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Seminar in Spectroscopic Analysis

ドキュメント内 2009年度 東京薬科大学 薬学部 授業計画 (ページ 99-109)

准教授 講 師

土橋 保夫 青柳  裕

(E・F、G・H)

(A・B、C・D)

学  年 科目分類 前期・後期 単  位

第 2 学年 必 修 前 期 1 単位

行動目標

(SBOs)

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18

IRスペクトルの概要と測定法を説明できる。

IRスペクトル上の基本的な官能基の特性吸収を列挙し、帰属することができる。

NMRスペクトルの概要と測定法を説明できる。

化学シフトに及ぼす構造的要因を説明できる。

有機化合物中の代表的水素原子について、おおよその化学シフト値を示すことがで きる。

重水添加による重水素置換の方法と原理を説明できる。

1H NMRの積分値の意味を説明できる。

1H  NMR のシグナルが近接プロトンにより分裂(カップリング)する理由と、分 裂様式を説明できる。

1H NMRのスピン結合定数から得られる情報を列挙し、その内容を説明できる。

代表的化合物の部分構造を1H NMRから決定できる。

マススペクトルの概要と測定法を説明できる。

イオン化の方法を列挙し、それらの特徴を説明できる。

ピークの種類(基準ピーク、分子イオンピーク、同位体ピーク、フラグメントピー ク)が説明できる。

塩素原子や臭素原子を含む化合物のマススペクトルの特徴を説明できる。

代表的なフラグメンテーションについて概説できる。

高分解能マススペクトルにおける分子式の決定法を説明できる。

基本的な化合物のマススペクトルを解析できる。

代表的な機器分析法を用いて、基本的な化合物の構造決定ができる。

授業内容

1 2 3

1、2 1、2 1、2 土橋、

青柳  

赤外吸収スペクトル(測定の原理、結合の伸縮振動と変角振動)

赤外吸収スペクトル(特性吸収帯、指紋領域)

赤外吸収スペクトル(種々の有機化合物のIRスペクトル1)

回数 担 当 内  容 対応(SBOs)

2 年 次 必 修 科 目

3 年 次 必 修 科 目

1 年 次 必 修 科 目

4 年 次 必 修 科 目

3 年 次 選 択 科 目

実 習 科 目

Ⅶ 授 業 計 画

― 102 ―

授業で行っている工夫 モデル・コアカリ キュラムとの関連

成 績 評 価 方 法 教 科 書

オフィスアワー

所 属 教 室

出来るだけわかりやすく、丁寧に解説している。

本講義は、「化学系薬学を学ぶ」の内、C−4 化学物質の性質と反応の(4) 化学 物質の構造決定に相当し、1H NMR、IR、MS スペクトルの概要、測定方法、及び スペクトル解析し、構造決定が出来るようになることを目標としている。

総合演習(試験)と受講態度で評価する。

マクマリー有機化学第6版(上)(J. McMurry著 伊東ら訳 東京化学同人)

プリント

土橋 いつでも可。 研究2号館2階206 但し、要予約。

青柳 いつでも可。 教育2号館2階2206 但し、要予約。

土橋 医薬品情報解析学教室 青柳 薬学基礎実習教育センター

4 5 6 7 8 9 10 11 12 13

1、2 3−10 3−10 3−10 3−10 3−10 11−17 11−17 11−17 1−18 青柳 

赤外吸収スペクトル(種々の有機化合物のIRスペクトル2)

核磁気共鳴スペクトル(測定の原理)

核磁気共鳴スペクトル(積分、化学シフト)

核磁気共鳴スペクトル(スピン−スピン分裂、結合定数)

核磁気共鳴スペクトル(種々の有機化合物のNMRスペクトル1)

核磁気共鳴スペクトル(種々の有機化合物のNMRスペクトル2)

マススペクトル(測定の原理、分子イオン、フラグメントイ オン、同位体ピーク)

