第6章 PDFファイル保存時のトラブル
6.3 その他( PDF ファイル保存時の場合)
6.3.7 PDF メール配信すると以下のメッセージが出力され、 PDF メール配信ができない
以下のメッセージが出力され、PDFメール配信できません。
Error:MAIL:00000028:SMIME Error: GetScmiInfo error. Check the certificate management environment.
[detail]
s=0x11, l=00001143, error code=1
原因
送信先メールアドレスがS/MIME を使用する設定になっているが、証明書の登録がされていない可能性があります。S/MIME を使用 してPDFメール配信をする場合、証明書の設定を行う必要があります。
対処方法
以下のいずれかの対処を行ってください。
・ S/MIMEを使用してメールを暗号化する場合
S/MIME を使用してメール配信を行う設定にしてください。設定方法は、
オンラインマニュアル“PDF変換機能編”を参照してください。
・ メールを暗号化しない場合
送信先メールアドレス(prprint コマンドの-gpdfmailtoaddr オプションや、PDFメール配信情報ファイルのMLF_ToAddress キーワー ドなど)を指定する場合、ニックネームを指定しないでください。詳細は、オンラインマニュアル“PDF変換機能編”のMLF_ToAddress の説明を参照してください。
6.3.8 「メール送信処理中にネットワークエラーが発生しました.送信処理を再実行しま
す。」の警告メッセージが表示され、PDFメール配信の再送処理が繰り返される
原因
以下のいずれかの原因のため、再送処理が繰り返し行われている可能性があります。
・ SMTPサーバが停止している
・ SMTPサーバの設定が誤っている
・ List Creator V9.1.0より再送処理は60回までとなりました。再送処理が60回を超えると、それ以降は再送処理を行いません。
対処方法
再送処理を停止させるには、以下の方法があります。
・ メールの送信キュー(ファイル)の削除による送信中止
・ メールの送信キュー(ファイル)の保存先の変更による送信一時停止 上記いずれかの対処を行ってください。
●メールの送信キュー(ファイル)の削除による送信中止
・ アプリケーションサーバがWindowsの場合 以下の手順で対処してください。
1. PDFメール配信のサービス「ListCREATOR SendMaild Service」を停止します。サービスの停止方法については、Windows のオンラインヘルプなどを参照してください。
2. 以下のフォルダ配下のファイルをすべて削除します。
List Creatorインストールディレクトリ\mailqueue
ポイント
- PDFメール環境設定ファイル(swmailenv.ini)の「MLF_QueSavePath」キーワードが設定されている場合は、設定されて
いるフォルダ内のすべてのファイルを削除します。
3. PDFメール配信のサービス「ListCREATOR SendMaild Service」を起動します。
注意
- 「List Creatorインストールディレクトリ¥mailqueue」配下には、PDFメール配信機能でメール送信する場合に必要なデー タが格納されています。
フォルダ内のデータを削除すると、メールの再送ができなくなるので注意してください。
ポイント
- サービスの停止、または起動方法については、Windowsのオンラインヘルプなどを参照してください。
・ アプリケーションサーバがUNIX系OSの場合 以下の手順で対処してください。
1. 以下のコマンドを実行し、PDFメール配信のサービスを停止します。
List Creatorが7.0以降の場合:
/opt/FJSVedoc/etc/SKFJSVedocmail stop List Creatorが6.0以前の場合:
/opt/FJSVedoc/etc/K55FJSVedocmail stop
2. 以下のフォルダ配下のファイルをすべて削除します。
/var/opt/FJSVedoc/mailqueue/
ポイント
- PDFメール環境設定ファイル(swmailenv.dat)の「MLF_QueSavePath」キーワードが設定されている場合は、設定されて いるフォルダ内のすべてのファイルを削除します。
3. 以下のコマンドを実行し、PDFメール配信のサービスを起動します。
List Creatorが7.0以降の場合:
/opt/FJSVedoc/etc/SKFJSVedocmail start List Creatorが6.0以前の場合:
/opt/FJSVedoc/etc/S88FJSVedocmail start
注意
- 「/var/opt/FJSVedoc/mailqueue/」配下には、PDFメール配信機能でメール送信する場合に必要なデータが格納されてい ます。
ディレクトリ内のデータを削除すると、メールの再送ができなくなるので注意してください。
●メールの送信キュー(ファイル)の保存先の変更による送信一時停止
・ アプリケーションサーバがWindowsの場合 以下の手順で対処してください。
1. PDFメール配信のサービス「ListCREATOR SendMaild Service」を停止します。
2. PDFメール環境設定ファイル(swmailenv.ini)の[MLF_FixedItem]セクションの「MLF_QueSavePath」キーワードに、PDFファ
イルのメールの送信時に必要なデータを格納するフォルダを設定します。
3. PDFメール配信のサービス「ListCREATOR SendMaild Service」を起動します。
注意
- 「List Creatorインストールディレクトリ¥mailqueue」配下には、PDFメール配信機能でメール送信する場合に必要なデー タが格納されています。
フォルダ内のデータを削除すると、メールの再送ができなくなるので注意してください。
ポイント
