報があふれていますが、保護者が適切な情報を取捨選択することが必要です。

 たばこやアルコールが及ぼす影響や事故から子どもを守ることが必要です。

 家族で一緒に食事をすることで、食を通じたコミュニケーションや食習慣を獲得する機

会を増やすことが必要です。

 乳幼児期に多くみられる野菜嫌いや偏食についての改善を図ることが必要です。

 むし歯のない子を増やすことだけでなく、むし歯の本数が多い子を減らすことが必要です。

(1)乳幼児期(0

歳∼6

歳)

1 現状・主な取り組み

(31)

【乳幼児期における子育てのポイントを伝えていきます】

 親子のふれあいの楽しさを知ってもらうために、乳幼児期からの語りかけやスキンシッ

プの大切さを周知します。

 健康的な生活リズムを獲得することで、健やかなからだとこころが育つことを伝えます。

 電話での育児相談や地域での乳幼児健康相談を引き続き実施します。

 離乳食教室やファミリー食育教室などを通じて、乳幼児期に必要な食習慣について周知

します。

 生涯を通じて健康な歯や口を維持するために、乳幼児の頃からむし歯を作らないことの

重要性を伝えていきます。

【地域の子育て支援力を高めます】

 子育て支援機関との連携を深め、ネットワークづくりを推進し、子どもたちを地域で育

んでいきます。

【健やかな心身を育む子育てを支援します】

 乳児期からの上手なメディアとの付き合い方について、啓発ポスターやリーフレットなど

を利用し、周知啓発を継続します。

 子育て講座や保健センター乳幼児健康診査などの会場において、乳幼児の事故予防やた

ばこ・アルコールによる健康被害についての啓発を継続します。

【個人・家庭では… … 】

 規則正しい生活リズムを心掛けましょう。

 メディアとの上手な付き合い方について家庭で話し合う機会を持ちましょう。

 家族みんなでおいしく野菜を食べる習慣や歯をみがく習慣をつけ、育ちあいましょう。

 小学校低学年までは、保護者が1日1回仕上げみがきをしましょう。

 健康、病気に関する相談などを気軽にでき、症状など必要によって専門機関へつなげる

役割を担う「かかりつけ医療機関(医科、歯科、薬局)

(2 6

」を持ちましょう。

【地域では… … 】

 地域全体で子育てを支援する視点を持ち、子育て世代に優しい地域づくりに取り組みま

しょう。

 あいさつや声かけのさかんな地域にしましょう。

 積極的に地域の行事に参加して、地域の人達とふれあいましょう。

3 今後の市の方向性

(32)

第 1 節 健康づくり

〔現状〕

 市民健康生活調査

(2 7

によると、睡眠不足、インターネットの長時間使用、家庭での野菜

摂取量の不足等、望ましい生活習慣・食習慣を身につけられていない姿がうかがえます。

 市内中学 1 年生の永久歯の一人当たり平均むし歯(う歯)等本数は、男子 0 .6 3 女子

0 .7 0 (平成 2 6 年度)であり良い状況ですが、市民健康生活調査によると昼食後に歯み

がきをする子どもが少ない状況です。

〔本市の主な取り組み〕

 健康に関する子どもたちの自己管理意識を高めるとともに、健康づくりを支援する保健

センターの活動や、相談先を周知するために、小中学生に資料を配布しています。

 地域保健(保健センター)と学校保健が連携し、相談、教育、講演会等を行い、子ども

たちが健康を意識した生活を送ることの大切さが学べるように取り組んでいます。

 子どもたちの健全な食習慣の確立や食事内容の改善を目指すため、食に関する教室を開

催しています。

 成長期で口腔環境が悪化しやすい小学校高学年、中学生を対象に歯周病予防教室を開催

しています。

 健康づくりにつながるスポーツの普及や機会の充実を図るため、年齢層を問わず気軽に楽

しめる、本市独自の健康体操「とこしゃん体操

(2 8

」などを通した普及啓発を行っています。

〔保健・医療関係団体の主な取り組み〕

 スポーツ大会への救護役員派遣(所沢市柔道整復師会)、所沢市学校保健会事業参画(所

沢市医師会、所沢市歯科医師会、所沢市薬剤師会、所沢市柔道整復師会)、所沢シティ

マラソン大会救護(所沢市医師会・所沢市柔道整復師会・所沢市鍼灸師会)、学校医業

務(所沢市医師会)、学校歯科医業務(所沢市歯科医師会)

