計
画
准 教 授 非常勤講師
准 教 授 非常勤講師 大野 真
満留 敦司
森本 信子 石川 毅
(2・5)
(3・6・8・11)
(1・4・7・10)
(9・12)
学習目標
(GIO)
将来、薬学者として専門文献や科学記事を読解するために、科学的な文章を学習し、それらの 構文や文法を理解しかつ基礎的な専門語彙を習得する。また、それらの構文や文法・語彙を用 いて英文を書くことを目標とした基礎的訓練を行う。さらに平行して速読の訓練を行い、パラ グラフのすばやい要旨把握能力を習得する。
薬学英語 English for Pharmacy
学 年 科目分類 前期・後期 単 位
第 2 学年 必 修 通 年 2 単位
行動目標
(SBOs)
1 2 3 4 5 6 7 8
様々な辞書の使い分け方と使用方法を理解する。
精読と速読の相違点を理解する。
精読において、文章の構文と文法を正確に説明できる。
精読において、基礎的な専門的語彙を習得する。
精読において、文章を正確に発音できる。
速読において、各パラグラフの要旨をすばやく把握できる。
学習した構文と文法・語彙を用いた練習問題が解ける。
学習した構文と文法・語彙を用いて簡単な英文が書ける。
授業内容
1 2〜12
13 14 15〜25
26
1、2 3、4、5、6、7、8 3、4、5、6、7、8
1、2 3、4、5、6、7、8 3、4、5、6、7、8 前期授業のイントロダクション
前期テキストの講読 前期試験
後期授業のイントロダクション 後期テキストの講読
後期試験
回 数 内 容 対応(SBOs)
2 年 次 必 修 科 目
Ⅱ
3 年 次 必 修 科 目
Ⅲ
1 年 次 必 修 科 目
Ⅰ
4 年 次 必 修 科 目
Ⅳ
1・ 2 年 次 選 択 科 目
Ⅴ
3 年 次 選 択 科 目
Ⅵ
実 習 科 目
Ⅶ 授 業 計 画
― 88 ―
成 績 評 価 方 法
教 科 書 参 考 書 オフィスアワー
所 属 教 室
:
:
:
:
:
している。
速読と精読の両方を訓練する。
定期試験の結果にレポートおよび受講態度(小テスト・出席)を加味して総合評価す る。
なお、出席不良者に対しては受験停止の措置を講じることがあるので注意すること。
別に指示する。
リーダーズ英和辞典(松田編 研究社)
大野 いつでも可。 但し、要予約。
森本 いつでも可。 但し、要予約。
非常勤講師 講師控室にて。 薬学部事務にて要予約。
大野 第2英語教室 研究2号館207号 森本 第4英語教室 研究2号館609号
2 年 次 必 修 科 目
Ⅱ
3 年 次 必 修 科 目
Ⅲ
1 年 次 必 修 科 目
Ⅰ
4 年 次 必 修 科 目
Ⅳ
1・ 2 年 次 選 択 科 目
Ⅴ
3 年 次 選 択 科 目
Ⅵ
実 習 科 目
Ⅶ
授
業
計
画
教 授 講 師
横松 力 山岸 丈洋
(A・B、C・D)
(E・F、G・H)
学習目標
(GIO)
物質は分子の集合体であり、物質の物理的性質は個々の分子の性質で定まるのではな く分子の集合状態および分子間相互作用で著しい影響を受ける。複雑な系における物 質の状態を解析するために、物質の溶液の状態、相の状態(気相、液相、固相)と相 変化、相平衡論、界面現象などに関する基礎的知識を修得する。
物理的平衡論 Physical Chemistry II
学 年 科目分類 前期・後期 単 位
第 2 学年 必 修 前 期 1 単位
行動目標
(SBOs)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
相平衡と相律について説明できる。
代表的な状態図(一成分、二成分、三成分系相図)について説明できる。
結晶多形について説明できる。
相変化に伴う熱の移動(Clausius−Clapeylonの式など)について説明できる。
