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telnet

ドキュメント内 UNIX ( ) (ページ 175-178)

第 9 章 数式処理 / 数値計算ソフトウエア

10.9 telnet

からあなたがリモートログインしたいコンピュータにおけるあなたのログイン名が同一のときには,コマン

ドloginにオプションをつける必要はありません.

rloginで他のコンピュータでログインするときには,通常のログインと同様に,パスワードの入力が求めら

れます. 設定次第でパスワードの入力を省くこともできるのですが,これは安全性の観点から薦められませ ん. この理由は,もしあなたのパスワードがあるコンピュータで破られた場合,あなたがパスワードなしでロ グインできる設定になっているすべてのコンピュータが危険にさらされるからです. どうしてもパスワード なしでログインしたいときには, ホームディレクトリに.rhosts という名前のファイルを作ります. .rhosts の中身は,パスワードなしでリモートログインしたいコンピュータの名前を列挙したものです. みなさんが このファイル内あるコンピュータ名を記載した場合,みなさんはこのコンピュータがいかなる状態にあろう とも無条件に信頼することになります. ですから,特別な理由がない限り, .rhosts を作成すべきではありま せん.

10.9 telnet

他のコンピュータ(UNIXとは限らない)にログインするために使われるもっとも一般的なコマンドが telnetです.

このコマンドは,それほど信頼性が高くない環境でも利用されます. telnetの代表的な使い方は, telnet␣ホスト名

です. ホスト名の部分に長い名前が必要か短い名前でよいかは,接続元と接続先の関係で決まります. telnet は,かづてはインターネットで安全に利用することができるコマンドだと思われていたのですが,通信が暗 号化されていないために盗聴に対して完全に無力である(特にパスワードを盗まれてしまう)ことと, 同じ 理由で進行中のtelnetによる通信を第3者に乗っ取られてしまう危険があることから,現在では,インター ネットで提供されるサービスのうち最も危険なもののひとつと考えられています. これらの危険を回避する 唯一の手段が暗号化です. 最近は,多くの場合は, telnetのかわりに,通信を暗号化するsshというコマンド が 使われるようになっています.

telnetには,ログインする以外にも,ユーザ情報の取得,電子メールの送信,ネットニュースを読むなどい

ろいろな機能がありますが,ここでは単純にtelnetを使ってとなりの端末にログインすることだけを試して みることにします.

では,

telnet␣en**

- (10.15)

と入力して下さい. ただし, **のところにはあなたの隣のコンピュータの名前が入ります.

すると,画面に

login: (10.16)

というプロンプトが出ます. ここでふたんコンピュータにログインするときと同様にみなさんのログイン名 を入力すると,続いて

Password:

というプロンプトが出てパスワード入力を要求されます. ここでは,ふだんと同じパスワードを入力して下 さい.

ログインに成功すると,画面は図10.7のようになります. ログインに成功したあとは,ふだんコンピュー タを使うときと同じ感覚でほとんどすべての作業ができます.

10.10 セキュリティに関する注意

上でも述べたように,コマンドrloginは, セキュリティ上の理由から, インターネットでの利用には完全 に不適当です. また,コマンドtelnet もパスワードなどのデータを暗号化せずにインターネットで送信する

図10.7: telnetでログインに成功したところ

ため,ネットワークが盗聴されている場合には容易にみなさんのアカウントが乗っ取られてしまう可能性が あり, やはり危険です. そこで,信頼できないネットワークを利用した通信においてセキュリティを確保す るために, sshというプロトコル(データ通信の手順)が定められています. このプロトコルでは転送される データがある程度の強度の暗号化方式を用いて暗号化されるため,設定が適切になされていれば, rloginや

telnet による通信と比較すると通信の安全性が格段に向上しています. UNIX系のオペレーティングシステ

ムでは, sshプロトコルを利用した通信のためのコマンドは, ふつうはsshという名前です.

10.11 ftp

ftpは,異なるコンピュータのあいだでファイルを転送するためのコマンドです.

