第 5 章 Transpector Web UI の使用方法
質量 1、 2、4 は削除しないでください。小さいチューニング質量 を削除すると、それよりも大きい質量のチューニングが著しく変化
5.6 Transpector Web UI の最も一般的な使用方法
この項では、Transpector Web UI を使用する際に役に立つヒントについて説明します。
5.6.1 どのような場合に Transpector Web UI を使用するか
Transpector Web UI はデータの保存ができません。また、定量的なツールではありま せん。以下に、推奨される Transpector Web UI の用途を記載します。
5.6.1.1 真空診断
Transpector Web UI のよく知られている用途の1つに、一般的な真空診断があります。
これは、真空システムに排気のトラブルや未知の汚染物質が存在する場合に有用です。こ の用途に使用する場合、RGA スペクトルの読み取りに関し、ある程度の知識が必要にな ります。
真空診断を実行するには、Transpector Web UI の MONITOR ウィンドウを開きます。
用途に適した設定を選択すると、Transpector MPS は指定された質量範囲を通してス キャンを実行します。その後、簡易的な定性分析を実行して真空システム中に存在する物 質を決定することができます。より詳細な分析を行う際は FabGuard をご使用ください。
5.6.1.2 リークチェック
Transpector Web UI は、リークチェックのためのツールとして使用することができま す。MONITOR ウィンドウを初めて開いた時に、28(N2)、32(O2)、および 44
(CO2)のピークがリークの有無を報せます。リークが空気漏れではない場合は、異なる 質量をモニタすることができます。
リークの有無を確認後、LEAK CHECK ウィンドウでリークチェックを実行することが できます。真空システム周辺にヘリウムをスプレーすると、Transpector Web UI がヘ リウムの存在を報せ、リークの場所を示します。
5.6.1.3 遠隔でのモニタリング
Transpector Web UI の使用により、Remote Desktop 接続の制限なく、ネットワー クに接続された遠隔のコンピュータから Transpector MPS へのアクセスが可能になり ます。
FabGuard がアイドル状態の時は、Transpector Web UI が遠隔でデータを収集し、真 空システムの状態を確認できます。
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5.6.2 速やかにアクセスするためのショートカットの作成
Transpector Web UI はブラウザ方式であるため、ブラウザを開いて添付のウェブペー ジアドレスに移動させるショートカットを作成することができます。ショートカットを作 成すると、1 台(あるいは複数台)の Transpector MPS センサの IP アドレスを記憶す る必要がなくなります。また、ネットワーク上に複数の Transpector MPS が存在する 場合、個々 Transpector MPS の識別も可能になります。
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Transpector Web UI を開きます。2
ブラウザのウェブページアドレスをハイライト表示にし、右クリック後、Copy をク リックします。図 5-18をご参照ください。注: 1 つのセンサに複数のショートカットが存在しても構いません。例えば、
MONITOR ウィンドウを表示するショートカットを作成し、さらに LEAK CHECK ウィンドウを表示するショートカットを別途作成することも可能で す。
図 5-18 ウェブアドレスのコピー
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デスクトップを右クリックし、Create New >> Shortcut を選択します。図 5-19をご参照ください。
図 5-19 新しいショートカットの作成
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Create Shortcut ウィンドウで、Transpector Web UI のウェブページアドレス を貼り付けます。図 5-20をご参照ください。図 5-20 ウェブページアドレスの貼り付け
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NEXT をクリックします。図 5-21をご参照ください。図 5-21 次へ
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ショートカットの名前を入力します。ショートカットの名前を付ける際、センサ ID の 使用が有用です。図 5-22、図 5-23をご参照ください。図 5-22 ショートカットの名前の入力
図 5-23 名前の識別
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上記手順により、ステップ 5 で名前を付けたショートカットがデスクトップ上に作成 されます。図 5-24をご参照ください。図 5-24 ショートカットのアイコン
注意
Transpector MPS の IP アドレスが変更された場合、ショート カットは無効になります。
5.6.3 ブックマークの作成
コンピュータのデスクトップへのショートカットの作成に加え、インターネットブラウザ 内でのブックマークの作成も可能です。ブックマークを設定するには、当該のウェブペー ジアドレスで[Ctrl + d]を押します。ブックマークには、様々な機能やセンサを識別 するための名前を付けることができます。
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5.6.4 Wi-Fi の使用
インフィコンでは、Transpector MPS 用のアクセサリとして、オプションの 4 ポート の押しボタン式 Wi-Fi ルータ(PN 961-417-P1)をご提供しています。このルータは、
ルータのボタンを押すだけで Wi-Fi のオン/オフを切り替えられる機能を備えています。
また、ルータ範囲の直径をコントロールすることも可能です。そのため、必要な時にのみ Wi-Fi 信号をオンにしたり、Wi-Fi 信号の届く範囲をコントロールしてツール外部へのア クセスを制限したりすることができます。
5.6.4.1 Wi-Fi を使用する理由
Transpector MPS を Wi-Fi ルータに接続すると、あらゆる Wi-Fi 端末(ノートパソコ ンやタブレットなど)から Transpector Web UI へのアクセスが可能になります。リー クモニタ用に手持ち式の Wi-Fi 端末を使用してリークチェックを行うと、作業がはるかに 容易になります。