物質の溶解平衡について説明できる。
分配平衡について説明できる。
物質の溶解度におけるpH依存性について説明できる。
溶解度の温度依存性(van't Hoffの式)について説明できる。
溶液の束一的性質(浸透圧、沸点上昇、凝固点降下など)について説明できる。
拡散および溶解速度について説明できる。
沈降現象について説明できる。
流動現象および粘度について説明できる。
吸着平衡について説明できる。
界面における平衡について説明できる。
代表的な物理平衡の平衡定数を求めることができる。
授業内容
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
5 7 5、8、15
6、15 9 9 9 10、11 1、2、4
3 横松、山岸
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
混合物と溶液の性質について 弱電解質の溶解度について 溶解度の温度依存性について 非混合溶媒間への溶質の分配について ヘンリーの法則とラウールの法則に ついて
希薄溶液の束一的性質について 浸透圧について
拡散および溶解速度について 相律および一成分系の相図について 結晶多形について
回 数 担 当 内 容 対応(SBOs)
2 年 次 必 修 科 目
Ⅱ
3 年 次 必 修 科 目
Ⅲ
1 年 次 必 修 科 目
Ⅰ
4 年 次 必 修 科 目
Ⅳ
1・ 2 年 次 選 択 科 目
Ⅴ
3 年 次 選 択 科 目
Ⅵ
実 習 科 目
Ⅶ 授 業 計 画
― 90 ―
授業で行っている工夫
モデル・コアカリ キュラムとの関連 成 績 評 価 方 法
教 科 書 参 考 書
オフィスアワー
所 属 教 室
:
:
:
:
:
:
:
あらかじめ目標とするキーワードを提示して、目標が明確になるように工夫している。
また、CBTと国家試験問題との関連を例示して、それぞれの授業のポイントが明確に なるように工夫している。
C1 物質の物理的性質 (3)物質の状態Ⅱ:物理平衡;溶液の化学
C2 化学物質の分析 (1)化学平衡:酸と塩基(一部);各種の化学平衡(一部)
定期試験の成績と出席状況を総合して評価する。出席不良者は、定期試験の受験停止 をすることがある。
薬学領域の物理化学(渋谷 皓編集 横松 力、湯浅洋子 他 著 廣川書店)
物理化学要論 第2版(アトキンス著 千原秀昭、稲葉 章訳 東京化学同人)
化学・生命科学系のための物理化学(Raymond Chang 著 岩澤康裕、北川禎三、
濱口宏夫訳 東京化学同人)
日本薬学会編 物理系薬学Ⅰ . 物質の物理的性質(東京化学同人、スタンダード薬学 シリーズ2)
横松 予約をとればいつでも可。
山岸 予約をとればいつでも可。
横松 分子機能解析学教室 山岸 分子機能解析学教室
12 13
13、14、15 12
〃
〃
吸着平衡と界面の性質について 流動現象と粘度について
2 年 次 必 修 科 目
Ⅱ
3 年 次 必 修 科 目
Ⅲ
1 年 次 必 修 科 目
Ⅰ
4 年 次 必 修 科 目
Ⅳ
1・ 2 年 次 選 択 科 目
Ⅴ
3 年 次 選 択 科 目
Ⅵ
実 習 科 目
Ⅶ
授
業
計
画
講 師 田代 櫻子(A・B、C・D、E・F、G・H)
学習目標
(GIO)
試料中に存在する物質の種類および濃度を正確に知るために、現在よく利用されてい る各種機器分析法の原理から応用までを習得する。また、これらの分析法をバイオテ クノロジー領域へ進展させたときの知識を習得し、応用する技術を身につける。更に、
日本薬局方一般試験法の各種機器分析法を利用して薬局方収載医薬の定量法について の知識を習得し、それらを応用する技術を身につける。
