ここでは、帳票出力(TIFF出力)する場合のトラブルの対処方法について説明します。
8.1 TIFF ファイルが出力されない
ここでは、帳票出力(TIFF出力)した場合に、TIFFファイルが出力されないエラーとなるトラブル事例について記載しています。
8.1.1 KOL6形式のオーバレイでイメージを使用した場合、メッセージが出力されTIFF ファイルが出力できない
KOL6形式のオーバレイでイメージを使用した場合、「Error:M2P:00000002」メッセージが出力され、TIFFファイルが出力できません。
原因
KOL6形式のオーバレイで使用したイメージデータが、BMPファイル形式ではなく、クリップボードのイメージとして格納されていること が考えられます。
対処方法
List Creatorデザイナでオーバレイイメージとしてクリップボード上のJPEG形式のイメージを配置した場合、エラーとなる場合がありま
す。
この場合、ご使用の環境で、表示色を「TrueColor(32ビット)」に変更して、再度、TIFF出力を行ってください。
上記の対応でもエラーとなる場合、帳票様式定義画面でオーバレイイメージを配置するときに、配置する領域を選択後、「書式」-「プ ロパティ」を選択して[イメージ]タブの「ファイルから読込み」でBMPファイルを選択してください。
8.1.2 「Error:M2P:00000002:Data Error:(内部コード)」というエラーメッセージが出 力され、TIFF出力できない
原因
出力するTIFFファイル名の最後に「/」または「\」が使用されていることが考えられます。
対処方法
正しいファイル名を指定してください。なお、同名のファイルがすでに存在している場合、上書きされますのでご注意ください。
8.1.3 「Error:M2P:00000004:File-access Error:(内部コード)」というエラーメッセー ジが出力され、TIFF出力できない
原因
以下の原因が考えられます。
1. TIFF出力先のファイルまたはディレクトリにアクセス権がない。
2. TIFF出力先ドライブのディスクの空き容量が足りない。
3. TIFF出力時に、一時的に作業ファイルを作成する場合があるが、そのファイル生成先のディスクの空き容量が足りない、または
アクセス権がない。
4. PDFフォント登録機能で任意のフォントを登録している場合、登録したフォントファイルにアクセス権がない、またはフォントファイ ルが存在しない。
5. 帳票の出力中、または帳票定義一覧/帳票様式定義でプレビュー表示中に、PDFフォント登録機能で、登録済みのフォントを削 除した。
6. TIFF出力時の格納先ファイル名と同名のファイルを開いている。
7. TIFF出力時の格納先ファイル名と同名のファイルをその他のアプリケーションで監視している。
対処方法
原因に応じて、以下の対処を行ってください。
1. 動作しているプロセスに対するTIFF出力先のファイル/ディレクトリのアクセス権を付加してください。
2. TIFF出力先ドライブのディスクの空き容量を増やしてください。
3. 動作しているプロセスに対して、以下の一時作業ファイル生成先のファイル、またはディレクトリにアクセス権を付加するか、ディ スクの空き容量を増やしてください。
4. PDFフォント登録機能で登録したフォントファイルの存在を確認してください。
存在していない場合は、再度フォント登録を行ってください。
5. 帳票の出力中、または帳票定義一覧/帳票様式定義のプレビュー表示中は、PDFフォント登録機能でフォントの削除を行わない でください。
6. TIFF出力時の格納先ファイル名と同名のファイルを閉じて再度出力してください。
7. TIFF出力時の格納先ファイル名と同名のファイルを監視するなどのファイルアクセスを行わないでください。
ポイント
・ ディスクの使用量を見積もる場合は、ソフトウェア説明書、またはインストールガイドを参照してください。
8.1.4 カスタマバーコード使用時にエラーとなる
カスタマバーコード使用時、以下のメッセージが出力され、エラーとなります。
Error:M2P:00000002:Data Error:Cannot show the human readable when that is the CustomerCode.