 学校薬剤師業務、お薬講演会、健康相談業務(所沢市薬剤師会)… 24 ページ参照

 子ども自らが、心身の健康に関心を持ち、健康に過ごせるよう、健康の保持・増進に取

り組む必要があります。

 生涯にわたって健康で過ごすために、望ましい生活習慣、食習慣、歯みがき習慣を身に

付けることや定期的に歯科検診を受けることの重要性をさらに発信していく必要があります。

 S N S ( ソーシャル・ネットワーキング・サービス)

(2 9

等のコミュニケーション手段の多

様化やゲーム利用の増加等によりインターネットの使用時間が増加しています。それに

より、生活リズムの乱れ、睡眠不足による健康障害やコミュニケーション能力の低下等

が懸念されており、地域保健(保健センター)と学校保健が連携した対応が必要です。

(2)児童・生徒・学生期(7

歳∼20歳頃)

1 現状・主な取り組み

(33)

 子どもたちの健康に関する自己管理能力は十分と言えません。子どもたちが、自分の健

康を自分で守り作っていくための取り組みが必要です。

 むし歯のある子を減らし、歯周病

(3 0

を予防するために食後の歯みがき習慣、定期的な

歯科検診の重要性について周知が必要です。

【学校保健・関係機関との連携を進めます】

 子どもたちの身体的・精神的・社会的成長(変化)を家庭・学校・行政が協働して支え

る仕組みづくりに努めます。

 子ども自身が健康づくりを意識した生活が送れるように、また、成長する体の仕組みに

ついて学べるよう、地域保健(保健センター)と学校保健が連携して、親や地域が学ぶ

機会を増やしていきます。

【子ども及び家庭に対する健康教育を進めます】

 子どもたちのコミュニケーション能力を育てるために、家庭での会話の重要性やインター

ネットとの上手な付き合い方を周知していきます。

 家族が一緒に食事することの重要性を周知していきます。

 家庭での食事に野菜を取り入れるための情報や方法を発信していきます。

 歯科医師の定期検診を受けて、自分の口の状態に合った正しいみがき方で歯みがきを習

慣化することの重要性について周知をしていきます。

【個人・家庭では… … 】

 ご自身やご家族の健康、病気に関する相談などを気軽にでき、症状など必要によって専門

機関へつなげる役割を担う「かかりつけ医療機関(医科、歯科、薬局)

(2 6

」を持ちましょう。

 自分のからだやこころを大切にする意識を高めましょう。

 生涯にわたって健康で過ごすために、望ましい生活習慣・食習慣を心掛けましょう。

 インターネットの正しい活用方法を身につけ、使用時間を減らし、生活の中での体験や

人と交流することでコミュニケーション能力を高めましょう。

 週に 3 日以上、家族で食事をする機会を持つよう心掛けましょう。

 歯科医師の定期検診を受け、自分の口の状態に合った正しい歯みがき方法で毎食後の歯

みがきを習慣にしましょう。

【地域では… … 】

 地域ボランティアや地域の行事に参加することで、地域の方たちと交流しましょう。

 学校や市、地域の行事や講座に参加しましょう。

3 今後の市の方向性

(34)

第 1 節 健康づくり

20 歳∼39 歳

〔現状〕

 「健康が当たり前」と考え、仕事・子育て等で忙しく、心身のメンテナンスに目が向き

にくい時期です。しかし、この時期の過ごし方がこの先の健康状態に大きく影響を及ぼ

します。

 学生生活から社会人へと環境が変化する時期は、メンタルの不調を招いてしまうことが

あります。

 2 0 代の 1 5 .5%が朝食を欠食しています。(市民健康生活調査)

〔本市の主な取り組み〕

 子育て中であっても、自身の健康に目を向けてもらえるように、乳幼児健康相談、歯と

口の健康週間事業等、子育て世代が集まる事業において、「大人の健康相談コーナー」

を設けて、相談・健康チェック等を行っています。

 所沢市国民健康保険では、若い世代の健診機会の確保と健診受診の習慣を付けられるよ

う、3 0 代の加入者向けに「3 0 歳代健診」を実施し、受診者全員に健診結果に基づく

健康情報の提供を行っています。

40 歳∼59 歳

〔現状〕

 仕事や子育てなど、社会的な役割や負担が大きくなり、生活習慣病

(1 0

やメンタルの不

調等の健康問題が現れやすい時期です。特に女性は、更年期を迎え、生活習慣病や骨粗

しょう症等の発症が増えてくる年代です。

 所沢市国民健康保険特定健康診査受診率は低下傾向にあり、若い世代ほど低くなってい

ます。(平成 2 6 年度受診率:全体 3 7 .7 %、4 0 代 1 5 .6 %、5 0 代 2 5 .5 %)