機器分析学 Instrumental Analysis
学 年 科目分類 前期・後期 単 位
第 2 学年 必 修 前 期 1 単位
行動目標
(SBOs)
1 2 3 4 5 6 7 8
紫外可視吸光分析の原理を説明し、生体分子の解析への応用例について説明できる。
蛍光分析の原理を説明し、生体分子の解析への応用例について説明できる。
原子吸光および原子発光分析の原理、操作法、応用例を説明できる。
クロマトグラフィーの種類を列挙し、それぞれの特徴と分離機構を説明できる。
クロマトグラフィーで用いられる代表的な検出法と装置を説明できる。
電気泳動法の原理、操作法および応用例を説明できる。
熱分析法の種類及びそれぞれの特徴を説明できる。
電気滴定(電位差滴定、電気伝導度滴定など)の原理、操作法および応用例を説明 できる。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13
1、2、3 1 1 2 3 4、5、6
4 4 4、5 4、5 6 7 8 田代
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
1)光分析 総論
紫外可視吸光分析Lambert−Beerの法則 紫外可視吸光分析、吸収スペクトル 蛍光分析
原子吸光および原子発光分析 2)分離分析 総論
クロマトグラフィーの基礎 クロマトグラフィーの分類 液体クロマトグラフィー ガスクロマトグラフィー 電気泳動法
熱分析法 3)電気分析 総論
回 数 担 当 内 容 対応(SBOs)
授業内容
2 年 次 必 修 科 目
Ⅱ
3 年 次 必 修 科 目
Ⅲ
1 年 次 必 修 科 目
Ⅰ
4 年 次 必 修 科 目
Ⅳ
1・ 2 年 次 選 択 科 目
Ⅴ
3 年 次 選 択 科 目
Ⅵ
実 習 科 目
Ⅶ 授 業 計 画
― 92 ―
モデル・コアカリ キュラムとの関連 成 績 評 価 方 法
教 科 書
参 考 書
オフィスアワー
:
:
:
:
:
を用いた復習の役に立つよう工夫している。毎回、授業の始めに 5 分程使って前回の 復習を行い、次の講義内容への繋ぎを行う。大項目が終了した時点で、反復学習も兼 ねて演習問題を用いて理解度の確認を行い、学習漏れがないかその都度確認できるよ うにする。
C2 化学物質の分析 (2)化学物質の検出と定量 (3)分析技術の臨床応用 C3 生体分子の姿・かたちをとらえる (1)生体分子を解析する手法
定期試験の結果、レポート、演習問題および受講態度(出欠など)を加味して評価す る。
なお、出席不良者に対しては受験停止の措置を講ずることがあるので注意すること。
薬学生のための分析化学−第3版−(楠 文代他著 廣川書店)
演習を中心とした薬学生の分析化学−第4版−(嶋田健次他著 廣川書店)
第十五改正日本薬局方解説書(廣川書店)
CBT対策と演習−分析化学(薬学教育研究会 編集 廣川書店)
いつでも可、ただし事前にメールで予約する事。
薬物生体分析学教室 研究2号館4階
2 年 次 必 修 科 目
Ⅱ
3 年 次 必 修 科 目
Ⅲ
1 年 次 必 修 科 目
Ⅰ
4 年 次 必 修 科 目
Ⅳ
1・ 2 年 次 選 択 科 目
Ⅴ
3 年 次 選 択 科 目
Ⅵ
実 習 科 目
Ⅶ
授
業
計
画
学習目標
(GIO)
臨床や薬学研究で分析技術を適切に応用するために、代表的な分析法の基本的知識と 技術を修得する。具体的には、生体試料の取り扱いと前処理法、光分析法、電気分析 法、クロマトグラフィーや電気泳動による分離分析法、免疫学的測定法など、臨床や 研究で使用されている分析法の基本を修得する。加えて、最近の生命科学の解析技術 や臨床検査の概略を身につけ、更に代表的な画像診断技術の基本を修得する。