第 5 章 Transpector Web UI の使用方法
5.5 Transpector Web UI の使用方法
5.5.2 スタンドアロンソフトウェアとしての Transpector Web UI の操作
5.5.2.1 データの収集
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5.5.2.1.1 編集可能なパラメータ
Transpector MPS には、データの収集方法を決定する編集可能なスキャンパラメータ があります。編集可能なパラメータは以下の通りです。
EMISSION ON/OFF. . . . Transpector MPS のイオンソースのフィラメ ントのオン/オフを切り替えます。データを収集 するためには、EMISSION がオンになっている 必要があります。
EM ON/OFF . . . 電子増倍管(装備している場合)のオン/オフ を切り替えます。EM をオンにすると、
Transpector MPS の S/N 比が向上し、低レ ベルの信号もノイズよりも上の位置で観察でき るようになります。EM をオンにするには、
EMISSION をオンにする必要があります。
MIN . . . スキャンの開始ポイントであり、単位は AMU で す。このパラメータは、全機種において 0 とい う低い値に設定することが可能です。
MAX . . . スキャンの終了ポイントであり、単位は AMU で す。最大ポイントは機種ごとに決まっており、
100 AMU 型の Transpector MPS では 100 AMU まで、200 AMU 型では 200 AMU まで スキャン可能です。
DWELL . . . Transpector MPS が収集ポイント毎にデータ を平均化する時間長。Dwell time を延長すると、
ノイズは低減しますがスキャン時間が長くなり ます。Dwell time を短縮すると、ノイズは増加 しますがスキャン時間が短くなります。
ppAMU . . . Transpector MPS が AMU 毎に収集するデー タポイントの数。1 ppAMU の場合、整数の AMU 値のデータポイント毎に棒グラフが作成されま す。1 ppAMU を超える場合、ピークの形状を 示すアナログスキャンによるグラフが作成され ます。
LINEAR/LOGARITHMIC. . . データを表示する際の線形スケールまたは対数
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5.5.2.1.2 スキャンパラメータの変更方法
MONITOR ウィンドウの右側には、EMISSION と EM を制御するための一連のパラ メータがあります。図 5-9をご参照ください。このグループの中に、5.5.2.1.1 項に記 載のスキャンパラメータを変更するための編集ボックスがあります。
図 5-9 スキャンパラメータの変更を行う場所
エミッションのオン/オフを切り替えるには、EMISSION をクリックします。
EMISSION ボタンの右側にインジケータがあります。このインジケータは、エミッショ ンのステータスに応じて色が変わります。図 5-10に示すように色は 3 色です。
図 5-10 エミッションのステータス
電子増倍管も、エミッションと同様の方法で制御します。電子増倍管のオン/オフを切り 替えるには、EM をクリックしてください。EM のステータスは、オフ(黒)とオン(緑)
の 2 通りのみです。図 5-11をご参照ください。
図 5-11 電子増倍管のステータス
変更が直ちにデータの収集に反映される設定になっているのは、EMISSION と EM の 2 つのパラメータのみです。
その他のスキャンパラメータでは、変更を行うことは可能ですが、SET をクリックする まではデータの収集に反映されません。変更したパラメータを使用してデータの収集を再 開するには、SET をクリックしてください。
AMU の MIN と MAX の値を変更するには、該当するボックス内の現在の値をハイライ ト表示にした後、設定したい最小値または最大値を入力します。変更したパラメータを使 用してデータの収集を開始するには、SET をクリックしてください。
DWELL と ppAMU は、選択可能な全ての値を含むドロップダウンリストで変更しま す。いずれかのパラメータを変更した後、新たなパラメータでデータの収集を開始するに は、SET をクリックしてください。
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EM VOLTAGE のボックスには、電子増倍管の電圧が表示されます。