 働き盛りの世代は、夜遅くに食事を摂りがちな傾向にあり、肥満につながっています。

 4 0 代から歯の喪失が増加しています。(市民健康生活調査)

 「健康だと感じている」人は、5 0 代は 5 3 .9 % と他の年代に比べて低くなっています。

(市民健康生活調査)

〔本市の主な取り組み〕

 特定健康診査受診率が低調であるため、様々な機会をとらえて受診勧奨に努めています。

 4 0 歳になる方全員にがん検診・骨粗しょう症検診・成人歯科検診のご案内を送付して

います。

(3)青壮年期(2 0

歳∼5 9

歳)

(35)

20 歳∼59 歳共通

〔現状〕

 健康診断を「受けたことがない」人が 4 0 代で 8 .5 % いる状況です。(市民健康生活調査)

 国保データベース(K D B )

(3 1

システムの医療費分析によると、生活習慣病の受診件数

は年齢と共に増加します。5 0 代の高血圧受診件数は、3 0 代の約 2 0 倍となっています。

 野菜の摂取量は、どの年代も 1 日1∼2 皿という回答が 7 割以上となっています。(市

民健康生活調査)

 週に1回以上運動習慣のある人の割合は、全国や同規模市と比較して多いものの、日常

生活の中で歩行または同等の身体活動を毎日 1 時間以上実施している人の割合は、3 割

に満たない状況です。(市民健康生活調査)

 全国的に精神障害を原因とする労災給付の支給決定の件数が年々増加しています。

 かかりつけ歯科医

(2 6

がいる人は20代∼50代の 5 割から 7 割にのぼりますが、年に

1 回の歯科検診を受けている人は 4 割にとどまります。(市民健康生活調査)

 喫煙者のうち 6 9 .5 %が減煙・禁煙を希望しています。(市民健康生活調査)

〔本市の主な取り組み〕

 特定健康診査

(8

、がん検診及び骨粗しょう症検診受診率が低調であるため、青壮年期世

代が集まる事業において、大人の健康相談コーナーを設け、健康診断やがん検診受診勧

奨等の普及啓発を行っています。

 働き盛りの世代が食生活の改善に取り組めるよう、パンフレットを作成・配布しています。

 こころの健康について、講座やパンフレットにより普及啓発に努めています。

 歯科保健については、妊娠期と 4 0 歳以降の年齢を対象とした歯科検診、歯科健康教室、

相談等を実施しています。

 地域保健と職域保健

(3 2

の連携に向けて情報交換のための会議や中小企業向けの情報提

供として、「健康づくり情報館(年 2 回)」を発行しています。

 たばこの健康への影響を周知するため、受動喫煙に関するパンフレットを作成、配布し

ています。

 健康づくりにつながるスポーツの普及や機会の充実を図るため、年齢層を問わず気軽に楽

しめる、本市独自の健康体操「とこしゃん体操

(2 8

」などを通した普及啓発を行っています。

〔保健・医療関係団体の主な取り組み〕

 スポーツ大会への救護役員派遣(所沢市柔道整復師会)

 所沢シティマラソン大会救護(所沢市医師会・所沢市柔道整復師会・所沢市鍼灸師会)

参照

関連したドキュメント

第1事件は,市民団体が,2014年,自衛隊の市内パレードに反対する集会の

Skill training course and Safety and health education 総合案内. 健康安全 意識を高め 目指せゼロ災 金メダル

「基本計画 2020(案) 」では、健康づくり施策の達 成を図る指標を 65

市民的その他のあらゆる分野において、他の 者との平等を基礎として全ての人権及び基本

[r]

岩沼市の救急医療対策委員長として采配を振るい、ご自宅での診療をい

ためのものであり、単に 2030 年に温室効果ガスの排出量が半分になっているという目標に留

(一社)石川県トラック協会 団体・NPO・教育機関 ( 株 ) 石川県農協電算センター ITシステム、情報通信