第 9 章 数式処理 / 数値計算ソフトウエア
9.2 Scilab 入門
9.2.4 Scilab のオンラインマニュアル
9.2. Scilab入門 135
図 9.7: デモ“Graphics: Intro-duction”の選択メニュー
図 9.8: 空白のグラフ描画用ウィンドウ
Introduction”というメニューを選んで下さい. すると,図9.7のような選択メニューと図9.8のような空白
のグラフ描画用ウィンドウがあらわれます. では, さっそく一番上の“plot2d” の部分を押して選択してみ ましょう. すると,図9.9のようなメッセージウィンドウがあらわれます. このウィンドウには,これから実
行されるScilabのコマンドがすべて表示されています. ウィンドウ左下の Okボタンを押すと描画が実行
され,グラフィックスウィンドウには図9.10のようにグラフが描画されます. 他のグラフもいくつか試して
図9.9: これから実行するコマン ドを確認するためのウィンドウ
図9.10: plot2dの例題で描画されたグラフ
みましょう.
グラフ描画のデモを終わるときには, 図9.7の左下にあるCancelというボタンを押します. さいごにこ のボタンを押してグラフ描画のデモを終了しておいて下さい.
図9.4の内容を見ればわかるように, Scilabにはこれ以外にも多数のデモが用意されています. この中で は,グラフィックス関係と“Car parking”, “Bike Simulation (1)”は見るだけでも面白いと思います. 各自で 試してみて下さい.
目を選択するためのものです. どちらもウィンドウ内に収まらないので,ウィンドウ左側にスクロールバー が付いています. 図9.11のウィンドウの操作法は次の通りです.
各トピックを選択するためのウインドウ
項目選択ウインドウ キーワード入力ボックス
スクロールバー 終了ボタン
図9.11: Scilabのヘルプ画面
あるトピックのヘルプを見る ウィンドウ上側で, 見たいトピックに対応する文字列にマウスカーソルを合 わせてマウス左ボタンを押す.
トピックウィンドウ内をスクロールさせる ウィンドウ上側左端のスクロールバーにマウスカーソルを合わ せ,マウス左ボタンを押したままマウスを動かす.
トピックの分類項目を選択する ウィンドウ下側で,見たい分類項目対応する文字列にマウスカーソルを合 わせてマウス左ボタンを押す.
分類項目ウィンドウ内をスクロールさせる ウィンドウ下側左端のスクロールバーにマウスカーソルを合わ せ,マウス左ボタンを押したままマウスを動かす.
キーワードでトピックを検索する ウィンドウ下段のキーワード入力ボックス( “Appropos”と書いてある 部分の右)にキーワードを入力し,
Enterキーを押す.
ヘルプを終了する ウィンドウの左端下から2段目のDoneというボタンを押す.
では,さっそく三角関数cos(·)のオンラインマニュアルを探してみることにします. キーワード入力ボッ クスにcosという文字列を入力して
Enterキーを押して下さい(図9.12). すると,文字列cosを含むマニュ
図9.12: 三角関数のマニュアルを探そうとしているところ
アルの一覧がヘルプウィンドウの上側にあらわれます(図9.13). ここには 文字列cosを含むトピックのマ ニュアルがすべて列挙されていますが,大部分は今探したいものとは無関係です. 今探しているcos(·)のマ ニュアルは上から5番目になります. では, 上から5番目の
図9.13: 文字列cosを含むトピックの一覧が表示されたところ
cos - cosine function (9.93)
という部分にマウスカーソルを合わせてマウス左ボタンを押して下さい. すると,図9.14のように関数cos(·) のマニュアルが表示されます. このウィンドウにおける操作の方法は, コマンドjlessあるいはlessとほぼ
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図9.14: 関数cosのマニュアルが表示されたところ
表 9.4: Scilabのマニュアル閲覧中の操作
操作 意味 別のキー操作
q 終了する
C-n 1行下にスクロール
↓ C-p 1行上にスクロール
↑
同様です. 念のため, 図9.14のウィンドウにおける操作法を表9.4列挙しておきます. なお, 図9.14の右端 のメニューの最下段にあるClose window を押すことでもヘルプの表示を終了することができます. また, 図9.14のウィンドウの左端にあるスクロールバーも使えます. ただし,このスクロールバーを使うときには, マウスの左ボタンではなく中央ボタンを使います. スクロールバー(灰色の部分)にマウスカーソルを重ね, マウス中央ボタンを押したままにしてマウスを移動させると,ウィンドウ内のテキストを上下にスクロール させることができます. また,画面の左端のスクロールバー上下にある白色の部分にマウスカーソルを重ね てマウス中央ボタンを押すと, ウィンドウ内のテキストを上下に一気にスクロールさせることができます.
図9.14の右端にはいろいろなメニューボタンがありますが,これらについてはここでは説明しません. こ れは,この部分にあるメニューが「マニュアルを見る」という本来の目的とはあまり関係ないからです(実 は,この画面ではxlessというコマンドlessをX Window Systemに対応するよう拡張したコマンドが起動 しています).
ウィンドウ下段から分類項目を選ぶときには,ウィンドウ下段に表示された文字列の中から見たい項目を 選びます. 選択の仕方はウィンドウ上段と同じで,希望する項目に対応する文字列にマウスカーソルを合わ せてマウス左ボタンを押します.
では,ウィンドウ下段上から3番目の“Elementary Functions”を選択してみましょう. すると,ウィンド ウ上段に表示されている内容がElementary Function (基本的な関数)の一覧に切り換わります(図9.15).
図9.15: 項目Elementary Functionsに含まれるトピックの一覧が表示されたところ