Required the option of CHARPRINT_OFF,M2P_bar(4726)
原因
カスタマバーコードの指定に、文字印刷が指定されていることが考えられます。
対処方法
カスタマバーコードにはバーコードの下部に文字印刷をすることはできません。
List Creator デザイナによる帳票定義時に、バーコード種別、またはバーコード項目の[文字印刷]を指定しないでください。
8.1.5 「Error:M2P:00000002:Data Error:Invalid image.(TIFF:Maximum TIFF file size exceeded)」というエラーメッセージが出力され、TIFF出力できない
原因
生成するTIFFが4GBを超えていると考えられます。
対処方法
入力データを細分化するなどして、生成するTIFFファイルが4GBを超えないようにしてください。
8.1.6 メッセージが出力され、ページ数が多い帳票のTIFFが出力できない
原因
出力可能なページ数を超えている可能性があります。
対処方法
出力可能なページ数を超えないように、データを分割してください。
出力可能なページ数については、オンラインマニュアル“TIFF出力機能編”の帳票出力時の上限値についての記載を参照してくださ い。
8.2 正しく出力されない
8.2.1 指定したフォントで出力されない
原因
TIFF出力時に使用するフォントが登録されていない可能性があります。
対処方法
TIFF出力時に使用するフォントは、事前にフォント登録しておく必要があります。
TIFFファイルでのフォント登録は、PDFファイル保存時に使用する「PDFフォント登録機能」で登録します。
フォントの登録方法については、以下を参照してください。
⇒“6.1.2 出力されたPDFファイルで使用されているフォントが、帳票で指定しているフォントと異なる、または文字が出力されない”
8.2.2 外字(利用者定義文字)が表示されない
原因
以下の原因が考えられます。
・ Charset Managerの印刷資源管理で外字を作成した後、「利用者定義文字登録」を行っていない
・ Charset Managerの設定が正しく行われていない
対処方法
以下のいずれかの対処を行ってください。
・ Charset Managerで外字を登録した後、以下の方法でList Creatorの「利用者定義文字登録」を起動し、外字データの取り込み処理
を行ってください。
【Windows版】の場合
Administrators権限を持つユーザでログインし、TIFF出力機能が利用されていないことを確認後、[スタート]メニューから[プロ
グラム]-[List Creator]-[環境設定]-[PDF・TIFFファイル利用者定義文字登録]を選択します。
【Linux for Intel64版】の場合
- Charset Managerの印刷資源管理での運用
Charset Manager Standard Edition Agentでは、Charset Managerの印刷資源管理での運用は未サポートです。
- Charset Manager の日本語資源管理での運用
List Creator での外字データの取り込み操作は不要です。
・ Charset Managerの設定が正しく行われているかを確認してください。
Charset Managerは、以下にエラーログを出力します。
詳細は、“Charset Managerマニュアル”のList Creator連携時のセットアップに関する記載を参照してください。
【Windows版】の場合 ディレクトリ名:
Charset Manager-Aのインストールディレクトリ ファイル名:
msg_fof.log(フォント適用時のエラーログ)
chsession.log(フォントダウンロード時のログ)
【UNIX系OS版】の場合 ディレクトリ名:
/etc/opt/FSUNadj/usr/etc/
ファイル名:
msg_fof.log(フォント適用時のエラーログ)
chsession.log(フォントダウンロード時のログ)
8.3 その他(TIFF出力時の場合)
8.3.1 作業ファイルを削除したい
対処方法
TIFF出力時、以下のディレクトリに作業ファイルが生成されます。
以下のディレクトリの作業ファイルを削除してください。
・ 【Windows版】の場合
(List Creatorインストールディレクトリ)\TEMP配下
・ 【UNIX系OS版】の場合 /var/tmp配下
注意
・ ディレクトリへのアクセス権がない場合、またはディレクトリ容量が不足している場合には正しくTIFFファイルが出力されません。
ポイント
・ 正常時、作業ファイルは自動削除されますが、エラー発生時には作業ファイルが残ります。