マススペクトル(フラグメンテーションパターン)

マススペクトル(種々の有機化合物のマススペクトル)

総合演習(試験)

2 年 次 必 修 科 目

3 年 次 必 修 科 目

1 年 次 必 修 科 目

4 年 次 必 修 科 目

3 年 次 選 択 科 目

実 習 科 目

教 授 講 師

竹谷 孝一

黒田 明平

(C・D、G・H)  

(A・B、E・F)

学習目標

(GIO)

日本薬局方に収載されている主として植物性医薬品のうち、国家試験に頻出する重要 なものについて理解するために、基原植物の産地、性状、薬用部位、薬効、薬効成分 などに関する基礎的知識を修得する。また、植物性医薬品が古来からの漢方薬のみな らず、現代医療においても重要であることを理解するために、最近の話題、研究成果、

植物性医薬品の発展経緯などに関する基礎的知識も修得する。

なお、漢方系生薬についての詳細な解説は 2 年後期の漢方薬物学、成分の化学と確認 試験は3年前期の天然医薬品化学で講議する。

植物薬品学  Pharmacognosy

学  年 科目分類 前期・後期 単  位

第 2 学年 必 修 前 期 1 単位

行動目標

(SBOs)

1 2 3 4 5 6 7

生薬の歴史について概説できる。

生薬の流通と生産について概説できる。

代表的な生薬の産地と基原植物の関係について、具体例を挙げて説明できる。

代表的な生薬を列挙し、その特徴を説明できる。

代表的な薬用植物の学名、薬用部位、薬効などについて列挙できる。

代表的な薬用植物に含有される薬効成分を説明できる。

動物、鉱物由来の医薬品について具体例を挙げて説明できる。

1 2

3

4〜8

9〜11

12

13 14

1、2、3、4、

5、6、7 1、2、3、4、

5、6、7 1、2、3、4、

5、6 1、2、3、4、

5、6 1、2、3、4、

5、6 1、2、3、4、

5、6 1、2、3、4、

5、6、7 1、2、3、4、

5、6 竹谷

黒田

植物性医薬品と日本薬局方収載生薬について

生薬の特殊性と正しい取扱いについて 藻類、菌類、および裸子植物を基原とする生 薬(カンテン、マクリ、ブクリョウ、ロジン、

マオウ)について

離弁花植物を基原とする生薬(ニンジン、オ ウレン、オウバク、カンゾウ、ケイヒ、センナ、

ウイキョウなど)について

合弁花植物を基原とする生薬(ジギタリス、

センブリ、ゲンチアナ、ロートコン、ウワウ ルシ、ホミカなど)について

単子葉植物を基原とする生薬(アロエ、ハンゲ、

ビンロウジ、サフラン、ショウキョウなど)

について

動物・鉱物を由来とする生薬について植物か ら医薬品開発の現状について

本学薬用植物園での実地観察と調査

回 数 担 当 内  容 対応(SBOs)

授業内容

2 年 次 必 修 科 目

3 年 次 必 修 科 目

1 年 次 必 修 科 目

4 年 次 必 修 科 目

3 年 次 選 択 科 目

実 習 科 目

Ⅶ 授 業 計 画

― 104 ―

モデル・コアカリ キュラムとの関連

成 績 評 価 方 法

教 科 書 参 考 書

オフィスアワー

所 属 教 室

教員からの一言

の理解度をより深める。

C-7 自然が生み出す薬物

(1)薬になる動植鉱物

【生薬とは何か】

1)代表的な生薬を列挙し、その特徴を説明できる。

2)生薬の歴史について概説できる。

3)生薬の生産と流通について概説できる。

【薬用植物】

2)代表的な薬用植物の学名、薬用部位、薬効などを列挙できる。

3)代表的な生薬の産地と基原植物の関係について、具体例を挙げて説明できる。

5)代表的な薬用植物に含有される薬効成分を説明できる。

【植物以外の医薬資源】

1)動物、鉱物由来の医薬品について具体例を挙げて説明できる。

定期試験および出席状況を総合して判断する。出席不良者に対しては受験停止の措置 を講ずることがあるので注意すること。

パートナー 生薬学(指田、山崎、竹谷編 南江堂)

