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Drug Metabolism and Molecular Toxicology

ドキュメント内 2009年度 東京薬科大学 薬学部 授業計画 (ページ 158-166)

(A・B、C・D) (E・F) (G・H)

教 授 平塚  明 准教授 小倉健一郎 講 師 西山 貴仁

学  年 科目分類 前期・後期 単  位

第 3 学年 必 修 後 期 1 単位

行動目標

(SBOs)

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

分子毒性学について概説できる。

代表的な有害物質の吸収、分布、代謝、排泄の基本的プロセスについて説明できる。

第Ⅰ相反応が関わる代謝、代謝的活性化について概説できる。

薬物代謝第Ⅰ相酵素について概説できる。

第Ⅱ相反応が関わる代謝、代謝的活性化について概説できる。

薬物代謝第Ⅱ相酵素について概説できる。

発癌性物質などの代謝的活性化の機構を列挙し、その反応機構を説明できる。

変異原性試験(Ames試験など)の原理を説明できる。

発癌イニシエーションとプロモーションについて概説できる。

代表的な癌遺伝子と癌抑制遺伝子を挙げ、それらの異常と癌化との関連を説明できる。

授業内容

1 2 3 4 5 6 7 8 9

1 2 2 2 3、5

3 4 5、6

6 平塚、小倉、西山

分子毒性学総論 化学物質の体内動態 化学物質の体内動態 化学物質の生体内代謝

化学物質による組織障害(毒性発現機序)

薬物代謝第Ⅰ相反応

薬物代謝第Ⅰ相酵素の種類と特徴 薬物代謝第Ⅱ相反応

薬物代謝第Ⅱ相酵素の種類と特徴

回数 担 当 内  容 対応(SBOs)

2 年 次 必 修 科 目

3 年 次 必 修 科 目

1 年 次 必 修 科 目

4 年 次 必 修 科 目

3 年 次 選 択 科 目

実 習 科 目

出来るだけプロジェクターを使用した講義は避け、板書による講義を心がける。プロ ジェクターの使用は、写真や複雑な図などの板書出来ないものに限って使用し、使用 の際はプリントアウトしたものを配布する。板書には分かり易い図などを用いて理解 を深めるような工夫を行う。講義内容では、講義毎に行動目標を伝えさらに行動目標 に関連するキーワードを提示する。提示した複数のキーワードで 1 テーマを構成し 5 分から10分の短時間の講義を繰り返し行い講義に集中できるように心がける。更に、

教科書に記載されていない実例を取り上げ、身近な話題として考えられるようにする。

C12 環境 (1)化学物質の代謝・代謝的活性化、化学物質による発癌 C13 薬の効くプロセス(4)代謝

定期試験の成績に受講態度(出席、小テスト)を加味して総合評価する。出席不良者 は受験停止とすることがある。

最新衛生薬学(菊川、別府編 廣川書店)

衛生薬学ー健康と環境ー(渡部、井村編 丸善)

平塚 いつでも可。但し、要事前連絡。 薬物代謝安全性学教室 研究棟403 小倉 いつでも可。但し、要事前連絡。 薬物代謝安全性学教室 研究棟403−2号 西山 いつでも可。但し、要事前連絡。 薬物代謝安全性学教室 研究棟403−2号 平塚 薬物代謝安全性学教室 研究棟403

小倉 薬物代謝安全性学教室 研究棟403−2号 西山 薬物代謝安全性学教室 研究棟403−2号 授業で行っている工夫

モデル・コアカリ キュラムとの関連 成 績 評 価 方 法

教 科 書 参 考 書 オフィスアワー

所 属 教 室

: 10 11 12 13

4、6 3、4、7 5、6、7 8、9、10 平塚、小倉、西山

薬物代謝酵素に影響を及ぼす因子

薬物代謝第Ⅰ相酵素による薬・毒物の代謝的活性化 薬物代謝第Ⅱ相酵素による薬・毒物の代謝的活性化 化学発癌(機序、発癌物質の種類)