使い方は,

ftp␣ホスト名

- (10.17)

です. ftpの利用形態には,

1. 遠隔端末に正規のアカウントを持っている場合 2. 匿名ユーザとして利用する場合

の2種類があります. 2番目の使い方を, anonymous ftpといいます.

みなさんがインターネット上のいろいろなWebページからファイルをダウンロードする場合,ファイル の転送のためにWWWブラウザが内部でftpを利用していることが多いです. 最近は直接みなさんがftp コマンドを利用する機会は比較的少なくなっているので,ここでは使い方は説明しません.

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11 WWW ブラウザ

Webページを閲覧する目的で利用されるプログラムをWWWブラウザといいます.

WWWブラウザには非常にいろいろな種類があるのですが, Internet Explorer というプログラムと

Netscapeというプログラムが非常に大きなシェアを持っています. この学科のコンピュータ室ではNetscape

が利用可能です.

セキュリティ対策などの理由により, この学科のコンピュータ室では, 琉球大学内部のWWWサーバの みにアクセスを許可しています. ですから,大学で琉球大学以外のWebページを閲覧したい場合は,総合情 報処理センターのアカウントを取得して総合情報処理センターにあるコンピュータを利用する必要があり ます.

先に述べたように, WWWブラウザには非常にいろいろな種類があります. そして,それらの中には,画 像データを取り扱えるものと文字のみが取り扱えるものがあり,また多機能なものから機能が非常に少ない ものまで様々な種類があります.

ところで,みなさんは,文字のみが取り扱えるWWWブラウザと聞くと,単純に機能が劣っていると考え るかもしれません. しかし, これは必ずしも正しくありません.

画像が取り扱えず,機能が非常に限定されたWWWブラウザには,

プログラム自体がコンピュータにかける負荷がすくない

通信するデータの量がすくないので,転送速度が遅いネットワークでも快適に使える

機能が限定されているためにセキュリティ上の問題が生じにくい という利点があります.

一方で, Internet ExplorerやNetscapeは,多機能であるが故に,

ある程度高速なコンピュータでないと快適に動作しない

遅いネットワークでは快適に使えない

致命的なセキュリティホールが頻繁に発見される

という問題があります. 特にInternet Explorerはセキュリティホールが多いことで有名です.

みなさんが自分のWebページを作成するときには, WWWブラウザにはいろいろな種類があるというこ とを常に認識しておくべきです. 自分が使っているWWWブラウザで綺麗に表示されるWebページが他 のWWWブラウザで見やすく表示されるとは限りません. Webページを作成して公開するときには,最低 限Internet Explorer, Netscape Navigatorおよびなにかひとつの文字のみが取り扱えるWWWブラウザで 動作確認を取るべきです.

WWWブラウザを用いてインターネットのWebページなどを閲覧するときには, Uniform Resource

Locator(URL)という記法を用いて閲覧したいインターネット上の資源を指定します. URLの一般的な記

法は,

プロトコル://サーバのドメイン名/パス名 (11.1) のようになっています. 上記において,「プロトコル」と書かれた部分には,通信に使われる規格の名前が入 ります. この部分はたいていは「http」です. また,「サーバのドメイン名」という部分には相手のWWW サーバの名前が,「パス名」の部分には見たいWebページの内容が起かれているディレクトリが入ります.

パス名を省略すると,多くの場合にはそのWWWサーバの標準的なトップページが表示されます.

たとえば, 琉球大学の総合情報処理センターのページのURLは

http://www.cc.u-ryukyu.ac.jp/ (11.2) ですし,琉球大学の総合WebページのURLは

http://www.u-ryukyu.ac.jp/ (11.3)

です.

この講義では,これから画像が取り扱えるWWWブラウザと文字のみが取り扱えるWWWブラウザの 違いを簡単に見ることにします. 画像が取り扱えるWWWブラウザとしてはNetscapeを, 文字のみが取 り扱えるWWWブラウザとしてはw3mを取り上げます.

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