第15改正日本薬局方解説書(廣川書店)

カラーグラフィック薬用植物(滝戸、指田編 廣川書店)

竹谷 原則的にいつでも可であるが、事前に予約することが望ましい。

   天然医薬品化学教室 研究1号館201号

黒田 原則的にいつでも可であるが、事前に予約することが望ましい。

   漢方資源応用学教室 研究2号館408号 竹谷 天然医薬品化学教室 研究1号館201号 黒田 漢方資源応用学教室 研究2号館408号

植物薬品学は、薬学部に入学して初めての生薬、薬用植物に関する講義である。本講 義は、2年後期の漢方薬物学、3年前期の天然医薬品化学につながる重要な科目なので、

予習復習を怠らず、聴講すること。

2 年 次 必 修 科 目

3 年 次 必 修 科 目

1 年 次 必 修 科 目

4 年 次 必 修 科 目

3 年 次 選 択 科 目

実 習 科 目

准教授 講 師

  宮岡 宏明

釜池 和大

(A・B、C・D)  

(E・F、G・H)

学習目標

(GIO)

官能基が有機化合物に与える効果を理解するために、水酸基、カルボニル基などの官 能基を有する有機化合物について、反応性およびその他の性質に関する基本的知識を 修得する。さらに、個々の官能基を導入、変換するために、それらに関する基本的知 識を修得する。

有機化学Ⅳ  Organic Chemistry IV

学  年 科目分類 前期・後期 単  位

第 2 学年 必 修 後 期 1 単位

行動目標

(SBOs)

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16

アルコール類の代表的な性質と反応を列挙し、説明できる。

アルコール類の代表的な合成法について説明できる。

フェノール類の代表的な性質と反応を列挙し、説明できる。

フェノール類の代表的な合成法について説明できる。

エーテル類の代表的な性質と反応を列挙し、説明できる。

エーテル類の代表的な合成法について説明できる。

エポキシド類の開環反応における立体選択性と位置選択性を説明できる。

チオール類およびスルフィド類の代表的な性質と反応を列挙し、説明できる。

チオール類およびスルフィド類の代表的な合成法について説明できる。

アルデヒド類およびケトン類の性質と代表的な求核付加反応を列挙し、説明できる。

アルデヒド類およびケトン類の代表的な合成法について説明できる。

カルボン酸の代表的な性質と反応を列挙し、説明できる。

カルボン酸の代表的な合成法について説明できる。

アルコール、フェノール、カルボン酸などの酸性度を比較し説明できる。

アルコール、フェノール、カルボン酸などの酸性度に影響を及ぼす因子を列挙し、

説明できる。

官能基を有する化合物をIUPACの規則に従って命名できる。

授業内容

1 2〜3

4 5〜6

7 8

1、3、14、

15、16 1、2 3、4 5、6、7、16

8、9、16 10、11、16 宮岡

釜池

アルコールとフェノールの命名法および性質 アルコールの合成法と反応

フェノールの合成法と反応

エーテルとエポキシドの命名法、性質、合成 法および反応(開裂反応、開環反応)

チオールとスルフィドの命名法、合成法およ び反応

アルデヒドとケトン:カルボニル基の性質、

アルデヒドとケトンの命名法および合成法

回 数 担 当 内  容 対応(SBOs)

2 年 次 必 修 科 目

3 年 次 必 修 科 目

1 年 次 必 修 科 目

4 年 次 必 修 科 目

3 年 次 選 択 科 目

実 習 科 目

Ⅶ 授 業 計 画

― 106 ―

ドキュメント内 2009年度 東京薬科大学 薬学部 授業計画 (ページ 99-109)