2 年 次 必 修 科 目

3 年 次 必 修 科 目

1 年 次 必 修 科 目

4 年 次 必 修 科 目

3 年 次 選 択 科 目

実 習 科 目

Ⅶ 授 業 計 画

― 163 ―

准教授 講 師

  早川磨紀男

安藤  堅

(E・F、G・H)  

(A・B、C・D)

学習目標

(GIO)

健康維持に必要な食品の安全性を科学的に理解するために、食品の品質と管理、なら びに食品の健康影響等に関する基本的知識を修得する。

食品と健康  Food and Health

学  年 科目分類 前期・後期 単  位

第 3 学年 必 修 後 期 1 単位

行動目標

(SBOs)

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11

12 13 14

農薬の安全性と残留基準について説明できる。

遺伝子組換え食品の現状を説明できる。

食品添加物の法的規制と問題点について説明できる。

代表的な食品添加物を用途別に列挙し、それらの働きを説明できる。

食品が腐敗する機構について説明できる。

油脂が変敗する機構を説明できる。

食品の褐変を引き起こす主な反応とその機構を説明できる。

食品の変質を防ぐ方法(保存法)を説明できる。

食品を介した感染症(経口感染症)を列挙し、それらの原因となる微生物の性質、

作用機構、症状の特徴を説明できる。

食中毒の種類を列挙し、発生状況を説明できる。

代表的な細菌性・ウィルス性食中毒を列挙し、それらの原因となる微生物の性質、

症状、原因食品および予防法について説明できる。

食中毒の原因となる自然毒を列挙し、その原因物質、作用機構、症状の特徴を説明 できる。

代表的なマイコトキシンを列挙し、それによる健康障害について概説できる。

化学物質(重金属、残留農薬など)による食品汚染の具体例を挙げ、ヒトの健康に 及ぼす影響を説明できる。

授業内容

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

1 2 3 4 5、6、7

8 9 10、11

11 12 安藤、早川

残留農薬による食品汚染 遺伝子組換え食品 食品添加物概説 食品添加物各論 食品の変質と腐敗

食品の安全性確保のための施策 経口感染症

微生物による食中毒(1)

微生物による食中毒(2)

自然毒による食中毒

回 数 担 当 内  容 対応(SBOs)

2 年 次 必 修 科 目

3 年 次 必 修 科 目

1 年 次 必 修 科 目

4 年 次 必 修 科 目

3 年 次 選 択 科 目

実 習 科 目

食品の安全性に関わる時事問題を適時取り上げ紹介することにより、学生に食と健康 への関心を高める機会を与えている。

C11 健康 (1)栄養と健康

定期試験の成績に受講態度(出席)を加味して総合評価する。

最新衛生薬学(菊川、別府編著 廣川書店)

早川 後期 月曜日 15:00〜17:00 衛生化学教室 研究棟1号館402−2号 安藤 後期 火曜日 15:00〜17:00 衛生化学教室 研究棟1号館402−2号 早川 衛生化学教室 研究棟1号館402−2号

安藤 衛生化学教室 研究棟1号館402−2号 授業で行っている工夫

モデル・コアカリ キュラムとの関連 成 績 評 価 方 法 教 科 書 オフィスアワー

所 属 教 室

: 11 12 13

13 12、14

14 安藤、早川

マイコトキシン 食物中の発癌物質

環境汚染物質による食品汚染

2 年 次 必 修 科 目

3 年 次 必 修 科 目

1 年 次 必 修 科 目

4 年 次 必 修 科 目

3 年 次 選 択 科 目

実 習 科 目

Ⅶ 授 業 計 画

― 165 ―

教 授 講 師

岡田 弘晃 高島 由季

(A・B、C・D、E・F、G・H)

(A・B、C・D、E・F、G・H)

学習目標

(GIO)

医療に使用される薬物は、カプセル剤、錠剤、注射剤などのように製剤化されたもの である。薬剤学は、物理薬剤学、生物薬剤学、製剤工学、薬物送達システム学に分か れる。製剤化においては、薬物の化学的、物理学的、生物学的性質を明らかにし、薬 剤学の知識を結集して、有効性と安全性が高く、使用され易いように工夫された、患 者に最適の優しい製剤(patient − friendly  medicine)にする必要がある。また、