- サービスの停止、または起動方法については、Windowsのオンラインヘルプなどを参照してください。
・ アプリケーションサーバがUNIX系OSの場合 以下の手順で対処してください。
1. 以下のコマンドを実行し、PDFメール配信のサービスを停止します。
List Creatorが7.0以降の場合:
/opt/FJSVedoc/etc/K55FJSVedocmail stop List Creatorが6.0以前の場合:
/opt/FJSVedoc/etc/SKFJSVedocmail stop
2. PDFメール環境設定ファイル(swmailenv.dat)の[MLF_FixedItem]セクションの「MLF_QueSavePath」キーワードに、PDFファ イルのメールの送信時に必要なデータを格納するディレクトリを設定します。
3. 以下のコマンドを実行し、PDFメール配信のサービスを起動します。
List Creatorが7.0以降の場合:
/opt/FJSVedoc/etc/SKFJSVedocmail start List Creatorが6.0以前の場合:
/opt/FJSVedoc/etc/S88FJSVedocmail start
ポイント
- PDFメール環境設定ファイル(swmailenv.iniまたはswmailenv.dat)の[MLF_FixedItem]セクションの「MLF_QueSavePath」 キーワードの設定内容を元に戻すと、メールの再送処理を再開できます。
ただし、V9.1.0以降でメールの再送処理が60回を超えたものは再開されません。なお、V10.1.0以降では再送回数が変 更できます。詳細は、オンラインマニュアル“PDF変換機能編”を参照してください。
6.3.9 「Parameter Error:mlf_envelopefromaddress」のエラーメッセージが表示さ れ、PDFメール配信に失敗する
原因
送信元メールアドレスが設定されていない可能性があります。
送信元メールアドレスは、以下のいずれかのファイルで設定しておく必要があります。
・ PDFメール環境設定ファイル
[MLF_Default] セクションの設定項目「MLF_EnvelopeFromAddress」で送信元メールアドレスを設定します。
PDFメール環境設定ファイルとは、PDFファイルをメール配信する場合の電子メール環境が定義されているファイルです。
・ PDFメール配信情報ファイル
[MLF_Mail]セクションの設定項目、「MLF_EnvelopeFromAddress」で送信元アドレスを設定します。
PDFファイルをメール配信する場合の細かな設定を行うファイルです。
設定したファイルは、ユーザアプリケーション実行時に指定すると、ファイルに定義されている情報にしたがってメール配信されま す。
対処方法
以下のいずれかの対処を行ってください。
・ PDFメール環境設定ファイルで設定する場合
PDFメール環境設定ファイルで、送信元メールアドレス(MLF_EnvelopeFromAddressキーワード)を指定します。
PDFメール環境設定ファイルとは、以下のファイルです。
【Windows版】の場合:
List Creatorインストールディレクトリ¥swmailenv.ini
【UNIX系OS版】の場合:
/etc/opt/FJSVedoc/swmailenv.dat
・ PDFメール配信情報ファイルで設定する場合
PDFメール配信情報ファイルで、送信元メールアドレス(MLF_EnvelopeFromAddressキーワード)を指定します。
以下に、PDFメール配信情報ファイルでの送信元メールアドレスの指定例を示します。
例)[MLF_Mail]
ポイント
・ PDFメール配信情報ファイルの設定方法については、オンラインマニュアル“PDF変換機能編”を参照してください。
・ PDFメール配信情報ファイルで指定した場合、ユーザアプリケーションで必ずPDFメール配信情報ファイル名を指定してください。
6.3.10 「Parameter Error:mlf_toaddress」のエラーメッセージが表示され、PDFメー ル配信に失敗する
原因
送信先メールアドレスが設定されていない可能性があります。
送信先メールアドレスは、以下のいずれかで指定します。
・ List Creator帳票出力インタフェースを使用する場合
- PDFメール配信情報ファイル
[MLF_Mail]セクションの設定項目「MLF_ToAddress」で送信先メールアドレスを設定します。
PDFファイルをメール配信する場合の細かな設定を行うファイルです。
設定したファイルは、ユーザアプリケーション実行時に指定すると、ファイルに定義されている情報にしたがってメール配信さ れます。
- ユーザアプリケーション
帳票出力を行うユーザアプリケーションで指定します。
・ COBOLアプリケーション連携機能を使用する場合
- PDF文書情報ファイル
[MLF_Mail]セクションの設定項目「MLF_ToAddress」で送信先メールアドレスを設定します。
対処方法
以下のいずれかの対処を行ってください。
・ List Creator帳票出力インタフェースを使用する場合
- PDFメール配信情報ファイルで設定する場合
PDFメール配信情報ファイルで、送信先メールアドレス(MLF_ToAddressキーワード)で指定します。
以下に指定例を示します。
例)[MLF_Mail]
ポイント
- PDFメール配信情報ファイルの設定方法については、オンラインマニュアル“PDF変換機能編”を参照してください。
- PDFメール配信情報ファイルで指定した場合、ユーザアプリケーションで必ずPDFメール配信情報ファイル名を指定してく ださい。
- ユーザアプリケーションで指定する場合
送信先アドレスは、以下のいずれかの方法で指定します。
- prprintコマンドの-gpdfmailtoaddrオプション
- .NETインタフェースのPdfMailToAddrプロパティ
- COMインタフェースのPdfMailToAddrプロパティ
- カスタムコントロールのPdfMailToAddrプロパティ