医療現場での適正使用においても、製剤とその機能を正しく把握することは必須であ る。本科目では実際に製剤を合理的に製造するために、製剤工学の基礎と理論及びそ の技術について実例を挙げて講義する。

製剤工学  Pharmaceutical Technology

学  年 科目分類 前期・後期 単  位

第 3 学年 必 修 前 期 1 単位

行動目標

(SBOs)

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13

日本薬局方通則および製剤通則について説明できる。

代表的な剤形の種類と特徴を説明できる。

製剤設計の流れおよび研究開発製造における主な基準について説明できる。

代表的な医薬品添加剤の種類と性質について説明できる。

代表的な固形製剤の種類と性質について説明できる。

代表的な半固形製剤の種類と性質について説明できる。

代表的な液状製剤の種類と性質について説明できる。

代表的なエアゾール剤や吸入剤について説明できる。

代表的な無菌製剤の種類と性質について説明できる。

製剤化の単位操作および汎用される製剤機械について説明できる。

汎用される容器、包装の種類や特徴について説明できる。

代表的な製剤の有効性と安全性評価法について説明できる。

日本薬局方の製剤に関連する試験法を列挙し説明できる。

授業内容

1 2 3 4 5 6 7 8 9

1、2 3、4 6、10 7、8、10

5、10 5、10 5、10 5、10 9、10 岡田

〃 高島

〃 岡田

日本薬局方通則および製剤通則 製剤総論:剤形とその分類

製剤総論:製剤設計とGMP、医薬品添加剤 半固形製剤(軟膏剤、貼付剤、パップ剤、坐剤)

液状製剤(生薬抽出製剤、シロップ剤)、エアゾール剤、吸入剤 固形製剤(散剤)、単位操作(粉砕、分級、混合)

固形製剤(顆粒剤)、単位操作(造粒、乾燥)

固形製剤(錠剤)、単位操作(打錠、コーティング)

固形製剤(丸剤、カプセル剤、マイクロカプセル)

無菌製剤(注射剤、点眼剤、眼軟膏)

回 数 担 当 内  容 対応(SBOs)

2 年 次 必 修 科 目

3 年 次 必 修 科 目

1 年 次 必 修 科 目

4 年 次 必 修 科 目

3 年 次 選 択 科 目

実 習 科 目

実際に病院や薬局で使用されている、最新の製剤について、その製剤技術、製造法お よび機械、設備などを多くのスライド(補助テキスト)を用いて分かりやすく解説す る。

「医薬品をつくる」の中の、主に、「C16 製剤化のサイエンス (2)剤形をつくる」

を講義する。

出席および定期試験の成績によって総合的に評価する。

「最新薬剤学」第9版(廣川書店)

「標準薬剤学」改訂第2版(南江堂)

日本薬学会編、スタンダード薬学シリーズ7「製剤化のサイエンス」(東京化学同人)

「物理薬剤学・製剤学−製剤化のサイエンス」(朝倉書店)

岡田 在室のときはいつでも可。

高島 在室のときはいつでも可。 

岡田 製剤設計学教室 研究棟2号館3階 308号室 高島 製剤設計学教室 研究棟2号館3階 308−3号室 教科書の補助テキストを生協で購入すること。

授業で行っている工夫

モデル・コアカリ キュラムとの関連 成 績 評 価 方 法 教 科 書 参 考 書

オフィスアワー

所 属 教 室

特 記 事 項

: 10 11 12 13

9、10 10、11 12、13 12、13 岡田

高島

無菌製剤に用いる添加剤、滅菌法および無菌操作法 製剤プロセスの自動化・バリデーション、容器と包装 局方の製剤試験法Ⅰ

局方の製剤試験法Ⅱ

2 年 次 必 修 科 目

3 年 次 必 修 科 目

1 年 次 必 修 科 目

4 年 次 必 修 科 目

3 年 次 選 択 科 目

実 習 科 目

Ⅶ 授 業 計 画

― 167 ―

ドキュメント内 2009年度 東京薬科大学 薬学部 授業計画 (ページ 158-166)